このブログでは＞＞職務経歴書の添削 を行っています。
ここでは今まで添削してきた職務経歴書のほんの一部を事例としてご紹介いたします。
他人の職務経歴書を見る機会は中々無いと思うので参考になるはずです。
おかげさまで結構依頼を頂いているんですが、
今回は、
早稲田大卒の人事経験者から添削依頼が来た！
早稲田大卒の人事…ガチエリートの職務経歴書を添削してみた
さっそく今回の依頼主についてですが
・依頼主：38歳男性 早稲田大学卒 人事・採用担当経験者
・嘘の好条件で求人を出そうとするトップの意向に納得がいかず前職を退職、現在は家業を手伝っている
・再び人事職としてキャリアを形成したい
・転職エージェントに職務経歴書を見直すように言われるも、添削はしてくれず丸投げ
早稲田大学卒の高学歴で人事経験者…
それだけのキャリアや面接官としてのノウハウがあるのなら俺いらなくない？
と思ったのですが、一応ブログ記事や添削事例を見て依頼してくれたわけだし、
高学歴で人事経験者と、まさにエリート転職戦士と言える人間に
俺の力がどれだけ通用するのか試してみたい
と思って添削に臨みました。
さっそくなので職務経歴書のビフォーアフターを見ていこう！
① ビフォー、添削前の職務経歴書
冒頭で人事経験について語っていますが、2行しか書かれていないので、この人がどんな人で、何が出来るのかってのが伝わりません。
また、経験した業務について箇条書きでたくさん書いていますが、
せっかくいろんな経験をしているのに、
それを裏付ける具体的なエピソードや工夫についての記載がなく、
最後の自己PRの所で、どういうことをしてきたのかという話がようやく出てきているので、読み手としては全体像がつかみにくいというのが初見の印象です。
また、Webデザイナーやプログラマーなどの専門職以外で、職務経歴書にPCスキルや資格を書くのはスペースの無駄です。
履歴書に記載しておきましょう。
② アフター：添削後の職務経歴書
もはや原型を留めていませんｗ
添削前の自己PRの所が自己紹介的な感じなので、最初に経歴要約にした方がよくない？と思い冒頭に入れました。
あとは箇条書きに続いていた職務経歴、経験業務を会社ごとにコンパクトにまとめ、それぞれの会社の実績や工夫した話を付け加えました。
自己PRでは、冒頭の経歴要約で人事としてのスキルや経験をアピールしたことを裏付けるようなエピソードや実績を語るようにしました。
俺は、人事にも転職エージェントにも負ける気がしない
正直、今回の添削をしてく中で、
職務経歴書を添削します！ってセールストークで詠っているクセに、
転職エージェントは一体この人の何を見ていたんだ？
としか思えませんし、そのエージェントの力量を疑うレベルです。
たしかに、添削前の職務経歴書を見た時は、高学歴の人事経験者の職務経歴書がこれ？
と正直思いましたが、
さすが人事経験者だけあって、
ヒアリングしていくとどんどん、たくさんのノウハウやエピソードが出てきて、
むしろ、どの部分を使おうかと迷うレベルでした。
こんなに素晴らしいノウハウやエピソードを持ってるのになぜ職務経歴書が上手く書けないの？
と不思議に思うくらいでした。
しかし、逆を言えば、
せっかく良い物を持っていても、
それを引き出す方法やきちんと表現する方法を知らなければ、宝の持ち腐れになってしまうわけですね。
実は僕は前に、営業から人事に転職して、面接やキャリアのノウハウを得て、
このブログに活かせたらいいなと思ったのですが、色々あって、人事への道はあきらめたことがあります。
今回の依頼を通して、
たとえ俺が人事経験者じゃなかろうが、
転職エージェントが相手だろうが、
俺の転職ノウハウや相談スキルは通用すると確信しました。
こうしてまた一つ強くなってしまった…という感じです。
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