「接客業やってたら人間嫌いになる!」
「正直、性格悪くないとやってらんない」
「マジで転職したいけど、どうしたらいいの?」
今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
【接客業していると性格が悪くなる】
【接客業していると人間嫌いになる】
こんな意見があります。
僕自身、学生時代に接客業のアルバイトをしていたこともありますし、個人営業、法人営業と対人折衝あるの仕事をしていました。
また無職期間中に、コンビニ店員をしていた時期もありました。
そういった経験から、
そりゃ人間嫌いになるのもしゃーない
というのが僕の本音です。
だがしかし、
【接客業していると性格が悪くなる】
【接客業していると人間嫌いになる】
と吐き捨てるだけではあまりにも酷ではないだろうか?
そこで今回は、
接客業で性格悪くなる君は何も悪くない→脱出法も解説
について語る!
・精神を病む前に抜け出せる
・理不尽なクソ客に頭を下げなくていい
・向いてない接客業を辞められる
接客業で性格悪くなる…人間嫌いになる…→君は何も悪くない
僕自身、営業の仕事をしていた時、
上司からのノルマの詰め、理不尽な要求など対人ストレスに晒され続けて、
プライベートで、あんまり興味がない話題やおすすめをされると、
「早く終われ…」って言わんばかりに腕時計をチラチラ見たり
お互いに時間の無駄だと思って、食い気味に「大丈夫です」といって会話を強制終了させたことも数え切れません。
こんな感じで接客によって人間嫌いになっていたのですが、
営業の仕事を辞め対人ストレスから解放されると自然と心に余裕ができて、そのような態度を取ることはなくなりました。
正直、あの頃には絶対に戻りたくないです。
①日本の接客業はカースト最下位→人間嫌いになるのは当然
インドには長らくカースト制度という厳しい身分制度、差別がありました。
このカースト制度は、どこの家に生まれたかで進学や就職、結婚の自由などが決まってしまうという無茶苦茶なものだっでした。
身分の低い人が偉い人の前で飯を食っていただけで殺されたこともあったらしいで!
スクールカーストの超絶ハード版って考えたらわかりやすいかもしれません。
当然のことながら国際的に避難されてカースト制度は公式に撤廃されました。
そんな過酷な差別を経験してきたインド人が【客>店員】が行き過ぎている日本の接客を見て、
日本にもカースト制度あるやんけ!これはええんか!?
という感想を述べたことがあったそうです。
そもそも、客に買う買わないの自由があるように、店にも売る売らないの自由があるはずです。
本来であれば
サービスしろ!(タダにしろ)
というクソ客に対して
おととい来やがれ!
と一蹴しても問題はないはずです。
だがしかし現実では、
非があるかないかにかかわらず、クレームに対しては申し訳ございませんと言わないといけないし、
こちらに非がなく保証や返金といった対応できない場合でも、
対応できない代わりに、クソ客の気が晴れるまでサンドバック状態で耐え続けないといけません。
こういった生産性のないクレームやいちゃもんをつけてくるのは、基本的に底辺の人間で、ぶっちゃけ居なくなってくれた方が売上も良くなります。
>>営業マンは値引き交渉に応じるくらいなら、契約なんて取らなくていい!
にもかかわらず、
そういった底辺にいいようにいたぶられるのは、まともな感覚をしていれば相当屈辱的なはずです。
そういった悪意に晒され続けてしまい、精神がやんだり、性格が悪くなってしまうというのは当然のことです。
② 対人ストレスがあるのに給料が安い!休みが少ない!→性格悪くもなるだろ!
