・先輩として後輩に舐められたくない
・厳しくするのも…後輩指導が面倒くさい
・後輩に好かれる先輩にならないと
今回はこのような悩みを解決します。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
職場に後輩が入ってきて、
先輩としてカッコいいところ見せなきゃとか、
ときにはビシッと厳しく指導が必要だ!でも、後輩には好かれたい
って多くの人がなりがちです。
僕も後輩を何人か持った経験がありますが、
仮に後輩が失礼な言動してきても、
後輩に馬鹿にされても別にいいと思うくらいです。
今回は、
後輩に好かれる先輩とか疲れるだけ、面倒くさい後輩の指導は不要!
この理由を語る!
・後輩からの好感度が爆上がりになる
・無駄な出費を減らせる
・後輩が会社を辞めてもムカつかなくなる
後輩に好かれる先輩とか疲れるだけ、面倒くさい指導は不要!
自分の仕事で忙しいのに後輩の面倒なんて見ている暇がない…
後輩に怒ってパワハラとか言われたくないしな…
と思う人が多いです。
後輩に慕われたいなら積極的にコミュニケーションを取ろうという風潮が強いですが、
僕は、後輩とのコミュニケーションに工数をかけません。
後輩や新人を育てるのに工数ってお前、人を機械みたいに言うな!
って思うかもしれませんが、理由を知っていただければ納得するはずです。
① 後輩指導手当が付かないのに、手間をかける必要がどこにある?
そもそも、即戦力を雇いたいのであれば中途を採用するべきです。
仕事を教える手間、工数が少なくて済みますからね。
にもかかわらず、
わざわざ社会人経験のない新卒を雇うと決めたのは会社です。
しかし、
明らかに負担が増えるにも関わらず、後輩の教育担当になったからといって、手当が追加されるわけではありません。
本来なら、やる必要が全く無いんですね。
とはいえ全く指導しないってわけにはいかないし、後輩が成長し仕事を手伝ってもらえるっていうのもあるでしょう。
僕は30代なので後輩を何人か持ったことはありますが、
懇切丁寧に説明しても、実際にやりながらじゃないと仕事を覚えられないので結局質問してきます。
そのため内容をざっくり説明して、あとは質問されたら時間の都合をつけて教えるようにしていました。
基本的にこのスタイルで、勝手に仕事ができるようになってくれます。
逆に、できない人はそれ以上、工数をかけてもできるようにはなりません。
手当がつかないのに、できない後輩の仕事ぶりを自分の責任にされても知らんがなって感じです。
② 後輩を飲みに連れていくなど気前よく金を奢る必要はない
先輩が後輩に対して
「飲みに連れて行ってやる」ってまるでご褒美のように言う伝統がありますが、
いざ飲みに連れていくとなり、
麻布の料亭とか銀座のクラブとか芸能人御用達の会員制の高級バーみたいな、
最近まで大学生だった後輩たちじゃ行けないような高級な店に連れて行ってくれるのかと思ったら、
大学生でも行けそうな大衆居酒屋ばかりです。
その程度の店なら自分でも行けるし、そんなのご褒美でもなんでもありません。
むしろ、プライベートの時間が奪われるので迷惑です。
1万円近く払って時間も使って、ウザがられるだけなら費用対効果悪すぎます。
後輩を飲みに誘うのは今すぐ辞めましょう。
もし後輩からウザがられていないんなら、
「先輩聞いてくださいよ~」
って感じで後輩の方から誘ってくるはずです。
その時は、割り勘でも良いんですよ。
それでケチだなと思われたら、次から誘ってこなくなるだけですし、
後輩からしたら説教を聞く奢りの飲みより、割り勘でも自分の話を聞いてもらえる飲みのほうが絶対にいいですからね。
とはいえ割り勘だとしても一回の食事で3,000円~ってかなりの出費ですからね。
それよりも、
上司から思いつきの仕事のために後輩が律儀に残業してたら
「営業日報なんて見ていないから、過去のやつを組み合わせて使えばいいよ」
みたいなアドバイスをしてあげると、
後輩は残業から開放されるので、奢るよりも確実に信頼を得られますよ。
③ どんなに面倒を見ても結局、後輩は辞める
手塩にかけて仕事を教えてやっと貢献できる人材になってくれたと思ったら、
・公務員受験のために辞めます
・結婚をするので辞めます
っていうのはよくある話です。
一生懸命、指導するほど、こういった目に合うと、
