こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
あなたの会社は働き方改革を謳っているが、
実態は変わっていないんじゃないですか?
繁忙期とか決算期とかは別として
定時で帰れない…残業が毎日続いている…
その原因として挙げられるのが、
そもそも仕事量が多い
お客さんや官公庁など社外への対応
残業している=頑張っているという謎文化
僕が以前にいた会社もそうでした。
繁忙期でもないのに夜中の12時までみんな平気で残業をする。
とある出来事をきっかけに
「毎日やってる仕事って残業してまでしないといけない仕事じゃないじゃ?」
と疑問を抱いて上司・先輩・同僚を横目に、
「お先します。お疲れ様デシター」と定時で帰ることにしたわけですが、
仕事が終わらないのに帰る…を続けてみた俺を待ち受けていたものとは!?
・これ明日で良いっスよね?と言えるメンタル
・そもそも、これやらなくていいんじゃね?と言えるスルースキル
・上司が小言言いたげだが、バーイ!と颯爽と帰れる日々
俺たちは何故定時帰れないのか?
「仕事を終わらないのに帰る」
という一見すると狂気の沙汰とも思える行動ですが、物事にはキッカケがありまして…
夜9時頃たまたま家でテレビ見ていたら
取引先から着信、嫌な予感がしたものの出ないと後日ギャーギャー言われるので出たら
「すいません(汗) 今、会社の重役と飲んでるんですけどクラブとかラウンジとかオススメの店知っていたら教えて貰えませんか?」と聞かれ、
なんか困っているみたいだし可哀想だなと思いつつも、そんなところ行ったことないので上司に恐る恐る電話して聞くと
「つーかお前、営業担当なら頭下げて同席させてもらえよ、〇△って店があるから! (ガチャッ!!)…」
おい、こいつマジか!いきなり今から30分後に接待しろなんて聞いたことねぇぞ!
けど聞いた手前行かなかったら、今後何かある度に延々と嫌味言われる
クソッ 電話なんか出なきゃよかったぜ…
僕の接待力の甲斐もあってお客さんは喜び、宴は午前4時まで続いたとさ…
さすがに急な接待で午前4時まではしんどかったので
上司に
「かくかくしかじか~の為、11:00に出社します。」とメールを送りました
そして、11:00に出社すると
上司
「おいあのメールなんだ?接待して遅れますって、舐めてんのか?」
「先輩とか同僚で接待したから遅れますって言ってるヤツいるか?ちゃんと9時に来るのが社会人として常識だろ!」
(いや架空の直行で、遅く出社してる先輩なら何人か知ってますが 笑)
(流石に夜にいきなり今から30分後に接待しろっていう上司命令は常識外れだと思います!)
上司にこう言われた瞬間、僕の中で、ブチッと何かが弾ける音がしました
上司がこんな認識だったら働き方改革なんて実現するわけがない!
「上司?お客さんがどう思う?そんなの関係ない!」
「嫌われてもかまない!ひとり働き方改革だ!!」
「俺は仕事が残っていようが何が何でも定時で帰る!」
と定時退社を強行したわけですが、
実際やってみると、
本当に必要な残業はほとんどないってこと
に気づきました。
① そもそも仕事量が多い
定時で終わらない仕事量が任されている
膨大なノルマ…達成したら、その事務処理だけで半期の業務量超えるレベル
あなたが仕事が出来ないから?
違います!!!!!
あなたの上司やあなたの同僚も皆残業しまくっているので、会社の問題です
僕の話で言うと
同僚の異動や退職に伴い当初3人で行っていた仕事を僕1人で担当しなければならなくなりました。
その際に、事務員をサポートに就かせる条件で何とかやってくれと言われました。
それでも毎日終電を超えてました。
このままではヤバいと思い、徹底的に無駄を削減し、ワークフローを構築したりしてなんとか定時ちょっと過ぎくらいに帰れるようになりました。
そしたらある日、昇格の内示と共に上司から何の悪びれもなく事務員のサポート無くすと言われました。
おそらく上司には
「こいつ余裕そうやんけ、サポートは無くして、事務員には別の仕事させたらええやんけ、昇格&昇給(月5000円のUP) したから別にええやろ」
という考えがあったと思います。
そこからまた残業続きの日々でした。
そろそろ気付きましたか?
仕事が終わらないのではなく
そもそも、いくら頑張っても【終わらない仕事】をしていることに
② お客さんや官公庁など取引先への対応

お客様は神様ですか?
僕にとっては時々、疫病神です
・こちらの都合お構いなしの電話
・本当にそれ使うのかとしか思えない資料の作成依頼 (しかも至急って)
・それ聞いてどうするの?としか思えない問い合わせ
金曜日の夕方こんな電話やメールがあなたに来ませんか?
