職務経歴書に自己PRを書かない?知恵袋見る前に内定者の例文を見ろ

  • URLをコピーしました!

・職務経歴書の自己PRが上手く書けない

・知恵袋で自己PRは書かなくてもいいってあったけど本当?

・自己PR無くても実績や資格を並べておけばいいよね?

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

職務経歴書には自己PRが必要であるというのは多くの転職サイトで言われていることですが、

ヤフー知恵袋とか見ると

職務経歴書は自己PRは必要ないんです!

こういったアドバイスをする人がいます。

職務経歴書を作るのは非常に大変で、特に自己PRは苦行ですから、

自己PR書かなくていいなんてことになったら願ったり叶ったりですよね。

だがしかし、

僕はこれまで人事・採用面接官も含めたくさんの方の職務経歴書も添削してきましたが、

>>職務経歴書の添削事例

その立場から言わせてもらうと、

自己PRを書かないのは自殺行為以外の何物でもない!

そして、

内定を獲得した職務経歴書の自己PRの例文も紹介!

この記事を読むメリット

・職務経歴書の手間が少なくなる

・書類選考に落ちまくって萎えなくなる

・書類選考があってないようなブラック企業を避けられる

目次

職務経歴書に自己PRを書かないでOK?と知恵袋を頼るのは甘え

僕はこれまでたくさんの方の職務経歴書を見てきましたが、大体の自己PRはこんな感じでした。

【自己PR・活かせる能力】

正確性
私が仕事をする上で、もっとも心がけてきたことは“正確性”です。
正確な仕事をすることでお客様との信頼が築くことができると考えています。ミスをしないよう、お客様との意思疎通を図ることを常に心がけてきました。

コミュニケーション能力
電話応対では、出来るだけ社内の誰よりも早く取ることを心がけていました。
多くとることでお客様の名前を覚えることが出来、円滑に仕事がすすめられました。

積極性
全ての仕事において、“その会社に貢献すること”を大切にしてきました。
少しでも会社の力になれるように、与えられた仕事だけではなく、自分にできる仕事はないか考えることや、先輩方に聞き積極的に行動してきました。

こんなテンプレみたいな自己PRをした所で、求めているポジションにふさわしいかを考えるのなんて無理ゲーです。

そのため、自己PRなんてのはあってもなくてもいいのでは?と考える人も少なくありません。

というのも、

多くの人が実績や自己PRというものを勘違いしている

というのを伝えたいッ!

① 自己PRが無いのにどうやって判断するんだよw

そもそも、経歴や志望動機を知りたければ履歴書だけで十分なはずです。

にもかかわらず、わざわざ職務経歴書の提出を求めてくるということはそれだけ応募者を判断する情報が欲しいということなんですね。

そのため、履歴書の内容と大差ない情報しか記載されていない職務経歴書であれば意味がありません。

書類選考で速攻足切りです。

今どき中身がわからない福袋なんて誰も買わんやろ…

こんなことを言うと

大事なのは面接をうまくやるかどうかだろ?

と考える方も少なくありません。

もちろん、最終的には面接で見極めるでしょうし、

職務経歴書の自己PRが良くても面接で緊張してしまい話すのは苦手って人はいるでしょうが、文章がダメダメで面接の自己PRが上手って人はいません。

そもそも、面接官も余計な仕事を増やしたくないので、

書類は全然ダメだけど面接に呼んでみよう

こんなギャンブルなんてしたくありません。少しでも確率が高い手段を取りたいものです。

自己PRが不十分でも面接に呼ばれるのは、よっぽど応募者が居ないブラック企業くらいでしょう。

以前に応募してもいないブラック企業から書類選考通過のお知らせってメールが届いたぞw

② 職務経歴書の実績に客観性なんて無い

自己PRを書かないのは甘えとお伝えすると

自己PRなんかより客観性のある実績の方が大事!

だから自己PRなんて書かなくていいの!

