今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
職務経歴書には自己PRが必要であるというのは多くの転職サイトで言われていることですが、

中にはこういったアドバイスをする人がいます。
職務経歴書を作るのは非常に大変で、特に自己PRは苦行ですから、
自己PR書かなくていいなんてことになったら願ったり叶ったりですよね。
だがしかし、
僕はこれまで人事・採用面接官も含めたくさんの方の職務経歴書も添削してきましたが、
その立場から言わせてもらうと、
自己PRを書かないのは自殺行為以外の何物でもない!
そして、
多くの人が実績や自己PRというものを勘違いしている
今回はこの理由について語るッ!
・職務経歴書の手間が少なくなる
・書類選考に落ちまくって萎えなくなる
・書類選考があってないようなブラック企業を避けられる
職務経歴書に自己PRを書かないのは甘え
僕はこれまでたくさんの方の職務経歴書を見てきましたが、大体の自己PRはこんな感じでした。
【自己PR・活かせる能力】
正確性
私が仕事をする上で、もっとも心がけてきたことは“正確性”です。
正確な仕事をすることでお客様との信頼が築くことができると考えています。ミスをしないよう、お客様との意思疎通を図ることを常に心がけてきました。
コミュニケーション能力
電話応対では、出来るだけ社内の誰よりも早く取ることを心がけていました。
多くとることでお客様の名前を覚えることが出来、円滑に仕事がすすめられました。
積極性
全ての仕事において、“その会社に貢献すること”を大切にしてきました。
少しでも会社の力になれるように、与えられた仕事だけではなく、自分にできる仕事はないか考えることや、先輩方に聞き積極的に行動してきました。
こんなことを言われた所で、
求めているポジションにふさわしいかを考えるのなんて無理ゲーです。
こんな自己PRは無いのと一緒です。
というのも、
多くの人が実績や自己PRというものを勘違いしている
というのを伝えたいッ!
自己PRが無いのにどうやって判断するんだよw
にもかかわらず、わざわざ職務経歴書の提出を求めてくるということはそれだけ応募者を判断する情報が欲しいということなんですね。
そのため、履歴書の内容と大差ない情報しか記載されていない職務経歴書であれば意味がありません。
書類選考で速攻足切りです。



こんなことを言うと



と考える方も少なくありません。
もちろん、最終的には面接で見極めるでしょうし、
職務経歴書の自己PRが良くても面接で緊張してしまい話すのは苦手って人はいるでしょうが、
文章がダメダメで面接の自己PRが上手って人はいません。
そもそも、面接官も余計な仕事を増やしたくないので、



こんなギャンブルなんてしたくありません。少しでも確率が高い手段を取りたいものです。
自己PRが不十分でも面接に呼ばれるのは、よっぽど応募者が居ないブラック企業くらいでしょう。



実績に客観性なんて無い






という反論が来そうです。
確かに
・○億円売り上げた
・○件獲得した
・ミスを○○%改善した
など自分の実績を数値で示すことも必要です。
だがしかし、
ただの実績に客観性はありません。
たとえ、素晴らしい実績を掲げていても、
社外の人間である面接官にその実績が本当かどうかを確認する手段がありません。



自己PRとは、実績を裏付けるための説明



とはなりません。
むしろ採用担当者は、最初から職務経歴書の実績を信用していません。
実績が証明する証明書があるわけでもありませんし、
会社によって扱う商材や担当する仕事が変わるので、
応募先の企業でも非凡な成果を上げられるとは限らないからです。



そのため、実績だけ並べても






となります。
仮に本当に実績を上げる能力があったとしても、相手に信用されなければ嘘になります。
多くの人が勘違いしがちなのですが、
大事なのは、
その実績を上げるためにどう工夫したのか
そういった工夫は再現性があるのか?
であって実績の数や大小ではありません。



そのため、再現性があるんだぞ!と言葉で説得して相手を納得させる必要があるんですね。
その手段として自己PRを使うわけです。
言い換えれば、
自己PRとは、実績を裏付けるための説明
であると言えます。
僕が職務経歴書を添削する際、
・お客様に喜ばれました
・一生懸命~しました
・丁寧な仕事を心がけました
という自己PRによく遭遇するのですが、
「喜ばれたって具体的にどのような成果があったの?」
「丁寧な仕事って具体的にどういう仕事ですか?」
「一生懸命って具体的にどんな工夫?」
っていう感じで、ウザいぐらい詰めます。
以前、



って自己PRの人がいたのですが、それだけだと不十分でしたので、
コミュニケーションにおいて
・具体的にどのように工夫したのか、
・それによってどのような問題や課題が解決できるようになったのかを具体的な数値を含めて教えて下さい。
といった部分をヒアリングし、
商品のトラブルやクレームに対応するテクニカルサポートに所属しておりましたが、電話がつながりにくい事が多く、顧客からクレームになっていました。
その原因は、顧客の話を細部まで聞こうと意識するあまり時間がかかっていたことでした。
そこで私は顧客が抱える問題の解決を出来るだけ早く行うために、
・現状でどのような問題で困っているのか
・次にどんな動きをすれば問題が解決するのか
・自分で解決出来るのか、専門の担当者に取り次いだ方が良いのか
という点を把握するために、過去の対応記録とマニュアルをもとに手製のフローチャートを作成した上で電話対応をするようにしました。
その結果、これまでと件数と比較し、電話対応の件数が150%増加させることが出来ました。
こういった形で実績に繋げられるような自己PRにしました。
いい加減な自己PRの結果は、いい加減な企業
履歴書にも記載している資格スキルを記載し、
後半にちょろっと自己PRを書いて終了っていうパターンの人が多いですが、
スペース稼ぎして面倒な自己PRの部分を少なくする偽装工作はすぐに分かります。
高学歴の人や大企業に勤めていた人でもこういった人は少なくありません。
つまり、自己PRを充実することができれば、格上のライバルに勝つことが出来るんですね。
確かに自己PRを考えるのは大変です。
これまで偉そうに語ってきましたが、僕が職務経歴書を作る際には1週間位時間がかかります。
日常的に職務経歴書を書いている僕ですらそんなに時間がかかるわけです。
きちんと今までの経歴を深堀りして、自己PRに落とし込むのは面倒です。
だがしかし、
職務経歴書は志望動機とは違って、
・一度作ってしまえば繰り返し使えたり、転職サイトの自己PR欄に流用出来ます。
・出来次第では就活の時に敵わなかった高学歴のライバルたちを倒すことだって出来る。
こんなコスパのいい努力は無いわけですよ
当然ですがいい加減な労力を投じたら、いい加減な結果しか返ってきません。
職務経歴書、自己PRを適当に作った結果、書類選考とかあってないようないい加減な企業、すなわちブラック企業に行くくらいなら
転職活動そのものを諦めた方がいいとすら思っています。
ただ、
・自己PRになるような実績が無い…
・やる気とか積極性とかしか書くことがない…
という感じで、
具体的にどうしたらいいかわからない
という人も多いです。
そういった方であれば、これまで僕が添削した職務経歴書を参考にして頂いても構いませんし、



また、これまでの職務経歴書の添削のノウハウをまとめたものをnoteにしたものもありますので、
そちらも使って頂ければ、よりよい職務経歴書や自己PRが出来るはずです。
詳しい内容は下のリンクから↓