リファレンスチェックは現職には無理ゲー!そもそも転職したら危険

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・リファレンスチェックがあるなら正直応募しなかった

・リファレンスチェックを断るとやはり内定に響くの?

・リファレンスチェックを頼める人がいない

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

先日の>>転職相談 にて

リファレンスチェックを断るとやはり内定に響くのでしょうか?

という相談がありました。

知らない人のために、リファレンスチェック(バックグラウンドチェック)というのを簡単に説明すると

応募者のAさんというのは御社の社員で、〇〇という業務に携わっているというのは本当ですか?

上司

確かに彼はうちの社員ですし、〇〇という業務に携わっています。

こんな感じで、

採用企業やそこから委託された調査会社が応募者の同意を得た上で

面接で話したこと履歴書や職務経歴書に書いてあることに嘘がないかをあなたの職場の上司や同僚2~3人に直接聞いて確認するというものです。

東証一部上場企業の幹部クラス、外資系企業など、年収が高くハイクラスな人材採用においては行われることがあるのですが、

最近では、日系企業の普通の会社員の中途採用でもリファレンスチェックを行うところが増えてきていますが、

今現在、転職活動中の方や今後転職を考えている方の中には、

そんな…今の上司に転職のこと言えるわけないじゃん!

リファレンスチェックを頼める人がいない会社員は転職出来ないの?

と不安になる人も少なくありません。

だがしかし、

リファレンスチェックは現職には無理ゲー!

そもそもリファレンスチェックを求める会社には転職してはいけない

今回はその理由についてマジレスする。

この記事を読むメリット

・転職活動が上司にバレて会社に居づらくなる…が回避できる

・外面がいい会社騙されなくなる

・まともな会社に行ける確率が高くなる

目次

リファレンスチェックは現職には無理ゲー!そもそもリファレンスチェックを求める会社には転職してはいけない

上場企業の経営幹部、投資銀行やコンサル、GoogleやAmazonみたいなスーパー外資系企業であれば

それ相応の待遇を用意してくれるので何が何でも採用には慎重になるのはわかる。

応募する側も何千万円も貰うような仕事であれば、リファレンスチェックされても仕方ないだろうなと覚悟してるでしょう。

上場企業の経営幹部って最早、会社員と呼んでいいのだろうかとすら思いますし、

外資なんてのは本人が悪くなくても本国の意向で解雇とか普通にありますから、みんな転職する前提で困ったときはお互い様だよねってカルチャーがあります。

そのため、普通の会社員とはリファレンスチェックに対するので前提条件が違います。

そういった一部のハイクラスエリートに通じる論理を持ち出して、

選考に進みたいならリファレンスチェック受けられますよね?

それとも何かやましいことでもあるのでしょうか?

と強要されたとしても話になりません。

① リファレンスチェックは現職には無理ゲー!転職活動バレたら会社に居られないだろw

業務内容や経歴に間違いが無いかを確認するリファレンスチェックは、

主に二次面接以降、最終面接の後に行われることが多いです。

どのタイミングでリファレンスチェックを実施していますか?

出典:SalesZine ニュース

つまり、内定を出す前の審査項目として行うということで

リファレンスチェックを受けたからと言って必ず内定を貰えるわけではないということです。

中には

リファレンスチェックは最終面接後に行うのが一般的だから、採用する気がある人にしか行いません!

なんていう人もいますが、

仮にリファレンスチェックで問題なかったとしても他の候補者との兼ね合いで落ちることは普通にあります。

>>最終面接の後にもう一度面接したいと言われたのは役員に嫌われたから

問題はその後ですよ。

リファレンスチェック行い会社や上司に転職活動のことがバレても、内定を貰えるのであればオサラバできるのでまだ許容できますが、

会社や上司に転職活動のことがバレて、会社に居づらくなります。

一生懸命に仕事をして円満にしていればリファレンスチェックしても問題ありません。

なんて綺麗ごとを言う人がいますが、

仮に一生懸命仕事をして貢献していたとしても、いざ辞めると言った途端、裏切り者扱いってのがマジであります。

実際に内定を獲得して退職の意向を上司に相談した結果、強引な引き留めにあって困っているという相談をよく受けます。

これまで頑張ってきたのに…

基本的に退職者は裏切り者です。皆さんよくご存じの大企業でもそうです。

だからこそ多くの人は会社に内緒で転職活動をしているわけです。

そもそも、リファレンスチェックを頼めるような心優しい上司や同僚がいるような会社って相当いい会社で、そんな会社に居る人は転職しようなんて普通は考えませんよ。

また、めっちゃ給料が良い会社に転職するかどうかって話なったら

上司や同僚からあることないこと言われて嫌がらせされる可能性も捨てきれません。

自分では良好な関係を築けていたと思っていても実はそうではなかったってのは結構あります。

ブラック企業であればあるほど、

自分だけ良い思いをしようだなんてそうはいかないぞ!

