今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
仕事のみならずプライベートの領域でもコミュニケーション能力というのは非常に重要視されています。
企業が就活生に一番求めるのは「コミュニケーション能力」と呼ばれるくらいです。
そして、世の中には極稀に「コミュ力おばけ」という生き物が存在します。
コミュ力おばけとは
常人と比べてコミュニケーション能力が異常に高い人間
のことですが。
コミュ力おばけは自分が長い時間を掛けて仲良くなった相手に対し
初対面なのに一瞬で打ち解けて仲良くなるということを平気でやってのけます。
なんなら「付き合い長い俺より意気投合してね?」ってこともあり、
まるで高速道路を100km/hで走っていた俺をヤツは300km/hで楽々追い抜いていった…
そんな感じさ…コレまでの俺の努力はヤツにしてみれば何もしていなかったも同然だったってわけだ…
って思い知らされたことは何回もあります。
僕みたいに悔しい思いをした人もいれば、
「俺たちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」
とコミュ力おばけに憧れる人もいるでしょう。
僕自身、コミュ力お化けでもなんでも無いですし、
むしろ会話とか面倒くさいと思うタイプですが、一応「会話」でお金を得ています。
そんな立場から言わせてもらうと、
コミュ力おばけを目指すべきではない
その理由について語る!
・コミュ力お化けになろうとして、痛いヤツにならなくて済む
・コミュ力お化けの意外な弱点に気づける
・コミュ力至上主義から解放される
コミュ力おばけを目指すべきではない理由【コミュ障を救いたい】
・人とすぐ打ち解けられるようになりたい
・異性にモテたい
・上司に気に入られたい
など、コミュ力おばけに憧れる理由は人それぞれです。

以前の僕もそう思っていました。
しかし、今となってはなりたいとすら思わないですし、
むしろ、大変そうだなとしか思いません。
① 今からコミュ力おばけになろうと思ってなれるものではないから
2人で飯食っていたら近くの席にきれいな女性二人組がいて






といきなり席を立ち、女性二人組に声をかけに行って、
結局、一緒に飲むことになり、そのままカラオケまで行くことになりました。
ちなみに、見た目はジャニーズ系の超絶イケメンというわけではないんですが、爽やか系男子って感じです。
ルックスよりもコミュニケーション能力で押していくタイプで、まさにコミュ力おばけです。
目の前で圧倒的なコミュ力の差を見せつけられた僕は唖然とするしかありませんでした。
正直、こんなコミュ力おばけは突然変異的な天性の才能のようなものだと思われがちです。
もちろん生まれ持った本人の気質というのは当然あるでしょうが、
実際は、家庭環境とか小さい頃から今までの人生の積み重ねでコミュニケーション能力を培ってきたわけで、
例えて言うなら
小さい頃から野球をやり続けて甲子園出場やプロ野球選手になる人たちと根本的には変わらないわけなんですね。
つまり、コミュ力おばけを目指すということは、
今から野球をはじめて甲子園やプロ野球選手を目指すようなものです。
人生遅すぎることはないとは言いますが、正直、無理ゲーです。
小学生や中学生からコミュ力おばけを目指すというならともかく、
成人した大人がほんの数ヶ月努力したくらいでコミュ力おばけを目指したところで、同じ水準になれるわけないんですね。
それに成人して何年も経つ人間の性格というのは、基本的に変わりません。
僕は新卒の時にクソだと思った上司や先輩は今でもクソだと思っています。
そもそも、そんなに簡単に性格変えられるなら、
世の中でコミュニケーション能力で悩む大人なんていなくなるでしょう。
もちろん挨拶が出来ないとか、女性とまともに会話できないとかなら
コミュニケーション能力を鍛える必要はありますが、正直60点70点くらいまで伸ばせれば御の字です。
それなのに背伸びをしてコミュ力おばけになろうとしてしまうと、空回りして痛いヤツになってしまうんですね。
② コミュ力は万能ではない



