今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
僕は新卒で入社した銀行をたった2年で辞めて、
その後転職した電気メーカーも3年半で辞めた経験があります。
働く場所も、業種も全く違ったのですが2社とも共通していたのが、
会社を辞めるて転職するって言った時に、上司の引き止めがうざい
「お前なんかどこに行っても通用しない」
「あと半年だけ頑張れないか」
…などなど、
マジでどっかに部下の引き止め方のハウツー本でも売っているのか?と思うくらい
2社の上司とも同じようなことを言ってきました。
もちろん
「今更、何言ってるんだ?」
「もうおせーよ!」
と頭の中では分かっているのに、何故か辞める決心が揺らいでしまう。
という経験をしました。
なぜなら
転職の引き止めには恐ろしい騙しのテクニックが使われている
そして、
退職願いの撤回をすると後悔するわけ
について語る!
・上司に会社を辞めると言うのが怖くなくなる
・上司の引き止めされても決心が揺らぐことがない
・騙されて退職願いを撤回して、後悔する人生を回避
転職を引き止める上司の言葉は全部嘘!退職撤回すると必ず後悔する!
僕は2つの会社を辞めたことがあります。
会社を辞めると上司に伝えた時に、
「お前なんかどこに行っても通用しない」
「ここで逃げたら逃げ続ける人生になるぞ!」
…などなど、2社とも上司が同じようなことを言ってきました。
今となっては、会社員を辞めて独立しており、上司たちが示した未来予想図とは真逆の生活を送ることが出来ています。
そのため、退職願いの撤回をしても後悔するだけで、意味ないです。
しかし、そんな上司の引き止めでも、
初めて会社を辞める時、一瞬でも気持ちが揺らいでしまいそうになったのも事実で、
これには何か裏があると思い調べていく中で、
転職の引き止めには恐ろしい騙しのテクニックが使われている
ということに気が付きました。
上司がよく使う引き⽌めの騙しのテクニックを解説
以前、銀行員時代の僕のお客さんで、資産10億円以上の社長から「影響⼒の武器」と⾔う本をすすめられました。
この本は初版が1984年という⾮常に古い本で、一冊3000円もするのですが、
内容としては、
小さいころから騙されやすい性格の心理学者が、なぜ人は騙されてしまうのかを知るために、
訪問販売のセールスマン、慈善活動団体、マルチ商法、新興宗教など様々な組織に身分を隠して潜入し、騙しのノウハウ・テクニックを学ぶ
という中々クレイジーな研究をもとに書かれたこの本には、
⼈を動かす、⼈の⾏動に影響を与える要因(影響力の武器)
について書かれています。
その⼈の⾏動に影響を与える要因は具体的に6つあるとされ、
1 社会的証明
2 ⼀貫性(コミットメント)
3 返報性(譲歩)
4 好意
5 権威
6 希少性
そして、まさに
この6つを使って上司は引き止めをしてる
と気が付きました。
ここでは、⼀つ⼀つ説明しながら、上司がよく使う引き⽌めの騙しのテクニックについて解説します。
1.社会的証明
「最近インスタで話題の」
「飲み会行きたくないけどみんなが行くから仕方なく…」
「ハロウィンだから仮装するっしょ!」
という場面を幾度となく経験したことがあるでしょう!

