【志望動機】その会社でなければならない理由なんて要らないッ!

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「そもそも、志望動機なんてねーよ」

「理由は、…家から近いので」

「それ、うちの会社じゃなくてもいいよね?と言われて何も言えなかった」

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

「当社を志望する動機を教えて下さい」と言われたところで、

・給料が良い

・ノルマが無い

・残業が少ないくて、有給が取りやすい

・福利厚生が充実してる

・楽そうだから

・俺/私でも出来そう

企業選びなんて、せいぜいこんなもの。わかる。スゲーよくわかる。

ただ、本音の志望動機そのまま伝えると不採用になってしまいそうなので、

・経営理念に共感して~

・社風に惹かれて~

・社会貢献が~

とか、それっぽいこと言っておきたいとこですが、言ったら言ったで

その志望動機なら他社でも出来る、うちの会社じゃなくてもいいよね?

と面接官が突っ込んでくる!

ぶっちゃけGAFAみたいな世界トップクラスにクリエイティブで、収入もめちゃくちゃ良い会社ならこの会社じゃないとダメなんだ!って理由がはっきり言えるけど、

それほど強みや個性の無い会社(中小企業や地方の企業)に限って、このような質問をしてきます。

一方で、

「社会で生きていくためには、本来の志望動機を隠して演じる能力が必要なんだよ!」

「社交辞令も言えないZ世代なんて企業は雇わないぞ!」

「そもそも面接は、嘘や誤魔化し合いの場だから!」

こんな意見があります。

僕はこれまでたくさんの方の転職相談や応募書類の添削をして内定をサポートしてきましたが、

この国の面接に対する不満は、この【志望動機】があるからじゃないのか?

と常々感じております。

今回は、就職の最大の壁、志望動機について語る!

あらかじめ言っておくが、

その会社でなければならない理由なんて要らないッ!

この記事を読むメリット

・嘘をつく罪悪感から解放される

・志望動機で悩まずに済む

・レベルの低い会社に入社せずに済む

目次

適当でいい?志望動機が思いつかない理由

僕は、就活の時、

なぜ当社を志望したのですか?[

はい、私には悩んでいる人の課題解決をする仕事をしたいという思いがあります。
その中でも、御社が顧客志向の会社だと感じたからです。
レスポンスの速さやアフターフォローを充実させており、それを体現していることが伺えました!(キリッ

その志望動機なら、うちじゃなくてもいいよね…。逆にお客様を大事にしていない会社があると思う?

ない…と思います…(お前の会社説明会でそう言ってたじゃないか!)

今なら、

「じゃあ、この事業は御社がやらないといけない理由があるんですか?株主に何て説明するんですか?」

「応募者を大事にしていない会社がお客様を大切にしているとは思えません。」

と屁理屈の一つくらい言えます。

志望動機って、その企業を志望する動機(理由)なわけだから、

応募しようと思っている企業だったら、
志望動機が「思いつかない」のはありえない!

っていう正論はわかるけど…

俺から言わせると、その前提がおかしい

①そもそも志望していない業界(業種/会社)でない企業だから

どうしてもこの会社じゃないとダメってのが大切なんだよ!と言いますが、

いわゆる第一希望の会社に、希望通りに入社できる人がどれだけいるでしょうか?

ほとんどの社畜が、会社選びで

「第1志望落ちたから、第2希望…第3希望… 」

という感じで、職探しをしてきたはずです。

こうなると誰だって自分の興味がある会社よりも、採用される可能性が高い企業を優先しますよ。

② 企業は良いことしか言わないから、雇用条件くらいしか信用できない

「東証一部上場企業」

「年間休日120日以上」

「残業なし!」

「福利厚生が充実!」

「家から近い!」

など、

条件【だけ】で選んでいるから、志望動機が書けないんだよ!