僕がしていた営業職は、対人ストレスやノルマのプレッシャーがあるからこそ、事務職より給料は高いと言えます。
ですが同じく対人ストレスがある接客業は給料が安いものが多かったり、
給料が同じでも休みが少ないなど、実質的な賃金は低かったりします。
営業 =対人関係のストレス+ノルマ→高い給料
接客業=対人関係のストレス→安い給料
もちろん、ノルマがない分、接客業は楽だから給料が低くても仕方ないという言い分もあるかもしれません。
だがしかし、対人ストレスを抱えるという点に置いては営業職と同等か、むしろそれ以上のつらさがあることもしばしばです。
というのも、
営業職の場合、能力があれば顧客を選ぶことが出来ますが、店舗で働く接客業の場合、客を選べないというつらさがあります。
僕が銀行で働いていたとき、窓口業務に携わっていたことがあります。
銀行の窓口なんて平日の9時から15時しか空いていませんから、普通の人はまず来ません。会社関係の人がほとんどです。
それでも、ウゼェなって思う人間がちょいちょいやってきたり、電話の対応をしないといけないことが結構ありました。
面倒くさいクレーマーに限って預金額が少ないんだなw
ですので、飲食店とか服屋とか一般的な客層の店舗での接客業は相当なストレスのはずです。
もちろん、提供しているサービスや地域、価格帯によって客層は異なりますが、
ストレスの原因であるクレーマーに遭遇しやすいという点では営業職より大変かもしれません。
そういった対人ストレスにさらされるのにも関わらず、給料が安い、休みが少ない接客業では、
表情は笑顔でも心の中ではドライにならないと、とてもじゃないがやってられないわけです。
特に女性の方だと、距離感ミスったらキモいおっさんに粘着されたりとか、身の危険すらありますからね。
客だからって女性店員のことを安上がりのコンパニオン扱いするおっさんは結構いる…
③ 体調が悪い、テンションが低い日でも愛想よくしないといけない→反動で心身が削れる
会社員生活を続けていく中で、
体調が悪い日もあれば、単純に「今日は会社に行きたくないな~」と気分が乗らない日もあります。
そうは言ってもよっぽど体調が悪いくないと中々休みづらいですので、
とりあえず会社に行き、
・今日は簡単な仕事をして1日やり過ごそう
・ハードな奴は翌日に回そう
という感じで、手を抜くことも可能です。
僕自身もそういった省エネしたい日は、問い合わせのメールを送ったり、提出して相手の確認待ちの状況を作ったりして、
仕事のボールを自分で持たないようにして何とかやり過ごしていたものです。
一方、接客の仕事の場合、店舗やお客さんが来店してくる業態の仕事のため、
そもそも、休みを取るというハードルが普通の仕事に比べて高いです。
じゃあ、とりあえず言って省エネで1日やり過ごそうと手を抜こうものなら
あの店員は愛想が悪い!
なんてことになれば対応に余計な時間や労力が掛かったり、上司に怒られたりと面倒くさい事になるため、無理してでも普段と同じテンションを維持しないといけないというつらさがあります。
このようにコンディションや気分に関わらず、普段通りに振舞うために無理してテンションを上げ続けようとすると心身に対する反動は凄いもので、
細客のクセに偉そうにしてんじゃねーよ…
ココロヲ「無」ニスル
とすさんでしまうのも無理はありませんし、
普段の仕事で自分がちゃんとしている分、プライベートでの店員さんの不手際に対して、
雑な接客してんじゃねーよ
とムカついて仕方なくなるのも無理はありませんし、プライベートで愛想よく振り舞う余裕もなくなってしまいます。
僕自身もそういったストレスが多かったころは、プライベートにて、店員さんからあんまり興味がない話題やおすすめをされると、
「早く終われ…」って言わんばかりに腕時計をチラチラ見たり、
お互いに時間の無駄だと思って、食い気味に「大丈夫です」といって会話を強制終了させたことも数え切れません。
性格悪くなる接客業なんて、もうやりたくない人へ
明るい性格で人と話すことが大好きだから接客業♪
みたいな求人って結構多いですが、
実際、営業や販売などの接客を通して、明るい性格で人と話すことが大好きな人から、人間嫌いになっていった人たちを何人も見てきました。
というのも、
明るい性格で人と話すことが大好きな人が過ごしてきたのって上下関係がないフラットな人間関係だからであって、
上司と部下・店員と客のような上下関係があって、絡みたくない人と絡まないといけないストレスへの耐性があるわけではないわけです。
そういった環境の中では、
理不尽なクレームや腹の中で見下したり、時には仲間同士で愚痴を言ったりして何とかそのストレスを受け流すことも必要になってきます。
にもかかわらず【接客業している人は性格悪い】【接客業したら人間嫌いになる】などと、
好きで病んだわけでもないのに一方的に否定されたら堪らないわけです。
全てのお客様に丁寧に接客しろみたいな仏のような心を要求されても知らんがなって話なんですよ。
とはいえ、
ストレスばかりで、休みも少ない
これで給料が事務職以下ってんならやってらんない!
と思うのは自然なことです。
だがしかし、転職しようにも
・接客業しかしたことない人はスキルが無い
・事務や管理部門への転職は、実務経験が無ければ無理
このような風潮から二の足を踏まれる方も少なくないです。
ただ、僕がこれまで >>転職相談 や >>職務経歴書の添削 にてたくさんの方の内定をサポートしてきた経験から言わせていただくと
相談者の方に事務系の実務経験あるなしに関わらず、営業や接客経験があるとわかると
(今回の依頼は楽だな)
と思うくらいでした。
もし本気で転職を検討されている方であれば下記の記事をご覧いただけると参考になるはずです↓
>>接客業しかしたことない→接客以外に転職させてきた俺が伝えたいこと