こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
皆さん、
上司への報告
って、きちんと出来ていますか?
報告・連絡・相談
通称、報連相!!!
なんて言いますね。
・出世する人としない人は、【 報連相 】が違う!
・上司が唸る報告の仕方
とか
報連相、ホウレンソウってお前ポパイかよw
って新人の頃から思っていましたが、
日本の会社では永らく
「報告が出来る部下が、良い部下だ!」
と神話のように語り継がれてきました。
あなたも新入社員の時にさんざん言われましたよね?
確かに、
自分の仕事の進捗状況、あるいは上手くいってないことを上司に共有したり、指示を仰いだりすることは大事です。
クレームなど良くない事が起きた時ほど、早めに報告することによって
「どうして、こんな状態になるまで一人で抱えていたんだ!」
「もっと早く言ってくれれば打つ手があったのに」
ということを未然に防げる。
いわば、
上司への報告は「自分のため」
いや、わかるよ!? わかるんだけどさー
上司への報告って、したらしたで
「いちいち報告するな!」
「そんな話は聞いていない」
「俺はそんな指示は出していない」
「お前で何とかしろ!考えろ!」
などなど
報告したら、待っているのは確実な絶望
日本の会社の至る所で、
何なら
あなたの会社でも起きていることでしょう!!
そして、こう思ったはずです
上司に報告なんてしなければ良かった!!
今回の記事では
あなたの大嫌いな上司への報告をテーマに
・どうやって報告・連絡・相談を減らしていくか
・どうしても報告・連絡・相談しないといけない時にストレスを軽減させる方法
についてお伝えしていきます。
・このプランでやれば報告しなくても解決できるな!という考える力、自己解決力
・上司への報告・連絡・相談がなくなるだけでこんなにも体が軽くなるのか!?と言える日々
・上司への報告か?欲しけりゃくれてやる…と言える余裕
上司に報告・連絡・相談はしない方が良い理由
「相談しろ!」
「何で連絡してこないんだ!」
「お前は言われないと報告も出来ないのか?」
今も日本のどこかのオフィスで、こんな怒鳴り声が聞こえてきそうです。
部下もバカじゃないですから、上司に報告しないことが良くないことぐらい分かってるんです。
報告・連絡・相談したくない理由があるんです。
間違った指示、アドバイスが返ってきた
あなたはこんな経験ありませんか?
上司に報告して返って来た、指示やアドバイスが
「いや、それは違うのでは・・・」
と心の中で思っうほど見当違いであったこと。
しかも、
報告した以上はその指示に従わないといけない
仕方なく実行するも…案の定上手くいかない…
そんな時、上司から帰ってくる言葉は
「お前の言い方・やり方が悪い」
「俺はそんなつもりで言っていない」
※僕は営業をしていた時、
取引先に配送費用の一部負担を依頼するように言われました。
取引先を説得するためには、配送費用がどれだけ掛かっているかというデータを提示する必要があると考えたが、
無断で他部署を動かしてデータを取ると上司のメンツも丸潰れになるだろうマズイなと思いました。
そこで、上司経由でデータを取ってくれるよう依頼してもらえないかと相談したところ
「そんなのでいちいち他の部署を動かせるか!お前の営業力不足だ!楽をするな!」
とまさかの一蹴!!
呆れながらも客先へ説得に行ったら、案の定
「協力したい気持ちはありますが、ウチとしても上を説得する材料がないと・・・」
体良く断わられました・・・・
そのことを上司に報告すると
「お前の言い方が悪い!」
と一蹴
「コイツ、マジで使えねぇ・・・・何とかしないとな」と思いつつ、
その後、その部署の管理職(女性)に手土産(お菓子)を持ってお願いしたら、
快く引き受けてくれて5分もかからずにデータを貰えました。
それをもとに、取引先と再度交渉し、配送費用の一部負担が実現しましたとさ。
そもそも指示、アドバイスすらない
「現状ですが、こんな風になっています。」
「こういった問題点があるのですが、対策について悩んでいまして・・・」
別に指示じゃなくても良いから
アドバイスとかフィードバックが欲しい時ってありますよね?
そんな時に限って、
上司「で?お前はどうしたいんだ?」
上司「自分で考えろ」
え!?それだけ!?終わり…!?
なことが往々にしてあります。
テンションはダダ下がりですが、
僕にとっては間違ったアドバイスとか強要されるという実害がないので、
「そんなに言うんだったら、やってやるぜ!」
ポジティブに捉えるようにしていました。
しかし、お約束の
「勝手な行動をするな」
「お前は言われないと報告も出来ないのか?」
がやってきますww
報告・連絡・相談が嫌なのは怒られるストレスだけじゃない
トラブルやミスを上司に報告をするとどうなるでしょう?
