今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
先日、読者さんからこんな相談がありました。
初めまして、現在転職活動をしていて、こちらのサイトを拝見して自身の転職について相談させていただきたいと思いご連絡しました。
大学を卒業後、地元の製菓メーカーに就職し販売職に従事してきました。
地元においては企業規模が大きく何もしなくても売上がでる状態なので言われたことだけをこなす同僚が多いのですが、
そんな受け身な現状が嫌で、今の会社を出た時の自分の市場価値の低さを感じ転職を決意しました。
転職活動をしていく中で、
販促を担当していたこともありマーケティングを通して売上をあげれるようになりたいと思いました。販売職の第2新卒でマーケ志望、とてもハードルが高く難しいことも分かっています。
実は、営業代行の会社だけ最終が通り来週現場担当者との面談を控えています。
ですが、本音を言うとその会社はあまり行きたい会社でなく
営業の会社はベンチャーでスピード感もありこれから伸びていく会社です。
転職軸にも当て嵌まっており販売経験しかない私からすると今よりは確実に成長できる場であることはわかっています。
ですが、「新規の飛び込み営業で泥臭い仕事だけどできる?」という面接官の質問に本当は嫌だ!と思いながらも笑顔で嘘をつく自分にこれでいいのか?と何度も思いました。
私が売上をあげる=顧客の売上に直接的に繋がる、という意味でやりがいはあるのかもしれませんが、
ひたすらノルマに追われる生活に飛び込みたいと思える勇気がありません。正直にいうと、営業という仕事が怖いだけだと思います。
これ以上今の会社にいても希望のキャリアに近づけないのでできるだけ早く転職したい。
でも営業の内定を蹴ってまで、受かるかどうかもわからないマーケを受け続けるのか?というのが現状です。
バリバリ働きたいと思いながらも営業が嫌だと甘いことを言って転職なんてうまく行くはずない、と思う自分と、死ぬほど嫌な仕事に自ら転職するなんて馬鹿なんじゃない?と思う自分。
二つの自分に苦しんでおりこんな私に人生の先輩として、何かアドバイス頂けないかなと思っております。よろしくお願い致します。
今の仕事がつらいわけではない、日曜日の夕方に憂鬱な気分になるわけでもない
むしろ、楽ちんなのにもかかわらず
「もっと成長できる仕事をしたい」
っていう理由で転職を考える人もいるそうです。
大企業とかゆるふわなホワイト企業にいたら成長できないと豪語するインフルエンサーもいます。
たしかに、成長したいと思うことは素晴らしいことだし、
向上心がある人は好きです。
特に20代後半、アラサーになると転職はラストチャンスだと思って焦ってしまう気持ちもわかる。スゲーよくわかる。
しかし、
成長したいからと言って
20代後半で何がしたいかわからないのに転職すると大ゴケする
その理由を語る!
・とりあえず転職して後悔しなくて済む
・成長の本当の意味が知れる
・向上心は捨てなくて良い
20代後半で何がしたいかわからないのに転職すると大ゴケする理由
僕を含めて多くの人は
上司がクソとかノルマがきつ過ぎる、長時間労働なのに給料が安い
などなどストレスや負担が大きい時、
ネガティブな要素を何とかしたい時に、転職を考えます。
そんな人間からすると、
楽な仕事を捨てて、自ら厳しい道を選ぶなんてスゲェ
って思うかもしれませんが、
しかし、
何がしたいかわからないのに転職しても成長しません。
ブラック企業に入社し、こんなはずじゃなかった…となる
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ブラック企業というのは
成長とかキャリアアップとか甘い言葉で応募者を釣ります。
というか給料、待遇とかが悪いんで他にアピールをしようがないんですよね。
転職サイトや転職エージェントにはこんな求人がごまんとあります。
どんな仕事をしたいのか?
どんな会社で働きたいのか?
これが明確になっていない状態で、
今の仕事は成長できないから
何がしたいかもわからないのに転職してしまうと、
ブラック企業の餌食になってしまいます。
長時間労働…パワハラ、低賃金
ブラック企業の仕事は、自分の時間を持てなくなります。
疲労とストレスで休日に何か始めようとする気力すら起きません。
日々の生活で精一杯で、
今の仕事のままで良いのだろうか…
と考える余裕すらなくなります。
ちなみに、
かつて地上の楽園と言われていた北朝鮮では、
農作業や工事など機械を使って低コストで効率化できるにもかかわらず、昼夜問わず国民に労働をさせていました。
それはお金がもったいないというよりも、
昼夜問わず国民に労働させることによって、
国家に対して疑問を持たせない、持たせる余裕を与えない為です。
成長できるという地上の楽園を求めて、ブラック企業に嵌まることは避けましょう。
>>日本一入社してはいけない会社で学んだブラック企業の見分け方
何がしたいかわからない20代後半に分け与えるほど、楽な仕事は余っていない
こんなはずじゃなかった!
これだったら前の仕事の方がマシだ!
もしそうなっても、
ブラック企業に入社しても転職すれば良いじゃないか
という人もいるでしょう
しかし、
時すでに遅し!
