俺が唯一尊敬する会社員は、会ったことない嘱託職員のおっさんだった

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こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

僕が尊敬する人の中に、サラリーマンは殆どいません。

まぁ、このブログでクソ上司やクソ人事とか言っているくらいですから当然といえば当然ですが…

実際にネットビジネスで稼ぐようになってからは、

一見諭しているようで、実は人事評価を餌に脅してくる上司に対して、

(割りに合わない出世でしか収入を挙げられないお前と一緒にするな)

(いち労働者がビジネスを語るな、ダセェから)

という感じで、心の中でさらに見下していました。

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そんな僕ですが、会社員時代唯一尊敬した人がいました。

それは、

大企業の社長でもなく、トップセールスマンでもなく、

会ったこともない嘱託職員のおじちゃんでした。

目次

俺が唯一尊敬する会社員は、会ったことない嘱託職員のおっさんだった

僕は電機メーカーで働いていた時、

顧客から機械製品のトラブル、使用の可否などを技術的なことを聞かれ、自分では判断できない時は、

製作所(工場)の技術サポートセンターに電話して聞いていました。

この技術サポートセンターは、製作所(工場)で製品開発をしていた人が定年した嘱託職員で構成されていました。

まぁ、元技術者のおっさん達ってイメージですね。

しかし、この技術サポートセンターが中々曲者で、

「納入仕様書にOKって書いてないのならダメです。」

という感じで、基本的に塩対応です。

まぁ、みんなサラリーマンなので、

もしトラブルになった時に

「あの人が大丈夫って言った!」

ってなって責任を取りたくないっていうのは、電話越しでもヒシヒシと伝わってきました。

しかし、

・納入仕様書だけじゃカバーできない所があるから技術サポートセンターがあるのでは?

・納入仕様書を見ろと言うだけならお前ら要らなくない?

って思いますが、たった一人だけ違いました。

その人は、松山さん(仮名)という方で、

定年する前は製品不良やトラブルに対応する部署の部長をしてて、現場経験豊富な技術ガチ勢でした。

通常とは違う、特殊な環境で使っても故障につながらないかと聞くと、

「この使用環境だったら、大丈夫だよ」

「もしなんかあったら俺のせいにしていいから」

とハッキリと言い切りました。

僕は今まで3社経験して、千人以上の会社員を見てきてましたが、

俺が責任を取る!とハッキリ言いきったのですが、この松山さんたった一人だけでした。

おそらく、この言葉が言える大人は日本全国探しても、ほんの僅かしかいないでしょう。

責任を取る覚悟を持って、初めて部下は敬意を表する

もちろん、

口では責任を取ると言っても、都合が悪くなると部下に責任をなすりつけてくるクソ上司はたくさんいます。

嘱託職員のおっさんなら、責任取らされることも無いから言えるだけじゃないの?

という意地が悪い見方をすることも出来ますが、

この松山さんは僕の上司でもなんでも無いので、責任を取りたくなければ他の人のように塩対応で済ますことも出来たはずです。

それに、

僕は営業職で人間のクソな部分をたくさん見てきて、流石にそれが本気かハッタリかはわかります。

そもそも工業製品で不良品ゼロにするなんて無理ですし、想定外の故障だって発生する。

本来、絶対大丈夫なんて誰にも言えないんですよね。

にもかかわらず、

なぜ、この松山さんが「責任は俺が取る!」と言い切れるのか?

疑問に思った僕は本人に聞いてみると

「今まで色んな現場やトラブルを対応してきた。そう言い切れるだけのことはしてきたからだよ」

とおっしゃっていて、

今まで培ってきた経験と技術に自信があって、だからこそ「責任は俺が取る」と言い切れる。

それでも責任を取らさせるのなら仕方がない。

という覚悟を感じました。

電話だけで、会ったこともないおっさんでしたが、

責任を取ると言うことは覚悟を持つこと

ということを教えてもらいました。

そして、

こういう覚悟を持っている人が損をするのは間違っているよな。

もし何かトラブルが起きてもこの人に責任が及ばないようにしよう。

と心に誓うのでした。

まぁ所詮、機械なんでトラブルがゼロってことは無かったんですが、大したトラブルじゃなかったし、

いつもの僕は、責任を擦り付けようとしてくる上司を強引に巻き込んで逃げられないようにするなど、

上司に対しては一度も敬意を表することなどありませんでしたが、

「あの人の顔に泥を塗るくらいなら、泥をかぶるのは俺一人でいい」

と、顔も知らない松山さんの覚悟に敬意を表しました。

今は、定年退職して嘱託職員のおっさん、おじいちゃんと言ってもいいくらいの年齢でしょうが、

その製作所(工場)の開発の人が新商品説明で僕がいる支社に来ていたので、松山さんのことを聞くと、

当然ですが、部下からの信頼は相当厚かったようで、

大手電機メーカーの部長となれば退職金もエグいので、本人は定年退職してゆっくりしようとするつもりだったけど、何とか残ってくれと言われて嘱託職員をしているそうです。

顔も知らない相手にすら

「責任は俺が取る!」

と言えるのですから、

もしこの人が僕の上司だったらもっと会社員を長く続けていただろうと思います。

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