という気にさせてしまうのが社会的証明です。
上司が引き止めにこの社会的証明を使うとすれば、
「お前が辞めることで、みんなに迷惑がかかるんだぞ」
「後任も育てずに辞める無責任な人間は社会人として失格だ」
「3年も経たずに辞めるヤツはどこの企業も雇わないぞ」
「皆そういうのを乗り越えて来たんだよ!この根性なし!」
こんな感じで「みんな〜」「社会では~」という⽂⾔を使って、引き⽌めてくる可能性があります。
当然ですが、
社会では通用しないと言う上司が日本全国の会社を全てを知っているわけではありません。
所詮、根拠がないので華麗にスルーしよう!
テレビで今これが流行ってますってよく見るけど、
本当にブームならもう既にみんなやってるハズ
— ALLOUT@営業職からの脱出 (@alllout_com) January 2, 2020
2.⼀貫性(コミットメント)
行きつけの美容院を決めてしまうと、他に安くて腕がいい美容院を探すことなく、通い続けてしてしまう。
一度飲み会に出席すると言った手前、やっぱり欠席とは言いづらい
なんて人は多いんじゃないんでしょうか?
ちなみに僕は店を何件も回ってTシャツを買いに行くのが面倒くさいのでColumbia一択です。
これが、⼀貫性の法則(コミットメント)です。
上司が引き止めにこの⼀貫性の法則(コミットメント)を使うとすれば、
「ここまで頑張って来たんだし、あと半年だけ頑張ったほうがいいんじゃないか?」
「今抱えてる仕事は責任を持って最後までやりとげるべきじゃないか」
というように、
あなたの⼀貫性の法則(コミットメント)を引き出すようなことを⾔ってきますが、
所詮、とっさに出たでまかせなので、
「じゃあ、あと半年は改善する気ないってことだな!なおさら辞めたくなったぜ~」
とスルーしましょう。
情報発信をするようになってから、
正月に帰省した友人から
「お前は変わった」と良い意味でも悪い意味でも、
よく言わました。僕から言わせると
何年たっても変わらない人が一番変だよ— ALLOUT@営業職からの脱出 (@alllout_com) January 2, 2020
3.返報性・譲歩
「お客さん500円を300円にはウチもキツイから、あいだを取って400円にしませんか?」
「コンビニでトイレを借りたら、なんか買わないと申し訳ない。」
と⾔う感じで、
・相⼿が歩み寄ってきたので、⾃分も歩み寄らないといけないような気になる…
・もらったんだから、そのお礼はきっちり返さないといけない…
という⼼理的負債により⾃分の⾏動を変えてしまう。
これがいわゆる返報性・譲歩の法則なのです。
例えば上司が返報性・譲歩の法則を使って引き止めるとすると、
「いつもお前のミスをフォローしてくれたみんなに迷惑をかけることになるんだぞ」
「退職の件、わかった。でも、今人手が少ないからあと3ヶ月だけ頑張ってくれないか?」
「今⽉で退職するのは認めてやる。でもその代わり、有給を消化するのは諦めて引継ぎしてくれ」
このような感じで、恩を仇で返すようなことはするなよっていう感じで迫ってきます。
しかし、そこに屈してはいけません。
上司というのは往生際が悪く、何が何でもあなたの人生を邪魔しないと気が済まない生物
というのを肝に銘じて、割り切って転職活動をしましょう。
上司に
「有給休暇を使い切って辞めるなんて会社に恩を仇で返すようなことはするなよ」と言われるなんて
「笑っちゃうだろ?でもこれ本当の話なんだぜ?」
と1年前の自分に言ってあげたい
— ALLOUT@営業職からの脱出 (@alllout_com) January 2, 2020
4.好意
「あんまりタイプじゃなかったけどバレンタインのチョコを貰ってから意識してしまう」
「上司に怒られている時に先輩がかばってくれた」
「優しい人だから、この⼈の仕事なら残業して手伝うのもOKだ」
と相⼿の好意的な態度により、思わず⾃分も好意的な態度になってしまうのがこの好意です。
返報性の法則と少し似ていますが…
この【4.好意】が、退職する時に⼀番厄介になりやすいです。
面と向かって攻撃されれば、反論もしやすいでしょうが、
相⼿から投げられた好意により、思わず決心が揺らいでしまいそうになるからです。
上司はこの好意を使って
「お前が行こうとしている業界は厳しいから、考え直した方が良いんじゃないか?」
「今のままだと辞めた後にちゃんと生きていけるか心配だから言ってるんだよ」
って感じであなたが転職しようとする意志を削ごうとしてきます。
普段は厳しい上司が急に優しくなるので、
「この人根はそんなに悪い人じゃないのかもしれない」と錯覚してしまうかもしれません。
しかし、
人間関係や労働条件に問題あったり、
どうしてもやりたいこと、挑戦したいことがある
とか、
今の会社に居てもどうしようもないから辞めるわけで、
一時の情に流されるのではく、本来の目的を見失わないようにしましょう。
会社を辞めると上司に伝えた途端
「今のままだと辞めた後にちゃんと生きていけるか心配だから言ってるんだよ」と引き止めてきます
普段は厳しい上司が優しくなるので
「この人根はそんなに悪い人じゃないのかもしれない」
と錯覚してしまうかもしれないけど本来の目的を見失ったらいけないよ
— ALLOUT@営業職からの脱出 (@alllout_com) January 2, 2020
5.権威
・ハーバード式~
・医者が教える~
・元マッキンゼーのコンサルが教える~
本屋さんに行くとこんな本が多いです。なぜなら売れるからw



という⾵に、内容ではなくその肩書きによって無条件に信⽤してしまうのが「権威」です。
日本の会社では、上司 > 部下 という明確な上下関係があります
上司はその上下関係、いわば権威を使って
「お前なんてどこに⾔っても通⽤しない!」
「お前の⾒通しは⽢い」
「そんな理由で転職しても上手くいくはずがない!」
「一度逃げると逃げ続ける人生になるぞ」
というように、はるか上空から見下したように言ってきます。
正直、決心が揺らぐものではないですが、
一番ムカつきます。
僕はあまりにムカつきすぎて



