このブログでは>>職務経歴書の添削 を行っています。
ここでは今まで添削してきた職務経歴書のほんの一部を事例としてご紹介いたします。
他人の職務経歴書を見る機会は中々無いと思うので参考になるはずです。
今回の添削依頼は、
転職エージェントに裏切られた法人営業を救った→内定
転職エージェントに裏切られた法人営業を救ってみた【職務経歴書の添削】
さっそく今回の依頼主についてですが
・依頼主:30歳男性 独身
・経験者数:2社(現職含む)
・最初の転職で家庭の事情で、土日祝が休みで転勤無しの営業職という条件で仕事を探していた。
・某大手エージェントを利用していて、今の会社は練習のつもりで受けたものの、
当時、無職3ヶ月目で焦っていたことと、法人営業で土日祝もしっかり休めるとエージェントから猛プッシュもあり妥協して内定受諾し入社。
だがしかし、実際に働いてみると休日出勤や転勤が普通に有ると聞かされ、聞いていた話と違い転職を検討。
そして、
転職エージェントはもう信用ならねぇ…
ということで転職についてネットで調べたら当サイトにたどり着いて依頼に至ったそうです。
さっそくなので職務経歴書のビフォーアフターを見ていこう!
①ビフォー、添削前の職務経歴書
まず第一印象として、最初の経歴要約がたったの3行というのはよくないのと、2社目の職務経歴がページをまたがって見切れているため読みにくさを感じます。
後半の自己PR欄を書いてあるのは良いと思いますが、
1つ目の<お客様との交渉>と2つ目の<お客様への提案>のボリュームのバランスが悪くもっと細切れにしたほうが読みやすくなるなるのではとおもいます。
また、PCスキルや資格欄は履歴書でも記載してるので、そのためにスペースを使う必要はありません。
多くの人がやりがちなんですが、この期間でスペース稼ぎ、文字数稼ぎをしている人が居ますが、
全体的にスッカスカの印象になるので辞めたほうが良いです。
②アフター:添削後の職務経歴書
まず経歴要約を充実させました。
僕自身も営業職をしていたとき、開発部門など他部署の人間を動かそうと思っても、
「あなたは営業成績が上がるけど、こっちは仕事が増えるだけ…」という方が多く、
協力してもらうためにメリットを提示しないといけないなど結構手間だった記憶がありますし、
営業で1億以上売っていましたっと言っても、転職した先で1億以上売れることにはなりません。
そのため、自己PRでは新しい会社、商材でも人を巻き込んで成果を上げていけるといった内容にしました。
営業の職務経歴書で売上実績ばっかりアピールしている人は要注意です↓
転職エージェントは添削のプロではない
転職エージェントがあんまり添削してくれない…
という方は少なく有りませんが、
ぶっちゃけ、
転職エージェントは転職させるプロであって添削のプロではありません。
というのも
転職エージェントというのは各自それぞれノルマが有り、それをいかに効率的にこなしていくかという営業マンなわけです。
僕は今回に限らず、添削では1週間以上やり取りをしていますが、
100人以上を担当しているキャリアアドバイザーがそんなことをするのは物理的に不可能です。
>>転職エージェントが職務経歴書を添削してくれないのは金にならんから
そのため、職務経歴書でお悩みなら転職エージェントにお任せ!というアフィリンクを信用してはいけないのです。
追記:内定したってよ
後日、この依頼者の方から連絡があり
なんと!内定を獲得したとのことです。
僕自身も 転職エージェントに振り回された過去があるため、
あの頃の自分を見ているようで、何とか力になればと思っていましたが、無事に転職先が見つかって良かったです。
もちろん、内定を獲得できたのはこの方の努力であるのは言うまでもありませんが、仮に自分一人だけで何とかしようとすると限界があるものです。
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