容易に想像がつきます。
「何で報告してこないんだ!」
「お前は今まで何してきたんだ!」
「お前は一体何を考えているんだ!」
と
褒められることはありません。
待っているのは叱責です
当然、ストレス急上昇のため
落ち込んだり、イライラした状態になり、
部下である、あなたののその後の仕事のパフォーマンスがダダ下がり
ちなみに僕の場合、3時間のロスが出ます。(結構引きずるタイプです 笑)
待っているのは、報告作業という名の罰
残念ながらこれだけでは終わりません・・・・
トラブルやミスを過剰に追及されれば、
その分
挽回策や再発防止策など、【ごめんなさい】の資料作りなど、
報告作業という名の罰が与えられます。
僕も進捗が良くない為、顧客に対する提案をいくつか考え、
それを迂闊に上司に報告してしまった為、
「ちゃんと考えろ」
と返ってくるばかりか
「起死回生のアイディアが思いつくまで帰れると思うなよ!」
と言う上司がいました。
そんな時、僕は
「うわ、考えろタイムが発動した!上司が帰るまで、帰れねぇじゃん」
「考えるだけなら会社に居る意味無いよな?」
「上司より早く帰るのが気に入らないだけだろ?」
とか思いつつ馬鹿正直に
何故だろう、見通しが甘かったのか?提案として弱かったのか?
といろいろ悩みました。
夜12時まで平気で残ってましたね
しかし、蓋を開けてみると上司が思い描く案を当ててみろというケースがばっかりでした。
もちろんトラブルやミスは良くないことですし、無いに越したことがありませんが、
大騒ぎする程のヤバいトラブルってそうそうないハズです。(じゃないと会社が潰れます)
上司に報告してしまうことで、
問題や課題を過剰なまでに大きくされたら意味がない
ここまで書いてきて
思い当たる節がありませんでしたか?
上司に報告なんてしなければ良かった!!
そして、
部下のあなたはこう思ったはず
報告が出来ていないと
一方的に部下のせいにされるのは溜まったものじゃない
と
果たして、
お母さんが「怒らないから正直に言いなさい」と言って
正直に話して怒られた子供が、次から正直に話すでしょうか?
上司に報告・連絡・相談しないことが良くないことぐらい分かっているはずですが、
上司に報告・連絡・相談しない理由はシンプルです。
部下はバカじゃない。学習しただけだ。
こんな上司に報告なんてしない方がマシだと
ちょっと待った!それ報告・連絡・相談しちゃって大丈夫ですか?
自分の課題や問題が発生した場合、上司に報告することにで、上司も一緒に責任をとってくれる。
だから、
さっさと上司に報告して楽になりたい
という気持ちは非常によくわかります。
しかし、
一旦、落ち着いて下さい。
その報告、本当に必要ですか?
報告・連絡・相談した時のメリット・デメリットを天秤にかけよう
これは相談すべきことなのか?
報告したらどうなるのか?
連絡した場合のメリットとデメリットは?
などを必ず考えてください。
・毎日、営業活動の報告メールをしているがフィードバックは一度もない
・前に似たようなことを報告したら、かえってやり辛くなった
こんな感じで、
これ報告しなくても良くないか?と思うことが結構出てきます。
そして、
・肉体的・精神的負担
・時間の浪費
など
報告した場合のデメリットの方が大きそうな場合は
どのようにすれば報告・連絡・相談しなくて済むだろうか?
という視点で考えましょう!
繰り返していけば
このプランでやれば報告しなくても解決できるな!
という考える力、自己解決力
が身に付きます。
報告して「考えろ!」とか言われるのが嫌で、
考える力、自己解決力が身に付く・・・皮肉なものです。
優しい先輩というフィルターを通す
報告した場合のメリットとデメリットを天秤にかけた結果、
肉体的・精神的負担が少ないと思ったとしても
どこまでがOKで、判断基準が分からない
自分勝手に判断して
「どうして、こんな状態になるまで一人で抱えていたんだ!」
という状況になるのではないかと不安に思ったことでしょう。
しかし、
いきなり上司に話すのは愚の骨頂です。
なぜならば
上司に報告した瞬間に、回答を求められるから
そんな時は
相談しやすい、優しい先輩に相談しましょう!
