やる気がないなら辞めろ!
やる気がないなら帰れ!
と言われてしまうと、
やる気を出すどころか、こちらが反論できないようにするのはズルいと感じてしまう人は少なくないのではないでしょうか。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
今回の記事では「やる気がないなら辞めろ!」問題についてです。
僕自身も言われたことがありますが、指摘を素直に受け取るどころか
実際に帰ったらお前キレるくせに…
そういうのもうやめろよ
と思っていたりしました。
そういった自分の経験だったり、 >>転職相談 にて色んな方々のお話を伺った経験を総合して言えることは、
やる気がないなら辞めろ!に納得できないなら今すぐ転職活動すべき
ただし、
転職活動をする=今の仕事を辞めるためではない
今回は、こちらについて解説していく!
・転職活動をする=今すぐ仕事を辞める。ではない
・転職活動を経験すると今の仕事のやる気と成果が数倍上がる
・強要されたやる気や向上心は何の役にも立たない
やる気がないなら辞めろ!に納得できないなら今すぐ転職活動しろ
やる気がないなら辞めろ!に納得できないなら今すぐ転職活動すべき
といきなり結論をお伝えしたわけですが、
辞めろと言われたからすぐ辞めるって、いくら何でも子供っぽくない?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これは何も、
やる気がないなら帰れ!
帰れと言われましたんで、帰りました
屁理屈言うな!
みたいな感じで今すぐ会社を辞めろと言っているわけではありません。
転職活動をすることで
・自分を客観的に評価できる
・今の自分に必要なものがわかり、前より仕事に前向きになれる
・転職先が見つからなかったとしても、前より仕事ができるようになる
といったことが目的です。
① やる気がないなら辞めろ!と言われて納得できないのは、今までの仕事を全て否定された気分になるから
やる気がないなら辞めろ!
と言われたときの対処法をネットで検索すると
・なせそう言われたのか理由を考える
・期待しているからこそ言っている
・悔しさをバネに頑張る
と言ったことが挙げられていました。
確かに、最近仕事がいい加減になりがちでミス続いてしまったとか自分に非があると思っているのなら、
おっと、いかんいかん
と気を引き締めて頑張ろうと思います。
だがしかし、
中には、
・自分の仕事を終わらせた上で定時退社をしているのに言ってくる
・自分より適当に仕事をしている同僚は何も言われていない
・これまでの仕事を全て否定されている気分になった
といった形で納得できないケースも少なからずあります。
中には、仮に指摘された内容が正論だったとしても
やる気がないなら辞めろ!
やる気がないなら帰れ!
といった感じで、こちらが反論できないようにする行為そのものに不信感を抱いてしまい、納得できないという方も多いです。
与えられた業務をきちんとこなしているのに、ここまで全否定されなきゃいけないのか?
ってのが根本にあるからこそ、納得が出来ないわけで、
こういった状況で反省したり、腐らずにやる気や向上心を持って前向きに仕事をしようと思える人はそんなに多くありません。
とはいえ、
だからといって転職活動しろって飛躍しすぎてない?
と思われる方に向けて、
次では
やる気がないなら辞めろ→転職活動をする本当の意味
について解説していきます。
② やる気がないなら辞めろ→転職活動をすれば自分は間違っていないと誇れる
やる気がないなら辞めろ!と言われて頑張れる人は少ない。
なぜなら、
与えられた業務をきちんとこなしているのに、ここまで全否定されなきゃいけないのか?
ってのが根本にあるからとお伝えしました。
とはいえ、
うるせぇよ!
と中指を立てて。上司の「やる気がないなら辞めろ!」をガン無視できる人は多くはありません。
仮に納得できなくても、
自分にも非があるんじゃないかな
もしかしたら俺って仕事を出来ない人なんじゃ
とついつい悩んでしまうのものです。
正直、今の会社や上司の評価に納得がいっていないのであれば、転職活動して他の会社から評価をしてもらうのが一番手っ取り早いです。
病院で診断結果や治療法に納得がいかなければ別の病院で診てもらう、いわゆるセカンドオピニオンというものが有名ですが、会社員の仕事もそうするべきなのです。
やる気がないなら辞めろ!に納得できないくらい自分の仕事に誇りや自負があるのであれば、
自分の仕事ぶりには問題ないという自負があるのであらば、
転職活動をして客観的な評価を得ることによって、自分が間違ってるのか上司が間違ってるのか白黒はっきりさせるべきです。
実際、僕は色んな方の転職をサポートしてきましたが、
前職で仕事出来ない人という扱いされていた人が、環境を変えることで嘘のように活躍しています。
そして、転職で評価されるポイントは、必ずしも今の会社や上司から評価されたことではなかったりします。
そりゃそうですよね。他の会社では評価基準が違うんですから。
自分では精一杯頑張っているのに今の会社では評価されていないことが、転職活動では大きな武器になり得るのです。
良い転職先が見つかれば、嫌な上司や会社に見切りをつけてそのまま転職するのも手ですが、
仮に転職しなかったとしても、
これまでやってきたことは間違いじゃなかったんだ!
