こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
この記事を見ているということは何かミスをやらかしました?
と検索すると
・ミスを隠したままだと取り返しのつかないことになる
・ミスを隠していたことがバレると信頼がガタ落ち
・いつかバレるのでは、と気になって不安な日々を送る
という文言ばかりで怖いですね…
たしかに
ミスは早い段階で報告→対処→再発防止策を練る→組織で共有する
ということは非常に大事ですし、罪悪感も抱えずに済むでしょう。

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました…
しかし、
馬鹿正直に上司に報告して事を荒立てて問題を大きくされて大変な思いをしました。
上司に邪魔されるだけならバレないように隠ぺいした方がマシだ!と決意し、
馬鹿正直にミスを報告することをやめることにしました。
今回お伝えするのは
・ミスを正直に話したら、逆効果になってしまう現実がある
・ブラック営業で培った仕事のミスを隠す方法
・何かあったっけ?と気にならないメンタル
・ここミスってた!いっけね!と言える余裕
・いつからミスしていると錯覚していた?と言えるカモフラージュスキル
正直者が馬鹿を見る。ミス隠さずにを正直に報告した代償
仕事でミスが発生した場合、上司に報告することにで、上司も一緒に責任をとってくれる。
僕はこれを本気で信じていた時期がありました。
だから、さっさと上司に報告して楽になりたいという気持ちは非常に良く分かりますが…
ブラック営業会社でミスを上司に報告した時






お前の責任だ、お前が尻拭いしろ!



(それで…終わりかい!)



このようにブラック営業会社では
ミスの大小に関わらず、事を荒立てて問題を大きくしたがり、叱責&責任追及に時間を費やし、
トラブル対応は後手後手に発覚当初はボヤ程度で済んでいたのが結果、初動が遅くなり火事レベルになってしまう…
しかも、火消しをするのは自分です。
上司が特別何とかしてくれるわけではありません。
ほんで、終わったら






と心の中で叫びました。
もしかしたら、勇気を出してミスを正直に話したあなたにも似たような経験があるのではないでしょうか?
確かに、重大な事故や損害賠償などに繋がるレベルのミスを隠すのは良くないですし、流石にそういうレベルだと報告したら上司も動きます。
ただ、ミスは正直に話さすとかえって取り返しのつかないことになるという現実もあるのです。
①上司に報告したら【考えろ!】としか言われず24時まで拘束!
僕が営業ノルマの進捗が良くない時、
「もう今期はノルマ達成するのは無理です」と期末ギリギリになって報告する事態は避けたかったので、挽回策をいくつか考え、上司に報告しました。
すると



と説教があった挙句、






と言われました。
そんな時、僕は
「うわ出た!考えろタイムが発動した!上司が帰るまで、帰れねぇじゃん」
「考えるだけなら会社に居る意味無くね?」
「要するに上司より早く帰るのが気に入らないだけだろ?」
とか思いつつ馬鹿正直に夜12時まで残ってましたね。
何故だろう、ブラッシュアップが足りなかったからか、クリエイティブさがなかったからか、といろいろ悩みました。
しかし、蓋を開けてみると上司の思い描く案を当ててみろでした。
内容は






まさに完全に絵に描いた餅…馬鹿正直に報告した俺が馬鹿だった
【考えろタイム】の時間を返してくれ…
結局、コイツあかんなと思ったので、
時間と手間ばかりかかるクソ客を切り捨ててノルマを達成することが出来ました。
>>ルート営業なのに、ムカつく客にブチギレたら売上が3倍になった話
②手土産を用意してなかったらウザい先輩の憂さ晴らしにあった
先輩のいうことは絶対を体現している元不良のウザイ先輩がいたのですが、
そのウザイ先輩が部署異動の為、僕が東京のお客さんを引き継ぎました。
ある日、その東京のお客さんから



当日の午前中に、上司が話しているのを聞きつけたのか前任のウザイ先輩から
「おい、手土産くらい用意しておけよ」とメールで謎の指令…
しかし、
当日は朝から会議と別の来客、東京のお客さんが来たのはこの直後、
当然、手土産を買う時間もなくノベルティーを一式お渡ししました。
その後、ウザい先輩がわざわざ僕の部署まで来て






し、しまった!