何故ならば、その先輩も報告すべきかどうか悩んだ経験が絶対にあるからです。
「あの人、自分で言ったことを忘れているから、わざわざ報告したらヤブヘビだよww」
「課長って、いちいち報告メールなんて見てないよww」
などなど
無駄な報告をさらに減らすことが出来るでしょう!!
自分だけで、判断するのが不安だったとしても
優しい先輩というフィルターを通すことで、無駄な報告を減らすことが出来ます。
※その先輩にはちゃんと事の顛末を報告しましょうね!
残念ながら報告しなければならない時…
・問題やミスが発生し、報告した場合のメリットとデメリットを天秤にかけた時、報告した方が肉体的・精神的負担が少ない
・優しい先輩に相談したが、どうやら報告しないとマズいっぽい
諦めて、上司に怒られまくってください
というのは冗談で
打つ手が無いわけではない!
この章では、
止む無く上司へ報告・連絡・相談する時に、
ダメージを軽減させる方法
をご紹介します。
報告は必ず記録に残す
こんな経験ありませんか?
あなた 「あの時、こう言ったじゃないですか?」
上司 「俺はそんなこと言ったつもりはない」
言った言わないの水掛け論、証拠が無いから100%断言できない
・報告した日時、内容を必ずメモを取る
・報告はメールで行う
・上司へ報告するときは、ボイスレコーダーを使う
など
報告は必ず記録に残して下さい
記録に残しているので、報告する時の安心感も違います。
優しい先輩に相談して同席してもらう・近くにいてもらう
あなたが上司へ報告をした時
上司「おい、どう思う?俺が言ってること間違ってねぇよな!」
近くの人「は、はぁ・・(ごめん聞いてなかった)」
上司「な!だから間違ってるのはお前なんだよ」
ウンザリしませんか?
こんな時は
優しい先輩に相談して同席してもらう・近くにいてもらう
ことによって
単純に味方がいると心強い
しかも
「そうは言っても、お客さんのこと一番わかってるのコイツだし、コイツの案でヤルしかないんじゃないんですか?」
というフォローしてもらえる!!
フォローしてくれる優しい先輩がいない…という人には!!
・可愛い女子社員が近くにいる時に上司に話す
基本的におっさんは、可愛い女の子の前ではええかっこしいなので、トーンダウンします
・上司の上司がが近くにいる時に報告する
上司は自分の管理能力が疑われるのが嫌なのでトーンダウンします
上司に良くない報告するのは14時に
上司に話をする何時にって考えたことありますか?都合とかじゃなくて
・朝は機嫌が悪い(大体の管理職は寝不足なので)
・定時後に話をしたら延々と説教される
あなたはこんな経験ありませんか?
「昼食食べたから午後はなんか眠くて集中できない…」
誰しもが経験がある、
あなたの上司も!
消化の為、胃にエネルギーが行くので、脳に十分なエネルギーが届かず、集中できない
とよく聞く話ですね。
最近では、
午後のパフォーマンスを維持するために昼食を軽くにする、摂らないなんて人もいるくらいです。
しかし
あなたの上司はそんなこと考えずに、牛丼とかラーメンとか食べているはずです
炭水化物モリモリの昼飯を食べて、
ちょうど14時くらいが頭がボーっとしている時間帯!
上司の戦闘力がダダ下がりしている時に、攻め込まない手はない!
だから
萎縮してしまうあなたが、上司に話をするのは14時
ちなみに僕が会社辞めると上司に話をしたのも14時です
もちろんスムーズに話が進みましたよ!
上司に報告・連絡・相談しない部下はダメ社員か?
ここまで書いてきて、
「上司への報告を避けてたら、誰も助けてくれないぞ!」
と世の管理職から言われるかもしれません。
本来ならば、
報告することによって、上司と部下の情報の共有を積極的に行うべきです。
しかし、現実は
報告したところで
「怒られるだけでアドバイスや指示が何も無い」
「問題を過剰なまでに膨らまされる」
「余計な仕事量が増える」
「結局、自分だけで解決する羽目に」
となれば、部下は
上司に報告なんてしない方がマシだと
となるは自然です。
かといって
・部下が報告できない原因は上司にある
とか
・覚悟して言いづらい報告をしたことを評価してほしい
と声高に主張した所で、
世の中の上司が報告しやすい上司になることは永遠に来ない
あなたが上司への報告に、ストレスを感じたり、悩んだりする現実は変わらない
だからこそ、
あなた身は、あなたで守るしかない
報告したくない上司が居る時点でその会社終わってます