ってよく聞きますが、

そもそも企業のホームページ見ても

経営理念とか求める人物像とか当社の強みとか見てもありきたりな内容です。

マジで就活生に文句言えた立場じゃないですね。

しかも、働きやすさNo1とか謳ってても、

目指しているだけで、それを本当に体現している保証はどこにもないってんだからどうしようもない。

逆にブラック企業ほど良く見えるように取り繕うからな

だったら、

雇用条件という客観的な事実を元に会社選びをした方が確実で、俺だってそうする

ってなるのは当然ですよ。

というか、学生に限らず社会人であっても

「給料が良いから」、「休みが多いから」とかで転職している人が大半で、

それ以上を求められても困るってのが多くの社会人の本音です。

余談ですが、人手不足だ~と嘆くなら、ここをアピールすれば応募者は集まるのにと思うんですよね。

>>志望動機で「企業理念に共感した」は御社に興味ありませんと一緒だ!

③ 社会人だってやりたいことは特に…ない!

皆がそんな理想を持って働いてるなら、満員電車のサラリーマンはあんなに暗い顔はしていません。

そうじゃなければ年末ジャンボの宝くじ売り場が長蛇の列になったり、FIREなんて生き方が注目されたりしません。

企業の採用担当者が喜ぶような熱い志望動機をもってる人は非常に少ないです。

というか、ほとんどの会社員にどうしても譲れない、心からやりたいことなんてありません。

せいぜい

・定時で帰って家でNetflix見る

・ジムに行って運動する

・温泉に行く

といった【ある程度のやりたいこと】はありますが、それを無理に仕事にするかと言われれば微妙ですよね。

僕は色んな方から転職相談を受けますが、ほとんどが、

今の仕事が嫌だから辞めたいって内容で、これが社会の現実です。

志望動機は「その会社でなければならない理由」が必要?んなわけねーよ

「その志望動機なら、うちじゃなくてもいいよね?」

と言われてしまうと

他にも受けてるよ!自惚れんな!って言ってしまいそうですが、

転職サイトのアドバイスでも、

企業分析して、その会社でしか実現できないことをアピールしましょう!

と言われることも多いです。

「その志望動機なら、うちじゃなくてもいいよね?」は、モテない男と一緒

しかし、

企業は、自社じゃないとダメだという応募者を求めているとは限りません。

だって、他の会社で内定をもらっている学生に対し、内定者フォローいう名目で

採用人事が「ぜひ、うちに来てください」と口説いているシーンはよく見かけます。

実際に僕も転職の時に、

アメリカに本社を持つ信託銀行から内定をもらって

「あと3日以内で具体的な年収とか雇用条件の提示をするから、それまでBへの返事をするのは、待って貰えませんか?」

「是非ウチとB社を比較した上で、考えてくれませんか?」

と言われたことがあります。

こんな感じで、

大手企業や人気企業ほど、自社じゃないとダメだという応募者を求めていない傾向が強いです。

逆に

それほど強みや個性の無いダメな会社(中小企業や地方の企業)に限って、

「その志望動機なら、うちじゃなくてもいいよね?」と聞いてきます。

ここから考察するに、

大企業など強みや存在感、個性がある会社は、

自社じゃないとダメだということにこだわらなくても、

結局ウチを選んでくれるだろうという自信があり、

求める人材や強みを全面に打ち出せない会社(中小企業や地方の企業)は、

数少ない応募者に浮気されたくないので、志望動機など自社じゃないとダメだという根拠を求める。

つまり、

自社に自信が無い証拠ってこと。

これって、

モテる男は束縛なんかしなくても、浮気なんかされない、されてもすぐに別の相手が見つかるという自信があり、

逆に、モテない男はやっと出来た恋人に浮気されたくないから束縛するってのに似ています。

就職は、恋愛と一緒だという言葉がありますが、ある意味、的を得ていると感じます。

「その志望動機なら、うちじゃなくてもいいよね?」

と言う会社はモテない男と一緒

だから

志望動機は「その会社でなければならない」というのは勘違いなんですよ。

俺の志望動機を晒す、パクっても良いよ

志望動機は「その会社でなければならない」というのは勘違い

とはいえ

「給料が良いから」、「休みが多いから」とか

本音のまま言うのは、得策ではないことに変わりはありません。

で?具体的にどうやればいいの?

