仕事がないのを国のせいにするキャリアコンサルタントは一生食えない

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・キャリコンの資格を取ったものの仕事がない…

・国家資格だから転職できると思っていたのに…

・厚労省がもっと需要を伸ばす施策をするべきだ

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

以前キャリアコンサルタントの資格は役に立たないぞ!って記事を書いたのですが、

>>キャリアコンサルタントの資格は役に立たないと現役の俺が断言する訳

それでも、コロナ禍の先行き不安から、

何十万も払って頑張って養成講座に通って、国家資格であるキャリアコンサルタントを取得したがる人は多いです。

だがしかし、

いざキャリアコンサルタントの国家資格を取ったものの仕事がない

ってのが現実です。

というのも、

僕自身がキャリアコンサルタントでもあり、実技(面接)試験の「相談者役」も務めた経験から考えて、

キャリアコンサルタントに仕事がないのは当然だな

というのが僕の結論です。

今回は、現役のキャリアコンサルタントが

仕事がないのを国のせいにしているようなキャリアコンサルタントは一生食えるようにはならない

についてマジレスする!

この記事を読むメリット

・団体や国に求人を増やせという意味がない他力本願を止められる

・国家資格につぎ込んだ数十万をドブに捨てなくて済む

・上位10%のキャリアコンサルタントを目指せる

目次

仕事がないキャリアコンサルタント共!食えないのを国のせいにするな!

「国家資格 キャリアコンサルタント」

と聞くと、

政府のお墨付きをもらっているキャリアの専門家で、

キャリアコンサルタントになれば何かしらの仕事に就けそう♪

と思ってしまうのも無理はないかもしれません。

しかし、いくら国のお墨付きの国家資格とはいえ、

厚労省は所詮役人なので、キャリコンの需要を増やす事自体が無理ゲーなので、

国を当てにしていてもキャリコンの求人なんか増えませんwハイw

というかそもそも、

キャリアコンサルタントという国家資格を持っているからといって、

ちゃんとしたアドバイスや相談に乗れる人間はごくごく僅かです。

だって

キャリアコンサルタントだからといって

解決スキル・ノウハウが身につくわけではないからねw

キャリアコンサルタントを取得しても解決スキルが身に付くわけではない

キャリアコンサルタントの国家試験では、学科試験と面談試験をしますよね。

学科試験では、労働関係の施策や統計、キャリアに関する理論とかが問われるんですが、

現役で転職相談にのっている僕からすると、この学科の知識って古いんですよね。

逆に、AIとかビッグデータとか副業の知識は一切必要ありません。

むしろそっちの方が大事だろって思うんですが…

一方、面談試験では

1対1の15分間の相談のロールプレイングをします。

お題は仕事を辞めたいとか、仕事が上手くいかないとかよくあるテーマです。

この面談試験では、

相談業務の冒頭15分間を想定しているので、

いきなり頭ごなしに解決策を提示するのではなく、

まず相談者に寄り添い、話を聞く様子や姿勢が評価されるポイントです。

え?そんなので何も解決しなくない?

って感じですが、

そもそもノウハウとか解決法については養成講座で教わりません。

養成講座では、もっぱらこの15分間をいかに失敗せず乗り切るかという練習ばかりしていましたよね?

僕が受験する時は、

とんとん拍子で話が進んでもノウハウなんて無いから会話に困るので、

15分間の相談を継続させるようなテクニックとかも編み出していました。

サッカーでボール回しをして時間を潰すような引き延ばし作戦です。

つまり、

キャリアコンサルタントになるための国家試験では解決スキルは不要ってこと

試験対策の練習の時も、

心の中では、

(上司が仕事任せてくれない?転職するか副業しかねぇだろw)

と思いつつ、

合格するためには我を貫いてもしょうがないので、「そうですね~」とか言っていました。

キャリアコンサルタントでは現役の人事採用の人とかも多いのですが、

僕はキャリアコンサルタントの実技(面接)試験の「相談者役」を務めたをしていた時、

ほとんどの受験者がこう言えば失敗しないだろうというテンプレのような言葉を遣っていました。

もちろん、コイツ中身ねーなと思っても減点対象にはならないですが、

こんな連中が学生や転職者に

マニュアル通りの回答をするな!と偉そうに言うんだから笑えません。

基本的に、そういう解決スキルは各自、自己研鑽をして身に付けましょうというのが業界のスタンスで、

キャリアコンサルタントだからといって解決スキル・ノウハウがあるわけではない

ということはお分かり頂けたはずです。

合格するためだったらそれでいいかもしれませんが、

この程度で、キャリアの専門家を名乗るのはおこがましいとしか言えませんね。

何より、相談してきた人が一番困ります。

ちなみに、こんなキツイ感じで話している僕ですが、1対1で相談されたらちゃんと聞きますよ。

自分のキャリアすらしっかりしてないのに、人のキャリアの相談に乗れるはずがない

キャリアコンサルタントを取ろとする人って

定年前のおっさん、ブランクがあって特にスキルがないおばさんなど、

特にスキルは無いけど資格を取って人生一発逆転しようとする人が多いです。

しかしながら、

先ほどもお話しした通し、解決スキルやノウハウが身に付くわけではありません。

さらにスキルやノウハウを積もうとしてもキャリアコンサルタントの仕事がマジで少なすぎます。

ハローワークの相談員(バイト)になれれば良いほうです。

さらに一回ビビったのが、

転職フェアの無料相談員の仕事で

・時給500円(謝金)

・交通費支給無し

という最低賃金以下の仕事の話が来たことです。

足元見過ぎですw

しかし、それでもやりたがる人がたくさんいます。

ということは転職フェアの相談員のレベルは低いという事です。

他にやりたいことがあるから、

融通の利くバイトにしているなら分かるんですけど、

ほとんどは、それしか仕事が無いからバイトでも仕事をしているにすぎません。

自分のキャリアすら定まらない人間に、

何を相談することがあるのでしょうか?

