キャリアコンサルタントの独学受験は無理ゲー!試験と実務は違うぞ!

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独学でもキャリコンになった人もいるよね!
わざわざ講座に通って時間とお金を無駄にしたくない
正直、素人どもに負ける気がしないと思っている

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

最近、コロナの影響もあって、

「国家資格 キャリアコンサルタント」の需要が高まっていています。

キャリアの相談を受けるキャリアコンサルタントの資格を取得するためには、

まず養成講座に全12日間通い(土日)修了試験をパスして受験資格を得る必要があります。

終了するまでに、のスクーリングに行かないといけません。

養成講座は30万円以上と高額ですし、土日のいずれかを使って12日間のスクーリングをするためトータル3ヶ月位掛かるなど、時間と金銭面での負担が大きいです。

だがしかし、

労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験

人材会社のキャリアアドバイザー、ハローワークの相談員などを3年以上やっていれば

養成講座に通わなくても受験資格を得られます

そのため、受験資格を持っている人の中には

「独学でキャリアコンサルタントの資格を取るにはどうしたらいいの?」

「養成講座は通わなくていいんじゃないの?」

と思う人は少なからずいらっしゃいます。

実際に僕のもとにもそのような質問が結構来るようになりました。

ちなみに僕自身は日本マンパワーの養成講座に通いJCDAの検定試験を受けました。

また、資格取得後は逆に試験の相談者役をやったこともあります。

実際のデータでも出ていることですが、養成講座に通った人より独学で受験した人のほうが合格率が低いです。

そんな俺から言えることは、

キャリアコンサルタントの独学受験は無理ゲーである!

試験と実務では評価される所が違う!

ここに気づいていない人が多いのでマジレスしていこうと思う

この記事を読むメリット

・無理ゲーな独学で時間とお金を浪費せずに済む

・不合格になってメンタルやられずに済む

・キャリアコンサルタントの資格が本当に必要なのか見直せる

目次

キャリアコンサルタントの独学受験は無理ゲー、実務と試験は違うから落ちるぞ

キャリアコンサルタント試験の全体の合格率は50~60%程度で、

同じ国家資格の社会保険労務士の合格率は約6~7%ですから、

国家資格の中でも合格率は高いほうですし、

ネットで調べると独学でキャリアコンサルタントになった人のブログとか成功体験をたくさんみることができます。

そのため、実務経験が3年以上ある人からすると、

ほら!独学でも大丈夫そう!
養成講座なんて行かなくてもいいんじゃね?
こっちはプロなんだから余裕やろ?

と思う気持ちも少なからずあるでしょう。

だがしかし、

舐めプすると死ぬぞ?

という現実を突きつけたい!

独学のプロ(笑)はド素人より合格率が低い

たしかに、実務経験が3年以上ある方と養成講座に通っただけの素人では相談スキルに雲泥の差があります。

となるとプロの人の方が合格率が高いと考えるのは自然なことですが…

実技試験 学科試験
第17回 養成講習修了者 58.8% 58.8%
実務経験者 43.1% 50.3%
第16回 養成講習修了者 66.6% 65.8%
実務経験者 45.5% 54.8%
第15回 養成講習修了者 66.8% 76.8%
実務経験者 41.2% 59.5%

