営業成績が悪いので職務経歴書を盛ったらすぐにバレた件

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「営業成績が悪いから実績盛るしかない」

「職務経歴書の実績は大げさに書いても大丈夫?」

「営業成績を盛っても書類選考を通過できない」

こんにちはALLOUT(自己紹介)です。

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

僕はこれまで >>職務経歴書の添削 にて様々な営業職の方の内定をサポートしてきました。

そして僕自身も営業職の経験があります、そのため、営業職の職務経歴書を一目見ただけで、

この味は!…ウソをついてる『味』だぜ…

と思ったり、

添削の時に

ここの数字について詳しく教えて頂きたいのですが…

すいません、盛ってました…

となるシチュエーションを数多く経験してきました。

そんな自称営業成績NO1な人間を数多く見てきた俺が

・営業成績を盛ってもすぐにバレる職務経歴書の特徴

・営業成績が悪い人でも勝てる方法

をマジレスしていきたい

この記事を読むメリット

・営業成績が悪くても勝てる職務経歴書が書ける

・転職した後にいつバレるかもとビクビクする必要が無くなる

・正しい盛り方がわかる

目次

営業成績を盛ってもすぐにバレる職務経歴書の特徴

資格とか学歴を偽るのはNGだが、営業成績を多少盛るくらいはいいじゃないのか?

みんな盛っているんだから、こっちも盛らないと損じゃん!

という風潮はあります。

僕も営業成績を盛ることを完全否定しているわけではありません。

むしろ、

すぐにバレる盛り方は甘え

とすら思っているくらいです。

ここでは、営業成績を盛ってもすぐにバレる職務経歴書の特徴について語る。

① 実績をたくさん書けば書くほど、しょぼく見える

営業職の職務経歴書で

・2021年度:XXXX万円(達成率110%)
・2020年下半期: 社長賞獲得
・2020年度:XXXX万円(達成率 108%)
・2019年度:上半期 〇〇獲得件数 1位 MVP獲得
・2019年度:XXXX万円(達成率 105%)
・2018年度:…

こういった形で実績を並べまくる人は多いです。

もちろん、どういった実績を上げてきたのかを述べることは大事なことですが、

売上とか社長賞とか実績を羅列しまくれば評価されると勘違いしている人は少なくありません。

だがしかし、

実績をたくさん書けば書くほど、しょぼく見える

ということに気が付かない人は多いです。

というのも、こういった職務経歴書には

・なぜあなただけは1位の営業成績を上げることが出来たのか、他の人と何が違うのか?

・どうやって数字を達成していったのか?

といった説明や根拠が乏しいことがほとんどです。

たとえばみなさんが営業職として自社の商材を売り込むときに

「うちの商品はこんなにすごいんですよ!」と連呼するだけでは売れませんよね?

・それを買ったらどんな相手にどんなメリットがあるのか、悩みがどれくらい解決するのか

・逆に買わなかったときの相手のデメリットは何なのか

・そしてなぜそれを他社ではなくあなたが提供可能なのか

といった説明をちゃんとしないと相手は納得してくれないはずです。

職務経歴書を見る面接官も同じで、実績だけ並べただけの1~2枚の職務経歴書を見ると嘘臭いと思っています。

なぜなら、1億売り上げたといったところで、それが本当なのか証明する手段はないし、

自社に転職した時にも同等の営業成績を獲得してくれる保証はないからです。

そのため、むやみやたらと営業成績を並べた職務経歴書を見ると、

Twitterやインスタで高級時計や高級ホテルの写真を上げて金持ちアピールしている怪しい人を見ているような感覚になるのです。

② 仕事内容が良くわからない

僕は職務経歴書の添削をしている時に

法人営業とありますが、どういった顧客属性ですか?新規と既存の割合はどれくらいですか?

このカスタマーソリューションって具体的にどんな商材なのでしょうか?

と仕事内容について聞き直すことが非常に多いです。

以前、

「法人向けのモバイルマルチメディアの販売 社内システム販売、サーバ、LAN構築」

という業務内容の方がいらっしゃったのですが、

その会社のHPをみると、auショップ、Softbankショップ、docomoショップ的な携帯販売の代理店であるということがわかりました。

見る方からすれば、

Softbankの代理店にて法人営業、商材はビジネス用携帯電話・スマートフォン~

って書いあった方が仕事内容をイメージしやすいですよね。

正直、仕事内容が伝わらなければいくら自己PRを頑張ったところで、どれだけすごいことなのかわからないため無駄な努力になってしまいます。

そもそも、仕事内容を分かりやすく記載するのは営業職に限らず、どの職種でも大切なことです。

特に営業職の場合、契約を獲得するためには、顧客や取引先に対して自社のサービスや商品、自分自身のことをわかりやすく伝える能力というのは必要不可欠でしょう。

説明が下手な営業マンが良い営業成績なはずがないです。

そこが出来ていないと、いくら良い営業成績を載せていても、

この人盛ってるわ…!