という嫉妬というのもあるでしょう。

巷では、

やましいことが無ければリファレンスチェックを受けられるはずです!

なんて説教してくる人がいますが、

やましいことが無くてもリファレンスチェックを受けると大変な目に合うってのが現実なわけです。

もちろん、リファレンスチェックをしたにもかかわらず不採用にした会社から、何か補償があるわけでもありません。

つまり、リスクや労力というのを応募者に一方的に押し付けている状況なわけです。

>>【危険】転職の相談を会社の上司や同僚にするヤツは、全てを失うぞ!

② リファレンスチェックを頼まれる人の負担がえぐい

リファレンスチェックを頼める人がいない…

って人が大半だと思いますが、

中には、リファレンスチェックを受けてくれる上司や同僚が2~3人いるという幸運な方もいらっしゃると思います。

だがしかし、

このリファレンスチェック、数分のヒアリングや簡単なアンケートではありません。

・学歴や職歴

・勤務年数や勤怠状況

・本人の業務内容や周囲からの評価

・本人の実績

など、何十項目の回答を求められます。

もちろん、

「非常に良い、良い、どちらともいえない、悪い、非常に悪い」

みたいな選択項目だけでなく、

なぜそう思うのか、その根拠について記述してください

みたいな記述(テキストベース)での回答も併せて求められます。

情報漏洩に抵触しないように気を遣いつつ、応募者本人の心象が悪くならないようにいい感じに文章にしないといけません。

感覚的にいえば、他人の職務経歴書を書いているようなものでしょうか?

転職経験者ならお判りでしょうが、自分の職務経歴書ですら大変なのに人の職務経歴書を書くなんてのはもっと大変に決まっています。

日常的に >>職務経歴書を添削 をやっている僕ですら大変なのですから、普通の人なら相当なものです。

このように

応募者本人がヒアリング程度だと軽く考えていたものが実はそうではなく、

リファレンスチェックに回答する推薦者の方の負担や不満は相当なものです。

表向きには、採用のミスマッチを無くしたいなんて綺麗ごとを言っていますが、

結局のところ、リスクや負担は応募者と推薦者だけに押し付けているというのが現状です。

大して給料をくれるわけでもないくせに、そんな自己中心的な考えの会社が果たして良い会社なのでしょうか?

③ そもそもリファレンスチェックは正しく機能してるのか?

そもそも、よほどの馬鹿じゃない限り

自分のことをを悪く言うような人をリファレンスチェックの回答者に指名しません。

だがしかし、

最初のうちは良かれと思って協力してくれた人も、あまりの大変さにどうしても後半適当になってしまいます。

ただ、

あなたが良く言ってくれなかったから落とされた!

と言われてもかないませんので、

「リファレンスチェック 回答例」

と検索したり、ChatGPTとかの文書生成AIに

「〇〇業界から△△業界に転職する人のリファレンスチェックの良い感じの推薦文考えて」と質問して、出てきた文をコピペして提出するなんて人もいるでしょう。

そうなると、当たり障りのない回答、いわゆるテンプレみたいな回答ばかりになる可能性もあります。

また、回答者が熱心に回答してくれたとしても、

・応募者の業務、能力についてよくわかっていない

・致命的に文章力が無い

といった可能性もあります。

また、中には

もう…考えるの面倒だからあなたが考えて…あなたの転職活動でしょ?

とならないとも限りません。

実際、リファレンスチェックに関する調査にて、

「リファレンスチェックの欠点はどの様な点だと思いますか」

出典:SalesZine ニュース

リファレンスチェックの問題点として、

「回答の信憑性が判断しづらい」

「回答者の属性によって回答に偏りが生じる可能性がある」

が挙げられていますが、

本人の言い分だけじゃ信用できないから、職場の人に働きぶりを聞いているのに、

その回答すら信用できないのであれば何のためにリファレンスチェックをしているのだろうかと思います。

このように、リファレンスチェックを導入しているものの形骸化している会社も少なくないでしょう。

④ 経歴詐称するような奴はリファレンスチェック導入しても替え玉とか不正をする

リファレンスチェックを導入することで経歴詐称の人を見破れます!

