こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
お気づきの方もいるかも知れませんが、
このブログではジョジョの奇妙な冒険の名言を所々で使っているのですが、
先日、このブログのコメントで、
仕事や転職で悩む人がこのブログをきっかけにジョジョの奇妙な冒険にハマったみたいなので、
ジョジョの魅力!伝えずにはいられないッ!
となったわけです。
とはいえジョジョはシリーズで1部から8部、
コミックスは100巻以上あり、全部紹介すると膨大な量になるので、
今回はジョジョの奇妙な冒険シリーズの中で、
僕がディ・モールト(非常に)好きな第5部 黄金の風編の中で、
人間関係に悩む社会人に捧げる名言を語る!
[第5部]人間関係に悩む社会人に捧げるジョジョの名言 黄金の風編
ジョジョの奇妙な冒険には、
・ギャングに救われ、セリエAのスター選手に憧れるよりもギャングスターに憧れる青年
・ギャングの幹部なのに麻薬中毒になった少年を見て心を痛める男
・口ではなく行動で示す誇り高き暗殺者
・保身のために自分の娘を手に掛けるドブ野郎
・人が何人犠牲になろうと知ったこっちゃない便器にはき出されたタンカスども
主人公や味方はともかく、私利私欲に走る敵であっても、
それぞれに魅力あるキャラクターが多いです。
現実世界でも人間にはいろんな側面があります。
それだけ、ジョジョの奇妙な冒険という作品は人間というものにフォーカスしており、
人間関係に悩む社畜はジョジョを見るべきなのだ!
① 何か…その…さわやかなヤツでした
第5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナは、
ジョースター家末裔でジョースター家の宿敵DIOの息子でもあります。
ジョルノはギャングスターを目指すだけあって
ジョルノの身辺調査に来た広瀬康一くんに対して、
いきなり騙してカバンを盗もうとしたりとアウトロー全開です。
しかし、
そんな悪党であるジョルノに、空条承太郎や東方仗助と似たような雰囲気を感じたのか広瀬康一くんは、
ジョルノの印象を
「何か…その…さわやかなヤツでした」
と語るのであった。
多くの人が、人の印象を伝える時に、
別に悪い人じゃないけど、どう伝えたらいいのか困ってしまいます。
よくあるのが、
・優しそう
・真面目そう
しかしながら、
これでは、
「特に良い所はありません。」
って伝えているようなものです。
ここで「さわやかなヤツでした」と言われれば、
とりあえず悪いやつじゃなさそうだなって感じますよね。
・特徴がない異性をなんて褒めたらいいのかわからない時
・滑り止めの会社に「弊社の印象は?」と訊かれた時
・あの人のことどう思う?って詮索された時
② ひるむ…と、思うのか… これしきの…これしきの事でよォォォ!
主人公ジョルノのギャングチームのメンバーであるナランチャ・ギルガは、
ギャングというにはあまりに幼く、小学校も満足に行っていない少年で、
ナランチャに勉強を教えていたチームメイトからあまりの頭の悪さに「このド低脳がぁー」と呼ばれるレベルです。
なので、
主人公たちを狙う敵の暗殺者は、まずはナランチャを標的にします。
最初は敵の攻撃に対し、わけもわからず右往左往していたナランチャでしたが、
喉元に敵の攻撃を食らいながらも、
「ひるむ…と、思うのか… これしきの…これしきの事でよォォォ!」
と、次第に敵を追い詰めていきます。
余裕こいていた敵は、我が身を顧みず戦う覚悟を決めたナランチャに敗北してしまいます。
そして、
敵をぶっ飛ばしたナランチャは、
ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)と言い放ちます。
頼りない少年が立派な男になった感じがして目頭が熱くなりましたね。
現実世界でも、他人を攻撃してくる人間って、
気が弱い人や立場が下の人など反撃しなさそうな人をターゲットにしています。
しかし、
自分が見くびっていた相手から、思わぬ反撃を食らうと
何もできなくなってしまうものなんですね。
・残業を拒否して、上司が怒鳴ってきた時
・先輩がイキってカマしてきた時
・煽り運転をされた時
③ あなた『覚悟して来てる人』ですよね。人を始末しようとするって事は、逆に始末されるかもしれないと…
主人公のジョルノは
涙目のルカというギャングに因縁をつけられ逆に返り討ちにしたのですが、
それが原因でギャングであるブローノ・ブチャラティに命を狙われます。
しかし、逆にジョルノがブチャラティを返り討ちにします。
そして、ジョルノは
あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね。
人を「始末」しようとするって事は、
逆に「始末」されるかもしれないという危険を、常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…
と、言い放ちます。
街を仕切るギャングでいくつもの修羅場をくぐってきたブチャラティは、それがただのハッタリではないと悟ります。
激闘の末、ブチャラティが麻薬中毒の少年の腕の注射痕を見てショックを受けていた様子からジョルノはブチャラティへとどめを刺すのを止めました。
そして、ジョルノの気高さを感じたブチャラティはジョルノをギャングに迎い入れるのでした。
②のナランチャのところでもお話してきましたが、
他人を攻撃してくる人間のほとんどが自分も攻撃されるなんて考えていません。
なので、反撃されたらひとたまりもなくなるか、
次からは何もしてこなくなることが多いです。
時として反撃することも大切なんですね。
・上司がパワハラしてきた時
・SNSで誹謗中傷された時
・仕事を押し付けられそうになった時
仕事を押し付けていいのは、押し付けられる覚悟があるものだけだ!

