企業研究に長い時間かけるな!そんなやり方、人事は求めていない

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こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

就職・転職活動で、企業研究は欠かせません。

企業研究をしっかり行っていない場合、

「面接が上手くいかなかった」

「転職したが、想像していたのと違う」

と後悔することになります。

転職活動の成功のために

選考前にしっかりと、充分な企業研究は必須です。

たしかに企業研究は大事です。

しかし、肝心の企業研究のやり方については

・ホームページを穴が開くほど見る

・四季報を買う

・業界誌を読み込め

・転職フェアに行く

2回の転職活動を行った僕から言わせると

確かに、やらないよりやった方が良いが…

正直、無駄ばっかりだな!

この記事の結末を先に言っておくと

企業研究で本当に必要なことは、ほんの少しだ!

この記事を読むメリット

・企業研究の負担を10分の1になる

・無駄に業界誌を買わずに済むので、金が浮く

・一次面接の突破率を上げる

目次

企業研究に長い時間かけるな!そんなやり方、人事は求めていないぞ!

僕は企業研究を大してしません。

求人票やホームページ、口コミサイトを使って問題無さそうだったら

早い時で15分、最大でも1時間くらい調べて、良さ気だったらとりあえず応募してみます。

こんなこと言うと

「そんないい加減な気持ちで受かるわけがない」

「転職活動はそんなに甘くない」

という人もいると思いますが、

最近では、売り手市場で採用難ということもあり、

企業研究を綿密に行ってきて当然だと思う採用担当者は少なく、

一次面接は会社や今回の募集の仕事のことを知ってもらう説明会の場でもある

というケースがほとんどです。

だから、

書類選考の時点では、

企業研究を大してやらなくてもスペック的に見合えば合格する

何時間も何日も時間を掛けて企業研究をようやく終わらせても、

スペック的に見合わなければ不合格

ここが分からなければ、

転職活動は間違いなく失敗します。

応募する前の会社に企業研究する時間を何日も割くぐらいなら、

良いと思ったら、ささっと応募して

1回でも多く、面接に行った方が遥かにあなたの力になりますよ。

仮に、

企業研究を綿密にって当然だという偉そうな人事担当者だったら、

面接を途中で帰っても良いくらいです!

ブログ書いている人間からすると

一生懸命読もうとしてくれている人間にすら伝わらないHPは終わってますし、

会社の顔である人事担当者が、HP見て全部把握しろというスタンスだったら、

会社のレベルも相当低いです。

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企業研究セミナーなんか行くな!時間の無駄だ!

ここまでで、

企業研究に長い時間かけるやり方、人事は求めていないぞ

ということはお分かり頂けたはずです。

ここでは僕が、2回の転職活動を行った経験から

あんまり意味が無かった企業研究を紹介していこうと思う。

経営理念、売上高などHPの情報を丸暗記

応募者たるもの

会社のホームページを隅から隅まで熟読して

・経営理念

・売上高 

・過去5年の株価 

・従業員数 

・創業者と経営者の名前と経歴

がパッと言えないといけない

という意見がありますが、

あなたは今働いている会社のHPの内容を隅から隅まで言えますか?

間違えなく言えないですし、人事担当者も言えないはずです。

それを証拠に面接で経営理念を言わなければいけない場面なんて無かったし、

ホームページの内容を覚えてなくて困ったことは一度もない

ホームページを丸暗記するくらなら、自己PRをすらすら言えるようにした方が遥かにマシです。

HPを丸暗記しなくても仕事は出来る

四季報や業界情報誌を買う

株とか投資をしている人にはおなじみですが、

会社四季報という本には、

会社の事業内容や特色、売上高や新規事業など会社の現状や今後の見通しを知ることができます。

これを見て企業を見極めようというアドバイスがあります。

※ちなみにこの会社四季報は1年に4回も刊行されます。

また、エントリーや試験の情報、給与体系や福利厚生など3年以内離職率など就職に特化した就職四季報というものもあります。

※こちらは年に一度の刊行です。良心的ですね。

しかし、

大企業ならともかく、世の中の企業は、掲載されていない企業がほとんどです。

ちなみに僕は従業員数2600名の大手電機メーカーに居ましたが…

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会社四季報には、親会社しか載っていませんでした。(涙

それでも、

高いお金を出して会社四季報や業界誌を買ってしまうのは

買うことで、企業研究した気になれるから

大抵は、買った直後にパラパラめくってそれっきりです。

応募して書類選考を通過し面接に臨む(掲載されているのは大前提)