なんていう人もいますが、

そもそも、職歴は社会保険や雇用保険の加入履歴でバレます。

学歴を確かめたかったら卒業証明書を提出させればいいですし、保有資格も証明書を提出させればいいだけです。

正直、経歴詐称するようなやつはリファレンスチェックしたところで替え玉でも何でもします。

下手したらリファレンスチェックを頼める人がいない方向けに、

会社の上司や同僚に成り代わってリファレンスチェックを受ける代行業者なんてのも出てくるかもしれません。

そこまでは飛躍しすぎだろと思うかもしれませんが、

リファレンスチェックのお礼に食事をおごるというのって大丈夫なの?と心配になります。

もちろん、回答者の負担が大きいのでご飯ぐらい御馳走するべきというのはわからんでもないですが、

自身にとって有利な回答をして貰う代わりに、飲食代を提供したという見方も出来ます。

もちろん、ご飯くらいでどうこうなるとは思いませんが、

経歴詐称するような奴からすれば、不正をしようと思えばいくらでもできる余地があるわけです。

とはいえ、ほとんどの人は経歴詐称なんてやりません。

経歴詐称なんてしてもいつかバレるし、バレてしまえば内定取り消しや懲戒解雇されたとしても文句は言えないからです。

経歴詐称マンを完全に排除できるわけでもないのに、

まともな応募者から敬遠されるリスクを抱えてまで、リファレンスチェックを導入する意味があるのでしょうか?

⑤ まともな会社、会社員は「リファレンスチェックを導入する、受ける」という危ない橋は渡らない

そもそも、リファレンスチェックをしようにも、

まともな会社なら「個人情報なのでお答えできません」でおしまいです。

まぁ、個人的には協力してあげたいと思ってくれるかもしれませんが、

リファレンスチェックしてくる採用企業や調査会社が大丈夫かどうかわからない、回答した内容が今回の採用にだけ使われるという保証はない。産業スパイの可能性だってある。

会社の業務について話す以上、上司にも報告しないといけない、上司はその上司や人事部に報告しないといけない可能性もある。

こういったことろ考えると、メリットが無いのにリスクを抱えてリファレンスチェックに応じるという選択肢は取らないと思います。

また、リファレンスチェックを導入する側にもデメリットが大きいと思います。

単純に、

あなたの上司や同僚、部下にあなたの働きぶりを聞きます

と言われたら辞退する応募者はたくさんいるでしょうし、

経営幹部の採用ならまだしも一般の中途採用でリファレンスチェックを導入したということは

何かヤバイ事案が立て続けに発生したのか?

と考えるのが普通ですから、そういった意味でも敬遠されやすくなります。

また、

暴走人事

今日最終に来た候補者リファレンスチェックしたら、周囲からの評価低くて草

イキリHR

面接でめっちゃ仕事できるアピールしてたのに、自分のこと推薦してくれる人いないってw

みたいな感じで、馬鹿な採用担当者がSNSで変な投稿をしないとも限らないです。

さらに調査会社が暴走して、応募者の同意を取らないままリファレンスチェック、バックチェックをしてたとしても採用企業も責任を問われてしまう可能性があります。

日本経済新聞
元同僚の評価、勝手に言いふらすのは違法です! 2023年 先輩、それ違法です① - 日本経済新聞 企業が転職者を採用する際、気になるのが前の職場での働きぶりや周囲の評価だ。同僚と円滑なコミュニケーションがとれるか、リーダーシップはあるか――。採用を決める前に知...

そう考えると、一般の社員を採用するのにリファレンスチェックを導入するというのはまともな会社だとマイナス要素の方が大きいと思います。

⑥ リファレンスチェックする会社にもリファレンスチェックさせればいい!が的外れな指摘である理由

リファレンスチェックを受けろと言われると

お前は信用できない、保証人を連れて来い

と言われているようで気分が悪いものですし、上司や同僚に借金の保証人を頼むみたいな感じがして嫌ですよね。

そのため、

応募者はリファレンスチェックを求められるのに企業は情報開示しないってフェアじゃないよ!

リファレンスチェックを受けろと言うなら、その会社のリファレンスチェックもさせろ!

と言いたくなる気持ちはわかる。スゲーよくわかる。

実際に入ってみないと社内の人間関係なんてのはわかりませんし、

残業が無いって言ってたのに残業があるとか面接の時と話が違うなんてことはたくさんあります。

だがしかし、

会社にもリファレンスチェックさせて情報開示させればフェアになるわけではない

というのも、

採用企業の社員に直接話を聞く機会が設けられたとしても、その社員は会社のことを絶対悪く言わないからです。

会社説明会や面接で

社長ってどんな人ですか?

