「新卒の配属からずっと営業…」
「事務職が羨ましい」
「ぶっちゃけ、もう営業職をやりたくない」
今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
営業職の仕事は、ノルマで詰められ、残業や休日出勤でなんとかノルマをこなそうと奔走し、
期が変わればまた0からノルマをやる…
ジョブローテーションもなく、そんな日々を何年も送っている…
正直、こういった現状があると、
営業の仕事ってのは、終わりがない地獄のように思えてなりません。
だがしかし、いざ辞めようと思っても色んな情報がありすぎて
次のボーナスまで待とう(10回目)
仕事が落ち着くまで待った方が良いかも?
ってなって、営業職を辞めるタイミングがわからず悩んでいる人は多いでしょう。
かく言う僕も「営業職からの脱出」と銘を打ったブログを運営しているくらいですので、
20代の頃から色々悩んだ挙げ句、30代で営業職を脱出した経験があるのですが…
そんな俺から言えることは、
営業を辞めるタイミングは12月だ!
20代の内に脱出しないと詰むぞ!
この現実についてマジレスしていきたい。
・終わりがない営業の仕事に見切りをつけられる
・いつ辞めようかと延々悩まなくていい
・大嫌いな上司みたいにならずに済む
営業を辞めるタイミングは12月だ!20代の内に脱出しないと詰むよ…
僕は新卒で銀行員の個人営業の仕事をし、
2社目では電機メーカーの法人ルート営業をしていました。
正直、28歳くらいから営業はもうやりたくないと思い在職中から転職活動をしていたのですが、
ズルズルと時間だけが過ぎ30歳になる年に辞めて、転職活動に専念した結果、30代で大学職員に転職することが出来ました。
そんな僕から言えることは、
20代の内に営業職に見切りをつけないとずっと営業をさせられる可能性大
ということです。
①営業職を辞めるベストなタイミングは12月末、無理なら9月末
本来なら在職中に転職活動をして、次の転職先が見つけられれば、
タイミングなんて関係なく辞めてしまえばいいんですね。
だがしかし、
営業の仕事の場合、社内だけでなくお客さんありきなので、
有給取る時でも引き継ぎしないといけなかったり、
休みの日でも会社やクソ客から電話が掛かってきます。
こういった現実があると、在職中に転職活動をするというのが無理ゲーになります。
僕自身も営業職から脱出を図る時に、
在職しながら転職活動をしていたのですが、
毎日残業ばかりで転職活動どころではないし、
とにかく内定が欲しいという状態になると、ブラック企業の求人ですら魅力的に見えてしまい早々に諦めました。
結局、割り切ってお金を貯めて、退職してから転職活動をすることにしました。
となると重要なのは辞める時期なのですが、
可能であれば12月末がおすすめです。
というのも、
3月末退職の人の補充とか、4月からの組織変更に向けた採用など
例年1月、2月、3月の求人が多いから
だがしかし、退職交渉が難航しそうで、
どうしても期の途中に退職する交渉ができそうにないって人は
9月末がおすすめです。
9月末に退職して1~2ヶ月くらいゆっくりして、
年末くらいから職務経歴書や退職理由を作り込んでおけば、
12月末に退職して転職活動をスタートする人たちと比べて、体力的・技術的に差をつけられます。
それに、自主都合退職だと失業保険を貰うのに半年かかりますから、お金が尽きる心配も少ないでしょう。
もちろん、それまでにきちんと貯金をしておくことは大切です。
次の仕事が決まっていないけど営業職を辞めるタイミングは、
・可能であれば12月末
・ちょっとゆっくりしたい人は9月末
ですが、正直、目安の一つでしかないので、
無理に1,2,3月の時期を待たずとも辞めてしまっても問題ないですし、
良い求人があれば積極的に応募したらいいんです。
また6月末に退職して7、8,9月に転職活動して、10月入社を目指すのも手です。
ちなみに、6月末、12月末退職になるとボーナスを貰ってから退職することになるので、生活資金や転職活動資金にも充てられるというメリットもあります。
※退職時のボーナスの有無について↓
>>ボーナス前に退職はもったいない?そんな相談者に俺が伝えてること
②年齢を重ねるほど営業職からの転職はきつくなる
できれば在職中に転職活動をして内定先を見つけた方がいいし、
ベストなタイミングが12月末か9月末とお伝えしました。
だがしかし、
12月末で退職できそうにないので、次の9月末まで待つなんてのは得策ではありません。
ましてや、会社を辞めるのが怖いから在職中の転職活動を何年も続けるなんてのはもってのほかです。
というのも、
年齢を重ねれば重ねるほど転職は不利になる
という現実があるからです。
特に営業からノルマがない事務職などの転職の場合、競争率も高く、
30代になると実務経験を特に求められるのでかなり厳しいです。
どうせ素人採用するなら、
給料が低い若い人を雇った方が得やん?