別のアポがあるのでそんなの無理というと、






どうやら新しい部署では、自分が一番下なので先輩風を吹かせる機会を伺っていたようです。
一方僕はイライラしまくり、パフォーマンスはダダ下がり
結局、



繁華街のお土産屋行って宅急便で送れば良いだろ、今日はもうそのまま帰れ…
パワハラ上司ですらフォローするレベル
その後、このウザイ先輩に対しては、まるで北朝鮮のように情報を公開しないことを徹底いたしました。
退職する時も、挨拶すらしませんでした。
③ 社用車をぶつけた人が俺の前で公開処刑されていた
これは僕が社用車をぶつけたわけではないのですが、
控え目に言って狂っているのでご紹介します。
僕が取引先の会社に訪問して挨拶がてら新製品のチラシを配っていたら、
突然みんなが一斉に動き出し部屋が暗くなりました。
会議でも始めるのかなと思ったら、
ホワイトボードの横で、申し訳なさそうにポツンと立つ若い女性…新入社員っぽい
プロジェクターからホワイトボードに映し出されたのはドライブレコーダーの映像
どうやらこの女性は社用車を壁にぶつけたようだ…
流石に居ちゃマズイと思って帰ろうとしたら
向こうの係長が
「別に良いよ~すぐ終わるし、新製品の話もっと聞きたいし」
大丈夫か?と思ったのですが、ムゲにするわけにもいかず…
若い女性社員は事故の詳細を話し、
周りからは
「何故事故を起こしてしまったと思いますか?」
「何でもっと時間に余裕をもって出発しなかったんですか?」
「注意力散漫だったんじゃないんですか?」…etc
と容赦ない言葉で、不倫を執拗に攻めるマスコミの記者会見を間近で見ているような気分でした。
言わば社内の不祥事を社外の人間がいるところで流してる時点で頭がおかしいのですが、
さらに社外の人間がいる前で、社員を公開処刑するとはドン引きです。
その後も糾弾の会は続き、帰るに帰れず見ていたら
「ALLOUTさんは、どう思われますか?」と周りから質問が…
僕(壁にぶつけたくらいで騒ぎすぎだろ、事故処理も終わっているみたいだし、つーか巻き込まないでくれ)
と思いつつ



と言って逃げましたが、
こいつら狂ってやがる…もし俺が当事者だったら絶対に報告しない
と思ったのと同時に
この女性は辞めるかもしれないな…
そして、別の会社に行ったとしても今後、ミスを隠すようになるな…
こいつらそんなことにも気が付かないのか…?
まともな取引は出来そうもないな、取引量減らしていこうと確信しました。
とはいえ、ルート営業なので完全に取引を辞めるわけにもいかず、
数か月後訪問した時には、あの若い女性の姿はありませんでした…
俺が隠蔽してきたミスを晒す
ここまでで、
ミスを正直に話したら、逆に取り返しのつかないことになる現実がある
ということは分かっていただけたはずです。
ここではブラック営業で隠蔽してきたミスについてお伝えします。
自分のミスを晒すのはなかなか勇気が要ります。
ましてや隠していたものを…
しかし、このブログのALLOUTというタイトルに込めた意味
僕のダサい経験ですら出し切って、読者さんの何か一つ役に立てたら幸いです。
① メールで名前間違い→秒で謝罪
これは経験ある人もいるかもしれませんが
とメールで送るべきだったところ
間違って
○吉田→✖山田
と名前を間違ってメールを送信してました。
メールはLINEと違って送信してしまったら消すことが出来ません。
ブラック商事では基本的に山田さんとやりとりしていたので、
効率化を考えて「ユーザー辞書」登録で、
ぶらっくしょうじ
⇓ (変換)
ブラック商事株式会社
KAROU-SHI課
山田様
お世話になっております。
首題の件、お送りいたしますのでご査収の程よろしくお願い致します。
と変換できるようにしてしまっていたのが原因でした。
今度から名前の所はブランクにしよう…と反省しましたが、
やっべぇぞ!と思い、
まず即座に、正しい宛名でお詫びの文章を添えて再送しました。
メールを送ったのが夜11時だったので、朝一でお詫びのTEL