「これだから今の若いやつは…」って言いたくなる気持ちはわからなくもないですが、
そもそも、終身雇用が崩壊した今、新卒で入社した会社を定年まで勤め上げるなんてのはごくごく一部の人間ですし、
30年以上も前から新入社員の3割は、3年以内に辞めています。
新人じゃなくて即戦力が良いと思って中途採用をしたとしても、
中途採用者は転職経験もあるので会社を辞めることへのハードルが低いですので、
職場環境や仕事内容が気に入らなかったり、他に良い条件があれば、
1回転職するのも、2回転職するのも一緒だ!って感じで、さっさと転職してしまいます。
それに対し、
あれだけ世話になった会社を!この恩知らず
今までの教えた時間を返してよ
って言ったところでどうしようもありません。
毎年来る梅雨の止まない大雨に怒り続けるようなものです。
怒るくらいなら、最初から熱心に指導しなければいいし、
それでも指導したいって思うなら、その時間が無駄になる覚悟をするべきですね。
そもそも、後輩からすると辞めると決めたら、お世話になったとかマジでどうでもいいですからね
「もし後輩くんが転職するならリファレンスチェックに協力するよ」これだけで好感度爆上がり
そもそも
学校の教師でもないのに、いち会社員が指導する・教育するってのには、
「教えてやってる」っていう傲慢さがあるんですね。
僕自身も後輩だった時期はもちろんありますが、
仕事ができない先輩に限って「教えてやってる」って偉そうに先輩風吹かせてくるんですね。
僕も含めて今の20代30代前半の人は、
職場の上司や先輩なんて面倒くさいので、必要最低限の付き合いしかしたくありません。
休みの日やプライベートの時間に会社の人間の顔なんて見たくないんです。
にもかかわらず、みんな後輩に好かれる先輩になるために熱心に指導しようと干渉し過ぎなんですよ。
好かれようという魂胆で飲みに連れて行って全額奢っても、後輩は内心、デートの予定を潰されてムカついてるだけですからね。
後輩なんてどんなに手塩にかけても
すぐ辞めるやつもいれば、いつまでたっても仕事ができない奴もいる。
だったら、
最初から基本的なことだけ教えて、あとは後輩が質問してきた時に答えればいいだけ。
忙しかったら、メールで送っておいてと言えばいいじゃないですか。
「そんな放任主義じゃダメだ!」って言う人もいますが、
そういう指導好きに限って、後輩が質問をしてきた時には、
「一回教えたでしょ?」
「なんでメモとってないの?」
って感じで後輩が本当に困った時に面倒くさく対応しがちです。
晴れの日に傘を貸し、雨の日に取り上げるような指導をしています。
そういうのってやられた方はずっと覚えているもので、何万円分も奢ったところで失った信頼は回復しません。
それさえしなければ、後輩から馬鹿にされるどころか勝手に慕われてくれるものです。
面倒くさくない先輩ってだけで価値があるのですから。
ただどうしても後輩から慕われたいって人もいると思います。
僕がもし後輩からの信頼を獲得したいと思ったら、
もし転職することになった「リファレンスチェック」に協力してあげるよ
俺が転職する時も頼むぜ!笑
と言うでしょうね。
リファレンスチェックとは採用前に企業が現職の上司や同僚に応募者の働きぶりを確認するというもので、最近このような採用手法を取る企業も増えてきています。
ただ、皆さんお察しの通り、リファレンスチェックを頼むと当然相手には転職活動してることがバレれます。
多くの人が会社の人には内緒で転職活動をしているので、リファレンスチェックを頼む相手を見つけることが出来ず、選考を辞退してしまうってのが現状です。
ずっと一緒にいると、仕事しんどいなー辞めてーなーみたいな会話はすると思うのでその時にでも冗談交じりに言えばいいと思います。
後輩からすれば今は転職する気が無かったとしても、
この先輩とは仲良くしておこう
と他の先輩より優先度は上がると思います。
もちろん、「リファレンスチェックであることないこと言われたくなかったら、俺の言うことを聞け」
なんてパワハラしてしまえば元も子もないので言い方は気をつけましょう。
リファレンスチェックについては別記事にて詳しく解説しております。
今回の記事と併せて読んでいただけると、先輩からの「リファレンスチェックをすることになったら協力するよ」がどれだけ効果があるかが分かるはずです↓