大卒で基本給17万は論外!手取り14万で生活できないだろw

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「基本給17万って低いと思う?」

「手取り14万で一人暮らしなんて出来ない」

「手取り14万とか今どき普通?」

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

新卒で就職活動をしていると、基本給17万という求人は少なくありません。

僕自身も大学卒業後、新卒で地方銀行員をやっていた時は、

・基本給17万円

・手取り14万3,000円

という状況でした。

若いんだから給料低いのは当然では?

という意見もありますが、

30代40代のいわゆるアラサー、アラフォー世代であっても基本給17万って仕事は少なくありません。

数年前に

12年勤務して手取14万円、日本終わってますよね?

という投稿に対して、とあるインフルエンサーが

日本が終わってんじゃなくて「お前」が終わってんだよwww

と、容赦がない一撃を食らわせて物議を醸していました。

そんな彼を擁護するわけではないが、基本給17万を経験した俺から言わせると、

大卒で基本給17万は論外!

無理して続けていても報われる将来は来ない…

今回は、この理由について解説していくッ!

この記事を読むメリット

・給料が低い仕事を辞められる

・他人の給料を妬まなくて済む

・嫌な仕事を辞めてもお金に困らない

目次

大卒で基本給17万は論外!手取り14万て地方でも生活きついやろw

基本給17万円すると12ヶ月だと204万円です。

ボーナスを含めたとしても年収は200万円台くらいでしょう。

僕はこのブログを通して、

休みも少ないのに、年収も200万円ちょっとで…副業を考えてますがどう思いますか?

という相談を受けることが結構あるのですが、

副業より転職しなさい

と、問答無用で転職を勧めています。

というのも、

基本給が低い会社で副業を頑張るより、転職する方が手っ取り早く年収を上げられるからです。

①基本給17万手取り14万って高卒初任給でもきついレベルw

冒頭にて

大卒で基本給17万は論外!

と少々キツめな言い方をしてしまい申し訳ありませんが、これには理由がありまして、

基本給17万というのは高卒初任給レベルだからです。


出典:厚労省/令和元年賃金構造基本統計調査

ちなみにこちらのデータは、大企業、中企業、小企業を含む全国の14,942事業所のデータを集計したものです。

基本給17万なんて今どき普通だよ…

なんて意見がよくありますが、普通でも何でもありません。

「基本給17万は高卒並みの給料である」と言うと

高卒をバカにしているのか?

って反論されそうですが、

そもそも、高卒、新卒、院卒に関わらず、20代30台の大人の給料が

高校卒業したばかりの18歳と大して変わらない給料なのはどう考えても異常

特に大卒の場合、大学を卒業するために4年以上の時間と数百万単位の学費も払う必要がありますし、

大学に入学するまでにも受験勉強や予備校代などの時間とお金を投じているはずです。

僕は幸い奨学金を借りずに済んだので、基本給17万でも僅かながらの貯金が出来ましたが、

奨学金を借りて大学を卒業した場合だと毎月の給料から借金返済をしなければいけません。

ちなみに、奨学金について調べた所

①奨学金の借入総額は平均で312.9万円

②毎月の返済額の平均は17,206円

③返済期間の平均は14.1年

出典:連合香川/奨学金アンケートの調査報告

とのことで、基本給17万円、手取り14万円から毎月1万7,000円の奨学金を返済するのは相当キツイです。

同級生が旅行したり、洋服やバッグを買ったり、将来に向けて貯金をしたりしている中、

自分は借金返済のために好きなものも買えず、貯金もままなないってのはツラすぎます。

これでは何のために大学を卒業したのか分からなくなります。

②基本給が低い会社は、休みが少ない&仕事もきつい

大卒公務員でも基本給17万とか普通にあるんだがw情弱か?

という意見もあります。

たしかに、大卒の公務員であっても地域によっては初任給が17万円程度だったりします。

ただ、公務員は給料が低い代わりに民間企業よりは安定しています。

それに、給料が低いと言っても退職金や年金などは民間企業より手厚いです。

一方、民間企業の場合は公務員と比べて安定や保証というのが無い分、給料が高くないとおかしい訳です。

もちろん、民間企業にもかかわらず基本給17万円の仕事であっても、

・完全フルリモートで残業が一切ない

・経験を積んで数年後には、給料や待遇のいい仕事に転職する予定

・上司や同僚が超いい人

・歩合もあるので売れば売るほど給料が上がる

・時短勤務できる

とか基本給が低いこと以外で良い面があれば全く否定はしませんが、

基本給が低い会社に限って、給料以外もクソなことが多いです。

例えば、

・休みが少ない

・残業や休日出勤が横行している

・昇給がほとんどない

・意味不明な勉強会や休日ボランティアがある

・上司がクソ

・有給が自由に使えない

・客層が悪い

・PCなど備品がオンボロ

というケースが多いです。

ちなみに、僕が基本給17万で働いていた銀行は全て網羅していて、

未だに僕の嫌いな生物ベスト10は銀行員時代の上司や先輩です。

銀行員時代、

普通の会社より給料は低い分40代50代になると給料が跳ね上がって逆転するんだよ!