職場の雰囲気ってどうですか?

と聞く人がいますが、社長が嫌な奴とか職場の雰囲気は最悪とか、応募者の前で会社にとって都合が悪いことを言っている社員を見たことがありますか?

どんな回答したかなんて上司や人事部に必ずチェックされますし、

面談の後応募者が辞退したなら、

お前、何話したんだ?一言一句説明しろ!

ってなりますよ。

仮にそれがバレて「フェアじゃない!」と指摘したとしても、

うちの社員が余計な事、応募者様に失礼な対応、不適切な発言をしていないか監視、チェックするためです

と言ってしまえば終了です。

こんな会社辞めてやると思っている人ならぶっちゃけトークしてくれるかもしれませんが、

そもそも、そんな人は回答者に選ばれません。

要するに、

あなたの会社の上司や同僚はあなたのことを褒めちぎる義務はありませんが、

採用企業の社員は自社のこと褒めちぎる義務があるわけです。

そのため、いくらリファレンスチェックを企業にさせようとしても前提としてフェアじゃないのです。

にもかかわらず、

会社の人と直接話出来たから、代わりにリファレンスチェックを受けるというのは

イカサマが行われているギャンブルに手を出すようなものです。

公平である必要はないが、公平感は与えなければならない

⑦ リファレンスチェックをする=ヤバイ社員がもう何人もいる証拠

ここまで、長々と話してきましたが、

経営幹部の採用ならまだしも一般の中途採用でリファレンスチェックを導入しているということは

ヤバイ社員を何人も採用した過去があるからリファレンスチェックを導入したのでは?

自分たちに見る目が無いと言っているようなものでは?

と考えるのが自然ですし、リファレンスチェックがあると分かった時点で応募しない、辞退すると判断して終了です。

知人から聞いた話ですが昔ある地方の百貨店にて、探偵を雇って最終面接を受けた学生の身辺調査をしていたということがバレてちょっと問題になりました。

経営幹部クラスの身辺調査なら分らんでもないですが(アカンけど)

いち社員の採用のために何でそんなことリスクと費用をかけて身元調査をしていたのかというと、

・過去に入社した社員が限定のブランド品を転売していた

・化粧品売り場の女性店員に片っ端から手を出していた

といったヤバイ社員が入社して問題を起こしていたことがたくさんあったからだそうです。

リファレンスチェックも同様で、普通なら顰蹙を買いそうな身辺調査あっても、そうもいっていられない事情があるのではと考えるのが自然です。

仮にリファレンスチェックをパスして入社してみたけど、問題児だらけだったとかなったら一体何のためにリファレンスチェックを受けたんだ?ってなりますよね。

⑧ リファレンスチェックがある=採用担当者の見る目が無い

年収1000万2000万のハイクラスや上場企業の幹部クラスならともかく普通の社員の面接ですらリファレンスチェックをしているということは、

はっきり言って、自分たちに見る目がありませんと言っているようなものです。

どうせリファレンスチェックするからいいやとリファレンスチェックに頼る前提になると、

・志望動機を言ってください

・自己PRしてください

・長所短所は?

・HPを見た感想を教えてください

といったテンプレのような質問しかできない、会話して掘り下げていくことが出来なくなります。

※実際、こんな面接官はたくさんいます。

そもそも、人材採用ってのはその会社の根幹を担う業務なわけで、

リファレンスチェックに頼る前提じゃなくて自分たちの意思と責任で見極めるのが仕事だろと思うわけであります。

もちろん、中には実績を盛るような人もいるでしょうが、

玉石混合の中でいかに自社にマッチした人材を発掘していくか、そこが採用担当者の腕の見せ所なわけです。

それを腕を磨くどころか、リスクや負担を応募者に押し付けて解決しようってんなら、人材採用なんてやめちまえと思うわけであります。

また、そういった他責志向の人間が人事をしている会社であれば、

将来リーマンショックやコロナみたいな危機やってきて業績が悪くなるみたいな事態が起こった時、

自分たちは悪くない、社員が頑張らなかったのが悪い

何か都合が悪くなったら真っ先に切り捨てる可能性も高いです。

そもそも、数年後に存在しているのかすら怪しいです。

⑨ 求人票に書いてなかったのにリファレンスチェックします!はもう最悪、すぐ辞退しろ!

選考を進んでいく中で、

最終選考後に進む前にリファレンスチェックを受けてもらいます。

といった形で急にリファレンスチェックを求められるケースというのもあります。

そもそも、リファレンスチェックがあるなら応募していなかったと感じる転職者も少なくないのではないでしょうか?