④ この世はアホだらけなのかァ~~~~~ッ!!なんで見に寄って来るんだ……?見なくてもいいものをッ!
ジョジョの第5部のボス、ディアボロはチート級のスタンド能力を持っています。
説明すると長くなるので以前解説した記事をご紹介します。

チート級の強さを持っているにもかかわらず、
自分の能力はおろか、自分の正体すら知られることを嫌がります。
そこまでする理由は、部下に寝首をかかれることを恐れているからです。
普通に戦っても、ディアボロが負けることはありませんが、
ボスに反抗心を持ったり、ギャングのボスの権力が欲しい人間はごまんといます。
能力や正体を知られてしまえば、対策を立てられたり、弱点を突かれて負けてしまうかもしれません。
そんな連中に立て続けに襲われたら、いくらディアボロと言えど切り抜けられるかわかりません。
それだけ用心深いディアボロだからこそ、ヨーロッパ全土を牛耳るギャングを作り上げることが出来たのです。
なので、
自分の正体につながるからと実の娘にまで手をかけようとします。
ディアボロが娘を探している道中、
街の占い師にしつこく声をかけられ、面倒は起こしたくないのであしらおうとするも、
占い師が更にしつこく迫り、強引にディアボロの手相を見てしまいます。
そして、運が悪いことにその占い師の実力は本物で、
占い師にディアボロがギャングのボスであるということがバレてしまいます。
そして、
この世はアホだらけなのかァ~~~~~ッ!!
なんで見に寄って来るんだ……?見なくてもいいものをッ!
とディアボロはブチギレます。
当然ですが、ディアボロはその占い師を始末してしまいます。
娘を手に掛けようとしたり、人を始末したりするのはどうかと思いますが、
いちいち詮索して来る人は多いですよね。
「俺の悪口言って無いよな?」としつこく聞いてくる上司とか、
なんで飲み会に来ないの?どうしても外せない用事なの?と迫ってくる同僚、
職場だけの関係で合コンでもないのに、休みの日って何してるの?
とか、やましいことがなくてもプライベートを詮索して来る人は嫌です。

恋人から携帯を見せろと言われたら、信用されてないと感じ萎えますよね。
僕は以前、こっそり修正できるミスでも事を荒立てて問題にしたがるタンカスどもに遭遇したことがありますが、
その時、もし僕がスタンド使いだったら、間違いなくスタンド攻撃で再起不能(リタイヤ)させていたと思います。
・上司に的外れな指摘をされた時
・飲み会を断ったら、理由をしつこく聞かれた時
・恋人に携帯を見せろと言われた時
ミスなんて隠蔽すればよかろうなのだ↓