やっぱり楽な仕事に戻ろうと思っても、
そういう会社って、人が中々辞めないので求人が出ません。
そりゃそうですよね。
それに、求人とか出たとしても面接とか平日にしかしません。
ブラック企業の場合、気軽に有給を取れないので、平日の面接に行くことすら困難です。
休日に面接してくれるところもあるだと言いますが、休日に面接がある会社はブラックの可能性が高いです。
>>転職の面接は会社辞めてでも平日に行け!休日に面接するのはブラックだ
そもそも、日々の生活で肉体的、精神的に消耗しまくっているので、
在職しながらの転職活動をする気力も体力も残されていません。
ベンチャー企業に行けば成長できるという幻想
とはいえ冒頭の相談者さんのように、
今の会社にいるよりは確実に成長できる場なんじゃないか?
と考える人もいるでしょう!
その代表格が
大企業を辞めてベンチャー企業に転職すれば成長できる
でしょう。
確かに、
ベンチャーってスピード感もありこれから伸びていく会社ってイメージがありますが、
実際に転職活動をしてみると
・電話セールス一日100件
・飛び込み営業
・体育会系の社風
・休みの日は強制労働ボランティア
など、ベンチャー企業なのにもかかわらず、
マンパワーに任せた前時代的な営業してたりや昭和の価値観の会社はたくさんありました。
むしろ、そっちの方が多いw
個人的には、サラリーマン生活を見限って起業して、
社員に同じような苦労を強いて、いずれ社員に見限られるような会社を運営して何がしたいんだ?
って思いますが、
こういう会社って、
口では世界を変えたいとかイノベーションを起こしたいとか言ってても、
ぶっちゃけビジョンとかどうでも良くて、
今の事業が儲かりそうだから始めただけで、
仕組みとか効率化とか時間と手間とお金を掛けず手っ取り早く稼ぎたいから、
社員に強制労働をさせるんですよ。
早い話、経営者が儲かればソレで良いんですよね。
だから大企業だろうがベンチャーだろうが
嫌な仕事、劣悪な環境の中で人は成長しない
夜遅く家に帰ってどうすれば仕事がもっと良くなるかって考えるなんてことはしません。
飯食ってYouTube観て寝るだけです。
休みの日になれば、仕事のことなんて忘れてパーッと遊びに行きますね。
そして、月曜日から頭の中は次の週末のことでいっぱい
どれだけ頑張っても、成長するのは経営者の預金残高だけです。
20代後半にもなって何がしたいかもわからないのに転職するヤツは、まるで成長していない

ここまでで、
成長したいからと言って
とりあえず転職すると、成長するどころか盛大に爆死する
ということはお分かり頂けたはずです。
今の会社に留まるって楽な道を選択していけない
20代後半のラストチャンスにあえて厳しい道へ!
と言えば聞こえは良いですが、
何がしたいのかもわからず、目的もなくただ転職をすることが一番楽な道です。
僕はこういう人から相談を受けた時、
ストレスや疲労もないのに何贅沢言っているんだ?
と一瞬思いましたが、
逆に不満が無いからこそ悩んでしまうのかもしれません。
もちろん、
向上心を捨てて、今の楽な仕事にしがみつけと言っているわけではありません。
むしろ逆です。
ただ、「もっと成長できる仕事をしたい」って抽象的なんですよね。
転職するんだったら
「◯◯できる仕事をしたい」という
「◯◯業界で働きたい」とか
という目的があるべきなんですよ。
確かに、
・自分に合っている仕事って何だろう…
・やりたいことなんてねーよ
・あったとしても未経験だから転職すんのは難しそう
こんな感じで自分で考えて目的を持って転職活動をしていくって本当にしんどいです。
こういった時に、転職エージェントをおすすめする方もいらっしゃいますし、
このサイトでも、時と場合によっては転職エージェントの利用を勧めています。
だがしかし、
無料で使える転職エージェントや転職サイトってのはビジネスモデル上、
とにかく転職する前提で話をしてくるので、○○業界に転職したいとか明確に決まっている人なら良いのですが…
そうでない人にとっては正しいアドバイスが貰えるとは限らない。
転職したいけど何がしたいかわからないって方には、有料転職相談サービスの利用
をおすすめします。
有料転職相談サービスとは?
求人紹介をせず、キャリアプランや面接対策を一緒に考えてくれるサービス
有料転職相談サービスは、個々数年でメジャーになってきたサービスであまり情報がないので探すのが難しいですし、
2~3ヶ月で50万~70万の有料転職相談サービスが多いので中々、利用しようとはなりにくいです。
だがしかし、

・他社と比べて低価格(187,000円 税込)の1ヶ月プランから利用可能
と金銭的にも時間的にも負担が軽いです。
社会人で3ヶ月毎週末面談トレーニングとか体力だけじゃなくてスケジュール管理も大変ですからね。
それに「きづく。転職相談」は、転職相談と言いつつも【転職をゴールとしない】という考えのサービスです。
僕はこのブログで、
と常々言っていますが、
転職ありきではない「きづく。転職相談」は、まさに時代に合っているサービスだと感じます。
実際、僕はきづく。転職相談の方とお話ししましたが、
>>良い評判は本当か?【きづく。転職相談】に直接話を聞いてみた件
無料相談に来たからといって強引なクロージング掛けるつもりはないし、
なんなら他社の無料相談も受けてみてから決めてほしいという自信満々のスタンス
でしたので、安心して相談できるはずです。
>>良い評判は本当か?【きづく。転職相談】に直接話を聞いてみた件
