「平日休みは底辺の仕事なの?」
「平日は人が少ないから便利?」
「完全週2日制なんて高望み?」
今回はこのような悩みを解決します。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
転職サイトを見ると平日休みの求人が少なくありません。
平日休みは役所や銀行に行けて便利♪
平日は人混みが少ないから有意義な休日♪
なんてアピールポイントを聞くことは多々あります。
一方で、
平日休みの仕事はやめとけ!
という意見もあります。
このサイトで行っている>>キャリア相談 でも
平日休みって別に普通ですよね?
平日休みの仕事って大丈夫ですよね?
この手の質問を頂くことが良くあります。
正直、仕事観、人生観なんて人それぞれなので、好きな方を選んで下さいというのが本音なのですが、
こういった質問を頂く中で
平日休みのメリットを無理矢理見つけて、自分に言い聞かせようとしていないか?
本当は土日休みの方が良いけど、他に選択肢が無いから平日休みの仕事を選ぶしかない自分を正当化しようとしていないか?
と感じることが多かったので今回は警鐘を鳴らす意味で解説していく
・平日休みの会社は底辺?と検索するくらいならやめとけ、多分向いてない
・平日休みのメリットでいくら自分を言い聞かせても、結局後悔する
・土日休みの仕事も平日休みの仕事も選べる状態にするしかない
平日休みの会社は底辺?と検索するくらいならやめとけ、多分向いてない
・どうしてもやりたい仕事がたまたま平日休みだった
・どうしても譲れないライフスタイルがあるから平日休みの仕事する
という決断は尊重すべきだと思います。
ただ、そういった人たちは平日休みの仕事は底辺じゃない?なんて後ろ向きな考えでその仕事を選んでいないはずです。
平日休みのメリットを探して自分を無理矢理納得させようと思っても、良いことは無いです。
① 平日休みは底辺?と疑いながら、その仕事すると自分も周りも不幸になる
平日休みの仕事ってどういった仕事があるのか気になったので調べてみたところ、
・飲食店スタッフ
出典:ハタラクティブ
・配送員
・医療、福祉従事者
・接客、販売スタッフ(コンビニ、百貨店など)
・旅館、ホテルスタッフ
・冠婚葬祭スタッフ
・美容室
・警備員
・娯楽施設の運営スタッフ
という感じでした。
平日休みの仕事に共通する特徴として
給料が安い、休みが少ない、長時間労働、人手不足
な業界が多いです。
正直、こういった仕事に対してネガティブな印象を持つこと自体は否定はしません。
大きな声では言えないけど、本音ではこういった仕事には就きたくないって人も多いです。
ただ、こういった人たちが働いてくれるからこそ社会が回っていけますし、大変だけど誇りを持って働いてる方はたくさんいらっしゃいます。
むしろ、心のどこかでそういった仕事に対してネガティブな印象を持ったまま、
大変な仕事をする覚悟が無いのに無理矢理自分を正当化してそういった仕事に就くのは、頑張っている人たちに迷惑だと思います。
ちょっと大変なことがあると
こんなはずじゃなかった…
俺はこんな場所にいるべき人間じゃない
やっぱり土日休みの仕事にすればよかった…
と思うようになり、言動や態度に表れたりします。
そうなれば自分だけじゃなく、周りのやる気も奪っていきます。
>>自分の仕事に誇りを持てない→どんな仕事も尊い!に納得できない君へ
② 平日休みは人が少なくて快適→一緒に遊べる人も少なくなる
平日休みの仕事の求人では
・人気の観光スポットに行っても人混みが少ないから快適!
・銀行や役所の手続きがしやすい!
とアピールしてるのを見かけます。
ただ、冷静になって考えてほしい、
プライベートで役所や銀行の窓口に行く用事なんてそんなに無いはずです。
何なら銀行口座の開設なんてオンラインで出来るし、ローン窓口は土日でもやっています。
マイナンバーカードを持っていればコンビニで住民票や戸籍謄本だって取れます。
仮に土日休みの会社で働いていたとして、どうしても平日に窓口に行かないといけないのであれば、有給でも半休でも取って行けば十分です。
え?土日休みだけど有給が取れない?
そんなアカン会社なら転職しよう!
また、人気の観光スポットに行っても人混みが少ないから快適と言いますが、基本的に楽しいイベントってのは土日が圧倒的に多いですし、
そこに一緒に行く友達や恋人(候補も)は基本的に土日休みの人が多いですよね。
人が少ないってことは、あなたと一緒に遊ぶ友達も少ないってことです。
友達と遊んだり恋人とデートに行く機会の方が絶対多いはずなのに、平日に銀行や役所に行けるからと平日休みの仕事の方が良いと考えるのは合理的ではありませんし、
あなたの不満や不安を払しょくする要素にはなりえません。
中には、
友達と遊ぶと言っても平日の夜なら、一緒に飲みに行けるだろ!