こちらは直近で行われたキャリアコンサルタント試験(JCDA)の3回分の合格率を表したものです。

学科、実技共に独学実務経験者の合格率は劣っています。

つまり、

プロたちが、実務経験ゼロのド素人たちに負けているという実態があるわけです。

もちろん、実務経験もあって養成講座に通っている方もいらっしゃるでしょうが、

そもそも実務経験がある人自体が少ないのでそういった方は少数派です。

まぁ百歩譲って、学科試験はキャリアの理論とか実務で使わないことが出てきたりするので、

学科試験に関しては養成講座に通っている人の方が有利という見方もできなくはないですが…

実際に相談者にカウンセリングするという設定で行われる実技試験の方も、合格率が低いというのは言い訳できない結果です。

※しかも実技の方が合格率の落差がひどいw

正直、このデータだけ見ても

独学なんて馬鹿なことは考えないで、養成講座に通おうってなりそうなものですが…

実務の相談と試験のロールプレイングは違うから

ぶっちゃけ、キャリアコンサルタント学科試験は問題集やみんなで合格とかやりまくれば独学でも普通に合格できます。

感覚的に言えば、簿記2級より簡単です。

だがしかし、

実際に相談者にカウンセリングするという設定で行われる実技試験(面接試験)の方も、合格率が低いとなると、

解せぬ…

となるのは当然です、

実際、相談スキルは上回っているにも関わらず、なぜこのような事態が起こるのか…

それは、

相談の実務と試験のロールプレイングで求められることは違うから

これに尽きる。

実技試験(面接試験)試験では、

・今の仕事が合っていないと思う

・上司と馬が合わない

といった設定の相談者と1対1で15分間のロールプレイングをします。

僕が受験した、JCDAの実技試験では、

これは60分の相談業務のうちの冒頭15分間を想定しているので、

まず相談者に寄り添い、話を聞く様子や姿勢が評価されます。

実務をやっている人からすると

え?それだと不十分じゃない?

と思うでしょうが、

そもそも養成講座ではノウハウとかツールとかはあまり教わりませんでした。

むしろ、今の僕みたいに、

副業やって会社以外の収入源を確保しろ、そしたら上司にビビることはなくなる
リモートワークなら上司が近くにいないからいいんじゃね?

なんてことを言って終わらせてはいけないわけですよ。

それを証拠に、

養成講座では、この15分間をミスらずに乗り切るかという練習ばかりやってましたw

時には、

それでは、ここで一旦これまでのお話を整理させていただいても宜しいでしょうか?

とか言った感じで、時間潰しみたいな老獪なテクニックも身につけていましたw

もちろん、別の試験団体、キャリアコンサルティング協議会での実技試験だとまた違うアプローチの仕方が求められるでしょうが、

どちらにしろ、実務と乖離している感は否めません。

残念ながら、実務経験があろうがなかろうが、実技試験は試験団体に則ったルールを適応しないと普通に落ちます。

というか、

実務経験者ほど、自分のセオリーを通そうとするため墓穴を掘る可能性も高く、

養成講座を受講して矯正をしておかないと、実技試験を合格するのは難しいです。

こんなの実務じゃありえないだろ!

