転職の面接で無難な逆質問をしないと落ちる?そんなわけない理由

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面接官の「最後に何か質問はありますか?」が困る
正直、何を聞いて良いのかわからん
無難な逆質問をしないと面接落ちる?

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

緊張する面接、

自己PRや志望動機、転職理由など言って、

面接官からの質問もキチンと答えることが出来た

1時間余りの時間…あと少しで終わると思ったら、

面接官からの

「最後に何か質問はありますか?」

上手くいったと感じている応募者からすると

変な質問してせっかく上手くいった努力が水の泡になるのは嫌だな。

かといって「特にありません」と答えると意欲が低いと思われて落とされそう

もしくは

面接で上手く受け答えできなかった応募者は

いい感じの逆質問をして挽回できる…かな?

こんな感じで、多くの人を悩ませる面接官への逆質問

僕はこれまでの2回の転職活動を通して、トータル100回以上の面接を受けてきました。

その経験から言えることは、

面接で逆質問する前に、もう面接は終わってるよw

今回はその事実について語る!

 

この記事を読むメリット

・本当に聞きたいことを聞ける

・こんなこと聞いて良いの?という質問が出来る

・面接官にビビらなくなる

 

目次

転職の面接で無難な逆質問をしないと落ちる?もう面接は終わってる件

ぶっちゃけ面接官の質問に答えるだけで精一杯

もちろんあらかじめ質問を用意して臨んだけど

面接の中で説明や会話の中で解決してるし…

かといって「特にありません」と答えると落とされそう

こう考える人も多いことでしょう

しかし、

転職サイトなど様々な媒体で

・逆質問はライバルと差をつける絶好のアピールチャンス!

・面接が上手くいかなくても逆質問で挽回!

 

などと逆質問をすることがいかに素晴らしいかのように語っています。

しかし、

僕から言わせると

その根拠を教えろ!

って感じです。

しかし、教えてと言っても教えてくれないので自分で調べてみました。

残念ながらあなたが思っているほど、逆質問は面接官に響いていない

そもそも逆質問ってみんなが言うほど価値があるのか?

と思った僕は

新卒採用で、

最終面接を担当した社員・役員・経営者300人へ逆質問についてのアンケート

を見つけました。

結論から言うと、

残念ながら逆質問にあなたが思っているほどのパワーは無い

その根拠をお伝えしましょう!

最終面接で、面接の評価を大きく上げることにつながった逆質問はありますか?

「最終面接で、結果的に面接の評価を大きく上げることにつながった学生からの逆質問はありますか。」の円グラフ

出典:就職ジャーナル/最終面接の逆質問で「評価が上がる・下がる」の違いとは?…

逆質問はライバルと差をつける絶好のアピールチャンス!

と言われていますが、上記の結果によると、

応募者からの逆質問して80%近くがアピール出来てない…

と回答してます。

採用するかどうか決断する最終面接ですらこの数値…

かなり怪しくなってきました。

(というか覚えていないってどういうことだよw)

最終面接で、面接の評価を大きく下げることにつながった逆質問はありますか?

「最終面接で、結果的に面接の評価を大きく下げることにつながった学生からの逆質問はありますか。」円グラフ

出典:就職ジャーナル/最終面接の逆質問で「評価が上がる・下がる」の違いとは?…

そして、

逆質問で悪い印象にはならなかったと80%以上の人が回答

(ここでも覚えていないってちゃんとやれよ!って感じですw)

ここまでの結果だけ見ると、

残念ながらあなたが思っているほど、逆質問は面接官に響いていない

ということがわかるでしょう!

逆質問をする前に、もう面接は終わってる

「逆質問をすればアピールできる」と誤解してしまいがちな人は多いでしょう。

しかし、

残念ながら逆質問にあなたが思っているほどのパワーは無い

とうことがお分かり頂けたでしょう。

逆質問するとアピールになるって話じゃないのか!

と言いたくなる気持ちはわかる。スゲーよくわかる。

じゃあ、

なぜこれほどまでに逆質問は面接官に響いていないのか?

冷静に考えればわかります。

それは、

逆質問をする前に合否が決まっている、

ということです。

あなたが面接官になったとして想像してみてください。

「経験不足だし、ウチの会社のカラーには合いそうにない。けど、素敵な逆質問をしたから内定を出すぜ!」

と思いますか?

それよりも、

経験やスキルもあって、人柄も申し分なそうな人を採用したいと思いませんか?

たとえ、逆質問がなかったとしても

つまり、

逆質問しないと落ちるなんてことはない

俺が必ず聞く逆質問【例文】

ここまでで、

逆質問をすれば面接が上手くいく

逆面接をしないと面接に落ちる

 

というのは迷信に過ぎないレベルということは、お分かりいただけたはずです。

とはいえ僕は面接官に

「最後に何か質問はありますか?」

と言われたらフツーに質問します。

面接官の心象を良くするわけでもなく、

僕がシンプルに気になるからです。

今回は僕が良くしていた質問をご紹介します。

① 今まで一番大変だった仕事は何ですか?

もし求人の部署の担当者がいた時や面接官がその現場の経験者だった場合は、

この質問をします。

誰だってエピソードの一つや二つくらいありますし、

それをどうやって乗り越えたのか

ということまで深掘りして聞きました。

そして、

今後の選考の時に

「◯△という経験を通して、□◇分野で働きたいという気持ちが強くなりました。」

「~という場合は、私の◯△という経験が活かせます」

と、志望動機や自己PRのヒントにします。

まるで僕が面接官みたいですね。

② 現場で成果を出している人にはどのような特徴がありますか?