と苦言を言われましたが、初動が早かった為火消し完了し、上司にバレずに済みました!
指摘されるまで放置はNG
相手が気付いてからだと問題が大きくなり、最悪、上司を出せと言われる
②社外秘のExcelデータを取引先に送った→スパムメールを大量に送り付ける
提案書を送ろうとしたら、間違って社外秘のExcelデータをメールで送ってしまった!
社外秘のExcelデータの内容は価格とかスペックとか他社製品との比較でした。
ちょっとググれば分かるような内容でしたが、
メーカーが他社製品との比較を文章という形で社外に出すのは物凄く面倒くさいプロセスを踏まないといけないという理由で、他社比較は社外秘となっていました。
万事休すか…と思い恐る恐る電話してみると、



その時…!
圧倒的 閃きっ…!!
すかさず



と話し、
「申し訳ございません、途中でお送りしてしまいました。こちらが正です。」
と、数式、文字の位置をわざとズラシたものを送信
こんな感じで何回もメールを送りつけました!
そして



一番最後のやつが正です。他のヤツは削除してください
と最後に電話を一本入れて終了!
一見すると何やってんだ?無能を晒すだけだろ!
と思いますが、受信するメールの件名には、だいたい【重要】【至急】って書いてある。
全部くまなく見ている時間はない…
自分が本当に確認しないといけないメールは、どれだろう?
とウンザリした経験はありませんか?
恐らく取引先の人のメールフォルダはこうなっていたはずです。(笑)
見る気失せますよね?
この感情を利用して僕は起死回生の一手を打ったわけです。
僕が電話で、1通だけであとは無視して良いと伝えることで
相手も負担を軽くするために、秒で削除したことでしょう!
もちろんその後バレることもありませんでした。
大量のメールの中で、本当に重要なメールは埋没する。木は森に隠せ!
もちろん、この作戦は相手がまだ見ていないことが大前提だ!
③ 見積書の改ざん
監査の前日、上司の上司から大口案件の見積り書のコピーを提出しないといけなくなったのでコピーを用意しろと言われたので



渋々見積書を探したら、見積書に上司の印鑑が…ない…
大口案件で値下げ額とか商品部に承認を貰った上で見積もりを作っていたのですが、
コピー機の更新のため使えなかったので(しかも急ぎ…)だったので、とりあえず暫定版をPDF送って後から印鑑もらおうと思ってそのままにしていました。
ダメ社員ですね(笑)
印鑑を貰おうにも肝心の上司が出張で居ない…
いつも早く帰れよと思う時は居るクセに、肝心な時に居ないな!と半ば八つ当たりのような感情になりましたが…
監査に見つかると顛末書書いたり、クソミソに叱責されたりしてまるまる1週間くらい無駄にする。しかも、金額については僕が商品部に了承をとって提示しているので、お客さんにとっては上司の印鑑の有無なんて関係ない…
諦めない心は大事です。
これを
なんということでしょう!
上司が居ないのに上司の印鑑の見積書のコピーが完成!
もちろん、終日会議に出ていたとか代休とっていたとか
上司のスケジュールに合わせて、場合によっては日付を調整した見積書を用意!
無事に見積書の改ざんに成功!
こんな簡単に改ざんできるのに、監査で見積書のコピーのチェックなんて意味あるのかと思いましたが(笑)
無事に見積書の改ざんに成功!
スケジュールのつじつまが合わないのはよくある落とし穴だ!
やるなら完全犯罪に徹しろ
同僚・取引先のミスは絶対に責めるな!
時には同僚・取引先のミスに遭遇していますが、
軽微なもの?に関しては、僕は時に人のミスの隠蔽工作の共犯となることがあります。
1. 他社宛のFAXが僕に届いた
取引先から他社宛のFAXが我が社へ届きました。
そんな時は送り主に電話して、









