適応障害で休職→退職…35歳の食品営業職の職務経歴書を添削!

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このブログでは>>職務経歴書の添削 を行っています。

ここでは今まで添削してきた職務経歴書のほんの一部を事例としてご紹介いたします。

他人の職務経歴書を見る機会は中々無いと思うので参考になるはずです。

今回の添削依頼は、

適応障害で休職…35歳の食品営業職の職務経歴書を添削!

・20~30代で転職を考えている営業職

・食品業界に入りたい人、逆に出たい人

・営業職でどうやって自己PRをすればいいの?

・営業職からキャリアチェンジしたい

という方にも参考になると思います。

目次

適応障害で休職→退職…35歳の食品営業職を救いたい

さっそく今回の依頼主について、

・依頼主:男性 営業職(法人) 35歳

・数年年前からこのサイトを知り、騙し騙しやってきたが過労により適応障害

・休職→休職期間満了で退職

最初は>>転職相談 にてご相談いただいたのですが、

休職期間が終了して、退職済みです…

進み続けるしかない
止まるんじゃねぇぞ

こんな感じで、早急に職務経歴書を作って転職活動をすべきであったため、職務経歴書の添削をすることになりました。

さっそくなので職務経歴書のビフォーアフターを見ていこう!

ビフォー、添削前の職務経歴書

1ページ目の経歴要約や職務内容については詳しく書かれています。

一方の2ページ目、自己PRに関してはボリュームが少ないです。

また肝心の工夫、ノウハウについても

・誠実な対応で~

・何度も会うことで信頼関係を~

みたいに抽象的な内容が多く、正直に申し上げると

後半面倒くさくなって手を抜いたなという印象

が強くなっています。

アフター:添削後の職務経歴書

こちらが添削した職務経歴書です。

1ページ目は基本的にベースのままで、2ページ目の自己PRを大幅に変えています。

① 不可能と呼ばれた差別化を実現し、年間2500万円の新規顧客開拓について

徹底的にコストカットしましたと口で言うのは簡単ですが、それを言葉通り受け取ることは出来ません。

なぜそれが出来たのかというのは純粋に気になりますし、面接官も間違いなく訊いてくるはずです。

そのため、コストカット→受注という事実に対して、相手が納得する理由を添えるようにしました。

② 「自分が苦労したのだから、お前も苦労しろ」を止めさせるについて

冒頭にて、主任に昇格してからは部下2人の育成も行いチーム全体での目標達成に~

と自身のマネジメント能力をアピールしていることに加え、単純に35歳という年齢を考えるとマネージメント経験について言及している自己PRを入れるべきだと考えました。

ただ、新人や部下を育成しましたでは信憑性に欠けると思ったので、

・どういうことをして、相手はどういった成長を遂げたのか

・マネージメントを行う前と後で自身に起きた変化や成長は何か

について具体的に書くことにしました。

③ 長年放置されていた問題を解決し、取引を拡大について

そもそも論として、どういった問題があったのか?というところが添削前ではよく分からなかったので、そちらの内容を充実させるとともに、どうやって解決したのかについても具体的に書きました。

僕自身、営業職をしていた経験がありますので、そんな身からすると、

一度こじれた関係を修復するのは非常に難しく、正直諦めて別の取引先を開拓した方が早いとすら思うこともあります。

それに対して添削前は

定期的にキーマンにアポを取って案件の進捗を共有しつつ、現場の営業マンや仕入担当の人たちと情報交換をし、徐々に信頼を得ました。

と述べているだけでした。

確かに定期的に会うということは営業マンの基本ではありますが、ゼロではなくマイナスからのスタートで挽回したことへの説得力に欠けます。

そのため、相手の話を聞いて情報を交換した上で、

どのように行動したのか、どのように自社に働きかけたのか、相手の「不」をどう解決したのかについて言及し、

その結果、信頼を獲得でき、関係がこじれる以前よりも良好な取引を出来ている旨を記載しております。

誠実さや真面目さ…ホスピタリティに逃げるな!

営業職に限らず対人要素のある仕事の自己PRでありがちなのが、

・誠実さや真面目さ

・コミュニケーション

・お客様に寄り沿った~

といった感じで

人間性やホスピタリティをやたらとアピールしがち

ということです。

もちろん、

商品じゃなくて自分を売り込めって言葉があるくらいですから、人間性も大事です。

どんなに内容が良くても、鼻につく営業マンからは買いたくないでしょうからね。

ただ、

嘘がつけない性格です!

お客様のことをいつも考えています!

こんなことを言ってくる相手がいたとしても、言葉通り信用はしないと思います。

普段の振る舞いだったり、行動だったり、何か裏付けるものがあって始めて、相手に信用されるはずです。

だからこそ、営業職というのは大変な仕事なのですが…

その大変だったこと、泥臭くもがいたことをちゃんと相手に伝えるというのも営業マンの大事なスキルだと感じます。

今回の相談者様のように

勢いでこのまま会社を辞めて大丈夫なのだろうか?

転職したいけどどうしたらいいのかわからない…

ということもあるので、

もし悩んでいる方がいらっしゃいましたら、

職務経歴書の添削に限らず、ぜひ >>ご相談  頂ければと思います。

だがしかし、

また、いきなり職務経歴書の添削を頼むのには抵抗があるという方は

>>職務経歴書のnote の無料部分のところだけでも参考になると思います。

職務経歴書の添削に興味がある方へ↓

>ハローワークやエージェントが添削した職務経歴書に限界を感じている君へ

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