と言う人もいますが、
「明日休みだから飲むぞ~」という人と明日も仕事ある人とでは、どうしても温度差が出てしまいます。
みんなが「もう一軒行こうぜ!」と言ってる中、自分だけ帰らないといけないとか結構つらいです。
それに、大人になりお金を稼ぐようになると休みを合わせてキャンプやゴルフ、海外旅行といった学生時代にしなかった遊びもするようになります。
そういった予定を合わせるのも難しくなります。
休みが合わないくらいで疎遠になる人間は、友達ではない
と言う人もいますが、
そもそも、土日休みの社会人であっても学生時代の友達とは疎遠になりやすいです。
転勤や結婚を機に引っ越す人、社会人になって新しく出来た人間関係など、人それぞれ生活環境が変わり、学生時代いくら仲が良かったとしても疎遠になりやすいです。
また今度!の「今度」は意外と来ないんだよ…
もちろん、GWやお盆、年末年始など大型連休で地元に帰って久しぶりに会って遊んだりして関係を維持している人もたくさんいらっしゃいます。
むしろ、そういった機会すら取りづらいってことは、より疎遠になりやすいということです。
たしかに社会人になってから友人を作ることも可能ですが、社会人になってから友達を作るのは大変ですよね。
中には、
平日休みの友達を探せば良いのでは?
なんて人もいますが、平日休みといってもみんな曜日はバラバラです。
学生時代はいつも一緒に居たからこそ親交を深める時間があったわけで、自分のスケジュールに合う友人や恋人を作るのは大変難しいです。
ただでさえ社会人の友達を作るのって難しいのに、そんな縛りの中で平日休み(同じ曜日)の友達を探すのも難しいです。
そんなバイタリティとコミュ力あるやつはこんな記事読んでない
③平日休みはじゃなくてシフト制ならOK?もっとやめとけ
平日休みの仕事の中には、シフト制の仕事もあります。
一見すると自分の裁量で休日を自由に設定出来そうで良さそうに見えますが、
シフトというのは基本的に自身の都合だけでなく、他の従業員の都合や会社の都合にも左右されます。
むしろ、会社の都合で休日を設定されることが多いため、生活リズムが不規則になりやすいです。
いち社員の希望を毎回飲んでくれる会社は無い…
生活リズムが不規則になってしまうと、ストレス溜まりやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。
仲が良い友人とも時間がズレてしまう生活を送っているので、一緒に遊びに行ったり直接話して相談することも中々難しくなります。
シフト制の場合だと仲の良い同僚と遊びに行くことも一苦労です。
君は本当に平日休みの仕事を好きで選んだのか?土日休みの仕事を選べない自分を無理矢理納得させようとしていないか?
仕事観、人生観は人それぞれですから、
平日休みか、土日休みかなんて好きな方を選んで下さいというのが本音です。
一般的には土日休みを希望する人が多いですが、
・どうしてもやりたい仕事がたまたま平日休みだった
・どうしても譲れないライフスタイルがあるから平日休みの仕事する
ということであれば、平日休みの仕事をすべきです。
ただ、SNSやネットを読み漁っては
平日休みで良かった
平日休みでもホワイトな職場はあります
土日休みでもブラックな会社はある
みたいな体験談を漁って平日休みのメリットを探したり、
平日休みを選ぶ自分を無理くり納得させようとしているのであれば考え直した方が良い。
本来、「平日休みが必要だから、平日休みの仕事選ぶ人」という人はわざわざ検索して自分に言い聞かせる必要なんてありません。
他人がどうこう言うより、自分の生活が充実していればそれでOKだからです。
結局のところ、平日休みか底辺なのかなんてのを過剰に気にする人には
本当は土日休みの方が良いけど、平日休みの仕事しか選べない
だから、平日休みの仕事を選ぶしかない自分を正当化しようとしている
こういった背景があることが多いです。
僕のもとに
平日休みって別に普通ですよね?
平日休みの仕事って大丈夫ですよね?
この手の相談を頂いた人でも、転職をサポートさせて頂くことで、完全週休二日制の会社の選考を通るようになると、この手の質問をすることは無くなりました。
何度も言いますが、
仕事観、人生観なんて人それぞれなので、平日休みか土日休みなんてのは好きな方を選んで下さいというのが本音です。
ただ、どういった仕事を選ぶにせよ。
土日休みの仕事も平日休みの仕事も選べる状態にはすべきだと思います。
そして、休みだけじゃなく待遇や仕事内容、勤務時間など色んなものを比較検討して自分の中で一番納得できるもの選ぶ。
それが仕事選びにおける正しい在り方ではないかと思うわけです。
もちろん、
本当は俺だって…完全週休2日制の会社に行きたいさ!
でも、それが出来ないから平日休みにするの!
と中々うまくいかない転職活動にウンザリして条件を妥協したり、目標を下方修正してしまう人ってのも少なくありません。
そういった相談者にいつも伝えていることをまとめた記事があるのでそちらをご覧いただければ参考になると思います。