「ブラック企業に行きたくない」
「やばい会社の特徴って何?」
「結局、入社してみないとわからなくない?」
今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
いきなりなんですが
僕は日本一入社してはいけないブラック企業(と言われる会社)にいたことがあります。
僕が以前いた会社は三菱電機グループで、三菱電機と言えば、日本を代表するメーカーですが、

三菱電機グループでは、2014年以降に長時間労働が原因で社員が精神障害になったり、過労死したケースが多発し、
「ブラック企業大賞2018」の大賞を受賞した。
さらに翌年の2019年に、三菱電機のグループ会社の20代男性の新入社員が、長時間労働や教育主任だった30代の男性社員から「死ね」言われたことから、自殺してしまうということが起きた。
そして、その教育主任だった30代の男性社員は自殺教唆の疑いで兵庫県警三田署によって神戸地検に書類送検されるという事態になった。

2018年に大賞を受賞したその翌年に、新たな過労自死が発生していることは重大であることから、三菱電機及びそのグループ会社は「ブラック企業大賞2019」の大賞を受賞し、前人未踏の2年連続の大賞を受賞した。
このような経緯から、日本一のブラック企業の称号を獲得してしまったわけです。
大賞を受賞したのは僕が辞めて数年たった後の話ですし、
僕がいた職場はここまで酷い状況ではありませんでしたが、長時間労働や休日出勤は結構ありました。
幸か不幸か、慣れというのもあり仕事をしていたのですが、
地元に帰った時など、他の会社で働いている同世代の友人と話をすると

やっぱりこんなに残業が多いのは、おかしい…のではないか?
とようやく異変に気付くような感じでした。
このように感覚がマヒして自分では当たり前と思っていても、世間から見るとおかしいというケースは結構あるのではないでしょうか?
そこで今回は
日本一入社してはいけない会社の元社員の俺が、ブラック企業の見分け方について語る!
・ブラック企業に入る確率を確実に下げられる
・自分の会社がヤバい会社なのか分かる
・転職活動への不安が無くなる
日本一入社してはいけない会社で学んだブラック企業の見分け方8選
パワハラや長時間労働が横行していて、鬱病の人が続出!
そして、その負担が別の人に行き、その人も鬱病へ…
また、仕事が出来ない(しない)人の分、仕事が出来る人に集中するため業務負荷のバランスが明らかにおかしい、そして給料はほとんど変わらない。
過酷な労働から解放される道は、壊れるか堕落するか
ブラック企業というのは大体こんな感じです。



転職したいけどブラック企業にはいきたくない



次こそは、このようなブラック企業はなんとしても避けたい!
しかし、やはり入ってみないと分からない…避けようが無いのか?
日本一のブラック企業で培ったブラック企業の見極め方を紹介する。
① 履歴書は手書きではなくPC作成にせよ
一般的に履歴書は
「パソコンで作成すると熱意が無いと見なされ、落される」
と呼ばれていますが…
僕は履歴書をパソコンでしか作らないし、それで困ったことは1度もありません。
逆に手書きじゃないとダメってところは、
非効率なことをやらされるブラックである可能性が高い
むしろ、落された方がマシです。
こういった企業に入らないためにもPCの履歴書を作成して、



楽をするなんてけしからん!
というアカン会社をスクリーニングする必要があります。
>>履歴書の手書きはくだらないので、PC作成したら転職が成功した話
② 年間休日120日以下の会社には行かない


