俺が「正社員登用制度あり」の契約社員になった体験談→全部嘘でした

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「このご時世、未経験で正社員の求人がない」

「ホントに契約社員から正社員になれるよね?」

「正社員になれるって聞いたのに話が違う!」

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

転職サイトを見ていると

「正社員登用制度あり!」

なんて求人が結構あります。

僕も以前、3年契約の契約社員で大学職員として働いていましたが、なんと、たった半年で退職代行を使って辞めてしまいました。

実際に働いてみて思うことは、

「正社員登用あり」と謳う会社は、

正社員であっても働く価値のないブラック企業です。

この記事を読むメリット

・「正社員登用あり」と謳うブラック企業に騙されなくて済む

・正社員登用を餌にこき使う会社を辞められる

・会社選びの正しいやり方が分か

目次

「正社員登用制度あり」の契約社員になった俺の体験談

僕は大学職員として入社する時に3年後の契約更新の時に、正社員登用があると言われていましたが、

たった3年でしかも大学職員の正社員(正職員)になれる契約社員であればこんなに良い条件は他にない!

って感じで、「正社員登用あり」にもかかわらず倍率は30倍を超えていました。

しかし、契約社員から正社員登用で正社員になれるのって、嘘か宝くじの一等が当たったレベルで幸運な人だけです。

とはいってもこう伝えただけでは、

「そんなことないでしょ?」

って思う方も多いでしょう。

そのため、一般論を話すより、実際に僕の体験談を見て現実を知ってもらった方が早いと思いました。

①正社員登用を餌にパワハラ・セクハラをやりたい放題

そもそも、契約社員から正社員になるには、

正社員にふさわしい舞いや実績を残さないと、正社員にはなれないわけです。

そして、ふさわしいかどうかの評価は上司がします。

つまり、上司に生殺与奪を握られているわけです。

正社員登用を目指すのであれば、常に上司の顔色を伺いながら仕事をしないといけなくなるのでかなりのストレスです。

それに、休みたいから有給を使いたくても、上司の印象を悪くする恐れがあるので、

結局、有給も満足に使えない。

そして時に、正社員登用を餌にパワハラやセクハラをしてくる上司もいます。

僕が契約社員の時の上司は、契約社員に対して自分の都合が悪いときには

「次の契約更新は無いと思え!」

「俺の言うことを聞いておけば正社員にしてやる!」

と怒鳴り散らしてきたり、

自分が残業させたのにも関わらず、

「残業しすぎ、仕事の効率が悪い!」

「権利を主張していいのは義務を果たしてからだ!」

と、人事に睨まれるのが嫌なのか暗にサービス残業を強要してきたりなど、酷いものでした。

また、飲み会になると女性の契約社員の方たちはそういうパワハラ親父たちにお酌して回って、心にもないおべんちゃらで、おだてていました。

端から見れば、キャバ嬢、コンパニオン要員です。

また、持病があって通院していた女性の契約社員の方がいたんですが、

その内容を知っている上司は頭がイカれているのか、

その女性の持病が生殖器の疾患であるということを大人数の前で大声でべらべら楽しそうに喋っていました。

普通の会社だったらセクハラで一発アウトです。

だがしかし、当の本人はセクハラで訴えるような真似をすれば、上司に睨まれて正社員登用されないどころか、会社にいられなくなるだろうし、

異を唱えて変に睨まれて面倒なことに巻き込まれたくないので周りの人たちも黙っているしかないんですね。

人の本質を見たかったら、小さな権力持たせてみなさい。

小物はつけ上がるからわかりやすい。

某銀座のママ

とはよく言ったものです。

②優秀なら契約社員のまま飼い殺しor生意気なら契約満了という名のクビ

そうはいっても、

仕事で成果を出して、会社に貢献すれば正社員になれるはずだ!

正社員になれないのは能力が低いだけだろ?

と思う方もいるでしょうが、

優秀だからといって正社員登用されるわけではないです。

現に僕が働いていた大学で優秀な方がいたのですが、

その方は課長代理なのに契約社員という摩訶不思議な状況な立場でしたw

何年も契約社員の安い給料で、課長代理という責任だけ負わされているということです。

考えてみれば、

契約社員だと、優秀な人材を安い給料でサビ残でも文句言わずこき使えて、時にはストレス発散のサンドバッグにもなると超絶コスパがいいんですが、

契約社員から正社員に登用すれば、

給料を上げないといけないし、よっぽどのことがない限りクビにもできないと厄介極まりない存在になるわけです。

そんな便利な契約社員を正社員にするのは会社にとってデメリットしか無いわけです。

ですので、

最初っから正社員登用にするつもりなんて無いんですね。

そうはいっても

確かに、派遣社員や契約社員は5年間同じ職場で働いていれば、

自ら希望して正社員になることができるという法律があります。

いわゆる「非正規雇用の5年ルール」ですね。

>>厚労省:有期契約労働者の無期転換ポータルサイト

「契約社員でも5年間働けば、必ず正社員になれるじゃないか!嘘を付くな!」

って言われそうですが、

この制度には抜け穴があって、5年経つ前に契約更新しなければいいだけの話です。

僕は3年契約の契約社員だったんですが

いきなり会社からいきなり3年契約から2年契約にする雇用契約書を渡されて、

何の説明もなくサインして判子押して提出しろって言ってきましたからね。

画像にあるように3年契約の更新をする=正社員に登用するのが確定しますが、

2年更新にすれば2回分計4年間と、ギリギリ5年経つまで安い給料で飼い殺しに出来ます。

我慢して続けたところで、3回目の契約更新の時にはクビになっていたでしょう。

つまり、正社員登用制度ありの契約社員の行き着く先は、

優秀なら契約社員のまま飼い殺し

もしくは、

生意気なら契約満了という名のクビ

のどちらかです。

こんな横暴が許されるのか!行政に通報したら一発だろ?

