・職務経歴書の自己PRが履歴書と同じだったら印象悪い?
・職務経歴書の自己PRだけでも精一杯…これ以上書けとか無理ゲー
・履歴書に自己PRを書けば、職務経歴書の自己PRはいらないって本当?
今回はこのような悩みを解決します。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
以前、 >>転職相談 にて
なんで履歴書に自己PRを書いているんですか?
正直面倒ですけど…書かないと印象悪くないですか?
自己PR欄が無い履歴書使えばいいのでは?
それアリなんですか!?もっと早く知りたかったです…
という出来事がありました。
その後調べていくと、職務経歴書の自己PRが履歴書と同じになって困っているという人が結構多いと知り驚いております。
正直、職務経歴書の自己PRが履歴書と同じで困っているなら、
出展:マイナビ転職、履歴書の見本(サンプル)
こんな感じの自己PR欄が無い履歴書を使えばいいというのが結論です。
今回は、履歴書に自己PRを書く必要が無い理由について解説していきます。
・面倒な履歴書を書く手間が軽減される
・気軽に応募できるようになり持ち駒が増える
・志望動機を考えるのも楽になる
職務経歴書の自己PRが履歴書と同じ→履歴書の自己PR欄を消せばいい
・自己PR欄が無い履歴書ってどこにあるの?
・自己PR欄を消して作り変えるのが面倒くさい
と思われた方もいらっしゃると思います。
出展:マイナビ転職、履歴書の見本(サンプル)
冒頭で紹介した履歴書以外にも、学歴・職歴欄が多い(少ない)履歴書など
にて、それぞれに合った使えるフォーマットがあるのでそちらを使っていただければと思います。
職務経歴書の自己PRが履歴書と同じで困っているなら、自己PR欄が無い履歴書を使えばいい
と相談者様にはいつもお伝えしているのですが、
もしかしたら、ここだけを読むと
自己PRを書かなければいいってお前、馬鹿か?
パンが無ければケーキを食べてばいい的なアドバイスは止めて!
と突っ込みたくなる気持ちはわかる。スゲーよくわかる。
ここでは、履歴書に自己PRをわざわざ書くことが不要な理由を解説していきます。
① 書類選考では見られない履歴書に自己PR書いても無駄
職務経歴書の自己PRが履歴書と同じ問題について、
履歴書に自己PRか書いているなら職務経歴書は自己PRはいらないです♪
なんてアドバイスする人はいますが、むしろ逆です。
というのも、
書類選考では見られない履歴書に自己PR書いても無駄になるケースが多いからです。
求人応募する時、基本的に転職サイト、転職エージェント経由になると思います。
応募後、転職サイトの会員情報に入力した情報(通称Web履歴書)やアップロードした職務経歴書を元に書類選考が行われて、
書類選考通過後の面接に呼ばれて、初めて履歴書を用意することになると思います。
つまり、書類選考の時点で履歴書の自己PRは読まれていないわけです。
見てもらえるかどうかわからない履歴書に自己PR書くくらいなら、
書類選考の段階で見られる職務経歴書(WEB履歴書)の自己PRを充実させた方が良いです。
まぁ、
(Web)履歴書だけの時もあるじゃん?
って言われそうですが、
Web履歴書の自己PRって職務経歴書の自己PRを入力しているでしょうから、
少なくとも職務経歴書の自己PRがあれば、わざわざ別個に履歴書の自己PR欄を埋める作業は必要はありません。
もちろん、ハローワーク経由や企業の採用サイトから直接応募するケースなどもありますが、それでも職務経歴書があるので要らないと思います。
② 職務経歴書の自己PRの要約を履歴書に書く→志望動機考えるのが無理ゲーになる
職務経歴書の自己PRが履歴書と同じ内容で困っているという人に対して、
履歴書の自己PRは、職務経歴書の自己PRをコンパクトにまとめた要約を書くイメージでOK♪
とアドバイスする人がいますが、あまりお勧めしません。
というのも、
職務経歴書の自己PRの要約を履歴書の自己PRにすると、志望動機考えるのがかなり大変になるからです。
志望動機といえば、
①自分はどういう人間か
②なぜこの職種や業界に適性があるのか
③その中でもなぜ御社を希望するのか
大体こんな感じですが、この3つのうちの
①自分はどういう人間か
②なぜこの職種や業界に適性があるのか
ってのは、実質自己PRです。
つまり、志望動機の半分以上は自己PRの要約なのです。
にもかかわらず、
自己PR欄を記載して自己PRの要約を載せてしまえば、志望動機に書くことが無くなってしまうのです。
そうなると別のことを書かざるえませんが、そしたら今度は職務経歴書の自己PRとの整合性が取れなくなります。
そうなると、
・新しいことに挑戦したい
・伸びている産業で成長したい
今度は嘘くさい志望動機になってしまいます。
逆に、志望動機と履歴書の自己PRの内容が被っていて、コピペやちょっと表現を変えたくらいで誤魔化そうとしても、1枚の履歴書用紙内で重複してるので余計に目立ちます。
うわぁ、こいつコピペしてる…
と印象も悪くなりかねません。
職務経歴書の自己PRとの重複を避けるために要約した自己PRの要約をしようとすると、今度は志望動機と折り合いがつかなくなります。
結局、根本的な解決にならないだけでなく、余計に自分の首を絞める行為なのです。
履歴書に自己PR欄を設けるよりも、嘘くさい志望動機を何とかする方が先です。
参考記事>>【志望動機】その会社でなければならない理由なんて要らないッ!