と、信じる者は報われる的な説教をよく受けていたのですが、

実際は50歳~55歳になると一部役員クラスを除いて出向させられ、そのままその出向先でサラリーマン人生を終えることになります。

もちろん出向先で銀行員時代の収入なんか保証してくれませんし、

地方銀行の出向先なんて給料低いブラック企業ばっかりですから、給料は確実に下がります。

つまり、若い頃のようにハードワーク出来ないのに給料が高くなってしまった人材をクビにするわけです。

まるで、年老いて働けなくなった老人を山に捨てる姥捨て山(うばすてやま)のような残酷なシステムで、

それを知った僕は

こんなところで働いても未来はねぇな!

と、たった2年で銀行を辞めました。

結局の所、基本給の低い会社は社員を安くこき使うことしか考えていないので、信じて頑張っても報われるどころか足元すくわれるだけです。

そもそも、基本給を低くする会社が社員を大切にするわけがない。

③いつまでもあると思うな親と金

僕自身も新卒で地方銀行員をやっていた時は、基本給17万で手取りが14万3000円でした。

当然、実家暮らしです。

というか、実家暮らしじゃなかったら手取り14万で生活とか無理ゲーでした。

実際、基本給17万の仕事をしている人のほとんどが実家暮らしだと思います。

社会人として、一人暮らしできないヤツはダメだ!なんて言うつもりは毛頭ありません。

無理して一人暮らししても、喜ぶのは不動産会社だけですからね。

ただ、いつまでも実家暮らしが出来るわけではありません。

実家のご両親が急に病気になったり、定年退職して収入が下がってしまえば、これまで通り支える余裕なんてなくなりますし、

それどころか今度は自分が経済的に肉体的にご両親を支えないといけなります。

そして、いつかは亡くなります。

そうなると一人暮らしをせざる得なくなります。

仮に持ち家を相続できたとしても、何十年も住んでいれば修繕費用だって百万単位でお金がかかりますし、支払いは全て自分持ちです。

結局、ご両親が健在だった頃より生活コストは間違いなく高くなります。

また、収入が低ければ納付している厚生年金の額も低いでしょうから、受給できる年金額も少なくなります。

老後2000万問題なんて言葉が一時期流行りましたが、

普通の人より年金収入が少なければ、それ以上の貯金が必要になります。

だがしかし、手取り14万の収入状態なのに、数千万円の老後資金を用意するなんてことは出来ません。

Xデーが起きた時に、慌てて収入を上げようと転職を試みても、

40代以降の転職で同世代並の年収を得るというのは、ほぼ無理で時既に遅しです。

40代以降になると転職エージェントの利用も普通に断わられるからな

結局、

実家暮らしが前提の今の生活はいつか必ず破綻する

ということです。

どれだけ働いたかよりも、どこで働いてるかで給料は決まる

僕はこのブログを通して、

休みも少ないのに、年収も200万円ちょっとで…副業を考えてますがどう思いますか?

という相談を受けることが多のですが、こういう人って結構多いのではないでしょうか?

ぶっちゃけ、給料が低いなら副業してお金を稼ぐってのも勿論ありですが、

年収200万の人が副業で100万稼ぐより、年収350万とか400万の会社に転職して年収アップする方がどう考えても簡単です。

僕はブログを初めて5年近くになりますが、まともな収入を得られるようになったのはここ最近です。

僕と同時期にブログ始めた人は、

会社に縛られず、自由に個人で生きていく!

と意見表明する人が多かったですが、ほとんど居なくなりました。

彼らのように給料安いのにキツイ仕事をしながら無理して副業を始めても、全然稼げないことに嫌気が差して、挫折して散っていくのがオチです。

会社員はフリーランスや経営者とは違い、

どれだけ成果を出したよりも、どこに所属しているかで給料が決まります。

僕は転職しただけで年収が150万円以上も上がったこともあります。

もちろん、基本給17万の仕事から抜け出すために転職活動をするってのは大変です。

そりゃ誰だってキツイのに基本給17万の仕事とかやりたくないですからライバルも必死です。

給料が低い仕事に限って残業が多かったり、有給が使えなかったりと在職しながらの転職活動が難しく、抜け出す術すら無いってのが現実です。

それに日々の仕事のストレスにさらされながら、さらに転職活動のストレスも上乗せしてしまうと、

もうどこでもいいから内定がほしい

書類選考すら通らなくなった…

という感じで転職活動が上手くいかず、年収アップという本来の目的を見失い、

給料は低いけどホワイト、いわゆる薄給ホワイトに一縷の望みをかけようとする方も少なくありません。

ただ、いくらホワイト企業といいつつも、給料が低くて貯金もままならない、

副業を考えざる得ないというのは、残業や休日出勤が強要されるブラック企業で働いているのと一緒で、

非常に危険です。

>>ホワイトだけど給料低いなら副業で解決?年収300万未満は転職一択

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