って思うかもしれませんが、正直、それは期待しないほうがいいです。

なぜなら、

実は雇用を監督・指導するはずのハロワークでも、派遣や契約社員の職員を正規雇用にしたくないので、契約更新していませんからw

>>ハローワークはブラックばかり?ハロワそのものがブラックだからなw

③正社員の待遇でも働きたくないクソ職場

契約社員と比べて正社員が物凄く良い待遇で、仕事も楽であるというのであれば百歩譲って良いのですが、

正社員登用制度ありと謳う会社は正社員の待遇でも働きたくないクソ職場です。

そういう会社の正社員になったらなったで、

したくもない出世のために馬車馬のように働かされたり、名ばかり管理職にさせられて残業代がつかなくなるなど、

他の会社の正社員と比べて待遇がかなり悪いんですね。

僕が働いていた大学では、

いきなり職員のボーナスが半分になったこともありましたし、

50代の総務課長が定年でもないのに突然辞めたり、新任の学部長の教授が1年経たずに辞めたりと、

正規雇用でそれなりのポジションにいる人がガンガン辞めていってる状況でした。

そして何より、正社員の表情がいつも暗く、覇気がありませんでした。

そのため

「こんなところでは仮に正社員なれたとしても嫌だな」

という思いが、日を追うごとに強くなっていったので、

上司が僕に対して事あるごとに正社員登用をニンジンのようにぶら下げてきたところで、

「正社員どころか、1年後いるかどうかもわからねぇよw」

と思っていましたので、正直余計なお世話でした。

3年の契約社員でしたが、結局、1年どころかたった半年で契約期間を満了すること無く辞めました。

※ちなみに契約期間中でも即日退職は可能です↓

>>契約社員を契約途中で辞めた俺w即日退職にやむを得ない理由は不要だった!

契約社員からの正社員登用は、契約社員が正社員に転職するより難しい

求人の「正社員登用あり」という謳い文句は、はっきり言ってYouTubeの釣り動画レベルです。

本当に正社員にする気があるのなら、最初から正社員として募集しているはずです。

正直、「正社員登用あり」言っている時点で、人を安く使い倒すことしか考えていないブラック企業です!と言っているようなものです。

転職先で人気トップクラスの大学職員ですらこの有様ですからね。

にもかかわらず、

安易に正社員登用の契約社員になって

「正社員になれるって聞いたのに話が違う!」

と嘆いたところで時既に遅しなわけですよ。

正社員になりたいのであれば、最初から正社員として入社する方が簡単だし、まともな待遇を得る確率は高いです。

それに、契約社員として働くのが悪いわけではありません。

むしろ正社員登用詐欺のブラック企業になんか行くらいなら普通に、正社員登用なしの契約社員で就職した方が遥かに良い。

どうせ転職していなくなると最初から決めていれば、余計な人間関係とか気にせず、ドライに仕事に集中できて、実績や能力を上げられます。

そうやって経験や能力を積んで、経験者として別の会社の正社員として転職できますから。

だがしかし、正社員登用の会社は注意が必要とお伝えしても、

どんな会社を選んだらいいのか分からない…

もうみんなブラック企業に見えてしまう…

前いたダメ会社が評価3.8…口コミサイトも信用できない

このように企業分析や会社選びで悩む方もいらっしゃることでしょう。

実際僕の元にそういった相談を寄せられることも少なくありません。

また、応募書類の添削の相談を受けた時

応募を検討している会社ってどんなところ?

この求人です(完全週休2日で、事務仕事、リモートワークできて…)

おい!この会社のバックは怪しい宗教団体だぞ!

というやり取りをして事なきを得たケースもあります。

このように条件面だけでなく、その企業単体としてどうなのか判断していかないとブラック企業に捕まるリスクが高まります。

もし、どういった会社を選んだらいいのか分からないという人であれば、

これまでの僕の転職相談の経験をもとに、会社選びについてまとめたものもありますので、そちらをご覧いただければ、会社選びの参考になると思います。(無料部分もあるよ)

詳しい内容は下のリンクから↓

>>【前半無料&返金保証】ブラック企業を見分ける方法、マジでこれだけはやっとけ(企業分析)

note(ノート)
【前半無料&返金保証】ブラック企業を見分ける方法、マジでこれだけはやっとけ(企業分析)|ALLOUT-10年... 僕はこれまで、銀行員→メーカー法人営業→大学職員の仕事をしてきました。 銀行やメーカー営業として取引先の与信をチェックする習慣があったり、社会に揉まれることで、 ...
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