というな考え方があるんですが、それがそもそも違うんですね。
たしかに、
コミュニケーション能力が高くて損はないってのは事実なんですが、
他の能力を無視してコミュケーション能力にステータスを全振りするのは危険です。
というのも、
先程、ご紹介したコミュ力おばけの後輩は、
ミスが多く職場では、毎日のようにめちゃめちゃ怒られていました。
正直、僕は
「あれだけのコミュ力あるんだからもっと上手いことやれよ」
って内心思っていました。
だがしかし、冷静に考えると、
ナンパした女性とか一見のお客など初対面の相手なら第一印象とかコミュケーション能力は絶大な威力を誇りますが、
毎日一緒にいるのであれば、コミュケーション能力だけじゃなくて、仕事の能力をそのものを見られます。
つまり、コミュニケーション能力でごまかしが効かないわけです。
結局、その後輩はある日突然会社に来なくなり、
その後に軽いうつ病と診断され、人事部と相談し部署異動となりました。
結局、コミュニケーション能力だけが高くても、
仕事の能力が低いと根本的な解決にならず、
能力が低いせいで周りの負担が多くなると、周りの人はムカつきます。
中にはミスしても許される憎めない人というのもいますが、それは周りの人たちに余裕がある時だけで、
人手不足だったり、残業が続くと間違いなくギスギスします。
ここまで話すと、
上司に気に入られるコミュ力さえあれば、いいんじゃないかって思う人もいるかも知れません。
いわゆる「ゴマすり野郎」になれば周りを踏み台にして、能力無くてもコミュ力で出世する事はできます。
>>ごますり野郎は秒速で出世する!上司は正当な評価なんて永遠にしない
ゴマすりで出世をしても、能力を伴っていないので毎日地獄だし、
部下も振り回してしまい、結果嫌われてしまうので、おすすめしません。
また、踏み台にされた人たちからの報復も考えられます。
この時点で、コミュニケーション能力は無いに等しいんですね。
③ コミュ力おばけになると他人に時間を奪われる



と思う気持ちはわかる。スゲーよくわかる。
だがしかし、
コミュ力お化けになると他人に時間を奪われます。
当然といえば当然なんですが、
コミュ力が高いということは友人や知り合いがたくさんいるってことです。
端から見れば、仕事終わりや休日に予定が埋まってて羨ましいと思うかもしれませんが、
自分は家でゆっくりしたいと思っても、誘いの連絡が来るし、断るにしても気を使わないといけない。
仮に僕みたいに副業を始めて一人で黙々と仕事をしたい人の場合、
集中して作業したい時に、LINEの連絡とか来まくったら鬱陶しいし、
シカトしたらしかとしたで、
「最近、遊んでくれないよね?どうして?」
「そんなの上手くわけがない」
「都合のいい時だけ、利用しやがって!」
と、今まで仲良くしていた反面、一気にヘイトが集まります。
気にしなければいいという意見がありますが、
副業や勉強ものそうですが何事も最初のうちは結果が出ないもので、
そんな時にネガティブなことを言われまくると凹みます。
つまり、成功する可能性は下がるわけです。
そもそも興味がない相手とは会話しなくていい
人付き合いの苦手意識を克服するためには人に興味を持て
とよく言われますが、それは無理ゲーです。
というのも、興味が持てないからこそ困っているからです。
僕は逆に、興味がない相手に時間を割く必要はないと考えます。
僕は、大して興味がない相手には
「そうですね~」と相づちを打って会話を終わらせるようにしています。
勘のいい相手が



って言ってきた時も、
と言ってしまうレベルです。
こんなこというと、
・自分で決めつけてしまうと食わず嫌いになる
・色んな人とコミュケーションを取らないと視野が狭くなる
ってよく言われるんですが、
そもそも、興味がない相手といくら会話をしても学びは無いです。
実際多くの人が、色んな人の話を聞くのが大切だと盲目的に信じているけど、
結局、気を使ったりストレス溜めて消耗した割に視野が広まったかと言われれば、そうでもないってのが現状ですよね。
むしろ、
興味がない人とのコミュニケーションなどさっさと辞めてしまった方がストレスも減るし、
その分、興味がある相手とのコミュニケーションを深堀りするほうが遥かに有益でしょう。
そんな僕でも、「会話」でお金を得るくらいにはなれていますので、
無理してコミュ力お化けになる必要はありません。
コミュ障に営業職は無理↓
>>内向的・人見知りの方が実は営業に向いてる?→向いてないですw