となってしまいます。

そのため、

①個人営業か法人営業か(両方なら割合は?)

②商材はどういったものなのか(メインはどれなのか?)

③個人営業か既存ルート営業か(両方なら割合は?)

④担当顧客数と顧客の属性、業界

くらいは書いておくべきです。

③ 自己PRで「信頼関係を構築」と人柄アピールする営業マンは3流

営業職の職務経歴書の自己PRで

・信頼関係を深めることで、営業成績1位の実績を上げることが出来ました。

・常に感謝の気持ちを持ちお客様との信頼関係を大切に仕事をしてきました。

・定期的に訪問する事によりお客様とのリレーションを大切にし、お互いに本音で話し合える関係を構築しました

こんな感じで、

良い営業成績を上げた根拠が「お客さんと信頼関係を」とか「人柄を買われて」になっている人は多いです。

確かに、価格やスペック・企業ブランドが劣っていたとしても顧客から信頼されていれば売れることもあるだろうし、

高度な数値分析や、お手本のようなトークスクリプトがなくとも営業マン自身の人柄を買われて契約を獲得出来るってのはわかる。すげーよくわかる。

何なら、そこが営業マンの真価と言っても過言ではありません。

だがしかし、

具体的にどうやって信頼を獲得していったのか?についての解説がないケースが多いです。

信頼関係や人柄を売りにするのであれば、

・顧客からの無茶な要望に対し、開発部門や物流部門を巻き込んで解決し信頼を獲得。開発部門や物流部門を巻き込むために~を行い…

・実際に自分で身銭を切って試してから、その中で良かったものをお客さんにおすすめしていた。

・時にはお客さんにとって耳が痛い現実もきちんと話す。ただし、関係を崩さないように~しながら…

くらいの説明は必要です。

基本的に信頼を獲得するためには、相手に対して時間、労力、金銭などの犠牲を払う必要があります。

そういった犠牲を払うことが出来る人材なのか、泥臭いことをどれだけ出来るのかを企業は知りたいのですよ。

ましてや、人よりも良い営業成績を叩き出すほどの信頼を獲得するためには、相当な苦労をしないといけなかったはずです。

にもかかわらず、

定期的に訪問してリレーション深めるとか、お客様に感謝するとか一般的なことしか書いていなければ、

逆に定期的に訪問してリレーション深めようとしない営業マンっている?

んなのどの営業マンもやっていることだから、君が特別信頼される理由にはならないよね?

と思われます。

こうなってしまうと営業成績を盛っていると疑われてしまいます。

そもそも、読んでいる人間に信用されていない時点で、信頼関係を構築!に説得力が無くなりますからね。

営業成績が良い人の職務経歴書も無茶苦茶だから安心してくれ!

営業成績が悪いので職務経歴書を盛ったらすぐにバレるの?バレないの?

と気にする方が多いですが、

そもそも、営業成績を盛るだけで書類選考が通過しやすくなりません。

盛ろうが盛るまいが、その営業成績を出すためにどういったことをしたのか、それは転職先の企業でも再現性があることなのかについて語っていないと意味がないのです。

仮に、皆さんが面接官だとして

やたらと1億の実績をアピールする営業マンと

営業成績は5000万だが獲得プロセスも明確で自社でも再現性がありそうな営業マンがいた場合、

どっちが欲しいか?と聞かれたら間違いなく後者が欲しいと思うはずですよね。

こんなことを言うと

営業成績が悪い人間はどうあがいても無駄ってこと?

と思うかもしれませんが、

本当に良い営業成績を出していたのに、職務経歴書の内容が不十分で書類選考を通過できない人も僕はたくさん見てきました。

言い換えれば、営業成績が悪い人であっても今回の記事のポイントの部分を抑えて頂ければ、

営業成績を盛るなんてグレーなことをせずとも十分戦えるわけです。

ただ、

具体的にどのように書いて行ったらいいのかわからない…

という方であれば、以前添削した営業職の職務経歴書を記事にしましたのでそちらを参考にしていただければ幸いです。

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