という反論が来そうです。

確かに

・○億円売り上げた

・○件獲得した

・ミスを○○%改善した

など自分の実績を数値で示すことも必要です。

だがしかし、

ただの実績に客観性はありません。

たとえ、素晴らしい実績を掲げていても、

社外の人間である面接官にその実績が本当かどうかを確認する手段がありません。

いきなり前職場に電話しても教えてくれるわけないしな

③ 自己PRとは、実績を裏付けるための説明

いくらすごい実績だけ羅列したところで、

まじか!こいつスゲェぇぇ!

とはなりません。

むしろ採用担当者は、最初から職務経歴書の実績を信用していません。

実績が証明する証明書があるわけでもありませんし、

会社によって扱う商材や担当する仕事が変わるので、

応募先の企業でも非凡な成果を上げられるとは限らないからです。

事務職の採用なのに売上金額をアピールされても困るしな

そのため、実績だけ並べても

たまたま良い顧客を担当してただけでは?

ウチの会社で成果を上げてくれるとは限らないよね?

となります。

仮に本当に実績を上げる能力があったとしても、相手に信用されなければ嘘になります。

多くの人が勘違いしがちなのですが、

大事なのは、

その実績を上げるためにどう工夫したのかそういった工夫は再現性があるのか?

であって実績の数や大小ではありません。

効率化して10分早く帰れるようになったのも立派な実績よ

そのため、再現性があるんだぞ!と言葉で説得して相手を納得させる必要があるんですね。

その手段として自己PRを使うわけです。

言い換えれば、

自己PRとは、実績を裏付けるための説明

であると言えます。

俺が添削した職務経歴書の自己PR、内定者の例文

僕が職務経歴書を添削する際、

・お客様に喜ばれました

・一生懸命~しました

・丁寧な仕事を心がけました

という自己PRによく遭遇するのですが、

「喜ばれたって具体的にどのような成果があったの?」

「丁寧な仕事って具体的にどういう仕事ですか?」

「一生懸命って具体的にどんな工夫?」

っていう感じで、ウザいぐらい聞きます。

今回は、そんな添削によって内定を獲得した職務経歴書の自己PRの例文をご紹介します。

① 自己PRがコミュニケーション能力(笑)な人の例文

以前、

円滑なコミュニケーションが武器でお客様から信頼されていました!

って自己PRの人がいたのですが、それだけだと不十分でしたので、

・コミュニケーションにおいて具体的にどのように工夫したのか、

・それによってどのような問題や課題が解決できるようになったのかを具体的な数値を含めて教えて下さい。

といった部分をヒアリングし、

商品のトラブルやクレームに対応するテクニカルサポートに所属しておりましたが、電話がつながりにくい事が多く、顧客からクレームになっていました。
その原因は、顧客の話を細部まで聞こうと意識するあまり時間がかかっていたことでした。
そこで私は顧客が抱える問題の解決を出来るだけ早く行うために、
・現状でどのような問題で困っているのか
・次にどんな動きをすれば問題が解決するのか
・自分で解決出来るのか、専門の担当者に取り次いだ方が良いのか
という点を把握するために、過去の対応記録とマニュアルをもとに手製のフローチャートを作成した上で電話対応をするようにしました。
その結果、これまでと件数と比較し、電話対応の件数が150%増加させることが出来ました

