「銀行がつらい…辞めたい」
「親に銀行を辞めるなんてもったいないって言われた」
「銀行を辞めて後悔したくない」
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
今回は元地銀行員の僕がこのような悩みを解決していきます。
銀行員は一生安泰
銀行員なら30代で年収1千万♪
という親や周囲のアドバイスを聞いて銀行に入行した人は多いでしょう。
しかし待っているのは、
・キングオブ縦社会!
・預かり資産のノルマ!
・ちょっとのミスでオペリスク報告書!
と非常に窮屈な職場ですし、実際そんなに給料は良くない。
「早く銀行員を辞めたい」と思いながら、周囲に相談しても
銀行を辞めるなんてもったいない
と言われ相手にされません。
そのため、辞めたいと思いつつも我慢して働き続けている銀行員は多いのではないでしょうか?
実は僕もそのうちの一人で、新卒で地方銀行に入行して、たった2年で辞めました。
今でも一番キライな生物は?と聞かれたら迷わず「銀行員」と答えるくらいです。
そんな俺が言えることは、
銀行なんて辞めてよかったことしかないぞ!
後悔なんてあろうはずがない!
これに尽きる。
僕はいち地方銀行の行員でしたが、ぶっちゃけメガバンク・第一地銀・第二地銀・信用金庫など規模に関わらず共感してもらえる内容です。
そして、この記事の最後にプレゼントがあるので
銀行を辞めたいと思っている人は、是非、最後まで読んでほしい!
・銀行員を続けてメンタルやられずに済む
・頭おかしい銀行員になって友達なくさなくて済む
・銀行を辞めても絶対に後悔しない
やっぱり銀行員は頭おかしい奴ばっかりだったので、本当に辞めてよかった!
安易な考えで銀行を辞めると
数年後に銀行の同期と会ってお互いの年収を比べた時に必ず後悔するぞ!
銀行を辞めるやつは逃げてるだけで、将来のことを何も考えていない浅はかな人間だ
まるで銀行を辞めると不幸になるみたいによく言われますが、
実際に転職してみると全くそんな事はありません。銀行の常識は世間の非常識でした。
後悔などあろうはずがない!
①頭のおかしい営業数字・ノルマの詰めが無い、ヌルい
僕が銀行員をしていたときはリテール営業をしていました。
当時は、リーマンショックの影響で相場が冷え込んでいるのに預かり資産(投信、保険)のノルマはお構い無しで要求され、本社の営業推進部をぶん殴りたいと何度も思ったものです。
もちろん、預かり資産だけでなく
・定期預金
・クレジットカード
・住宅ローン
・カードローン
など、全部達成したら事務処理だけで期が終わるレベルの膨大なノルマがあります。
しかし、達成できなければ営業会議でまるで犯罪者のように詰められます。
「獲ってくるまで帰ってくるな」
「頑張るってどうやって頑張るか聞いてんだよ!」
「今月の給料泥棒は○○です。」
なんてのは日常茶飯事で、
僕は特に平準払保険が苦手で、営業会議がある月曜日が特に憂鬱でした。
その後、銀行から電機メーカーの法人営業に転職したんですが、法人のルート営業であってもノルマはあります。流石に営業なんでね。
そんな中、不調で数字が上手く言っていない時にマジで腹をくくったのですが、
営業会議で数字について詰められた時、、机を蹴る人もいなければ、書類を投げつけてくる人もいません。
え?この程度?
というのが正直な感想です。
もちろん多少が詰められましたけど、正直詰めに関しては、
銀行に比べたらヌルすぎワロタwです。
ちなみに、そのメーカーもパワハラや長時間労働が問題となるくらいの会社でしたが、
そんな会社の数字の詰めがヌルいと感じる時点で、皆さんが今苦しんでいる銀行の詰めがどれほど異常か分かるはずです。
②休日返上で研修、住宅ローンのローラーをしなくていい
銀行は土日祝休みで良いじゃん!
そんなことをよく言われたものです。
たしかに土日祝は休みですが、
銀行にお盆休みは無いし、年末年始は一般企業より短いです。
それに、その貴重な土日休みでさえ新商品の勉強会や銀行業務検定の勉強会
もちろん、形式上、参加は任意の研修なので賃金は出ません。
しかし、行かないと上司や支店長に嫌な顔されるんですよね。
欠席して黙っとけばいいだろって思ってても、
十中八九、先輩が
お前、何で先週の勉強会来なかったんだよ(怒
とか言ってくるのでまぁ、バレますw
というか仕事の研修なら時給が発生しないとおかしいだろ。
それ以上に納得がいかないのは、住宅ローンのローラーです。
在宅率が高い土日に一軒一軒ピンポンしまくって
「住宅ローンを当行に借り換えませんか?」
という超前時代的な営業をよくやるのですが、
ある日、住宅ローンの専担の先輩がいきなり、
今週の日曜、住宅ローンのローラーすっぞ
と言っていたのですが、
その日曜日は3連休の中日でそもそもみんな出かけているだろうし、
僕も遊びに行く予定があったので、
在宅率低いんで別の週にしませんか?
