今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
1つの会社で定年まで勤めあげるのなんて時代遅れだから、
社内の評価なんて気にするな!
自己投資をしてスキルアップしたり、
経験を積んでキャリアアップをして、
市場価値を高めよう!
こんな意識高い自己啓発本やSNSの投稿を見ると
市場価値を高めようとしない人はダサいのか
って思ってしまいがちです。
この市場価値を高めると
転職市場で
高い給料もしくは社会的にインパクトがある仕事できるとされています。
ネットで、
市場価値を高める方法 🔍
って検索するとたくさん出てきます。
しかし、
市場価値を高めて転職していくことが正しいのか?
これについて語っている人がいなかったので今回は、記事にしていく
・高いお金を出して使うかどうか分からない資格を取らなくて済む
・成長したいからと転職して爆死せずに済む
・年収やステータスを気にせず、楽な仕事を始められる
自分の市場価値を高めて転職するのは最早、時代遅れである理由
サラリーマンが、自分の市場価値を高める
って要するに
高い給料や良い待遇を用意してくれる会社に転職する
ってことなんですが、
かつての僕も市場価値を高めることを意識していました。
営業の仕事を続けても専門性は身に付かない
採用やキャリアに関わる仕事をして市場価値を高めたいと思って、
キャリアコンサルタントという資格を50万円近く払って取得したこともあります。
しかし、今となっては
自分の市場価値を上げて転職するってキャリアの作り方は最早、時代遅れ
としか思えません。
① 年収が上がるとその分、仕事もキツくなる
自分の市場価値を高めて転職するのは最早、時代遅れである
と言ってしまうと、
それは市場価値が低いヤツの負け犬の遠吠えだろ!
って意識高い系の人に怒られてしまいそうです。
しかし、
僕は新卒で地方銀行に入社しで、
・上司や先輩の言うことは絶対という縦社会
・地方銀行の将来性のヤバさ
・こんなにきついのに年収が350万は割に合わない
といった理由から次の仕事決めずに退職し、
その後1年間ニート生活してから、
電機メーカーの法人営業の仕事に転職しました。
その時の年収は150万円アップの500万円です。
地方にいて25歳で500万円だったら、中々の貰っている方だと思います。
しかし、
仕事内容は過酷で、長時間労働など業務負荷がえげつなく
酷い時には3人分の仕事を1人でやっていました。
そのせいでストレスがかなり溜まり、
せっかく年収が150万円も上がったのにストレス解消のために浪費をしてしまい、
銀行員をしていた時より、貯金が少なくなってしまっていたという情けない経験がありました。
まぁ、僕がいた所は特殊過ぎたかもしれませんが、
それでも、
年収が上がるとその分、仕事もキツくなる
それがサラリーマンの世界です。
せっかく年収が上がったのに450万円をドブに捨てた話↓
② ノーミスでキャリアアップし続けるとか無理ゲー
実際に、
自分の市場価値を高めるために経験を積むってことは、
少なくとも短期離職なんてしないわけです。
そもそも、短期離職しない職場っていうと
・上司や同僚の人間関係も良好
・満足いく給料を貰う
・やりがいのある仕事が出来る
・他の会社でも通用するスキルが身に付けられる
っていう職場ですよね。
ただのホワイト企業ですし、普通に辞めたくないですよ。
しかし、もしブラック企業に入ってしまったら、
経験やスキルを積むためとか短期離職を避けるために無理を続けていたら、
精神疾患になって、キャリアアップどころか社会復帰すら難しくなります。
たしかに、転職を繰り返してステップアップしていった本人は頑張ったかもしれませんが、
正直、転職の度に良い会社を引き当て続けるなんて、運が要素がデカすぎます。
転職市場では、ブラック企業がたくさんあります。人がすぐ辞めてしまうので求人をしょっちゅう出しているからです。
一方で、ホワイト企業は人がめったに辞めないので中々求人が出ません。
そんな中、
自分が転職するタイミングで、ノーミスでホワイト企業に転職し、
キャリアアップし続けるとか無理ゲーですよ。
かつての僕は、
このまま営業の仕事を続けても市場価値を上がらない
採用やキャリアに関わる仕事の経験を積んで、専門性は身に付けたいと思って、
キャリアコンサルタントという資格を取得し、大学の就職支援の仕事に就きました。
その時は、契約社員で年収が200万円下がったのですが、
目先の年収よりも、経験値やスキルを身に付けて、契約期間が終わったら転職しようってプランでした。
しかし、
上司や同僚の人間関係があまりにもがクソ過ぎたのと
就職活動に対して、一切のやる気がない学生のために企業との面接のアポ取りとか全部職員がしてあげないといけないということに嫌気がさして、
たったの半年で辞めました。
市場価値を高めてキャリアアップの階段を上ろうとしても、
人間関係最悪な職場に1回でも遭遇すればすべて台無し
にもかかわらず、
元リ◯ルートの人とかが、市場価値を高めろ!ってオラついてくるので苦手です。
会社選びは運ゲーなんですから
③ 所詮、会社員だといくら稼いでも税金で持って行かれる
とはいえ
経験やスキルを積んで自分の市場価値を高めていって、
年収1000万円以上の一流ビジネスマンに成り上がった人もいるのは事実です。
だからこそ、
自分の市場価値を高めて、キャリアアップしていかないと!
市場価値を高める資格って何だろう?
と考えてしまいます。
しかし、
日本は累進課税なんで、
エリートに上り詰めれば上り詰める程、所得税や住民税、社会保険料で引かれる金額が多くなります。
年収800万円で200~250万円
年収1000万円で250~300万円
年収1500万円で450~500万円
年収2000万円で700万円以上
と、
1日10時間働いたとして、そのうち2~3時間はタダ働きってことですから
頑張れば頑張るほど、割に合わなくなってくるのです。
これはあんまりではないでしょうか。
頑張ればいつか報われるって考えは捨てた方がいいですよ↓
転職の市場価値に、もう価値は無い
これまでだったら、
お金を稼ぐためには自分の市場価値を高めて、
高い給料や良い待遇を用意してくれる会社に転職する
っていう手段しかありませんでしたので、それがスタンダードでした。
今では平凡なサラリーマンをしながら副業する手段がいくらでもあります。
YouTubeで本業以上の大金を稼ぐ人も普通にいます。
ちょっと歴史の話なんですが、
第二次世界大戦中、アメリカや欧米諸国は
戦艦の大砲が届かないところから攻撃できて、
航空機から偵察も出来るなど、
戦略的に優位に立てる理由から
戦艦を作るの止めて空母を作っていました。
一方、旧日本軍は
「もっと、どデカい大砲を作るんや!」
と戦艦を作ることに固執した結果、戦争に負けてしまいました。
サラリーマンとして市場価値を高めて上り詰めるってことは
いわば、周りは空母を作っている中、未だにデカい大砲を搭載した戦艦を作るようなものです。
そもそも、みんながみんな外資系コンサルになってハードワークして、
全てを仕事に捧げてまで高い年収が欲しくは無いですよ。
それなのに、
Excelが使えるようになったら転職に有利かもと思って
MOSとかパソコン検定の資格を何となく取得してスキルアップしたい、
という方が未だに多い。
どうしてもお金が欲しいのであれば、
プレイべートの時間を充実させてストレスを減らせば出費も減るし、
時間に余裕が持てる仕事に転職して、副業を始めるとか
いくらでも方法があります。
資格を取ったら稼げるって本気で信じている人へ↓