年間休日が120日って土日祝を全部休みにした数字なのですが、
これにすら満たないという事は
その会社が利益を上げることが出来ないって何よりの証拠なんですよね。
そもそも利益が出せない会社は潰れてしまいますが、
利益がない → 人を増やすお金がない → 今いる社員の休日を少なくして働かせる
と、本来ならとっくに潰れているはずなのに、無理くり存続させているに過ぎない。
ブラックです。
それに、休みが少ないってことは長時間労働ってことなので、体と心に負担が重なり、必ず限界が来ます。
中には年間休日120日以上と言っておきながら、実際は休日出勤が多く120日もない
という極悪非道な会社もあるので注意が必要です。
>>【最低ライン】年間休日が120日以下の会社は刑務所以下な理由
③ 休日に面接をする会社には行かない
土日に面接があるということは、休日出勤している会社ということであり、ブラックの可能性が非常に高いです。
そして、そういった会社の面接に行くと休日出勤している社員が大体いますw
おそらく
休日出勤は当然だという認識の会社
もしくは
面接の日であったとしても休日出勤しないと回らない会社
のどちらかであるので、
休日の面接で時点でアウト
ちなみに三菱に入社した時の面接は土曜日に行われていました。
>>転職の面接は会社辞めてでも平日に行け!休日に面接するのはブラックだ
④ 転職口コミサイトを使う
企業の悪い噂が目立ち、誰が書いたか分からないので事実無根だ!
と言われています。
しかし、そもそも社員に対してちゃんとした対応をしていた会社であれば、悪口なんて投稿されません。
会社からひどい仕打ちを受けたからこそ、泣き寝入りしたくないと思った社員が口コミを書くんですよ。
つまり、
悪口ばかりを書かれてる = ブラック企業
という可能性が結構高い
それに
・入社する時と話が違う
・会社の将来性が乏しい
・すぐ人が辞めるてしまい、定着しない
・仕事は増えていくのに、給料は上がらない
・体育会系で厳しい
同じ企業だったら、ネガティブな投稿ってだいたい中身が似たり寄ったりしているんですよね。
僕が前にいた会社も…似たり寄ったりな内容でした。
もちろん、悪い口コミがある=ブラック企業確定とは限りませんし、
中には、ブラックなのにサクラ投稿で良い口コミを投稿して、誤魔化すなんて話もあります。
どちらにせよ、どのような口コミがあるのかをチェックすることは大事です。
>>OpenWorkの口コミを無料期間が過ぎても見る方法、課金不要!
⑤ 面接官が感じが悪い、態度が気に入らないなら辞退


採用活動って、
ホームページや転職サイトで、自社を魅力的に見えるようにして、
積極的に応募してもらい、優秀な人材を採用していこうというのが普通です。
つまり、
応募者に良いイメージを与えることも面接官の仕事なのです。
それに、
不採用するしても、イメージが悪ければ不採用になった人とその周りの人は今後絶対に顧客ならないし、
SNSで悪評をばら撒かれるなんてことも普通にある。
それに、面接官の印象が良くても実はブラック企業という可能性もあります。
むしろ、ブラック企業の面接官ですら良いイメージを与えようとしているにもかかわらず、
嫌な面接官が出てくるってことは、その会社はブラック企業以下ってこと
直感的にこの面接官とは合わないと感じたら、残念ながらその予感は的中してしまうのです。
>>俺は圧迫面接されたら帰る、更にその会社を圧迫し返すー回避法も解説
⑥ 人材を人財と言い換えている会社は、やばい


あくまで2回の転職活動を通しての個人的な意見ですが、
人材を人財と言い換えている会社はあんまりいイメージがありませんでしたw
というのも
人財と言い換えている会社に限って
体育会系の社風が強かったり、社畜根性を植え付けるための無意味な研修を続けてたり
見直すべきところを見直していなかったりします。
人材を人財と言い換えることによって
手っ取り早く
「うちは社員想いの会社です」感
を出そうとしている会社が多かったです。
また、ブラック企業に苦しんでいるブログの読者さんから相談を受けることが良くあるのですが、
地域限らず、人材を人財と言い換えている会社率が高かったです…
⑦ 企業のSNS垢で、きしょい投稿してないか(特にTikTok)
もはや、企業のSNS垢で、きしょい投稿してないか(特にTikTok)
企業分析する際にHPや業界誌、OBOG訪問、口コミサイトだけでは不十分です。
企業名や採用担当者、社員の名前でSNSアカウントがないか調べるのは必須です。
なぜなら、
ブラック企業のアカウント(特に人事垢)は、
・給料で仕事を選ぶ奴は要らない
・そんな甘えでは成長しない
・半人前なのに残業代を申請するなんてけしからん!
と、自らブラック企業だと投稿していることが結構あるからです。