こんな感じでFAX誤送信について不問にしました。
その後、その取引先の人が優しくなったのは言うまでもありません。
2. メール誤送信をされた
取引先から明らかに僕宛じゃないメールが届いてきました。
恐らくその前までメールのやり取りをしていたので、返信する相手を間違えたのでしょう。
しかも社外秘のファイル付き…感じていたよデジャヴ です。
一応電話して本人だけにこそっと教えてあげました。
その後、何かと商談を持ってきてくれるようになりました。
3. 先輩が目の前で機械をぶっ壊した
先輩が機械を倉庫に持っていくので手伝って欲しいと頼んできたので、車を回そうとしたところ
ドンッ!……
5秒ぐらい時が止まり









その後、どう処理したか分かりませんが何とかなったっぽいです。
その後、その先輩にはミスを上司に報告するかどうか迷った時に相談できるようになり、不要な報告を減らすことが出来ました。
わざとミスを起こす人間なんて一人もいない
上司にミスを報告して、
怒られながらも俺に任せろ!という感があれば
これまでご紹介した方法なんて使わない方が良いかもしれません。
・ミスを隠したままだと取り返しのつかないことになる
・ミスを隠していたことがバレると信頼がガタ落ち
・いつかバレるのでは、と気になって不安な日々を送る
頭ではわかっているけど…
どんなミスでも激しく追及されたら、
できれば無かったことにしたい…
何とかごまかしてしまいたい…
と思うのは当然です。
たまにこっそり修正できるレベルでも事を荒立てて問題にしたがるアホがいますが、
ミスした時、相手は絶対に許してくれないでしょう!
僕も絶対許しません(笑)
こんなの
そんな社会は嫌です。
確かに重大な事故や損害賠償などに繋がるレベルのミスを隠すのは良くないことですが、
「ククク…これでアイツらにダメージを与えられる」
なんて考えて
わざとミスを起こす人間なんて一人もいない
どんなミスでも隠す=悪という前提ではなく
バレないように隠すしたたかさも時には必要です。
それに、たとえミスを隠した経験があったとしても
他人のミスを責めるのではなく、手を差し伸べられる人間になれれば
それでいいと思うわけであります。
ただ、ミスが起きるたびに隠蔽していると、いつかは取り返しがつかない状況になるかもしれませんが、
そもそも、ミスを隠蔽せざる得ないような職場なんてのは異常で、働き続けるといずれ嫌気がさして会社を去る日が来る可能性が高いです。
実際に僕も辞めることになりましたし。
そんな身から言えることは、取り返しがつかないことになる前に会社を去ることをおすすめします。
だがしかし、
そうはいっても、今から転職エージェントに登録して転職活動をおっぱじめるというのは現実的ではありませんよね。
まずは履歴書や職務経歴書といった応募書類を今のうちから作りこんでいくことから始めるのをおすすめします。
転職先でも使えそうな実績やアピール作りという視点から今の仕事を見つめ直すと新たな発見もあり、
仮に転職はしないと決めた場合でも会社での業務に役に立ちます。
ただ、
・見つめ直すにしても、どういったところに注目すればいいのかわからない
・ミスばかりで正直、これといった実績なんてない…
という感じで、
具体的にどうしたらいいかわからない
という人も多いです。
そういった方であれば、これまで僕が添削した職務経歴書を参考にして頂いても構いませんし、



また、これまでの職務経歴書の添削のノウハウをまとめたものをnoteにしたものもありますので、
そちらも使って頂ければ、効率は間違いなく良くなるはずです。
詳しい内容は下のリンクから↓