こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
このブログに寄せられた相談やコメントを紹介するシリーズです。
第8弾は
大手総合商社勤めのエリートで仕事がつまらない、
転職したいけどやりたいことがわからない
Q.大手総合商社のエリートなんだが、やりたいことがわからない
相談者:watermelonさん
大手総合商社に入社し4年目です。
目標を持って現職を志望し、その目標に向かって大変な業務を乗り越えてきました。
しかし、ここ数ヶ月で自分のモチベーションでだと信じていた目標が、実は自分のやりたいことではないことに気付き、何のために今の仕事を頑張っているかわからなくなってしまいました。
心の支えの目標がなくなってからは急に仕事が手につかなくなり、一旦休もうと1週間ほど有給を取得中ですが、益々職場に戻りたくなくなってしまいました。
働きたくないだけの甘えだとも思い悩ましいのですが、転職するにも生業としたいこともなく、どうしようも無い状態です。
今の会社以上に、給料や手当が良い会社はない贅沢な環境とは思うのですが、心が満たされない状態で働くことは時間の無駄感があり…
まとまりのない文章ですが、アドバイス頂けると幸いです。
A.自分探しで転職するな!
もちろん今の仕事が長時間労働で体に負担が掛かるとかパワハラがエグいとか
ブラックな環境なのであれば今すぐ転職した方が良いですが、
ただ、そうではなくシンプルに
「転職するにも生業としたいこともない」
という場合は、転職しないことをオススメします。
そういった状態で転職をした場合、
実際に仕事を始めてみたら、自分に合わない会社だったとか
ブラック企業に引っ掛かってしまったとか
前の職場の方が良かったなんて結果になりやすいです。
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
今の仕事にしがみつけと言っているわけではありません。
そうではなく、
今の仕事と並行して副業を始めることをオススメします。
副業だったら
どうしても合わないなと思ったらいつでも辞められる。
転職と比べて自由度も高く、リスクも少ないからです。
僕もこうしてブログでブラック企業やパワハラ上司をdisって転職や仕事のノウハウを語ることが仕事になっています。
でも、こういう仕事を探して転職しようと思っても求人なんてありませんよね。
たとえば、
自分の興味があること、得意なことであれば
YouTube、ブログ SNSなど色んな媒体を使って世界中に発信できますので、
場所を問いませんし、元手もほとんどかかりません。
※株とかFXだと元手が必要だし、大手総合商社に勤めているのでしたらインサイダー取引の規定に引っ掛かるかも知れないのでいきなりはおすすめできません。
仕事がつまらないのであれば無理して頑張る必要は無く。
むしろ仕事を超適当に、副業は超真剣にやってある程度軌道に乗ってくれば、
・会社を辞めて独立するとか
・副業の時間を確保するためにもっと時間に余裕がある仕事をする
・副業に活かせそうな仕事に転職する
といった手段も見つかります。
副業と言うとなんか片手間に稼ぐみたいなイメージがありますが、
大半の人が1円も稼ぐことが出来ずに挫折していくシビアな世界です。
なぜならば
大半の人が自分を律して継続できないからです。
最初の方こそ高いモチベーションを持っていても、
3ヶ月もすると怠けてしまい続けられる人は、ほとんどいません。
それに輪を掛けて中々結果が出ないから諦めてしまう。
しかし、
大手総合商社に勤めているということは難関大学に出ていると思います。
受験戦争を勝ち抜いて難関大学に入るために、
自分を律し、徹底した自己管理をして勉強してきたはずです。
さらに
就職活動の中でも、
難関である大手総合商社に内定を獲るために、
自分を律し、徹底した自己管理を出来ていたはずです。
その自分を律し継続していく力を使えば、
遅かれ早かれ結果は出てきます。
そして、
副業で1円でも稼いだ瞬間、
俺は会社に頼らなくても生きていける!と謎の自信が湧いてきます。
そしたら、
「転職するにも生業としたいこともない」
という気持ちが吹っ飛びますよ。
経験上、これは間違いないです。保証します。
キャリアアップをしよう!って風潮もうやめない?
この方がどこの商社にお勤めなのかわかりませんが、
大手総合商社といえば
三菱商事/伊藤忠商事/丸紅/三井物産/住友商事
と誰もが名前を聞いたことがある企業です。
就活でもトップクラスに人気ですし、
いずれも平均年収1000万円以上と国内でトップクラスです。
いわばキャリア界の食物連鎖の頂点です。
こういうガチエリートの人から
まさかこんな意識低い系のブログに相談が来るとは
なかなか感慨深いものです。
しかしながら、
これほど給料や待遇が良い会社に勤めていても、心が満たされないと悩むのであれば
我々凡人が、
自分の市場価値を高めて、何としてもキャリアアップを目指していく
という風潮に疑問を感じざるを得ません。
無理して市場価値やキャリアアップなんかにこだわる必要は無いでしょう。