ずっと求人が出ている所は危ないですか?と聞く人が転職失敗する理由

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・ずっと求人が出ている所は危ないですか?

・いつも求人を出しているからといってブラックとは限らないのでは?

・そもそも、いつも求人を出しているのかどうかわからない

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

>>転職相談 にて

ずっと求人が出ている所は危ないですか?

と尋ねられることがあるのですが、

この質問が来た時点で

(駄目だこいつ…早く何とかしないと…)

と警戒モードになります

というのも、ずっと求人が出ている所は人が定着しない可能性が高く危ないって話だけではなく、

普段なら、そんな危険な香りがプンプンするような求人に見向きもしないような人が

ずっと求人が出ているような所に少しでも魅力を感じている時点でヤバイ

応募する前に今すぐ転職活動のやり方を見直すべき

今回はその理由についてマジレスしていく

この記事を読むメリット

・離職率の高い求人に騙されなくなる

・変な会社に興味を持たなくなる

・正しい転職活動のテコ入れが出来る

目次

ずっと求人が出ている所は危ないですか?→説明するまでもない

ずっと求人が出ている所は危ない

なんてのは今更言うまでもないことだと思いますが、

いつも求人が出ている所=危ないとは限らないと思います!

って突っ込みも入りそうなので、そこら辺も含めて一応説明しておこうと思う。

① いつも求人を出している=人が定着しないブラックが9割

業績が拡大しているから人手が不足して募集しているなんてポジティブな見方をする人もいますが、

いつも求人を出している=人が定着しないブラックが9割です。

しかも、常に求人を出しているということは入社してすぐに辞める人が大半ってことです。

みんな馬鹿じゃないので、短期離職してしまうとその後の転職活動が不利になるくらいは分かっているはずです。

にもかかわらず、それでも辞めるってのはブラック度合いも相当なものってことです。

また、いつも求人を出している=求人広告費を垂れ流している状態で、

人間であれば出血している状態で輸血しているようなもので、まずは止血しないといけないはずです。

当然、まともな企業であればそんなところにお金を使うくらいなら業務効率化や人件費など社員が定着するところにお金を使います。

基本的にケチであるブラック企業があえて求人広告費を垂れ流していることを考えると、

低賃金・長時間労働(サービス残業)な劣悪な労働環は変えずに、

求人広告費を使って人をたくさん集めるだけ集めて、10人雇って1~2人生き残ればいいみたいな人を使い捨てにすることしか考えていない

つまり、

求人広告を垂れ流している時点で初めから人を定着させる気が無いと考えるのが自然です。

そのため、転職活動を始める前からなんとなく良いなと思った求人を片っ端からお気に入りに登録しておくことをお勧めします。

お気に入り登録した求人が再度募集する時にメールが来ますが、

登録した時は良さそうに見えたけど、実はいつも募集している怪しい求人だったということもありますので。

② その会社のニーズ、求める人物像にハマる人材がいない→普通は転職エージェントを使う

自社にマッチしている人がいないから募集を続けているケースもある

誰でもいいわけじゃないならむしろ良い会社なのでは?

といった意見がありますが、

その会社のニーズ、求める人物像にハマる人材がいないから、良い人が現れるまで求人を出し続けるというのは無理があります。

誰でもいいわけではない、自社にピッタリな人材が欲しい、厳選したいというのであれば、

普通は転職エージェンージェントやスカウトサービスを使ってピンポイントな人材を獲りに行くからです。

皆さんご存じの通り、転職エージェントってのは紹介求人から転職した人の年収の30%程度を成功報酬として採用企業から受け取るってビジネスモデルです。

年収の30%となると高額ですが成功報酬なわけで、毎月何十万もする求人広告を出し続けるよりコスパが良いですし、欲しい人材を早く獲得できればそれだけ会社の業績も良くなるわけです。

中には、ハローワークや自社の採用ページにずっと載せているだけの会社もありますが、

そもそも、求人を出すということは人手が足りなかったり、業績を上げたいという目的があるはずです。

その状態をずっと放置すれば、今いる社員が嫌気を指して別の会社に転職してもっと人手不足になりますし、

成功報酬がもったいないからと、無料のハローワークやホームページに載せて自社にピッタリな応募者を待ち続けるというのは、機会損失に他なりません。

また、そういった媒体で募集すると基準に満たない人がやってくる可能性も高いです。

正直、企業からすれば採用する見込みもないような人への対応というのもコストです。

そのため良い人がいないからいつも求人出してるというのは無理があるわけです。

低賃金・長時間労働してくれる
(都合の)いい人は探してるかもな

ずっと求人が出ている所は危ないですか?→危ないのは君の転職活動やり方

いつも求人が出ている所=絶対に危ないとは限らないですが、

ずっと求人が出しているわけではない所にもヤバイ会社というのはたくさんあるくらいなので、

わざわざ、自らブラック企業に入社する確率を高くする必要はありません。

だがしかし、

ずっと求人が出ている所は危ないですか?

と尋ねてくる人の特徴としてこういった人には、応募しても大丈夫な理由を何とか探そうとしてる感があります。

詳しくお話を聞いてみると、

転職活動が上手くいかず、普段なら見向きもしないような危険な香りがプンプンするような求人ですら魅力的に見えてしまっている

という状態でした。

僕自身も、なかなか転職先が決まらない時だと、普通なら応募すらしないゴミ求人が魅力的に見えてしまうこともありました。

そのため、いつも求人が出ている所に興味持つようならそれだけ危険な状態ですし、一旦立ち止まって自分の転職活動を見直すべきなのです。

① いったん転職活動を休むか、ジムに行け!

