バレたら転職が不利になる?退職代行で辞めた人の退職理由を添削した

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このブログでは>>退職理由の添削 を行っています。

ここでは今まで添削してきた職務経歴書のほんの一部を事例としてご紹介いたします。

他人の職務経歴書を見る機会は中々無いと思うので参考になるはずです。

今回の添削依頼は、

退職代行を使って辞めた人の退職理由を添削した話

目次

バレたら転職が不利になる?退職代行で辞めた人の退職理由を添削した

さっそく今回の依頼主についてですが

・依頼主:35歳女性 独身

・経理職から経理職へ転職したものの転職先を決めずに1年未満で退職代行を使った

とのことです。さっそく退職理由について見ていこう!

本音の退職理由は、仕事を教えない職場&パワハラ上司

まず本音の退職理由を聞いた所、

中途採用(異業界・同職種=経理)で入社しましたが、

分からない所を先輩に聞くと「過去のデータを見て」「自分で考えてよ」と言われ、

上司からは、

「総合職でやっていくには今のままじゃダメ(総合職で採用したのが間違いだった)」

「専門性がない。何ができるの?」

「教える余裕が無いから、教えなくてもできそうな人を採用したのに。」

など評価の面談で言われた。教育体制がずさんに感じるのと、長い目で見てスキルが身につかないのではと思いました。

ということで、

さすがにお主これをそのまま伝えるわけではあるまいな?と思い、

面接官にどう退職理由を伝えようとしているのかを聞いてみると

経理として入社しました。

不明点を質問した所、「過去のデータを参考にして。自分で考えて」と言われ、業務上必要な情報が得られない事があります。

消費税・法人税等(非課税・不課税の判別や、交際費になるのか会議費になるのかの区別等)の知識や、会社の過去のデータを自分で調べたり、どうしても分からない点は質問をして業務を何とかこなしてきました。

長い目で見てスキルを身につけて会社に貢献出来ないのではないかと考え、転職活動をしています。

「教えてもらえない」という事を言うと、他責思考で私の方に問題があるのではないか?と捉えられそうなので、このように言い方を変えました…

ってことなんですが…

いや…一緒やん!

両方、

「仕事を教えてもらないので、いる意味ないなと思って退職しました」

って意味です…

正直、これをこのまま伝えると落ちるでしょう!

力技で退職理由を添削してみた

2社目の○○社での経理業務では、税務申告や決算のまとめ等は会計事務所がやっており、

決算の補助・日々の仕分け、健康診断業務・年末調整業務など経理・総務分野の業務を広く浅く行っていく中で、経理職として専門的を高めていきたいと考えるようになりました。

その後、決算や税務申告も社内で行っているということで、前職の△株式会社の経理職に転職しました。

紙ベースから経費精算システムの導入の責任者といったやりがいのある業務にも携われたのですが、こちらでも決算の補助や日々の仕訳入力等、以前の経理業務と業務内容がほぼ変わらなかったため、経理職として専門性を高めたいという気持ちが強くなりました。

これまで、在職しながら転職活動をしていたため、どうしても企業研究などが十分にできなかった部分もあったと考え、今度は転職先をじっくり選びたいという理由から、

責任者として行っていた経費精算システムの導入業務の目処が立った後に、転職活動に専念するために退職致しました。

いくら本音の退職理由を言うのも必要とはいえ、本音をそのまま言うのは得策では有りません。

特にこの方は経理職として経験があるのにも関わらず、転職先を決めずに1年未満で短期離職をしていますから、

短期離職に至った止むに止まれない理由が必要になります。

そのため、

そもそも何でその会社に転職したのか?

って所から転職理由を考えました。

直近の職場では、自分で調べろ、考えろと言われ今までの経験を活かしてやりくりしていたそうですが、

言い換えれば、以前とやっていることは変わらないと言えます。

なので、

経理職として専門的を高めていきたいから転職したが、

その目的が果たせそうもないので再度転職することにした。

という転職理由にしました。

サッカーでもスタメン起用してくれるって約束で移籍したはずが、

実際は試合に出られず、飼い殺しされている状態が嫌で、ビッグクラブでそこそこ年俸も高いけど、スタメン起用してくれる下位チームに移籍する。

なんてことはよくありますからね。

また、今回は次の転職先も決めずに短期離職をしてしまっているので、そこの言い訳も考えないといけません。

この方の場合、これまでブランク期間なしで転職をされていたので、

これまで、在職しながら転職活動をしていたため、

どうしても企業研究などが十分にできなかった部分もあったと考え、

今度は転職先をじっくり選びたい

と「経理職として専門的を高めていきたい」という目的のためにあえてリスクを取ったんだという風にしました。

だがしかし、これだけだと不十分です。

というのも、決算の都合上2~3月以降は忙しいです。

つまり、1年で1番経理が忙しい時期の真っ只中に退職してしまっているので、

この人は経理職なのにそんなのお構いなしに辞めるのか

もちろん、クソ会社を辞めるのに繁忙期なんて知ったこっちゃねーよというのは僕も思っているところではありますが、

それを転職活動で言っても何の得にもなりませんから、

責任者として行っていた経費精算システムの導入業務の目処が立った後に、

転職活動に専念するために退職致しました。

と、自分の仕事をちゃんと全うして辞めたんだと、無責任な印象を与えないようにしました。

退職代行を利用したらバレて転職に不利になる?→転職先にはバレない

他責思考はダメであるというのは一般的な考えですが、

我慢の限界で流石に退職代行を使ってまで辞めるような職場はよっぽど酷いとしか言えません。

僕はこれまで何十名もの方の転職相談や添削をしてきましたが、

正直、そもそも転職する人の大半が、

「クソ上司がムカついたから辞めたんだよ!何か文句あっか?」

「繁忙期なんて知ったこっちゃねー!」

っていう感じです。

なぜなら、僕自身もそういった理由で退職代行を使って会社を辞めたからです。

>>俺が退職代行を使って会社を辞めた理由を語る【全く後悔していない】

巷では、退職代行を利用したらバレて転職に不利になる!なんて意見がありますが、

そんなことはありません。

なぜなら、

社員が退職代行を使って会社を辞めたことを公表することは、

「我社は社員に退職代行を使われるような程度の低い会社です」

に他ならないからです。

もしそんなことをしてしまえば、取引先からの信用は地に落ちるし、転職サイトで求人を出しても誰も応募してこなくなるでしょう。

そのため、退職代行を使おうが使わまいが、今回のように退職理由を作り込んでおけばどうということは無いわけです。

もしこの記事を読んだ人の中で、

退職理由に自信が無い…

退職理由の添削に興味があるよって人は↓

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