⑤ 人の成長は…未熟な過去に打ち勝つことだとな
またしても、ディアボロの登場です。
今までは自分の部下を使って娘を始末しようとしてきましたが、
娘を守る主人公たちの奮闘により、自分で直接やるしかないと覚悟を決めて、
と言って、主人公たちの前にとうとう姿を現します。
ここでいう未熟な過去とは、
教会の地下に自分の母親を生き埋めにしたのが神父にバレ、
放火して自分も死んだように見せかけ
恋人が妊娠している事に気づかないまま失踪しまったことです。
中々のクズ男ですが、
今になって、そのツケを払わされるかの如く、追い詰められています。
自分がまいた種は自分で刈るしかないと悟ったのでしょう。
ディアボロみたいな過去を持つ人はいないでしょうが、
多くの社会人が
・あの時、焦って結婚なんてしなければ
・あの時、恋人と別れていなければ
・学生時代もっと勉強していればよかった
など過去の行いを後悔しがちです。
時計の針をもとに戻すことは出来ませんし、
もし別の選択をしたとしても後悔することはあるはずです。
結局、今の現状にどうしても満足できないのであれば、
ディアボロのように覚悟を決めて今を変える行動をしていくしか無いんですね。
・学生時代に戻りたい…と思った時
・転職したばかりの会社を辞める時
・恋人に「あなたは変わった」と言われてしまった時
学生時代に戻りたいと嘆いても無駄なんだ無駄無駄

⑥ 2度同じことを言わせないでくださいよ…1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは…そいつが頭が悪いって事だからです
金をせびりに来た涙目のルカに対し主人公ジョルノ・ジョバァーナが金は無いと伝えたのにも関わらず、
それでもしつこく金を要求してくる涙目のルカに対してジョルノはこう言い放ちました。
2度同じことを言わせないでくださいよ…
1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは…
そいつが頭が悪いって事だからです
もちろん、言われた涙目のルカはブチギレますがジョルノに返り討ちにあってしまいます。
普通に生きていてカツアゲをされることなんて無いですが、
根掘り葉掘りしつこく聞いてくる人は多いです。
しかしながら、
多くの人が何とか相手を傷つけないように取り繕ったりてしまいがちです。
時として、面と向かってはっきりと言ってやったほうがお互い時間を無駄にしなくて済みます。
・会社をやめると言って上司にしくこく引き止めされた時
・しつこいセールスや勧誘を断る時
・興味のない異性からしつこくアプローチをされた時
一度言ったことを忘れる馬鹿上司の下で働くことは無駄なんだ↓

