最終面接の後にもう一度面接したいと言われたのは役員に嫌われたから

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「最終面接のはずがもう一度来てほしいと言われた」

「ほぼ内定みたいなものでは?」

「再面接ってどう臨んでいいのかわからない」

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

最終面接の後に「もう一度来てください」と言われることがたまにあります。

人によっては

年収、条件面の話し合いだよ

意思確認程度の顔合わせさ

なんて意見がありますが、

実際に、最終面接の後の再面接に呼び出された経験がある僕から言わせればそんなことはありません。

最終面接の後にもう一度面接したいと言われるのは役員に嫌われたから

最終面接以上に気合を入れなければならない

これに尽きる。

この記事のポイント

①もう一度来てください→顔早生&内定ではない

②役員に嫌われてるけど、現場や人事からは高評価→再面接

③再面接で合格した人は劣っているわけではない

目次

最終面接の後、もう一度来てください→内定ではない

不採用の連絡を貰うよりマシではあるんですが、

あんなに緊張感MAXの最終面接をやっとの思いで乗り切ったと思ったのに、もう一度来てくださいって言われるのは、

水の中に1分しか潜ることが出来ない人が、限界1分目にやっと水面で呼吸しようとした瞬間、さらに足をつかまれて水中にひきずり込まれる気分に似ています。

またアレをやらないといけないのかぁ…と思うと憂鬱になるあまり、

忙しい役員をわざわざ呼んで選考し直すことなんてないだろう

今更聞くことなんてないだろうから条件面の話とかでしょ

と、希望的観測からまるでもう内定したものだと考える人もいます。

経験者だからこそ言えることですが、

・最終面接の後、もう一度来てください。は内定ではない

・準備不足で行くと痛い目に合う

というのが正直なところです。

そもそも、最終面接までやったのになぜ再面接する必要があるのか?

というのを考える必要があります。

①君は不採用だったけど、他に採用したい人が内定を蹴ったので…

基本的に再面接を言い渡されるケースはいくつかあるわけですが、

まず考えられるのが、一番採用したい人が内定を断ったケースです。

基本的に企業が最優先で採用したいと考える応募者は別の企業も欲しがるもので、他の会社からも内定を獲得しているものです。

他の会社の方が好条件だったら、その会社に行きますよね。

こちらからしたら強そうなライバルが自分から降りてくれたわけですからラッキーなわけですが、

給与交渉ならまだしも、再面接って…

ただでさえ最終面接の対策やスケジュール調整が大変だったのに、悪びれもなくもう一回来いって何様だよ!

そんな都合のいい女みたいな扱いされるならこっちから願い下げなんですけど?

中にはこう思う方も少なくないでしょう。

だがしかし、再面接に向けて犠牲を払っているのは応募者であるあなただけではありません。

もう一度面接を行う以上、役員以下数名がまた参加することになるわけですが、

役員というのは時給がかなり高いですから、この人件費だけでもバカになりません。

当然ですが、人事や役員など複数名のスケジュールの調整にかかる労力も考慮しないといけません。

また、最終面接のときと同じ質問をするわけにはいきませんから、何を聞くかを事前に準備する必要があります。

つまり、応募者が面接対策をするように会社も面接対策をしないといけないのです。

応募先企業が舐めた態度を取っている!と捉えてしまうのはいささか早計過ぎる気がします。

②役員に嫌われてるけど、現場や人事からは高評価→再面接

本音を言えば、応募先の企業はコストや時間がかかる再面接なんて面倒なことはしたくないはずです。

ぶっちゃけ、一番採用したかった人に断られたら、次点の人に内定を出せば済む話です。

それではなぜ再面接なんてするのか、

それは、

役員に嫌われてるけど、現場や人事からは高評価→再面接

このパターンが結構あります。

僕自身も再面接が決まった時、担当の転職エージェントから

人事や現場の人からは高評価だったのですが役員の方が…

と言われたことを今でも覚えています。

最終面接で一番偉い役員に良い印象を持たれなければ通常は不採用なのですが、

かといって実際に一緒に働く現場サイドが推している人を押しのけて別の人を選ぶのも、現場の士気にかかわるし、できることなら職場に馴染みやすい人を採用したい。

そこで、落とし所として、

みんながそこまで言うなら、
じゃあ、もう一回面接してみようか?

となるわけです。

もちろん、この逆パターンもないこともないですが、

その場合、1次面接や2次面接のときに落とされているはずですのでその可能性は低いでしょう。

③役員面接では嘘でもいいからテンション上げろ

いくら人事や現場社員からの評価が高くても、役員に気に入られなければ不採用になってしまうことの方が多いです。

いわば再面接をしてくれるだけまだマシというのが現実です。

最終面接だろうが再面接だろうが役員面接で見られているのは人格とやる気です。

だからこそ、

・この会社で実現したいことは?

・将来的にどうなっていたいか?

・なんで辞めたの?

というシンプルかつ答えにくい質問を飛ばして、やる気や人間性をあぶり出そうとしてくるわけです。

そもそも、経験やスキルってのはそれまでの一次面接ないし二次面接までで、人事や現場部門の面接官が精査して問題ないと判断されているので、これ以上アピールしてもあんまり意味が無いのです。

にもかかわらず、

内定ほしさに媚びを売るみたいでダサい

大事なのは経験や能力でしょ?

といった斜に構えた態度は自殺行為です。

また、そんなつもりはないのに、そういった態度を見せてしまう方も少なくありません。

これまでの面接では平気だったものの最終面接になると、極度の緊張で語尾が小さくなって言葉に力が乗らなかったり、目が泳いでしまうことは少なくなりません。

そうなると、

こいつ…大丈夫か?何か鼻につくなぁ

という感じで内定は遠のいてしまうので非常にもったいないです。

仮に、普段はそんなにしゃべる方じゃない人であっても役員面接では、

テンション上がる音楽聞いたり、エナジードリンクを飲んだりして、

多少無理やりにでもテンションを上げておく必要があります。

テンション上げてもオラついたらアカんで

再面接で内定した人間は無能なのか?

再面接の結果、採用されたとしても

補欠合格みたいで素直にうれしいと思わない

お情けで採用された余りものみたいで嫌…

と思う方もいるかもしれません。

もちろん、面接を繰り返していく中で何かこの会社違うなと思ったり、提示された年収に納得いかなければ辞退するのはありですが、

単純に再面接での採用だからという理由で卑屈になる必要はどこにもありません。

プロ野球のドラフト1位の鳴り物入りで入団した選手が前評判通りの活躍をしないケースは結構ありますし、

逆にドラフト下位指名どころか育成選手から這い上がってスター選手になった例は少なくありません。

どんな世界であっても入ってからが勝負なわけなので、普通に採用されようが再面接で採用されようがそこまでの差はないわけです。

ただ、再面接というチャンスを必ずくれる保証はどこにもありませんから、一発で最終面接を突破するに越したことはないのは確かです。

とはいえ

テンションを上げるだけで最終面接を突破できれば苦労しない…

大事なのは発言の中身では?

とお困りの方に対しては、

今まで50社以上の面接を受けてきた自身の経験やたくさんの方の転職相談を行ってきた経験を元に最終面接のノウハウをまとめたものもありますので、

そちらをご覧いただければと思います。

詳しい内容は下のリンクで解説しています↓

>>最終面接で詰む転職者を救いたい

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