「3日以内(月曜日)に見積もり頂戴!」
え!?今ちょうど帰ろうとしてたのに、遠くからで俺(私)のこと見てるのか?
納期に土日もカウントする人
あなたの周りにも居ませんか?
最早嫌がらせとしか思えない
これに応えるために渋々残業をする羽目に…
③ 残業している=頑張っているという謎文化

「俺が若い頃は寝る間も惜しんで仕事したもんだ、それに比べてお前らは良いな!楽で!」
「俺がこんなに大変そうなのにお前は何も言わずに帰るのか?」
「あいつは毎日夜遅くまで頑張っている。仕事に対して、高いモチベーションがある。」
「仕事残して帰るなんて良いご身分だな~」
ウンザリしませんか?
こんなこと言う上司や先輩にはある共通点があることに僕は気が付きました!!!
それは
家庭が不仲、奥さんが怖い、家に帰りたくない
家では奥さんの尻に敷かれているが、
会社では部下や後輩に威張れるから快適ですよね!
でもね
奥さんを説得できない人が部下やお客さんを説得できるとは思えないの…
頼むから
お前の家庭の失敗を俺(私)に押し付けないで欲しい
ここまで書いてきて気付いてるかもしれませんが
仕事が終わらないから定時で帰れないというより
多くの人は
仕事が残っているのに定時で帰る怠け者だと
周りから思われたくないから
明日やれば良いものを無理くり残業しているという
【マインド】の問題なんですね。
仕事が終わらないのに定時で帰るために、俺がやったこと
とはいえ、
マインドの問題だ!と言われたところで、
定時で帰れるマインドが手に入るのなら誰も苦労はしません。
なので、
定時退社を強行した僕が、
仕事が終わらないけど、定時で帰るマインドの作り方、ノウハウを語る!
今すぐ取り掛かるを辞める
仕事はスピード命
今すぐに取り掛かって相手の期待に応えるのが社会人として一人前だ
あなたはこう教えられたことでしょう
逆にこう考えたことはありますか?
相手も同じスピード感でやってくれているだろうか?
と
実際に僕は
「3日以内(月曜日)に見積もり頂戴!」
と急ぎで対応した案件のその後の進捗を聞いたら
「あ、まだ見てない」
他にも
ファイル容量が大きい時は宅ふぁいる便で送ってたのですが
「ごめん、宅ふぁいる便の期限過ぎてたから再アップして」
(え! 2週間前に送った時、すぐ必要だからって言ってなかった?)
こんな経験から
【至急】とか【急ぎで】 とか言う割にあんまり急いでないんじゃね?
後回しにされたくないから 取り敢えず【至急】とか【急ぎで】って言ってるだけじゃね?
と確信
【至急】とか【急ぎで】と書いてあっても、
そうだ!とりあえず明日やろう
>>いつも【大至急】【緊急】が口癖の取引先や上司を全力で詰めてみた
めちゃくちゃ人を頼る
あなたはこんな経験ありませんか?
独りで1時間考えてたけど、人に聞いたら5分で解決した
逆に
EXCELなんてググればすぐに分かるのに何でこの人は1時間も悪戦苦闘してるんだろう
社会の勉強してて、年号が分からないかったら即効で教科書開くでしょう?
それといっしょ
分からないことをいつまでも考えるのは無駄、さっさと人に聞きまくろう!
人に聞く時は定時内にすること!残業が嫌なのに人に残業を強いるのは間違ってます。
定時を過ぎて、聞く人がいない・・万事休す・・・残業か・・・となった時
聞きたい人にメール&書き置きをして帰る
メールはもちろん、メールだけだと読まれない可能性もあるので
直筆で書置きしておけば取り敢えず見てもらえます
書置きは簡潔にまとめて「詳細は昨日の何時ごろに送ったメールに記載してます」と書けば手間も省ける
あとは翌日、聞きたい人に
「メールと書き置きをしていた件なんですけど、ご都合いかがですか?」
と聞くだけ
考えてみれば
突然今週末空いてる?とか、内容も言われずに予定聞かれたら嫌ですよね
そして何より
メール&書き置きをすることによって、残業せずに帰ることへの不安が無くなる
どういう事かと言うと
友達に愚痴聞いてもらったらスッキリしたことありますよね?
あれって、
脳がこれは外部(友達)にアウトプットしたから記憶の片隅において置けば大丈夫と判断するから。
それと同じ要領です
1日3時間は必ずフリーな時間にする

あなたは
仕事のスケジュールをキッチリ決めて毎朝出社し
予想外の仕事が発生して、
時間内に出来ず、結局残業するってパターンが多くないですか?