私はどこにでも行ける!
強靭、無敵、最強!
という感じで圧倒的な自信が手に入ります。
そんなこと言ったって転職先を見つけられたら誰も苦労しねぇよ
と言いたくなる人へ向けて次の章で解説しています。
③ 転職先が見つからなかったとしても、君は前より仕事ができるようになる
やる気がないなら辞めろ!に納得できない、自分の仕事ぶりには問題ないという自負があるのであらば、
転職活動をして客観的な評価を得ることによって、自分が間違ってるのか上司が間違ってるのか白黒はっきりさせるべき
とお伝えしましたが
転職先が見つからなかったら、自分の仕事を否定されることに変わりないんじゃないか?
もし転職先が見つけられない私は上司が言う通りのダメ人間ってこと?
と思われるかもしれません。
だがしかし、例え転職先が見つからなかっとしても
転職活動を通して
・自分には何が足りないのか
・どういった経験を積めばいいのか
といったことが見えてくると思います。
そして、
転職で使えそうな実績や自己PR作りという視点から今の仕事を見つめ直すと新たな発見もあり、会社での業務に役に立ちます。
何なら内定を獲得することよりこちらが目的だったりします。
実際僕自身、色んな方の転職をサポートすることがありますが、転職面接で評価されることは、必ずしも今の会社や上司に評価されるようなことではなかったりします。
上司にやる気をアピールするためではなく、自分がやるべきことが見えてくるので
まだ出来ることはあるんじゃないか?
もうちょっとだけ頑張ってみよう
あとこれだけやって転職しよう
と目的はどうであれ自然に前向きになれると思います。
少なくとも、
やる気がないヤツと思われないようにしなきゃ…
上司に怒られないように…向上心を持たないとダメなんだ…
といった後ろ向きな気持ちで仕事をすることは無くなるでしょう。
やる気がないなら辞めろ!への対策は、「こんな会社いつでも辞められる」しかない
トヨタ自動車の豊田章男会長が社長時代に
「どこに行っても活躍できる人材を育て、自由を手に入れた彼らにそれでもトヨタで働いていたいと思ってもらえるような会社にするのが経営者の役目」
とおっしゃっていました。
流石は世界のトヨタ様だなと思った一方で、ひねくれた見方をしてしまう自分もいます。
というのも
転職先が見つけられるような人材でなければ、会社はちゃんと向き合おうとしないのでは?
と捉えることも出来てしまうからです。
やる気がないなら辞めろ!
やる気がないなら帰れ!
と言われて、納得して頑張れる人はそんなに多くないです。
何なら逆効果になってしまうことも少なくないと非常にリスクの高い手段だと思います。
善意から来るものだろうがパワハラの類だろうがそういった手段を使う時点で
こいつは辞めても行くところが無い
だから、やる気がないなら辞めろ!と言っても平気だ
という考えが根底にあるはずです。
考えてもみてほしい、
仮に期待の裏返しだとしても、本当にすぐに転職出来てしまうような人間に
やる気がないなら辞めろ!
やる気がないなら帰れ!
と言えるでしょうか?
愛想つかされて退職届を出されて困るのは上司である自分です。
こいつにはやると言ったらやる…
「スゴ味」があるッ!
もちろん、今すぐ転職出来る訳ではない人もいるかもしれませんが、
少なくとも不当に扱われないために、努力することは必要だと思います。
もういいよ、この案件終えたらその経験を手土産に転職先を頑張るから
もう少しの辛抱…辞表を叩きつけた時の上司の顔が見物だわ…
理由はどうであれ仕事に対して前向きになれると思います。
それが出来て初めて会社と労働者は対等になれると思います。
トヨタの会長が言うように、そこから先は会社や上司の仕事だと考えます。
仮にそれでも納得がいかない場合、その時は正々堂々辞めればいいわけです。
だがしかし、
転職活動を頑張ると言っても、テンプレのような志望動機、テンプレのような面接対策をしている人は少なくありません。
当然ですが、他社でも通用するくらい仕事ができる優秀な人であっても、正しい転職活動のやり方を知らなければ転職先はおろか、正しいフィードバックを得ることすらできないのも現実です。
現に、そういった沼に嵌り僕のもとへ相談へ来られた方もたくさんいらっしゃいます。
そういった相談を通して、転職活動で陥りがちな落とし穴、転職活動が上手くいかない要因、ボトルネックについてまとめた記事がありますので、
今すぐ転職するにせよ、しないにせよ。参考にして頂ければ、少なくとも今より悪い状況にはならないと思います↓
>>転職活動は落ちて当たり前だが、落ち続けるのは当たり前じゃない