③ 履歴書から自己PR欄を削除するって印象悪くならない?→ならない
履歴書から自己PR欄を削除するって手抜きみたいで、印象悪くならない?
こういった意見がある方もいらっしゃると思います。
僕はこれまで様々な方の転職相談を乗ってきましたが、
自分も含めて履歴書に自己PRを書いていないことを突っ込まれたり、再提出を求められたなんて話は今まで1度も聞いたことがありません。
転職エージェント経由での面接フィードバックでも、そのような指摘を受けたなんて話も聞いたことはありません。
もちろん、別々に描き分けられるくらい自己PRが豊富ならやらないよりやった方がという話もわからなくもないのですが、
面接当日に渡された履歴書に新しい自己PRを読まされる面接官の身にもなってほしい。
読んでいる間、他の質問は出来ないし、それを理解して即興で効果的な質問をしろというのは中々酷ではないでしょうか?
逆に履歴書の自己PRの内容を書類選考時に前もって知っていれば、事前に質問を考えられるだけでなく、余計な質問をせずに済むので、他のことに時間を当てられ応募者と面接官の相互理解が深まるはずです。
皆さんも社会人になってから、
俺、聞いてないんだけど
そういうのはもっと早く言ってよ
とムカついた経験もあれば、それで怒られた経験の1つや2つはありますよね。
それと一緒で、わざと後出しで情報を渡すより、渡せる情報は前もって渡していた方がどう考えても双方の利益になるのです。
どうしても自己PRをしたくて堪らないのなら、職務経歴書の自己PRを充実させましょう。
前述したとおり書類選考で必ず見られるところに書いた方が良いですからね。
当然ですが、職務経歴書の自己PRの要約とか、多少表現を変えただけの自己PRであれば、
相手からしたら読むだけ時間の無駄なので、履歴書に載せない方がマシです。
④ 趣味、特技欄も要らない
ここまで、履歴書に自己PRは要らないとお伝えしてきましたが、
ついでに言うと、
趣味、特技欄も要らないです。
履歴書には「志望動機、特技、趣味、アピールポイントなど」と書いてあり、なんか気の利いた趣味や特技が必要なのかと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
基本的に面接ではこれまでの仕事について聞かれるのであんまり頑張って書いても仕方がないというのもありますが、
そもそも、一般の会社員に立派な趣味や特技がある人なんて非常に少ないです。
転職サイトの趣味、特技の例を見ると、
・小学生の頃から野球を頑張っていて甲子園出場
・バスケットでインターハイベスト8
・フルマラソン(タイム2時間50分)
なんてものが掲載されていますが、こんな経験がある人なんてごく一部でしょう。
また、趣味と言っても、
・ギャンブル
・推し活(アイドルヲタク)
・ゲーム(FPS)
といった趣味をそのまま載せるとなると、大丈夫か?となります。
そうなると読書、映画鑑賞、旅行とか、嘘くさい趣味を書かざるを得ないんですよね。
僕自身も大した趣味が無かったので、
元々「志望動機、特技、趣味、アピールポイントなど」と入力されていたのを
こんな感じで「志望動機」のみに打ち直した履歴書を使っていました。
最近だと、運動や筋トレは高評価されやすい趣味だってアドバイスが多いですが、
太ってたり、極端にガリガリだと説得力はありませんし、面接官が同じ趣味だった場合100%バレるので止めておいた方が良いでしょう。
そもそも、職務経歴書の自己PRが苦手な人へ
職務経歴書の自己PRが履歴書と同じで困っているなら、自己PR欄が無い履歴書を使えばいい
というシンプルな回答ですが、
自己PRだけでなく、趣味や特技を書かなくて済むように各個人に適した履歴書を使えばいいというただそれだけのことです。
にて、それぞれに合った使えるフォーマットがあるのでそちらを使っていただければと思います。
だがしかし、履歴書に不要だからと言って自己PRそのものを書かなくていいということではありません。
僕はこれまで >>職務経歴書の添削 をしてきましたが、
自己PRのエピソードが無くて困る人はいても、自己PRのエピソードがありすぎて困っているという人には出会ったことがありません。
恐らく職務経歴書と履歴書の自己PRが同じという方の根底にも、そういった悩みがあると思います。
もしこの記事をきっかけに職務経歴書の自己PRを見直そうと考えている方がいらっしゃったら、これまで僕が添削した職務経歴書も参考にしていただいても構いませんし、
これまでの職務経歴書の添削のノウハウをまとめたものをnoteにしたものもありますので、そちらも使って頂ければ、よりよい応募書類が作れるはずです。
詳しい内容は下のリンクから↓
>>【前半無料&返金保証】質問に答えるだけで職務経歴書が作れるnote