そんな時は発想を変えましょう!
予想外の仕事なんて結構起きるので、
逆に
予想外の仕事が起こることが通常だと考え、1日3時間は必ずフリーな時間にしましょう
3時間の捻出方法で最も効果的なのは
電話に出るのを極限まで少なくすること
>>ルート営業なのに、ムカつく客にブチギレたら売上が3倍になった話
特に予想外の仕事が無いラッキーDAYに、あなたがすべきこと
何もしないというのも気が引けるので・・・というのは冗談で、
あなたがすべきことについて、
【仕事を振ってる人の仕事を手伝う】
これをやると定時退社ライフに向けて、かなり効いてきます!!!
いつも人に仕事を振っててばかりじゃ、いつかやってくれなくなるのでGIVE&TAKEですね、MUSTです。
あと、
その人の得意分野と苦手分野、スケジュール感が分かる
という
今後効果的に人を頼れるメリット
【自分の仕事を誰でも出来るように マニュアル化する】
目指すのは
女子高生でも、ゴールドマンサックスに居るスーパーエリートでも同じビックマックを作ることが出来る
マクドナルドのようなマニュアル
僕が作ったものは
事務員向けの各製品の設計担当へのホットライン作り(これで僕が居なくても機種選定出来るね!)
顧客ごとの全ての価格表(機種選定も併せたらで見積もり代わりに作れるね!)
お客さん向けの受注窓口ダイヤルのアナウンス
(これで、いちいち僕に掛かってくる在庫確認の電話が無くなるね!)
少ないかもと思うかもしれませんが、これだけでも
僕は50社以上担当しており機種も多種多様、作成と社内調整、その導入にはめちゃめちゃ時間掛かりました 笑
仕事が終わらないのに帰る…を続けてみた僕を待ち受けていたものとは!?
「仕事も終わってないのに帰るなんて有り得ない」
そんな暗黙の了解に中指を立てるように
「お先します。お疲れ様デシター」と
仕事が終わらないのに帰る…を続けて、一体どうなってしまったのか?
お客さんから見放されて、営業成績は壊滅的になるでしょうか?
職場のみんなから総スカンを食らうでしょうか?
「仕事が終わらないのに帰る」が営業成績にもたらしたもの
30人中・・・・・ぶっちぎりの3位
ぶっちぎりというのは冗談で
残業を月何十時間もしている人達を差し置いての3位です。
1位~2位の人は僕より役職も上で基本給も高いし、めちゃめちゃ残業しています。
間違いなくコスパ最強なのは僕でしょう!!!
「仕事が終わらないのに帰る」が職場にもたらしたもの
もちろん上司には良い顔をされませんでした!
クレームが起きたことを報告したら
「仕事せずに帰ってるからそんなことになるんだ、早く帰ってる場合じゃねぇぞ!!」
と言ってきましたね!
いや、もう
残業しないやつが気に入らない
ってハッキリ言ってますやん…
(ちなみにクレームの内容が、配送業者のミスで納品が遅れたこと…残業したら防げたんですかね?)
なら、遠慮はいらないな!と更に定時帰りにブーストをかけました!!
ある日
「お先します。お疲れ様デシター」
と言って事務所を出ようとして振り返ると
そこには
僕に便乗して帰ろうとする同僚の姿が!!
便乗して帰ろうとする同僚の数は1~2人と増えていき
中には
「恐ろしく速い帰り支度…俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」
と思える猛者まで現れました!
上司からは恨まれたかもしれませんが、
みんな帰りたかったけど怖くて出来なかったんだ!
まさに
赤信号みんなで渡れば怖くない理論
まずは定時に帰る、話はそれからだ
どうでしょう!あなたはこう思っているはずです!
帰って良いんだ!
仕事が終わらないのに定時で帰るのは、反逆罪だと思う人もいるかもしれません。
しかし、
あなたが定時に帰ることこそが、あなたのプライベートや成果だけでなく、
職場の改善にも繋がるなら、
勇気を出す価値は十分にあります
初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンは、かつてイギリスから反逆者の烙印を押されましたが、
今では誰もが英雄だと認めています。
あなたも、いずれそうなるでしょう!
ただ、どうしても定時で帰れそうにないのであれば、会社を辞めたほうが良いかも知れません。
そういった職場で働き続けているといつか限界が来て、遅かれ早かれ辞めることになります!
現に僕も辞めることになりました。
だがしかし、
将来のために転職や副業を始めようにも、休日やプライベートの時間でも今の仕事のことが気になって頭から離れない…
考えても仕方がないと頭でわかっていても、延々と悩んでしまう。
そんな人へ↓
>>休日でも仕事のことが頭から離れないマンを救いたい→気にしないは無理