在職中の転職活動だと仕事終わりとか休みの日に転職活動をするわけですが、

本来は仕事の休養に充てる時間を転職活動に費やせば、当然負担が大きいです。

正直、、普段なら見向きもしないような危険な香りがプンプンするような求人ですら魅力的に見えてしまうくらい疲弊している状態であれば、

転職活動をいったん休止してリフレッシュした方が良いです。

少し期間を置くと

こんな求人ありえへんやろw

となるくらい冷静になれますので、そこから転職活動を再開しても遅くはありません。

ただ、

早くこんな環境から抜け出したい

離職期間がどんどん伸びて、毎日不安に駆られてしまう…

と、転職活動をストップすることに抵抗がある方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

そういった場合はジムで運動をすることをお勧めします。

転職活動では、

・ランク下げたのに書類選考が全然通らない

・面接官に嫌なことを言われた

・面接でしどろもどろになる自分が嫌

など、ストレスが溜まることばかりです。

僕の場合は

書類選考落ちた…ジムで筋トレだ!

面接には落ちたけど健康的になったのでヨシ!

と極端かもしれませんが、こういったストレスを発散するのに運動は最適です。

特にスポーツジムの場合、雨の日でも行けるのでお勧めです。

ジムに限らずストレスを発散する手段があるというだけで、転職活動に前向きになれます。

実際、転職相談の際も運動する習慣がある人の方がスムーズに進みやすい傾向がありました。

たしかに、一旦転職活動を休むにしろジムに行くにせよ根本的にな解決にはなりませんが、我を失って変な会社に転職してしまえば元も子もありません。

メンタルケアも技術のうちです。

>>多くの転職難民を救ってきた俺が転職活動中のメンタルの保ち方を語る

② 転職活動が上手くいかないのは大体、職務経歴書のせい

休んだり、ジムに行くって現実逃避をしているだけでは?

今年の7月末で退職し、そこからは貯金と失業保険で生活し、
離職期間がどんどん伸びて、毎日不安に駆られています…

このように何か転職活動のことをしていないと気が済まない。

休んでいるだけでは不安に駆られてしまうという人もいらっしゃるでしょう。

そもそも、ずっと求人が出ている所に応募しようとしているということは、

そうじゃない所に応募しても書類選考が通過できないからであって、

十中八九、応募書類すなわち職務経歴書が原因です。

そうであれば、真っ先にやるべきことは応募することではなく、職務経歴書を見直すことです。

実際、僕に転職相談をしてきた人の職務経歴書の多くが

・経験した業務内容を簡素化しすぎて実際の能力が分からない

・自己PRが漠然としていて人となりが分からない

・改行や空白で枚数が多くなっている

・個人を連想できる情報が少なく、求めているポジションに見合うかが上手く想像できない

という状態でした。

職務経歴書は書類選考だけではなく、一次面接、そして最終面接の面接の合否にも大きく影響します。

そして、職務経歴書は志望動機と違って一度作成してしまえば他の会社でも使い回せるので、

一度作りこんでおけばその後の転職活動が非常に楽になります。

そのため一旦求人を探す手を止めてでも、まずは職務経歴書を見直すことをおすすめします。

>>転職の書類選考が通らない30代を何度も救ってきた俺が伝えたいこと

「あの時、応募しないで良かった」と数か月後に絶対思うよ

だんだんと選考通過率が良くなってきた、面接も得意になってきたといった感じで

多少きつくても少しずつ成長を感じられれば続けられますが、

中々結果が出ないどころか、どんどん選考通過率が悪くなるとなると無力感が出てきます。

実力があるにもかかわらず転職活動が上手くいかない要因、ボトルネックが把握できないというだけで、

何か月やっても内定を取れない、書類選考すら通過できないなんて人をこれまでたくさん見てきました。

ずっと求人が出ている所は危ないとは限りません…よね?

目を覚ませ!

こういった状況でも、

実際に彼らの職務経歴書や自己分析、転職の軸を見直すと少しずつですが状況は改善して

数か月して内定を獲得した後に

あんな会社に行きたいなんて、あの時はどうかしていましたね!

良かったね!

と必ずと言っていいほど笑い話になります。

もちろん、笑い話で済んでいるのは、安易な方向に流されないように彼らが頑張ったからに他ならないです。

ずっと求人が出ている所は危ないと薄々分かっていても、

意外にあなたにとってやりがいある仕事かも♪

業績拡大してるとポジティブにとらえることも出来ます!

といった自分に都合のいい意見に流されて、実力がある人たちが本来のポテンシャルを活かせず、キャリアを安売りしてしまうのは非常にもったいないと思います。

もしこの記事を読んで

どこを改善したらいいのかわからない

死角?ありませんよ無敵です

という方であれば、

これまでの転職相談の経験を通して、転職活動で陥りがちな落とし穴、転職活動が上手くいかない要因、ボトルネックについてまとめた記事がありますので、

そちらを参考にしていただければと大きく外すことはないと思います↓

>>転職活動は落ちて当たり前だが、落ち続けるのは当たり前じゃない

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