10年後の自分が思いつかない?俺のキャリアプラン例文を面接で使え

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面接官を納得させるキャリアプランが思いつかない
「10年後の自分はこうありたい!」ってハッキリ言える人と話をするとヘコむ
このままでいいのかな?どっかに立派なキャリアプランが落ちてないかな
ビジョンがあるヤツがそんなに偉いのか?

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

面接で、

「あなたのキャリアプランを聞かせて下さい!」

「あなたのビジョンは何ですか?」

「5年後、10年後、どうなっていたいですか?」

と聞かれて、

ぶっちゃけ、そこまで考えていない

面接官が納得しそうな立派なキャリアプランが思いつかない

っていう人は結構多いです。

もちろん中には、「10年後の自分はこうだ!」

ってキャリアプランをハッキリ言える人もいて、

かつての僕は、そんな話を聞くとヘコんでばかりでした。

しかし!キャリアの専門家であるキャリアコンサルタントで、

自身も2回の転職をし、キツイ営業職からキャリアチェンジ出来た今の僕から言わせると…

立派なキャリアプランなんて無くても転職は出来る!

と断言する。

そして更に!

「10年後の自分はどうなっていたい?キャリアプランを教えて下さい」と聞かれた時の答え方

を伝授しよう!

この記事を読むメリット

・キャリアプランは~という意識高い系にならなくて済む

・「10年後の自分はどうなっていたいかを教えて下さい」と聞かれても困らない

・そもそも、キャリアプランを思いつく必要ない

目次

10年後の自分はどうありたい?キャリアプランが思いつかない…全然OK!

10年後の自分はこうだ!

ってキャリアプランをハッキリ言える人もいて、

かつての僕は、そんな話を聞くとヘコんでばかりでした。

そんな昔の僕みたいに、

10年後のキャリアプランを練っておかないと、世の中に置いていかれそうだ

って思っちゃうかもしれないけど…

キャリアプランって絵に描いた餅である!

出典:リクナビNEXT/28歳「自分の将来像が描けない」人のためのヒント

「5年後、10年後どうなっていたいか」を描けている人って少ないってのは、感覚的に分かりますが、

全国の28歳の社会人を対象としたリクナビの調査によると、

キャリアプランを描くために何か行動をしているって人は24.6%

ってことで、向上心がある人間は4人に1人もいないのかって思うけど、

じゃあ、そんな向上心がある人はどんな行動してるのって話だけど、

いやいや、

大半が…本を読むとか情報収集するとか…それ行動じゃねーよ!

というのが正直な感想です。

・実現したいキャリアプランに近づくために出世する

・目の前の仕事に全力に取り組む

・今の会社では難しそうなら転職活動をして色んな会社を見て回る

とかが真っ先に来るべきなのに

キャリアプランを描くために机の上でいくら本を読んでるってドヤ顔されても

お前の人生は教科書に全部書いてあるのか?

って感じです。

たしかに1位の「友人と話をする」ってのはちょっと違うかもしれませんが、

そもそも、

キャリアプランを描くために友人にあって話を聞くって特別なことじゃないですよ。

だって、社会人で友人にあったら

「最近、仕事どう?」

「このままで良いんかな」

「俺の天職って何かな」

とか仕事とか将来の話くらい誰だってしますから。

どうでしょう!

「10年後の自分はこうだ!」って、

キャリアプランをハッキリ言えるからって全然凄くない

って感じがしてきませんか?

「結局、やってみないとわからない」って20年以上前に証明されている

あなたは

20代のころに作ったキャリアプラン通りに人生進んでいる!

という人に出会ったことありますか?