こういった形で実績に繋げられるような自己PRにしました。

② 信頼関係を深めることで~人柄を買われて~な人の例文

営業職の職務経歴書にて

・信頼関係を深めることで、営業成績1位の実績を上げることが出来ました。

・お客様に対して感謝の気持ちを持ち、誠実に対応することで信頼関係を気付いていました。

・定期的に訪問する事によりお客、お互いに本音で話し合える関係を構築しました

このような自己PRをよく見かけます。

営業職だけでなく事務職であっても成果を上げた根拠が「お客さんと信頼関係を」とか「人柄を買われて」になっている人は多いです。

ただ、皆さんもご存じの通り、信頼を獲得するってのはとても地道な努力が必要なもので時間もかかります。

信頼を獲得するためにどんな泥臭い事をしてきたのかをを企業は知りたいはずです。

私はお客様に商品をおすすめする際に、実際に自分が食べて良かったものをおすすめしておりました。
しかしながら、自分が美味しいと思っていてもお客様にとっては美味しくない場合もあります。
そのため、売ったら売りっぱなしではなく、商品の感想を必ず聞くようにしておりました。おすすめした商品がお客様のお口に合わなかったという耳が痛い話でも、お客様の声を真摯に受け入れることで、お客様のニーズを知るきっかけにもなり、今後おすすめする商品の精度が上がりました。
その結果、おすすめ商品により1日当たりの売り上げが約〇〇万円アップしました。
 また、お客様の声を真摯に受け入れていたことでお客様からの信頼を勝ち取り、他の契約の獲得にも繋げることも出来ました。

で実績に繋げられるような自己PRにしました。

③ 効率化、周りを楽にしたいな人の自己PR

私は正確で迅速な事務処理をすることを心がけていました。
また、自身の効率化だけでなく周りの人のサポートをすることもしていました。

みたいに効率化をアピールして自身の生産性の高さや周りへのサポート能力をアピールする人は少なくありません。

だがしかし、

そもそも、どういった課題があったのか、具体的にどうやって改善したのか、といった説明が無いと説得力がありません。

そのため、

パート職員間の業務量の違いから残業をする職員と定時で帰る職員がおり、不公平感が生まれるという課題がありました。その原因は仕事内容と役割が固定化され業務が属人化されていたことでした。

そこで、職員の誰もが同じ業務を担えるように属人化している業務を分業化しました。

分業化に慣れるまでの当初は全体の効率が下がっていたのですが、不公平感がなくなったことから各職員が次第に前向きに取り組むようになり、業務量の差を縮小することが出来ました。

その結果、パート職員の残業時間を〇時間にすることが出来ました。

知恵袋を鵜呑みにして職務経歴書に自己Pを書かない代償は、ブラック企業

これまでの仕事内容を長々と箇条書きにして、

履歴書にも記載している資格スキルを記載し、

後半にちょろっと自己PRを書いて終了っていうパターンの人が多いですが、

スペース稼ぎして面倒な自己PRの部分を少なくする偽装工作はすぐに分かります。

この味は!…手を抜いてる『味』だぜ

高学歴の人や大企業に勤めていた人でもこういった人は少なくありません。

つまり、自己PRを充実することができれば、格上のライバルに勝つことが出来るんですね。

確かに自己PRを考えるのは大変です。

これまで偉そうに語ってきましたが、僕が職務経歴書を作る際には1週間位の時間がかかります。

日常的に職務経歴書に触れているですらそんなに時間がかかるわけです。

きちんと今までの経歴を深堀りして、自己PRに落とし込むのは面倒です。

だがしかし、職務経歴書は志望動機とは違って、

・一度作ってしまえば繰り返し使えたり、転職サイトの自己PR欄にも流用出来ます。

・出来次第では就活の時には見向きもされなかったような会社にも呼ばれる

こんなコスパのいい努力は無いわけですよ

当然ですがいい加減な労力を投じたら、いい加減な結果しか返ってきません。

職務経歴書、自己PRを適当に作った結果、書類選考とかあってないようないい加減な企業、すなわちブラック企業に行くくらいなら

転職活動そのものを諦めた方がいいとすら思っています。

ただ、

・自己PRになるような実績が無い…

・やる気とか積極性とかしか書くことがない…

という感じで、

具体的にどうしたらいいかわからない

という人も多いです。

そういった方であれば、これまで僕が添削した職務経歴書を参考にして頂いても構いませんし、

>>職務経歴書の添削事例

また、これまでの職務経歴書の添削のノウハウをまとめたものをnoteにしたものもありますので、

そちらも使って頂ければ、よりよい職務経歴書や自己PRが出来るはずです。

詳しい内容は下のリンクから↓

>>【前半無料&返金保証】質問に答えるだけで職務経歴書が作れるnote

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次