と言ってもその先輩は聞きません。
まじで意味がわかりませんでしたが、
遊ぶ約束していた友人に頭を下げ、渋々ローラーをするも案の定、みんな出かけています。
(コイツ、マジで何がしたいんだ?せっかくの連休を潰しやがって!)
と思ったのですが、
どうやら、住宅ローンの数字が悪くて、詰められたくないから、休日返上で頑張ってますよアピールをしたかっただけらしい。
もうね…むかつくどころかキモすぎて引くレベルです。
だからお前は数字獲れねぇんだよ!
そんな銀行から転職してからも、自分の仕事が終わらず休日出勤をすることはありましたが、銀行員時代に比べたら、10分の1以下に減りました。
③普通の会社は直ぐに印鑑を押してくれる
銀行の場合、印鑑をもらうのがものすごく面倒くさいです。
銀行では事務ミスしたら、オペリスク報告書という始末書みたいなのを書かないといけないのですが、
オペリスク報告書が発生すると、ハリーポッターの
グリフィンドール10点減点!
みたいな感じで支店評価に影響します。
そして、印鑑を押した人は共犯者扱いされてしまうので、なかなか印鑑を押してくれません。
僕は一度もオペリスク報告書を書いたことがなかったのですが、
チェック箇所に付箋を貼ってわかりやすいようにして回さないと印鑑を押してもらえませんでした。
すっと押せや!処理が分からないのに役席やってんじゃねぇよ!
ってずっと思ってました。
転職してからは印鑑を押すこと自体が少なくなり、
見積書で判子が必要な時とかは
「支店長の印鑑もらいまーす。」と言いながら、支店長本人が見ていない中、勝手に印鑑を押してOKでした。
銀行員の方ならば、かなりカルチャーショックでしょう。
④書類に修正テープが使える。訂正印をもらわなくていい
一般企業にお勤めの方からすると
何言ってんの?当たり前のことでしょ?
と思うかもしれませんが、
銀行では書き損じた場合、訂正印を押さないといけません。
しかも、訂正印があまりに多いと見栄えが悪いので、最初から書き直しです。
修正テープなんてもってのほかです。
そして、お客さんが書いた書類に不備があれば訂正印をもらわないといけません。
レ点が一個漏れていても自分で書き足すことは許されません。
店頭の人のもらい忘れで、渉外の僕が訂正印をもらいに言ったことは数しれず…
転職したばかりの時、書き損じて、いちから書き直していた所
何で、修正テープ使わないの?配属の時渡したじゃん
と庶務の女性から言われたことは今でも鮮明に覚えています。
それに、お客さんへの見積もりとかはPDFとかでやり取りしているので、わざわざ訂正印をもらうことなんて一度も有りませんでした。
不備があれば、お客さんのタイミングで送り直して貰えばいいだけですからね。
というか、
これまでの人生で色んな会社のサービスを利用し登録してきましたが、一度も訂正印を求められたことは有りません。
訂正印なんか無くても一般社会は上手く回っているんですね。
⑤毎朝、金庫から荷物を出さなくていい
銀行では毎朝、金庫から全てのキャビネを出して、退行する時にはその全てを金庫に戻す作業があります。
この作業だけで毎日少なくとも30分はロスしています。
現金ならともかく、毎日使う書類をわざわざ金庫に治す必要はあるのか?って思うのですが、そういうルールなのでいくら言っても無駄です。
しかし、転職してからは、この金庫の出し入れ作業から開放されます。
書類は自分の机とキャビネに入れっぱなしだし、鍵すら掛けません。
まぁホントは良くないんでしょうが、オフィスが施錠されてればええやろ精神なんでね。
むしろほとんどの職場はこんな感じではないでしょうか
⑥頭おかしい上司、えらそうな先輩がいない
銀行の世界では1年でも先輩であれば、
先程、お伝えした住宅ローンのローラーのために休日返上して同行しないといけないなど、後輩は先輩の言うことを聞かないといけないという縦社会です。
人によって程度の差はあれ、先輩は無条件に立てないといけないというクソ文化が蔓延しています。
ちなみに銀行のキャリアステップは
店頭→リテール営業→法人営業と、基本的にこんな感じです。
つまり法人営業が一番先輩になるわけです。
そのため、法人営業している俺達が一番偉いっていう感じで、
電話は後輩であるリテールが出ろ
っていう感じでマウントを取ってきます。
とある先輩が自分の目の前でなっていた電話なのに、
お前、後輩なのになんで電話に出ないんだ
と言われて、
法人宛ての電話は法人担当が出るべきでしょ?お客さん二度手間では?