とか、

実際に面接を受けてみてこの業界へ行きたいという気持ちが強くなった

とかじゃない限り、お金の無駄です。

転職フェア、セミナーに行く

画像出典:ダイレクトソーシング

・企業研究ってどうしたら良いか分からない

・本当に自分に合った企業を知りたい

・なんとなく異業界や異職種に興味がある

こういった悩みや不安は誰もが抱えるものだと思いますが、

そんなあなたに朗報!とばかりに

・様々な会社の社員に直接話を聞ける

・たくさんの転職希望者の仲間と交流しながら情報交換ができる

・キャリアカウンセラーに転職の悩みを相談できるチャンスも!

転職フェアのCMや電車の吊り広告を見たことがあるでしょう!

確かに

出展企業や募集している職種を転職フェアのページで事前に確認して、

もし行きたい企業が出展していれば、

書類選考に受からずとも、

人事とダイレクトに話が出来ますからこんなに有意義なことはありませんが、

そんな人は、ほとんどいないでしょう!

残念ながら転職フェアや企業研究セミナーに来ている人のほとんどが

漠然と何かに期待している人

就活の時に

色んな企業が出展している合同企業説明会ってありましたけど、

それと同じで、

何社か企業のブースを回って説明を聞き、パンフレットを貰い、

転職活動している気になるだけです。

漠然と何かに期待して転職フェアやセミナーに行くのは、

時間の無駄!

実際に企業の面接に行った方が遥かに学びがある!

俺の企業研究 ~応募編~ 【所要時間15分】

企業研究に長い時間を掛けても、あんまり意味がない

というのなら、

じゃあ、どこまでやったら良いんだ?

と言う声が聞こえてきましたので、

ここでは僕が実際に企業に

応募するまでにやっていた企業研究

についてお伝えします。

求人票のチェック

転職サイトで、良さ気な求人を見つけた時、すぐに応募ボタンを押してはいけません。

求人票を見て

・年間休日120日以上

(年間休日105日とかどう考えてもきつすぎる)

・正社員である 

(契約社員で正社員登用目指すより、最初から正社員で入った方が楽です)

・試用期間中も雇用条件に変わりなし

(試用期間中は契約社員という所は怪しいので除外します。)

・みなし残業はないか、あるとすればどれくらいか

(基本的にみなし残業が20時間分ある場合は、月20時間以上残業がある前提です。)

こんな感じで、求人票にアウト要因がないかチェックします。

HPを軽~く見る

求人票を見て問題が無ければ、HPを見ます。

・業種、商材、社員数

・経営理念

・先輩社員の雰囲気

などをさらっと目を通します。

経営者や役員を見て同族会社じゃないかとかもチェックしますが、

パッと見、違和感が無いかを確認する程度でOKです

口コミサイトを見る

基本的にホームページや求人票には良いことしか書いていないので

・転職会議

・openwork (旧 Vokers )

・キャリコネ

など

口コミサイトでその会社のレビューを読み込む

体育会家の社風だったり、

休日返上でボランティアさせられる会社だったり、

ホームページや求人票だけではわからない地雷を見つけることが出来ます。

口コミは、企業の内情を知ることが出来る貴重なツールですが、

どうしても個人の主観が入るものですので鵜呑みにするのは危険です。

したがって、

いろんな角度から検証するためにも、

最低でも上に挙げた3つの口コミサイトには登録した方が良いです。

ここまでの作業が終わって

特に問題ないと思ったら、応募して良いです。

俺の企業研究 ~そして面接へ~

企業研究をじっくりやるのは

書類選考を通過して面接を受ける段階からで良い

とお伝えしましたが、

企業研究をじっくりすると言っても

他の人みたいに、何日もかけません

「株式会社〇△ 記事 」と検索する

一応、最近の出来事が無いかをGoogleでチェックします。

新規事業とか新製品とか面接での会話のネタ探しという目的もありますが、

どちらかというと

リストラとか不祥事とか起こしていないかなど

ブラック企業要素が無いかのチェックをします。

ちなみに、

書類選考通過の連絡を受けた際に、採用担当者の名前が分かった場合、

 株式会社〇△ 田中 🔍

などGoogleで検索することもお勧めです。

リクナビとかの人事ブログで、その担当者が書いているコラムにヒットすることがよくあります。

新卒向けの人事ブログのコラムだったとしても、

そこにはその会社のカラーだったり採用ポリシーなど

転職でも使える面接対策のヒントがあったりします。

また、

 田中太郎 🔍

こんな感じで担当者の名前をFacebookやTwitter、Instagramなど

SNSでも検索しましょう!

