今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
僕はこのブログで転職やキャリアについて発信していますが、
時折、
という意見を時々耳にする一方で、
という意見もあります。
このように
面接お礼メールはいるだろ派 VS いらない派
で意見が分かれるところであります。
僕自身は、単純に面倒くさいのでお礼メールとかいらないだろ派なのですが、
僕は職業柄、採用担当の人と話す機会があるのですが、お礼メールが良かったから採用したなんて話は聞いたことが有りません。
なぜならば、お礼メールについて冷静に考えていくと
面接後のお礼メールは逆効果で、自ら無能だとアピールする自殺行為だ!
という結論に至りました。
・迷惑を気配りと勘違いする残念な人にならなくて済む
・自ら墓穴を掘らなくて済む
・無理してお礼メールを送らなくてもいい
面接後のお礼メールは逆効果!それはマナーではなく迷惑だ!
どんな世界でもお礼を伝えない人はマナー違反扱いされます。
だからこそ、あんまり効果ないかもしれないと薄々感じていながらも、
送らないより送った方がマシ精神でお礼メールを送ってしまう人は多いです。
だがしかし、
効果がないことに時間を使うならもっと他にやることがあるだろ!
ってのが僕の本音です。
面接官は仕事が増えるから、君に感心するどころか嫌いになる
というのも、
あなたは、お礼メールを送って終わりかもしれませんが、
面接官の元には、履歴書やES、職務経歴書、面接の日程調整のメールなんてのが山ほど届いています。
また、人事の仕事ってのは採用面接だけじゃなく、異動や労務管理、給与計算といった社内の仕事もしなくてはなりません。
そんな忙しい中、連絡事項もない単なるお礼メールが山ほど届き、メールフォルダが埋め尽くされると本当に大事なメールが分からなくなります。
そして、本当に対応しないといけないメールかスルーしていいお礼メールかを判別する作業は追加で発生することになり、もはや迷惑以外の何物でもありませんし、
更にスルーするだけならまだいいですが、
ちゃんとした会社だとスルーしたくても返事を出さざる負えないなんてこともあるでしょう。
そういった事情も知らず、
と、痛い勘違いをしてしまう人もいるでしょうし、
面接が終わった後にお礼メールを送るとアピールになる!と主張する人も増えるかもしれませんが、
実際は、
って結構あると思います。
そもそも、あなたがが必死こいて仕事をしている中、
どうでもいい営業メールにいちいち目を通したり、テレアポ電話に対応しなければいけないってなるならば、心温まるどころか、殺意すら沸くと思います。
相手の都合を考えないお礼メールというのは、相手の都合や立場をお構いなしに凸してくる迷惑系YouTuberと変わりません。
面接後のお礼メールなんて自ら無能だとアピールしているのと一緒
相手にされないだけならまだ良いのですが、時にはその行為が自分の無能さをアピールする自殺行為にもなりかねません。
仮にサッカーの試合で、試合終了後に負けたチームの選手が
「あと5分あれば逆転できるからやらせろ!」
「もっとロスタイムがあるはずだ!計算し直せ!」
と主張しているのを見たらシンプルに見苦しいですよね。
真剣勝負に泣きの1回なんて無いわけですから。
これと一緒で、面接で伝えきれなかったからメールするという行為に見苦しさを感じる人がいないとも限りません。
人によっては
大事な商談で遅刻してくる人かもしれない…
と思うかもしれません。
そもそも、わざわざ時間を掛けてまで、望まれていないお礼メールを書いている時点で、
いわゆる、
無能な働き者(やる気のある無能)
能力はないがやる気があるあまり余計なことをしてしまい、かえって周りを振り回し混乱させてしまう残念な人
という組織に一番入社してほしくない人間と思われても仕方が有りません。
人事という生き物は、
と、現場から文句を言われるリスクをできるだけ避けたいのですからね。
せっかく面接が合格していたかもしれないのに余計なお礼メールを送ってしまったがために変な目で見られてしまい、不採用になってしまったとか泣くに泣けないです。
百歩譲って、不採用の連絡が来た後にダメ元で送るとかならまだ分かりますが、
合格か不合格か不明の中で、不合格になるかもしれない判断材料をわざわざ自ら提供する必要はありません。
面接対策をちゃんとしているならば、お礼メールを送る暇など無いはずだ
ハッキリ言ってしまえば、
面接で伝えきれない子は要らない子
なわけです。
面接対策も完璧で抜かりが無いって人であればお礼メールを送っても問題ないでしょうが、そんな人は、ほとんどいません。
というのも、100%の面接対策ってのは時間的に難しいからです。
転職活動において、転職サイトに応募し書類選考が終わって
という感じで、面接や次の選考に数ヶ月の猶予をくれる会社はまぁ有りません。
就職活動でも次の選考までに数ヶ月の猶予をくれる会社は、ほぼ有りません。
つまり、面接対策は限られた時間でどれだけ準備できるかが勝負になるわけです。
仮に面接が終わったとしたら、
・すぐに振り返りをして選考通過した場合の対策をする
・反省点を活かし、次の会社の面接の準備を整える
・手応え無かったら、落ちた前提で他の会社に応募をして持ち駒を増やしておく
と、やることがたくさんあります。
お礼メールの優先順は低いどころか、本来ならばお礼メールを送る余裕など無いはずなんです。
それなのにもかかわらず、お礼メールを送ってしまう人ってのは、
そういった準備や対策を怠って面接が不十分であってもお礼メールを送れば挽回出来るみたいな甘えがあるんですね。
だがしかし、考えても見てほしい。
自動車学校の卒業検定で、縁石に乗り上げたり、色んな所にぶつけまくって散々なことをしまくった後にいくら気の利いた振り返りを教官にした所で受からないのと一緒で、
面接の出来が不十分だったのであれば、いくら頭を悩ませてお礼メールを送ったとしても、時既に遅しなんですよ。
特に
・御社の企業理念に共感して~
・社会貢献が出来る環境で~
・御社のサービスが昔から好きで~
とかいう取って付けたような志望動機を面接で話してしまったら、
とお祈りメールをもらう可能性がありますので、
お礼メールを考える余裕があるのなら、面接対策を充実させた方が100倍マシです。
ただ中には、
僕のもとにも面接対策について >>相談 が結構来ます。
これまで行ってきた面接対策の相談の経験や今まで50社以上の面接を受けてきた自身の経験元に
面接対策のノウハウをまとめたものをnoteにしました。
詳しい内容は下のリンクで解説しています↓