無いハズです。僕もありません。

キャリア理論の第一人者である米国スタンフォード大学の教育学・心理学の名誉教授であるクルンボルツは

20世紀後半に「ハップン・スタンス・ラーニングセオリー」というキャリアに関する理論を提唱しました。

画像出典:http://www.nukui.link/article/446938923.html

ハップン・スタンス・ラーニングセオリーとは

個人のキャリアの8割は予想外の偶然によって決まる。

予想外の偶然は一定の計画のもとに起こした行動から生まれるもので、

その偶然をチャンスに変えて、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。

要するに、

「ある程度計画することも大事だけど、結局、実際にやってみないとわからないよね。」

っていう話です。

たしかに、

・工学部出身で商品開発が良かったけど、新卒で営業に配属された

・病気やケガの経験から医師を志す

・中学校の恩師がきっかけで教師を目指す

なんてことはよくある話です。

僕自身も、

たまたまリクナビNEXTに大学職員の求人があったので応募したのですが、

1年前に大学職員になるとは全く予想していませんでした。

つまり、

キャリアプランを計画するのも大事ですが、

机の上で延々と悩んで行動できなければ、本当のキャリアプランなんてのは見えてこない

ってのは、何十年も前から分かっていることなんですよ。

それでも「10年後のキャリアプラン」を聞かれる理由

どんなに立派なキャリアプランを練ったところで、計画通りに進むことは全くない

ってのは、

何十年も前から分かっていることなのにもかかわらず、

どうしてどの転職サイト、転職エージェントでも

・キャリアビジョンを明確にしないといけない

・10年後のキャリアデザインが出来ていないとダメだ

・キャリアプランを持っていないと転職は上手くいかない

と声高に求めてくるのでしょうか?

面接官は長く働いてくれるなら、キャリアプランなんて要らないと思ってる

「あなたのキャリアプランを聞かせて下さい!」

「あなたのビジョンは何ですか?」

「5年後、10年後、どうなっていたいですか?」

と面接官に聞かれたことがあるでしょう!

これは

「将来の夢や目標を抱き、前向きに仕事をする人」を採用したいからっていうのが、

一般的に語られている理由ですが、ハッキリ言って詭弁です。

じゃあ何の為っていうと、

短期離職を避けるためです。

どんな会社でも長く働いてくれる人を採用したいものです。

ですが、

どんなベテラン面接官であっても、

その人が長く働いてくれるかどうかの確信を持つことは出来ません

最後は

「これでダメだったら自分の見る目がないんだ」と、

まるで宝くじを買うような感覚で採用を決めているのが実情です。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

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だからこそ、

「そこまで将来の計画をしているのなら多少ギャップがあったとしても、辞めずに働いてくれるだろう!」

その根拠としてキャリアプランを求めてくるのです。

企業が求めるキャリアプラン=俺/私は長く働きまっせ

10年後のキャリアプランの書き方を例文付きで解説【現役キャリアコン監修】

キャリアプランがないと転職は上手くいかないってのは

面接官に辞めずに長く働きますアピールが出来ないと転職は上手くいかない

ってことですが、

じゃあ具体的にどういえば良いの?

実際に僕が面接で話していた内容をお伝えします。

効果実証済!「10年後、あなたはどうなっていたいかを教えて下さい」と聞かれたときの答え方

僕は営業経験しかないですが、未経験の大学職員に採用されたのですが、

面接でキャリアプランについて聞かれた時にこう答えていました。

たとえば、

・力を入れるべき所、気を抜いたらダメな所

・過去に起こったトラブルやその対処法

・学生との接し方

など

①仕事の仕方や段取り学生との折衝を学び、自分の今までの経験と組み合わせて、自分なりにアレンジし、それをアウトプットできるレベルまで落とし込

そして、

②5年後・10年後には自分自身が成果を上げるだけでなく、

同僚や部下などにノウハウの共有や指導したり

など価値提供が出来る人材になりたいです。

①仕事の仕方や段取り学生との折衝を学び、自分の今までの経験と組み合わせて、自分なりにアレンジし、それをアウトプットできるレベルまで落とし込む

入社後、まずどんな風に仕事やってみたいかを話します。

ただ中途採用なので、

1から10まで教えてもらうというスタンスではなく、今までの経験もちゃんと活かします

とアピールしています。

②5年後・10年後には自分自身が成果を上げるだけでなく、同僚や部下などにノウハウの共有や指導したり…

大体どんな会社でも、5年も10年も働けばポジションも上がります。

後輩や部下の一人や二人出来るし、やがてマネージメントする側になっていく。

それを見据えて、

5年後10年後やることになるマネージメントでも貢献しますよ

っていうアピールをしたわけです。

30代以降の転職は間違いなくマネージメント経験を求められる

ので、マネージメント経験を積んでおきたいってのは正直な気持ちです。

キャリアプラン作成の裏技

もしかしたら、

「ちょっと抽象的かも…俺のキャリアプラン」

「大学職員ってちょっとピンポイント過ぎて良く分かんない」

と思った人もいることでしょう。

そこで、

僕が使っていた、とっておきの裏技を伝授しましょう!