国家資格を取った自分は特別だという勘違いが身を滅ぼす

とはいえ

解決スキルやノウハウが無かったとしても、

100歩譲って、

相談者に寄りそってちゃんと話を聞こうとすることが出来ればまだマシかなという感じです。

話を聞いてもらえるだけで救われるってこともありますから。

しかし、

・短期離職なんて履歴書に傷がつくからダメだ

・選り好みしなければ仕事はいくらでもある

・嫌な上司でも向き合い方変えたら何とかなる

・とりあえず3年は続けないとダメ

こんなことを平気で言うキャリアコンサルタントも大勢います。

特にハローワークの相談員のキャリアコンサルタントなどに多い。

じゃあ、お前は何のためにいるんだよw

と思いますが、

こういうキャリアコンサルタントの思考回路って

国家資格に合格した自分は特別だ

ってのがあるんですよね。

能力は無いのにプライドだけは人一倍高いってやつで、

出来ないなら出来ないっていえば良いものの、そんなの恥ずかしくてできないから、

自分の薄っぺらい知識や古い価値観をもとにした間違ったアドバイスを押し付けてくるのです。

バイトの分際で偉そうに語ってんじゃねぇよって思います。

そんなクズになりたくてキャリアコンサルタントになったわけじゃありませんよね?

自分に何が出来るかを発信できないキャリアコンサルタントはウ○コ

この国にキャリアコンサルタントは5万人以上いて、政府の方針で10万人まで増やす予定です。

仕事やキャリアについて相談したい、何とかしてほしい人からすると

国家資格かつ政府が推し進めているのだからキャリアコンサルタントは、凄そうに見えるかもしれません。

現役の俺が言うのもなんだけど

「国家資格 キャリアコンサルタント」って肩書きを取っ払ったら中身がないやつが多すぎる。

以前、キャリアコンサルタントの合格者の集まりに参加した時、

同じ席の知らないおっさんから

あなたのキャリアコンサルタントとしての強みは何ですか?

と聞かれてました。

何だコイツ?と思いつつ

・(ブログ)WEBライティングの経験を活かした応募書類の作成のアドバイス

・法人営業経験を活かした面接突破テクニック

・ノルマのある営業の仕事からキャリアチェンジするノウハウ

・仕事を押し付けられないための交渉術

など、ざっくりと説明したあと、そのおっさんに「あなたは?」と聞くと、

「管理職としての経験を…」

「社会人としての経験を…」

と自信なさげに話していました。

恐らくこのおっさんは、僕一人だけ20代だったので、

「こんな若いヤツには負けないぞ」

「社会人経験はこっちの方があるんだ」

マウントを取るつもりで聞いてきたのでしょう。

実際にこのおっさんのように

・自分には何が出来るのかを分かりやすく伝える

・ノウハウや情報を発信する

マジでこれが出来ていないキャリアコンサルタントばかりです。

ITに疎くて、SNS怖い…なんて感じで、発信活動すらしていないのが大半です。

ちなみに僕の場合、

>>記事一覧を見て頂ければどんなことを言っているのか、

自己紹介)にて、どんな考えで発信しているのかが大体わかっていただけるはずです。

正直、このレベルですら実践できている人は全体の一割もいないです。

それなのに

「私はキャリアコンサルタントです!(キリッ」

と言われたところで、何の説得力もありません。

あなた自身、相談しても何とかなりそうにない人に相談しないですよね?

お母さんの方が1000倍マシです。

僕はブログで情報発信を続けて、それを見た人たちから「転職の相談に乗って欲しい」と言われるようになりました。

何十万円も掛けて取得したキャリアコンサルタントの国家資格を活かしたいのであれば、

キャリアコンサルタントの資格に甘んじること無く

・自分にはどんな能力があるのか

・どんな考え、信念を持ってキャリアコンサルタントになったのか

・どんな人達を救いたいのか

と、自分の人間性やスキルを発信し続ける必要があります。

今はYouTube、インスタ、TwitterなどのSNSが無料で使えますし、

僕みたいに自分のサイトを作ってもいいでしょう。

むしろ、こういうことが面倒くさいと思うくらいなら、

キャリアコンサルタントとして活躍することはさっさと諦めたほうが良いです。

実務経験を積みたいキャリコンはどうしたら良いのか?

そうは言っても何をしたら良いのかわからない

このままで良いのかな…?

という方もいるでしょう。

そういった方には、まずは有料転職相談サービスの利用をおすすめします。

有料転職相談サービスとは?

求人紹介をせず、副業を含めてキャリアプランや会社選びを一緒に考えてくれるサービス

紹介料で利益を得ている転職エージェントに相談しても中立的なアドバイスが得られるとは限りませんし、

キャリア相談の道に進みたいなら、実際にキャリア相談を生業にしている人に相談するのが一番です。

転職相談サービスでは

・自分にはどのような仕事が向いているのか?

・今自分に足りないものは何か?

・そもそも転職すべきなのか?

といった相談ができます。

ただ、

有料転職相談サービスは、個々数年でメジャーになってきたサービスであまり情報がないので探すのが難しいですし、

2~3ヶ月で50万~70万の有料転職相談サービスが多いので中々、利用しようとはなりにくいです。

そういった状況の中で、とある転職相談サービスの方とお話しする機会があったので

もし自分のキャリアに悩んでいる人であれば、そちらの記事も参考になるはずです↓

>>良い評判は本当か?【きづく。転職相談】に直接話を聞いてみた件

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