⑦ 「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
ここまで、長々語ってきましたが、
正直、これだけ覚えてくれたらそれでいいって感じです。
主人公たちを追い詰める暗殺チームのペッシとプロシュート兄貴たち、
プロシュート兄貴の能力で、主人公たちの中でまともに動けるのはミスタ1人だけ、
そのミスタもペッシのスタンド攻撃により絶体絶命のピンチにまで追い詰められますが、
ミスタの意外な反撃により、ペッシはビビって攻撃を止めてしまい、逆にペッシを追い詰めていきます。
そんな中、プロシュート兄貴がミスタに攻撃をし、戦闘不能にします。
その後「兄貴ィッ!プロシュート兄貴ィッ!やっぱり兄貴ィはスゲェーやッ!」とはしゃぐペッシを、プロシュート兄貴は何故かぶん殴ります。
そしてこう諭します。
そしてすぐさま倒れているミスタに銃弾を浴びせるプロシュート兄貴…
ここをリアルタイムで読んでいた時、
プロシュート兄貴がカッコよすぎて、どっちが主人公なんだ?と錯覚したレベルです。
プロシュート兄貴は、第5部の中…いやジョジョシリーズの中でトップクラスに好きなキャラです。
ブッ殺すのはダメですが、
口ではなく行動で示すことの大切さ
をプロシュート兄貴は教えてくれました。
僕たちはギャングではありませんので、「ブッ殺す」って大口を叩くことはありませんが、
飲み屋に行くと仕事や家庭の愚痴ばっかり聞こえてきます。
そんなに嫌なら転職や離婚すればいいだろって思いますが、
彼らは生活が…ローンが…リスクが…と言い訳をして行動しない。
また、ヤフー知恵袋やビジネス系YouTuberの動画で、
発信者に返信がもらえるわけでもないのに意識高い系が自分の知識をひけらかしたり、議論をふっかけようとするコメントを見かけますが、
そんなに知識に自信があるなら、自分で動画なりブログなりで発信すればいいだけです。
なのに、それをやらないってことは、
誰にも見向きされず自分の実力の無さを思い知らされるのが怖い
けど、わかったフリをしたコメントをして、いいね!をもらうことで自分をなぐさめてるだけなんですね。
実際に嫌な会社を秒で辞め、クソ上司は間違っているという思いから情報発信をしている僕からするとハッキリ言って、
大口叩く割にビビりで行動できないマンモーニ(ママっ子)としか思えません。
ちなみに、このブログのコメントにはちゃんと返信しますのでご安心ください。
・仕事を辞めたいと愚痴る時
・上司がクビにするぞとハッタリで脅してきた時
・素敵な異性がいて声をかけようか悩んでいる時
会社を辞めたいと思ったなら既に退職は終わっているんだ↓

ジョジョ!読まずにはいられないッ!
ジョジョの奇妙な冒険が他の漫画と違うと感じたことは、
俺はゴムゴムの実を食べたゴム人間だ!と自分の能力を懇切丁寧に説明しないところです。
スタンド使いは他人はおろか味方にすらおいそれと能力を見せたりしません。
弱点を教えることにほかならねぇからです。
なので、
新入りで信頼できるかどうかわからないジョルノに対して同じチームであってもなかなか能力を見せようとしません。
だからこそただの力比べになりがちな少年ジャンプのバトルに、
相手の能力は何だ?弱点はどこにある?という心理戦が加わりものすごく面白いんですが、
逆に、実力者同士が信頼しコンビを組んで、お互いの能力を補完し合うことで2倍3倍以上の力を発揮することも出来るわけです。
バカ正直に他人を信じれば痛い目に合うが、自分のことを秘密にしておけば自分の身は守れる。
しかし、人一人の力だと限界があり、
より多くのことを成し遂げたい、強敵に立ち向かいたいのであれば信頼できる仲間が必要になる。
これはものすごく人間社会っぽいですよね。
今回ご紹介した名言はジョジョのほんの一部で、この記事だけでは語りきれません。
そういった意味でも、人間を知るにはジョジョを見るべきなのです。
とはいえ
ジョジョシリーズは100巻以上あり、読もうと思っても
お金がかかるので二の足を踏むって気持ちはわかる。スゲーよくわかる。
ジョジョは第5部までアニメ化されておりU-NEXTで観られいて、
登録して31日間は無料で見れます。
特に、今回ご紹介した第5部は既に原作を読んでストーリーを全部知っているにも関わらず、
アニメならではの戦闘の緊張感の描写が素晴らしく僕はアニメ版でも一番好きです。
もちろん第5部だけでなく、シリーズ全体として面白いのです。
しかし、
無料期間中に全部見れないよ…って言う人のために
見る順番として、
まず最初はスタンド能力が登場する3部から見たほうが面白いです。
その後、4部→5部と見ていき
時間に余裕がある人、継続してサブスクする人は
ジョースター家とDIOの因縁が詳しくわかる過去編って感じで
1部→2部を見ていく順番が良いでしょう。
僕はジョジョを友人に勧める時はこれで、いつもみんなハマっていきます。
3部→4部→5部だったら無料期間中に全部見れますよ。
\31日間「無料期間」!/