と言って先輩を激怒させたことがあります。
というのも僕は、
「本業があるのはお互い様だろ!こっちだって預かり資産獲らないといけないんだよ!」
「お前ら法人が低金利でしか貸金を取れないから、俺たちの預かり資産のノルマが年々上がっているんだろうが!」
「先輩なのに後輩の足引っ張って恥ずかしくねぇのか!?」
と心の底でずっと思っていました。
そもそも、先輩を尊敬する理由は経験や技術があってサポートしてくれるからであって、ただ年が上だからという理由で偉そうに振る舞えるわけではないんですね。
ハッキリ言って、銀行の縦社会は異常です。
もちろんね。転職先のメーカーにもうざいヤツはいました。
それでも未だに、人生で嫌いな生物トップ10は銀行の先輩や上司ですし、この記録は生涯塗り替えられることはないでしょう。
⑦ゴミを売りつけて友達なくす頭のおかしい銀行員にならなくて済む
銀行のノルマは全部達成したら事務処理すら終わらないレベルですが、
お前、月末近いのに数字足んねぇじゃん!
頑張る?先週も同じこと言ってたよな!?
親や友達に、片っ端から当たれよ!
こういった日常を続けていくと数字を達成するために手段を選ばない頭のおかしい銀行員が出来上がります。
僕は月末までにどうしても数字が足りない時に友人や家族にお願いして、
使いもしないクレジットカード、投信口座の新規開設、NISA等の申し込みをしてもらっていました。
もちろん、中には断られることもありました。そりゃ勧誘された方だって良い気分しませんよね。
まるでねずみ講やマルチ商法の勧誘をしている気分で、このまま銀行員を続けていくとリアルに友達なくすだろうなと感じていました。
もちろん、
お前に営業力が無いから友達に頼るなんて甘えた行動をするんだ!
という先輩もいましたが、
偉そうに言ってくる先輩だって融資先に頼まれて、要りもしないそうめんやクリスマスケーキを、他の行員やパートさんたちに買うようにお願いしてきます。
本当に営業力があるなら、駅前にでも行ってそうめんやクリスマスケーキを売ってくればいいだけで、完全矛盾しています。
そういった先輩たちを見ると、
銀行員を続けていく中で、倫理観とかそういった大事なものが吹っ飛んで本当に頭がおかしくなっちまったんだろうなと思います。
その後、銀行員を辞めて電機メーカーの法人営業職になりましたが、法人向けの商材なので友人や家族を頼ることは出来ませんし、銀行みたいな無理ゲーなノルマではないので何とか達成できます。
それに、万が一数字が達成できなくても詰めは銀行ほど怖くないです。
もちろん、メーカー営業もそれはそれで大変でしたが、それでも頑張れたのは友達や家族など大事な人を売るクソに成り下がるよりはマシだと心の底から思っていたからです。
銀行員を退職するのは頭おかしい?後悔どころか、銀行を辞めていいことしかないぞ!
ぶっちゃけ、この記事に共感してくれて最後まで読んでくれた人は銀行を辞めたほうがいいです。
中には銀行を辞めた人に対して
「転職して正解だった」
「銀行を辞めてよかった」
ってのは、自分の選択を否定したくないから言っている負け惜しみだ!
って心無いことを言う頭おかしい銀行員がたくさんいますが、(こういう所が嫌いなんだよ!
そうは言うものの、銀行は中途入社の人がほぼおらず、新卒至上主義で他所の会社を知らない人ばかりです。
そのため、新卒で銀行に入ると、それが社会の全てだと思いがちです。
しかし、1社勤めただけで社会の全てを理解した気でいるならそれは大間違いです。
それに、少なくともクソはクソで、嫌な環境が良くなるなんてことはありません。
頭おかしい役席者のゴミを新人の僕がシュレッダーに掛けていて、
ゴミ箱の中にあった錠剤の空の容器を見つけて名前を調べたら、抗うつ剤…
こんな人が何人もいました。
そこまでして銀行員を我慢して続けていてるのに、僕みたいに簡単に銀行を辞めていく人間を見ると
銀行を辞めた人は不幸になるって言わないと自我が保てず、本当に頭がおかしくなるんでしょうね…
だからといって、
彼らの言うこと聞いて、無理して銀行員を続けてうつ病や精神疾患になってしまったら、彼らが責任とってくれるわけがありません。
無理くりなお願い営業で失った友達は戻ってきません。
僕は銀行から転職して、一番感じたのは
銀行の常識は、世間の非常識ってことです。
一般企業では、銀行みたいな煩雑な事務処理能力とか求められません。
銀行員時代のノリで後輩に絡んでしまえば、パワハラで処分されます。
もちろん名刺の渡し方とかビジネスマナーは使えましたけど、それは別に銀行じゃなくても身につきますよね。
そのため、後悔するどころか、銀行員を長く続けなくてよかったと本当に思います。
結果的には、電機メーカーでの法人営業も辞めたんですが、銀行とメーカーはどっちが嫌だったかと言われたら間違いなく銀行です。
僕は銀行を辞めて10年以上経ちますが、未だにトラウマで、大ヒットドラマの半沢直樹をネタとして楽しめません。
仮に1000万円積まれても二度と銀行員はやりたくないです。
※最後のプレゼントについて、下のリンクで
実際に銀行から転職を成功させた時の職務経歴書を公開しています。
銀行を辞めたいと思っている方の力になるはずです↓