なので、営業からの脱出をしたければ、ポテンシャル採用してくれる20代のうちにしてください。
25歳の1回目の転職の時は、ブランク期間が1年以上あったにもかかわらず、
普通に事務職とかバックオフィス業務とか受かっていたので、
経験値もある2回目のはそこまで苦戦しないのではないかと甘い考えを持っていました。
だがしかし、僕が30代で営業から人事採用の仕事に転職しようとしていた時、20代の頃に比べて明らかに書類選考の通過率が悪くなりました。
あまりに転職活動が長期化して、貯金はみるみる減っていくし、
なんで1回目の転職の時、
事務職に転職しなかったんや…
と後悔しまくっていました。
結局1年間のブランクの後に、大学職員に転職することが出来たのですが、
転職できたと言うよりも、なんとか逃げ切れたというのが正直な感想です。
ブランク期間を極端に恐れる人がいますが、
正直、30歳で在職中の人より、28歳のブランク1年間無職ニートの方が転職では有利です。
それだけ30代の未経験職種への転職という厳しいのが現実なんです。
「人生に遅すぎるということはない」
という言葉がありますが、
営業職からの脱出に限って言えば、
「着の身着のままでもいいから、手遅れになる前にさっさと脱出しろ」
というのが正解です。
>>転職の書類選考が通らない30代を何度も救ってきた俺が伝えたいこと
③出世して管理職なったら10人分のノルマを抱えることになる
もしかしたら、
管理職になったら営業しなくていいじゃん?
ウチのバカ上司なんて指示出すだけだから…
とか考えている人もいるかもしれません。
確かに管理職になれば、営業担当として渉外にでなくて良くなるかも知れません。
だがしかし、
管理職になったからといってノルマの詰めから解放されるわけではない。
課長や部長などの管理職は、部下全員の数字を管理しますが、これって部下全員分のノルマを抱えることに他なりません。
部下が10人いれば、10人分のノルマを抱えることになります。
自分1人のノルマならまだしも、10人分のノルマとかマジ苦行です。
まぁ、手が掛からないエース営業マンなんて人もいるかも知れませんが、
そういう人は10人中1人2人いれば良い方ですし、
営業ができるってことは、ある日突然給料が良い会社に転職して居なくなる可能性が高いわけです。
チームの数字が悪ければ、上から詰められますので、
ノルマが達成できない部下に対して、
俺が怒られるのはアイツのせいだ!
俺が苦しいんだからお前も苦しめ!
という風に、憂さ晴らしも含めてノルマの詰めを行うようクソ上司に成り下がっていくんですね。
ボーナスのもらった後に辞めるという考えでは営業職から脱出できない
会社を辞めるタイミングとして、
ボーナスを受け取ってから辞めようと考える人が多いです。
転職時期が遅くなってしまえばその分、次の会社で貰うボーナスが少なくなるだけですし、
年齢を重ねることによって転職しにくくなるというリスクを考えると
次のボーナスまで待とう…
というのは、あまり効果的な戦略とは言えません。
たしかに、お金は多いに越したことはありませんし、貰えるものは貰っておくべきが、それが逆に仇となることもあります。
というのも、
ボーナスという大金をもらった直後というのは
高いものを買ってストレス解消したり、散財しなくても貯金額が増えて精神的に余裕が生まれるので、転職活動をする気が失せていきます。
そして、
ボーナスを貰ってストレスが減る→数カ月後経つとまた辞めたくなる→ボーナスを貰って…
という無限ループに突入です。
これではいつまで経っても、営業職からの脱出を実現することは出来ませんし、気づいた時にはもう手遅れ…なんてことになりかねません。
目先のお金のために将来を棒に振るのであれば、本末転倒です。
僕自身が痛い思いをして経験したから言えることですが、
ぶっちゃけ、もう営業職をやりたくないという人であれば、さっさと辞める用意を始めることをおすすめします。
大変かもしれませんが、
その先には
「営業を辞めて本当によかった!」
と心から思える日が必ずきます。