転職活動で何回か企業の面接に行くと、⾯接の最中に

「あ、この面接、落ちたな…」

と感じた経験はありませんか?

僕の場合は、結構ありました(笑)

しかし、

「あ、これ落ちたな〜」と思った瞬間に諦めてはいけないッ!

むしろ、こっからが本番です。

というのも

あなたの⽬の前にいる面接官は、

あなたが転職したい業界で働いてる⼈間です。

ですので、

その面接官に

「あなたのキャリアプランを聞かせて下さい!」

「あなたのビジョンは何ですか?」

「5年後、10年後、どうなっていたいですか?」

「新卒の時、何を考えていましたか?」

「何故この会社に入社したんですか?」

「入社時のキャリアプランと現在ではどういうギャップがありますか?」

むしろ、あなたが面接官なの!?って感じで聞きまくってください。

現役でやっている人が語るので、これ以上リアリティあるキャリアプランはありません。

それを丸パクリして、今後の面接で喋れば良いわけです。

本当のキャリアプランと企業の利害は一致しない

面接でキャリアプランが聞かれるのは、

「将来の夢や目標を抱き、前向きに仕事をする人」を採用したいからっていうのが、

一般的な理由ですが、

「ゆくゆくは独立して会社を経営したいと考えており~」

「将来的に海外で活躍したいと考えているので、採用された暁には海外支社への配属を希望してます。」

といった感じで、経験を積んで転職や独立したいなど、

将来の夢や目標の為に会社を踏み台にするようなキャリアプランは受け入れられません。

キャリアップを前提としないキャリアプランなんてあってたまるか!
じゃあ、キャリアプランなんて聞くなよ!

って思うかもしれませんが、

企業が求めるキャリアプラン=俺/私は短期離職しませんの根拠

っていう、

企業がキャリアプランを聞いてくる裏の意図を読みましょう!

僕は現役のキャリアコンサルタントとして

色んな人の相談に乗ってきましたが、

キャリアプランが思いつかない&見つからないっていう人って

・会社の中でどう活躍するか?

・どうやって立派なサラリーマンになろうか?

って感じで、

人生の軸に、会社をメインに考え過ぎてる

責任ばっかり大きくなるから出世したくない、自分の時間を大切にしたいってのも、

一つのキャリアプランだし、

もともとは好きじゃなかったけど実際にやってみたら楽しかったからそっちの仕事を変えるとか全然ありだし、

キャリアの専門家なんかはむしろ、そんな人ばかりですよ。

つまり、

自分の本当のキャリアプランと、企業の利害は一致しない!

そもそも、

面接では「ずっと頑張ります」っていうけど、

本気で骨をうずめて働くって人がどれだけいるのかって話。

現に、僕は面接で

「長く働きまっせ」とハッキリと言ったくせに

新卒で入った会社を2年で、

そして、2社目も会社を3年で辞めています。

そして、

一定の生活レベルを維持しながら、

キャリアコンサルティングとブログという副業に集中できる仕事

会社に依存しない収入源を確保するための時間を確保できる仕事をする

という本当のキャリアプランを隠しながら、

年収が200万円ダウンする大学職員の仕事を選んだわけです。

関連記事>>【計画通り】転職で年収200万円ダウンさせたけど全く後悔してない

完全に踏み台にする気満々です。

企業が求めるように本当に長く働きたいと思っていても、

終身雇用制度は崩壊していますし、リストラはもっと活発に行われるでしょう!

だったら、

表向きのキャリアプランを用意しつつ、

自分の本当のキャリアプランのために

会社を踏み台にしてやるくらいの気持ちを持っておきたいものです。

ここまでで、

・俺のキャリアプランの例文

・面接官に根掘り葉掘り聞いて血肉にする

なんてアドバイスをしてきましたが、

それでも面接が不安という方に向けて、

今まで50社以上の面接を受けてきた自身の経験やたくさんの方の転職相談を行ってきた経験を元に

面接対策のノウハウをまとめたものをnoteにしました。

詳しい内容は下のリンクで解説しています↓

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