僕が実際に内定を勝ち取った志望動機を晒します。

①電機メーカーの法人ルート営業の志望動機

①お客様の課題解決になる商材で営業活動をしたいと思ったからです。

理由としては、

前職の銀行で扱っていた、

②金融商品や融資というのは顧客が必要でないときにも提案をし続けなければならないことが多く、もっと自社の製品に自信を持って提案営業ができる企業で成長したいと考えていました。

その中で御社を志望した理由は、

③多彩な商品群を活かした家、店舗、ビルの設備をまるごと提案が出来て、自分が手がけた仕事が形に残るという点に魅力を感じたからです。

①お客様の課題解決になる商材で営業活動をしたいと思ったからです。
最初に結論を言い、その後に詳しい理由、背景を語ります。

②金融商品や融資というのは顧客が必要でないときにも提案をし続けなければならないことが多く、もっと自社の製品に自信を持って提案営業ができる企業で成長したいと考えていました。
銀行を辞めて、畑違いの電機メーカーを応募する理由を語ります。

③多彩な商品群を活かした家、店舗、ビルの設備をまるごと提案が出来て、自分が手がけた仕事が形に残るという点に魅力を感じたからです。
過去の求人票に載っていた、社員インタビューの内容を拝借しました。

※入社して数年後、今度は自分がインタビューされる側になったので、全く同じことを言いました。もしかしたら、求人票にある僕のインタビューを拝借して入社した人もいるかもしれませんね。w

②アメリカの信託銀行のバックオフィスの志望動機

①世界100カ国以上のお金流れに携わり、幅広く奥深い業務知識を習得し、専門性を身に付けたいと考えたからです。

②前職では投資信託などのリテール営業を担当していました。投資信託というパッケージ化され自社生産ではない商品を販売していましたが、グローバル・カストディという業務を知り、今まで表面的にしか見ることができなかった金融商品を幅広く奥深く知ることができると思い興味を持ちました。

世界100カ国以上の市場をカバーする上で、常に新しいことを覚えていく必要があること、

業務は英語でのやり取りになるとのことなど、大変な仕事であることは承知しておりますが、

③九州にいながらそういったグローバルな仕事に挑戦できるというのはチャンスだと考え志望致しました。

①世界100カ国以上のお金流れに携わり、幅広く奥深い業務知識を習得し、専門性を身に付けたいと考えたからです。
やはり、最初に結論を言い、その後に詳しい理由、背景を語ります。

②前職では投資信託などのリテール営業を担当していました。投資信託というパッケージ化され自社生産ではない商品を販売していましたが、グローバル・カストディという業務を知り、今まで表面的にしか見ることができなかった金融商品を幅広く奥深く知ることができると思い興味を持ちました。
地方銀行から外資系の信託銀行のバックオフィス、同じ金融だが何故ジョブチェンジをするのかの理由を語ります。

③九州にいながらそういったグローバルな仕事に挑戦できるというのはチャンスだと考え志望致しました。
九州でこんな仕事できる機会は無いから応募したよ!ってことなんだけど、基本的に日本では東京とか大阪とか大都市に仕事が集中しています。

地方に住んでいた僕は、

「こっちは東京の会社に面接1回行くと3~4万円飛んでいく、これじゃあいくらお金があっても足りないッ!」

「東京に住んでるやつらは、ズルい!反則だろ!」

ってリアルに思っていましたが、

それを逆手にとって、

【外資系金融のお仕事 × 九州】にして

地域で絞ると、その会社じゃなければならない感を出せる!

というテクニックを編み出しました。

③大学職員の志望動機

①幅広い業務に携わることができる貴学園にて、多くの不安を抱えている学生だけでなく、教育の現場に関わる全ての人たちを支える一員として貢献したいです。

私は、業務効率化や推進リーダーとしてチームで目標達成の仕事を行う中で 、人をサポートする、人の成長に携わる仕事がしたいと感じるようになったことをきっかけに、「国家資格 キャリアコンサルタント」を取得いたしました。

②キャリアコンサルタントとしての活動を通じ、相手が不安に感じていることは何か?どのようにしたら解決できるだろうか?等を把握するための傾聴の重要性を実感し、多くの不安を抱えている学生の悩みを解決し、同時に良い方向へ導く手助けが出来る「教育」に魅力を感じました。