中には

「会社の皆と河川敷の清掃なう!心もきれいになりますね!」

(休日返上でボランティアとか訳の分からない仲間意識の強要)

とか

求人の給与額は平均的なのに海外旅行の頻度が高い

(散財しないとやってられないぐらいストレスが多い仕事なのか)

とかアップしている人います…。

なんか違うな~

と思ったら、適当に理由をつけて断るのもアリです。

口コミサイトの点数=求人の点数じゃないって知ってた?

面接呼ばれたし、内容も何となく良さ気だけど…転職会議の点数が低い

…やっぱ辞退しようかな

とこう思う場合もありますが、

単純に点数を鵜呑みにするのは非常にもったいない!!

なぜならば、

僕が前にいた会社のように

営業にとってはブラックだが総務や経理など管理系はホワイトというケースもあります。

(部署異動が出来なさそうなので辞めましたが)

例えば

「人が少なくなっても補充がない、採用なんて急には出来ないから当面はマンパワーで何とかしろと人事部に一蹴された…」

営業職の書き込みがあったとして、

社内でのパワーバランスは、

人事 > 営業

これは営業軽視ともとれるが、

裏を返せば

人事としてはやりやすいという側面もあるということがわかります。

同じ会社でも職種が違えば、

ホワイトがブラックに、ブラックがホワイト

になります。

もしかしたら、

口コミサイトに求人してる職種の求人が…ない!

という場合は、

口コミサイトで競合他社も調べてみましょう

職種は面白そうだけどこの業界はキツそうだな…やめとこう!

業界自体は楽そうだけどこの職種はこういう問題があるんだな…

とか

面接を辞退してミスマッチを避けたり、

面接対策のネタが出てくるはずです。

会社全体の点数ではなく

その職種として転職したらどうか?

という視点を持つこと

改めてHPを見て、問いや仮説を立てる

ここでようやくHPを熟読して、問いや仮説を立てます。

そして、

問いや仮説を立てると聞くと、なんか難しいことのように思いますが、

ぶっちゃ企業理念とかありきたり過ぎてピンとこないし、

具体的にどういう人を求めているのかわかんないですよね?

そういった

HP見てもわからないけど気になること=問いや仮説

となるのです。

最近では特に、売り手市場で採用難ということもあり、

企業研究を綿密にって当然だと思う採用担当者は少なく、

一次面接は会社や今回の募集の仕事のことを知ってもらう説明会の場でもある

と考えるの用担当者がほとんどだと先ほどお話ししましたが

実際の面接の時に、

・御社の仕事の〇〇という部分と私がやっていた仕事の△△という部分は親和性があると考えていますがこういった認識で宜しいですか?

ちょっと違っていそうだったら

・それってどういうことですか?

こんな感じで

問いや仮説と採用担当者という一次情報と擦り合わせることが出来れば、

求人票やホームページの情報だけで知ったかぶりして、

自己PRする他の候補者との差別化にもなりますし、

何より相手と会話をしているので採用担当者の納得感も違います。

そこで得た情報は、最終面接で内定をもらえるためのヒントに必ずなる

企業研究に時間を掛けるより、とりあえず60点でもガンガン応募したヤツが勝つ

転職活動中に誰もがこんな思いをするはずです。

「めちゃ企業研究したし、是非働きたい俺/私がどうして不採用なんだ!?💢」

なぜならば、

会社が求める人物像と応募者が思い描く人物像がピタッと一致することなんて、

正直レアケースだから。

正直、書類選考の段階では、応募者も企業も紙面上の情報を見て

お互いに「何か良さ気だな会ってみるか」

というレベルに過ぎない。

100点を目指す独りよがりの企業研究に没頭するよりも、

ホームページと口コミサイトを使って、

企業研究が60点レベルまで仕上がったらガンガン応募し、

面接のオファーが来たところに対して、

お互いの適性や希望を摺り合わせし自分の可能性を広げる

ここさえ理解していれば企業研究で本当に必要なことは、ほんの少しになるはずです

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