と言って会話を終わらせたことがあります。
そんな⾔葉にはなにも根拠がないのですし、極力波風を立てたくないと思う人は、
「今日の晩飯何にしようかな」と考えながら聞き流しましょう。
会社に転職することを伝えたら、
それまで一度も話をしたことが無い人事部長から
「お前なんかどこに行っても通用しない!この根性なし!」
など数々のありがたいお言葉を頂きました。初めて会話する僕の仕事や人生を全否定できるので、
おそらく彼は悪魔の実の能力者でしょう笑
— ALLOUT@営業職からの脱出 (@alllout_com) January 2, 2020
6.希少性
「一日限定10食です!」
「一頭の牛からわずか300gしか取れず、市場にほとんど出回らないお肉です。」
「3日間限定のビッグセール」
というのが希少性です。これは本当によく⾒ると思います。
最近だとブッラクフライデーやAmazonプライムデーとかがまさにこれだと感じます。
この希少性を上司が使ったとしたら…
「実は期待していて今度の査定は支店で一人だけのA評価をつけようと思っていたんだ」
「ここだけの話、昇進させるリストに君の名前があるんだよ」
このように「あなただけ」感を出してきますが、所詮その場しのぎの出まかせにしか過ぎません。
ここまでで、






って思うかもしれません。
ちなみに、この本を紹介した時に。
「銀行員の時代の僕のお客さんで、資産10億円以上の社長から勧められ、読みました。」
という所は、すいません嘘ですw
でも、こう書かれていると、あなたの中でのこの本の評価が勝手に上がりませんでしたか?
これが影響力の武器なんです。
この本は、いまだに重版され続けており、
広告プランナーやマーケティングを学ぶ⼈たちは絶対に読んでいるというくらい凄い本です。
もちろん、この影響力の武器を使ってビジネスすることは否定しません。
逆に、使わずにビジネスが回らず、企業の経済活動が停滞して、生活が不便になるのは嫌です。
問題なのは、上司の引き止めが全部嘘ということ
現役東大生が教えると言っておきながら実際はその辺の大学生だと知ったら、一切興味なくなるでしょう?
そのくらい何も根拠がないし、有休を取るなとかもはや法律違反w
だから、退職願いの撤回をすると後悔するわけ
そして、いくら上司があの手この手で引き止めをしても、前もって知っていれば騙されずに済むわけです。
上司が繰り出す影響力の武器から自分を防衛するために、ぜひこの本を読んでみてください。
そもそも上司からウザイ引き止めに合いたくない人へ
どうしても、
転職したい、会社を辞めたいけど上司の引き止めがネックになってしまい、言い出せないという人もいるでしょう。
そんな人は、退職代行を使うのも一つの手です。
というか、
転職先が決まっている場合は、退職代行を使うべきです。
次の仕事が決まっていない場合は退職日が1ヶ月後ろ倒しになってもそんなに問題はありません。
しかし、
転職先が決まっているのに退職交渉が上手くいかず有休を消化できないどころか、
退職まで何カ月もかかってしまったら、
せっかく勝ち取った内定を取り消されるかもしれない。
ただ、あなたが不安に感じるように、
退職代行業者の中には、退職後のリスクを隠したまま手続きを進める所もあります。
そして、
弁護士法人でない退職代行は、会社に訴えられた場合(損害賠償請求された場合など)、対応ができません。
ですので、
退職代行を使うとしたら弁護士が直接対応してくれる所がいい
相談は無料なので話するだけでも、心が楽になるハズですよ。
※無料相談はLINEかメールで出来ますが、急ぎの方はLINEの方がオススメです。
土日の連絡でも普通に対応してくれました。
もちろん、次の仕事が決まっていなくても退職代行を使うのアリです。


悩むのは退職願を出す前に終わっているんだッ
僕が実際に、上司や上司の上司、人事部長とかに言われたことですw
もし上司の引き止めに根負けして、



と思い直して退職願いを撤回したところで、以前のように仕事は出来ません。
なぜなら、
転職すると言った瞬間に、上司や同僚はあなたを裏切り者と見なします。
一度、張られた裏切り者のレッテルは消えません。
居場所がなくなったり、気まずくなったりして職場環境は確実に悪くなります。
退職願いの撤回をしても後悔するだけで、意味ないですし、
そもそも、そんなに辞められて困るんなら普段から社員を大切にしろよ!としか思えません。
だから、
転職の引き止めなんて一切聞く耳持つな
ってのが僕の結論です。
もし、どうしても不安だという人は、
まずは、弁護士に無料相談するだけでも、かなり心は楽になりますよ。