SNSの人事垢のイキリ率は異常
SNSというと社会人インスタ、Twitter、YouTubeなどが大半ですが、
最近はTikTokでもきしょい動画を投稿している企業もあるので
こんな動画作らせている人間が



学生気分が抜けていないぞ!
と偉そうに説教するのですから滑稽です。
捨てアドとかででもいいんで、TikTokで変な動画、きしょい動画を投稿していないかをチェックするのは最早、当たり前の時代になってきました…
⑧ 面接の日程が急すぎる、日程調整の連絡が遅い会社
僕自身の経験やこれまでたくさんの方の転職相談に乗ってきた経験から
面接の日程が急すぎる、日程調整の連絡が遅い会社ってのは地雷率が高いです。
面接の日程なんてのは大体1週間前には決まっているものです。
だがしかし、
中には希望日を伝えても中々連絡が無く、期限ぎりぎりになって悪びれもなく



明後日来てください
と言ってくる会社があります。
正直、この時点で第一希望が第一希望で無くなるくらい萎える、不信感が生まれるものですが、
そういった会社であっても上場企業とかであれば、



意外といい会社なのかもしれない…
と淡い期待を抱かれるかもしれません。
だがしかし、たとえ上場企業であっても、
応募者という社外の人間ですら雑に扱ってしまうのですから、社員に対しては無茶苦茶する会社な確率が高いです。
それに経験上、面接だけでなく商談や買い物であっても、最初の時点で不信感が生まれてしまえば、その後、良い結果に終わることはほぼありません。
例えば、欲しい車や家電が手ごろな値段で売っていたとしても、店員が偉そうだったり、対応がいい加減だったら買わないですよね。
メンテや保証とか買った後のことを考えると嫌ですから。
このように最初の時点で不信感を感じた場合、大体その予感は当たるのでいい加減な会社は避けた方が賢明です。
やばい会社は入社してみないと分からない?
転職サイトや転職本で紹介されていない方法もありますが、
僕自身が実際に転職活動でやってみて効果があると感じたことをご紹介しました。
たしかに、やばい会社は入社してみないと分からないという側面もありますが、避けられる可能性は上げられます。
僕自身も今ではその経験を活かし、職歴、年齢、性別、学歴が異なる様々な経歴を持つ方の転職相談を行う身となりました。
実際の相談でも、



今のダメ会社が評価3.8…口コミサイトは信用できない



もうみんなブラック企業に見えてしまう…
そういった企業分析や会社選びの相談を寄せられる経験も少なくないです。
また、応募書類の添削の相談を受けた時



応募を検討している会社ってどんなところ?



この求人です(完全週休2日で、事務仕事、リモートワークできて…)



おい!この会社のバックは怪しい宗教団体だぞ!
というやり取りをして事なきを得たケースもあります。
このように条件面だけでなく、その企業単体としてどうなのか判断していかないとブラック企業に捕まるリスクが高まります。
口コミサイトに悪い評判がある=ブラック企業とは限りませんし、
口コミサイトで悪評がない=いい会社とも限りません。
また、ブラック企業を見分けられるようになったからといっても、
その会社に転職出来るだけの能力が無ければ、
結局、



ブラックしか行くところが無い…
となってしまいます。
これまでの転職相談の経験を通して、転職活動で陥りがちな落とし穴、転職活動が上手くいかない要因、ボトルネックについてまとめた記事がありますので、
そちらを参考にして頂ければ、ブラックしか行くところが無い…は避けられると思います↓
>>転職活動は落ちて当たり前だが、落ち続けるのは当たり前じゃない

