新卒1年目で転職は甘え?一年未満でも突っ込まれない退職理由の例文

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・新卒一年目だけどもう辞めたい

・とりあえず3年とか無理ゲー

・1年未満で退職したら転職に不利?

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

新卒1年目で転職したいけど、一年未満で退職する場合の転職活動が上手くいくか不安な人も少なくありません。

実際、僕の元にも「新卒1年目で辞めたいんですけど、どう思うますか?」という相談が来ています。

最近では、とりあえず3年続けるべき論が死語になり、

新卒1年目であっても退職しちゃって大丈夫♪
世の中に会社なんて他にもたくさんある♪

と退職を後押ししてくれる風潮があります。

だがしかし、現実は非情で

1年未満で辞めた理由は?早くない?

ウチに入ってもすぐに辞めるんじゃないの?

と突っ込まれてしまい上手く答えられずに転職活動が思うように行かず、とりあえず内定欲しさに怪しげなベンチャー企業に転職してキャリアを棒に振ってしまう若者も少なくありません。

これ以上、こんな若者を増やさないために

今回は、

俺が実際に添削した新卒1年目の退職理由の例文

を晒す。

この記事を読むメリット

・とりあえず3年勤めろマンにマウントを取られなくなる

・面接で「ウチでもすぐ辞めない?」と突っ込まれた時に対処できる

・2、3年目のライバル転職者とも渡り合える

目次

1年未満で転職は甘え?そんな新卒の退職理由を添削してみた

僕自身もたった2年でで会社を辞めたことがあるし、嫌ならさっさと辞めるべきだと考えていますが、

一方で、新卒1年目で退職するとはお金や転職活動の難易度の面からリスクもあるよとも考えています。

>>営業を辞めたい新卒が1年目で退職したら地獄を見る理由

それでも辞めたい!どうしても転職したい!ということであれば、

せめて面接で「ウチでもすぐ辞めない?」と突っ込まれた時に対処できるくらいになっておかないと厳しいわけです。

21卒だけど新卒1年目で転職は甘えですか?

この記事を書いているのは2022年ですが、実はこの数ヶ月前に21卒の方から退職理由をどうしたらいいかわからないという相談を受け、退職理由の添削の依頼を受けることになりました。

ちなみに、新卒の方の詳しいプロフィールは、

・依頼主:男性 新卒(21卒)

・大学時代にバイトしていた塾に正社員として入社

・塾講師は休日が少なく残業が多いので転職したい

。完全週休2日制の仕事を希望

・WebマーケティングなどIT領域に興味がある

・在職しながらの転職活動を行う

① 添削前の退職理由

まずは、本人が考えた退職理由がこちら↓

「顧客の課題に向き合い、解決することで自身の成長と地域の発展に貢献したい」という思いで就職活動を行っていました。

その中でも、元々塾講師のアルバイトをしていたこともあり、就職活動時の思いを実現できるイメージが湧きやすかったため、現職を選びました。

しかし、担当校舎の生徒数が増加していたこと、授業前後は他学年との入れ替えや校舎業務などで時間に制約が生じ、1人1人の課題に向き合う時間がありませんでした。

そのため、もっと時間をかけて顧客と向き合い、ステップを踏んで共に課題を解決できる仕事がしたいと考えるようになりました。

また、現在は担当校舎のホームページ更新を担当しています。しかし、実際には原稿を作成して担当の業者にホームページ作成を依頼する形式で、ホームページ作成のすべてに携われるわけではありませんでした。

そのため、もっと見やすいホームページのレイアウトを考えたり、皆が使いやすいシステムを作ったりする仕事をしたいという思いが強くなりました。

一年未満の退職理由にありがちな上司や会社が嫌だから辞めるといった内容ではなく、□△がしたいという内容の転職理由になっており、一見すると説得力ありそうな感じがします。

だがしかし、

「~業務などで時間に制約が生じ、1人1人の課題に向き合う時間がありませんでした。」

「もっと時間をかけて顧客と向き合い、ステップを踏んで共に課題を解決できる仕事がしたいのでシステムの仕事を」

というもっともらしい理由を挙げていますが、IT領域に行きたいという動機づけにはなりません。

また、顧客と向き合いたい~からのホームページ云々の部分がつながっておらず、取ってつけた感満載です。

面接官が余程の馬鹿じゃない限り、

だったら生徒や保護者とじっくり向き合える他の塾に転職したらええやん?