と思って我を通しても不合格になるだけですから。

養成講座に行かないのは安物買いの銭失いである

たしかに、養成講座はお金がかかったり、時間的な拘束があるので独学のほうが良さそうな気がします。

だがしかし、

学科試験はともかく、実技試験対策は自分一人では出来ません。

一緒に練習してくれる相手が必要になります。

養成講座の中でも何度も練習できますし、講座が終了しても受講生同士で助け合って練習できるので練習相手には困りません。

こんな事言うと、

SNSやGoogleで探せばいいじゃん。

と考える独学民がいそうですが…

たしかに、Twitterとか検索するとzoomでロールプレイングの練習をやってくれる人も居ますが、

1時間5,000円~10,000円とかですので、それなりに数をこなそうと思ったら

結局養成講座に行くのと変わらないくらいお金がかかる…

という事態になります。

中には無料でやってくれる人も居ますが、そんな人を自分で相手を探すのは大変です。

見つけたとしても、無料なので先に予約が埋まってしまったり、自分が練習したいタイミングではやってないことも予想されます。

無料ということは質も担保されていないわけですし、無料で釣って何か売りつけられたりするなどトラブルに遭遇する可能性だってある。

また、試験団体に則ったルールに適応しないと普通に落ちますとお伝えしましたが、

キャリアコンサルティング協議会で受験する人が、JCDAで合格した人からフィードバックを貰ってしまうと逆効果になりかねません。

それに試験は対面で行うためどうしても対面での練習は必要になります。

最近だとコロナウイルスの関係で、見ず知らずの他人と膝を突き合わせて1時間くらい話をするなんてリスクが高すぎます。

それをボランティアでやるなんて論外だし、有料でもやりたくないっすよ。

仮にそれでもやってくれる聖人がいたとしても、その人は不特定多数の人と濃厚接触者になっているわけで、そんな人に会いに行くのなんて怖すぎでしょって話です。

・コロナ禍でも嫌な顔せず対面でやってくれる

・的確なフィードバックをくれる

・自分が気が済むまで練習に付き合ってくれる

・自分が受ける試験団体に準拠している

・怪しいセールスをしてこない

↑上記の条件を満たして無料でやってくれる

こんなの実現不可能ですし、こんな面倒なことするなら養成講座に通った方が早くない?となります。

正直、独学では練習の絶対量が足りなくなります。

そうなると合格するまでに4万円もする検定料を何回も払い、受験することになります。

タダより高いものはない

独学するくらいなら受けるな、受けるなら独学するな

キャリアコンサルタントという資格が欲しければ、養成講座に通うべき

というのが僕の持論です。

こんなこと言うと業者の回し者かと思われますが、

そもそも、無理してキャリアコンサルタントの国家資格なんて取る必要はないと思います。

というのも、

キャリアコンサルタントという資格は、名称独占資格に過ぎません。

弁護士や公認会計士などの業務独占資格ではなく、資格がなくても相談業務は出来ます。

そもそも、せっかく実務経験があるのならば、

今の仕事で頑張って結果出したり、良い条件の会社に転職する方が良いです。

キャリアコンサルタントがダメなら何すればいいの?

そもそも、キャリアコンサルタントを取ろうと考えている人は

・自分のキャリアに何かが足りない

・キャリアに箔をつけたい

・自分に合った仕事は何なのか?

・今の仕事を頑張るべきなのか?

という考えの方も少なくありません。

そういった方には、まずは有料転職相談サービスの利用をおすすめします。

有料転職相談サービスとは?

求人紹介をせず、副業を含めてキャリアプランや会社選びを一緒に考えてくれるサービス

有料転職相談サービスは、ここ数年でメジャーになってきたサービスであまり情報がないので探すのが難しいですし、

2~3ヶ月で50万~70万の有料転職相談サービスが多いので中々、利用しようとはなりにくいです。

だがしかし、

きづく。転職相談

・他社と比べて低価格(187,000円 税込)の1ヶ月プランから利用可能

と金銭的にも時間的にも負担が軽いです。

というのも、

きづく。転職相談では、現役の経営者や人事責任者など本業を持っている人が副業トレーナーとして参加することで、質を保ちつつサービスのコストを抑えています。

それに、

キャリア相談の道に進みたいなら、実際にキャリア相談を生業にしている人に相談するのが一番です。

きづく。転職相談」は、転職相談と言いつつも【転職をゴールとしない】キャリアプランの提案もしてくれます。

・自分にはどのような仕事が向いているのか?

・今、自分に足りないものは何か?

・そもそも、その資格は必要なのか?

といった相談ができます。

転職ありきではない「きづく。転職相談」は、まさに時代に合っているサービスだと感じます。

実際、僕はきづく。転職相談の方とお話ししましたが、

>>良い評判は本当か?【きづく。転職相談】に直接話を聞いてみた件

無料相談に来たからといって強引なクロージング掛けるつもりはないし、

なんなら他社の無料相談も受けてみてから決めてほしいという自信満々のスタンスでしたので、安心して相談できるはずですし、

相談の結果、今の自分にはキャリアコンサルタントの資格は必要はないってなるかも知れませんから、それだけでも意味はあるはずです。

>>無料相談はこちら

 

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