仮に、リファレンスチェックを頼める人の場合であっても、リファレンスチェックがあると前もって分かっていれば準備できたはずです。

正直、後出しじゃんけんのようにリファレンスチェックを求めてくる会社は辞退した方がいいとすら思います。

やましいことが無ければリファレンスチェックを受けられるはずです!

と言われますが、

やましいことが無ければ求人票に「リファレンスチェックがある」と書けるはずです。

にもかかわらず、それをしないってことは、

・リファレンスチェックがあると事前にわかっていたら応募者が激減してしまう

・「せっかくここまできたなら…リファレンスチェックに応じよう」に持っていきたい気持ちが滲み出ている

このどちらかで、

正直このような騙し討ちをしてくる会社であれば、入社したら面接の時と話が違うなんてことにもなりかねませんので、避けた方が無難です。

リファレンスチェックを頼めない人間は今後、転職出来ないのか?

・リファレンスチェックは現職にとってリスクしかない

・シンプルに面倒くさい

・既に問題を起こしたヤバイ社員がいる可能性

・自分たちに見る目がありませんと言っているようなもの

・選考中でもリファレンスチェックが嫌なら辞退するべき

とお伝えしましたが、

リファレンスチェックをしている会社に対して、リファレンスチェックを今すぐ辞めるべき!と物申す気は一切ありません。

リファレンスチェックを受けられる受けられないで応募者を選別するのはその会社の自由ですし、

応募者からすればリファレンスチェックをする会社は信用できないから応募しない、辞退するってのも自由だからです。

むしろ、リファレンスチェックを実施しているということが、ある意味でリファレンスチェックとも言えるので、判断する指標が増えて良いとすら思っています。

自己紹介ありがとうございます。

ただ、リファレンスチェックに抵抗があるならそんな会社受けなければいいといっても、

リファレンスチェックをする会社が増えているなら、リファレンスチェックが頼めない人はこれから転職出来ないの?

と思う方もいるかもしれません。

X(Twitter)などSNSを見ると

GoogleやAmazonみたいなイケてる外資系企業はリファレンスチェックをしてる

リファレンスチェックを導入している弊社はイケてる

リファレンスチェックがあるから円満退職できない人のキャリアって絶望的

という感じで、リファレンスチェックに対応できないのは時代遅れみたいなノリで話していますが、

日系企業では実施していないところが大半です

中途採用においてリファレンスチェックを実施していますか?

出典:SalesZine ニュース

以前、YouTuberの事務所の求人にて年収300万でリファレンスチェックを有と書いてあって

むしろ、お前の会社の方が大丈夫かよと言いたくなることもありました。

このようにリファレンスチェックを取り入れている日系企業と言っても年収が低い、よくわからないベンチャー企業とか意識高そうなカタカナの名前の会社とかも多いです。

リファレンスチェックを頼める人がいないって嘆く人もいますが、

リファレンスチェックがある業界で退職の意向を伝えたときに

上司

リファレンスチェックとかもあるからさぁ…退職は考え直した方が良いんじゃない?(黙って俺の言うことを聞け)

このような脅しが無いとも限りません。

そういった脅しに屈して本当は早く退職した方が良いのに嫌な仕事を続け、心身を壊してしまうなんて人も少なくないと思います。

リファレンスチェックをしない会社と大して給料の差もないのに、そんなディストピアみたいな監視社会に行くべきなのかを考えると、

僕は、自分の家族や友人、相談してくれた人にはとても勧めることは出来ません。

もちろん、自分が転職をする時に、自分のことを推薦してくれる人間関係を築いていけるように働くこと自体は素晴らしい事です。

だがしかし、

・ブラック企業から抜け出したい

・今の会社に愛想が尽きた

と考えて転職する人が大半です。

僕はこれまで様々な方の転職をサポートしてきましたが、

前職で不当な評価をされていて出来ないやつ扱いされていた人が、環境を変えることで嘘のように活躍しています。

そもそも、リファレンスチェックが頼めるなら転職できるというわけではななく、

リファレンスチェックが頼めるような人でも、やることやっていないと普通に落ちますし、

リファレンスチェックを受ける段階まで選考に進めないことの方が多いです。

これまでの転職相談の経験を通して、転職活動で陥りがちな落とし穴、転職活動が上手くいかない要因、ボトルネックについてまとめた記事がありますので、

そちらを参考にして頂ければ、リファレンスチェックは嫌だけど他に行くとこが無いは避けられると思います↓

>>転職活動は落ちて当たり前だが、落ち続けるのは当たり前じゃない

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