そういった中、

③幅広い業務に携わることができる貴学での求人を拝見し、教育の現場に関わる全ての人たちを支える一員として貢献していきたいと思い志望しました

①幅広い業務に携わることができる貴学園にて、多くの不安を抱えている学生だけでなく、教育の現場に関わる全ての人たちを支える一員として貢献したいです。
もはやお約束です。最初に結論を言い、その後に詳しい理由、背景を語ります。

ただ、大学職員とか教育機関への志望動機って、未来ある若者、学生に寄り添いたいって感じの志望動機になりがちなので、

ちょっと大風呂敷広げて

学生だけじゃなく、教育の現場に関わる全ての人たちを支える一員として…と、差別化してます。

②キャリアコンサルタントとしての活動を通じ、相手が不安に感じていることは何か?どのようにしたら解決できるだろうか?等を把握するための傾聴の重要性を実感し、多くの不安を抱えている学生の悩みを解決し、同時に良い方向へ導く手助けが出来る「教育」に魅力を感じました。

ぶっちゃけ大学職員って、楽そうだから人気ですが、それをそのまま伝えるのはマズイです。

学習塾とか予備校とか、教育業界に居る人は別ですが、なぜ「教育」という分野に興味を持ったのか、

志望先企業や業界と自分のキャリアに接点を作ることが重要です。

僕はキャリアコンサルタントというキャリアの専門家感をアピールしていましたが、

たとえば、

法人営業で、色んなお客様に仲良くなると決まって、

「中々、ウチに合う学生が来てくれない」

「いまどきの新入社員をどう扱って良いのか困っている。」

という悩みを相談されていました。

相手の課題解決するために、営業職として商品を売るだけでは限界を感じたと共に、

大学は社会を担う学生の重要な教育現場であり、それを支える大学職員という仕事に強い興味を持ちました。

と、経験がなくても自分のキャリアに接点を作ることが可能です。

③幅広い業務に携わることができる貴学での求人を拝見し、教育の現場に関わる全ての人たちを支える一員として貢献していきたいと思い志望しました。
一応、キャリアコンサルタントの経験を活かした就職支援という強みをアピールしたわけですが、

大学職員といっても就職や学生支援だけでなく、普通の会社みたいに人事や総務、経理といった仕事もあるので、

面接官から

じゃあ、就職支援の仕事以外はやりたくないの?

と思われちゃう可能性があります。実際学生と関わらない業務の方が多いw

そのため、幅広い業務に携わることができるので応募したよ!という

希望はあるけど、他の仕事も精力的にやりますよ!ってアピールするわけです

いうなればリスクヘッジです。

完璧な志望動機なんてねーよ!だって…

「内定を勝ち取るためには、志望動機を捏造する能力が必要なんだ!」

「社交辞令も言えないゆとりなんて企業は雇うわけねーよ!」

「そもそも面接は、嘘や誤魔化し合いの場に過ぎないッ!」

こんな意見があります。

俺に言わせれば、志望動機なんて適当でいい!

志望動機は選考を重ねて進化させていくものだ!

そもそも、完璧な志望動機なんてあり得ません。

なぜならば、

志望動機は選考を重ねて進化させていくものだから

選考が進むと、実際に面接官と話したり

オフィス見学をしたり、実際の現場で働いている人の話を聞くことも出来るでしょう。

志望動機は、そういった選考での活動を経て練られ磨かれいくものです。

僕は今までそうやって50社以上の面接を受けて、志望動機作成のノウハウを蓄積してきました。

今では、志望動機が思いつかないという人から相談を受けることがありますが、

正直、求人票と履歴書、志望先のHPさえ見せてもらえればすぐに思いつくようになり、

志望動機のノウハウをまとめたものをnoteにまとめました。

無料公開分もあるのでどうしても思いつかない人は参考にしていただければ幸いです。

詳しくはこちら↓

>>【前半無料&返金保証】志望動機を2時間で作れるようになるnote


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