顧客と向き合いたいからHPやシステムを作りたい?意味不明

と、突っ込まれることは必至です。

また、この方は塾講師であるので

「生徒が受験を控えているのに会社辞めてしまうの?」と聞かれた時どうするのかと質問してみると

4月入社で求人が多くなることを見越して転職活動のスケジュールを組んでいたと言おうと思っています。

とのことであったため、

これはマジでやっべぇぞ!と思ったわけであります。

② 添削後の転職理由の例文

〇添削後の退職理由
学生時代のアルバイトから現在の会社で働いておりましたが、コロナ禍の影響で、従来のように授業が出来ず、自宅でも自主的に学習する習慣を身につけるようにシフトするようになりました。

また、登塾出来ないことにより成績が下るのではと不安になる保護者へのフォローを経験したことで、人が行動しやすくなる、安心するような仕組みを作ることにやりがいを感じるようになりました。

その一環として現在もホームページの更新を担当しておりますが、レイアウトを考えた後は業者へ依頼するという流れで、システムについて幅広く、奥深く知りたいと考え転職を決意しました。

〇「生徒が受験を控えているのに転職してしまうの?」に対して
受験は2月からありますが、12月までに仕上げるつもりで指導してきました。
そのため勉強を教えるというフェーズは終了しており、あとは今の状態をキープしている状態です。
また、4月からの入社予定で転職活動を行っており、現在受け持っている生徒のメンタル面のケアや合格を見送ることはできるかと思いますので、問題はないと考えています。

もともとあった

「担当校舎の生徒数が増加していたこと、授業前後は他学年との入れ替えや校舎業務などで時間に制約が生じ、1人1人の課題に向き合う時間がありませんでした。」

「もっと時間をかけて顧客と向き合い、ステップを踏んで共に課題を解決できる仕事がしたいのでシステムの仕事を」

という心にもないことを言うのは嘘くさいので削りました。

その代わりに、

コロナなど社会の変化に対応せざる得なくなる中で、アルバイト時代から数年間携わっていた【教育の仕事】に対する価値観が変わった。

自身のホスピタリティが相手のそばで手取り足取り教えることから人が楽になる仕組みを作ることに変化した。

その結果、転職を考えるに至った

とすることで、1年未満ですぐ嫌になって辞めたという印象を持たれないようにしました。

また、

子どもたちが受験で戦っている中、貴様は敵前逃亡するのか!?

という問いに対して、

そもそも、最後の追い込みという考えを否定し、

準備は既に終えている状態だし、4月からの入社で転職活動を行っ現在受け持っている生徒のメンタル面のケアや、合格を見送ることはできるかと思っておりますので、問題はないと考えています。

実際、どんな受験であっても直前に慌てて勉強しているようではダメですよね。

「そうならないように仕組みを使いながら、勉強だけでなく生活習慣も含めて指導してきたよ」

「3月までは会社にいるつもりだし、別に見捨てるわけじゃないよ」

と仕事を最後まで全うする責任感もアピールするようにしています。

「ウチに転職してもすぐに辞めるのでは?」を切り返せないのは甘え

今回の場合、受験という特殊なイベントが絡む仕事でありますが、

基本的に一年未満の退職となると塾講師ほどじゃないにせよ

仕事を投げ出す無責任なやつ、自分さえ良ければそれでいいヤツみたいな色眼鏡で見られやすいです。

もちろんね、

サービス残業や休日出勤を強要しておいて迷惑とかマジふざけんなよ!

筋とか義理とか言う前に労働基準法を守りなさいよ!

と言いたくなる気持ちはわかる。スゲーわかる。

だがしかし、バカ正直にそれを伝えるのは得策ではありません。

僕はこれまで、新卒1年目だけでなく、2~3年目、5年目、10年目の方の退職理由を添削してきましたが、

正直に言って、2~3年目や5年目10年目の社会人であっても愚痴や嘘くさい退職理由で転職活動で苦戦している人は意外に多いです。

「愚痴を言わない」「本音感も出す」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「退職理由」のつらいところだな

この記事を見て、やっぱり一年未満の転職はリスクが高いから避けようと判断するのも良いですし、

この程度のリスクなど今のブラック企業で地獄の毎日を送るより遥かにマシだと考える方もいらっしゃるでしょう。

別にどちらの道が正しい、間違っているとかはありませんが、

新卒1年目で辞めようが、何年か続けた後に転職しようが、退職理由をちゃんと作り込むってのは必要なことです。

もし、

どうしても転職したいけど、愚痴かおべんちゃらになってしまう…

という方がいらっしゃったら、

これまで僕が退職理由を添削してきたノウハウをnoteにまとめたものもありますので、

そちらを使って頂ければ、よりよい退職理由が出来るはずです。

詳しい内容は下のリンクから↓

>>【前半無料&返金保証】内定実績ありの退職理由ノウハウを解説

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