これも、今後の自己PRの材料にする目的ですね。

現場で活躍している方にはこういう特徴がある

   ↓

俺/私にも共通点がある

   ↓

自己PRに説得力が増す

 

ってな感じですね。

もし質問の答えが抽象的だった場合は、

「具体的にどのような仕事の仕方をしていますか?」

と聞きましょう。

質問して良いと言ったのは面接官なのですから遠慮する必要はありません。

③ 今現在抱えているチームの課題はなんですか?

念のため補足しておきますが、

ここでいうチームとは今回の求人で募集している現場のことですね。

今現在抱えているチームの課題はなんですか?

と聞いていますが、

とどのつまり、

現場はどういう人を求めているのかを聞いているのです。

だって、困っていないのに求人なんて出さないし、

せっかく雇うなら現状を良くしてくれそうな人が良いからです。

直接、「現場はどういう人を求めているのか?」と聞いても良いのですが、

これだと「熱意があって…ホスピタリティがあって…」

と面接官からの回答が抽象的になってしまいがちです。

しかし、

今現在抱えているチームの課題は何ですか?

と聞けば具体的な答えが返ってきます。

それを元にして今後の自己PRを作るのも良いですし、

この給料でそこまで求められても困ると選考を辞退しても良い

この逆質問をする時、

その現場の人がいれば良いですが、もちろん人事の人に聞いてもOKです。

なぜならば、

そもそも求人を出しているのなら、

現場にどういう人が欲しいかをヒアリングしているはずですから

④ 異業種未経験で活躍している人はいますか?

これは僕が未経験の転職をしようとしていた時にしていた質問です。

その人がどういう業界出身で、どういう職種の経験者なのか、

そして、

どのように活躍しているかを聞きましょう。

全く一緒じゃなくても、近い職種や構造的に似ている業界があるハズです。

そのエピソードをヒントに

「今まで培った営業職の経験を活かして、社内外の折衝を円滑に行います」

「私の、電機メーカーでの経験を使って~という風に活躍します。」

という感じで、

未経験でも活躍できるよ!

というアピールに使います。

未経験の転職ではこれが武器になります。

まぁ、経験者ならこの質問は不要でしょう。

逆質問を頑張るより、面接を頑張れよ

転職サイトなど様々な媒体で

・逆質問はライバルと差をつける絶好のアピールチャンス!

・面接が上手くいかなくても逆質問で挽回!

 

などと逆質問をすることがいかに素晴らしいかのように語っています。

面接が上手くいかなかった人には淡い期待を抱かせるようなものです。

たしかに、

新卒採用の場合は、学生時代に力を入れたこととか、熱意とかを考慮してくれるかもしれませんからまだ逆質問は効果的かも…(それでも2割程度ですが)

しかし、

社会人経験のある中途の場合は、

これまでの経験やスキルが全てです。

質問をして熱意をアピールするよりは、これまでの実績をアピールした方がよほど有意義です

なので、

転職で中途の場合は無難な逆質問で面接官のポイントを稼ぐことなんて全く意味がない

ハッキリ言って

逆質問を頑張るより、その前の面接を頑張れよ

って感じです。

俺の面接対策

僕は逆質問には力をいれていません。

その分、面接対策に力を入れているから大丈夫と言う自身があるからです。

僕が主にやっている面接対策は

・口コミサイトを使って、他の人が面接で聞かれたことを予習する

・面接の対策・準備期間を1週間かけてゆっくりやる

・面接は、こっそり録音して後で聞き直す

 

転職エージェントを使って面接のフィードバックを得る

面接では、自分では上手くいったと思っていても不採用って結構あります。

次に活かそうと思っても、不採用の時のお祈りメールって

この度は、厳正に選考を致しました結果、

誠に残念ながら貴意に添えない結果となりました。

尚、選考に関するお問合せにはお答え出来兼ねますので 、

何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

貴殿の益々のご活躍をお祈りいたします。

 

こんなテンプレ感満載のメールしかありません。

これじゃ、どこを改善すれば良かったのかわかりません。

不採用と言われてしまうと、どうしても

「面接のやり方を根本から見直さないといけないのか…」

と思いつつ、どこをどう改善して良いのか分からないので、

自分の本来のアピールポイントを見失ったり、

「どうしたらいいのか分からない…」

とふさぎ込んでしまい、

転職活動を続ける気力が無くなってしまいそうになる。

しかし、

転職エージェントを使って応募した場合、

態度、考え方、発言、内容、今までの経験など

不採用の理由は何なのか?

企業から転職エージェント経由で面接のフィードバックが得られる

ので、今後の転職活動に活かすことが出来ます。

実際に理由を詳しく聞いてみると

・転職理由の所が曖昧だった

・ライバルに経験者がいた

・常務の命令で、いきなり採用活動を中止しないといけなくなった

・経験・スキルは申し分ないが、いまいち社畜スピリッツが足りない

 

当然、改善すべきところは今後の転職活動に活かしていきますが、

自分ではどうしようもない場合も多いし、

中には笑っちゃうような理由も結構あります。

このように、

転職エージェントからの面接のフィードバックを使って、

次の面接に活かすことが明確になるので、

内定への近道となります。

転職エージェントを利用したからって、

転職エージェントの求人で転職しないといけないルールなどない

だから、

逆質問を無理くり考えるより

転職エージェントを使って

十分な面接対策をする方が転職の近道なんですよ。

 

今まで50社以上の面接を受けてきた自身の経験やたくさんの方の転職相談を行ってきた経験を元に

面接対策のノウハウをまとめたものをnoteにしました。

詳しい内容は下のリンクで解説しています↓

 

 

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