社内相談窓口が信用できないのは当たり前。人事は会社の味方だぞ!

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・会社を辞める前に1回社内の相談窓口に相談した方が良いのかな

・辞めるくらいならって言うけど…異動願いってほぼほぼ通らないよね

・社内の相談窓口って信用できるの?

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

皆さんの職場に社内相談窓口とかパワハラ・セクハラホットライン

なんてポスターが設置してあるかと思います。

上司のパワハラとかセクハラ、長時間労働など

1人で悩まないで相談してみましょう。

なんてメッセージがついています。

ネットでも

会社を辞める前に1回冷静になって相談することが大切です。

なんてアドバイスも多いですが、

僕はこのアドバイスはあまりに無責任すぎる…と思います。

なぜならば、

社内相談窓口が信用できないのは当たり前!

人事は、あなたではなく会社の味方だからだ!

この記事を読むメリット

・会社の手先に騙されずに済む

・パワハラ上司に仕返しが出来る

・パワハラから解放される

目次

社内相談窓口が信用できないのは当たり前。人事は会社の味方だぞ!

パワハラ、セクハラとかコンプライアンスの社内相談窓口って

人事部とか総務部とかが兼任していて、

形式だけは整っているのに中身が伴っていないなんてことがほとんどで、

「勇気を出して、相談したけど何もしてくれなかった」

「相談したけど異動願いが通らなかった」

ってケースが非常に多いです。

しかし、

むしろ何もしてくれない方がまだマシなのである!

相談内容は上司に筒抜けです

職場の相談窓口のポスターに

「相談者の秘密は必ず守りますので安心して下さい。」

「守秘義務があるので承諾を得ないで口外することはありません。」

ってメッセージがありますが、

そもそも、

相手に知られずに問題解決なんて出来ません

問題の解決をするためには事実関係の確認や相手の言い分も聞かないといけないからです。

ということは、秘密は守りますって言っておきながら、

「このような相談が寄せられているので、いくつか確認させて下さい」

って、上司にパワハラについてヒアリングするわけですよ。

もちろん守秘義務違反と言われたくないので相談してきた人の名前くらいは伏せるでしょうが、

上司も全員にパワハラをしているわけではないので、パワハラ上司は簡単に相談者を特定できます。

お前チクリやがったな!

どうなるか分かってんだろうな!

となってパワハラが激化してしまい、火に油を注ぐ結果となってしまいます。

こんなはずじゃなかったって思っても時すでに遅しです。

相談窓口の担当者に人事権は無い

冒頭でもお話ししましたが、

パワハラ、セクハラとかコンプライアンスの社内相談窓口って

専門の部署がありそうなイメージですが、

人事部とか総務部のいち社員とかが兼任していてることがほとんどです。

そして、いち社員に人事権なんて無いので、

・パワハラ上司をクビにする

・セクハラ上司を降格させる

なんてことは出来ません。

せいぜい注意するレベルです。

というか、

注意することが相談窓口が出来ることの限界

しかし、注意して聞くようなヤツはそもそもパワハラをしません。

僕の以前の上司もすぐにキレて怒鳴などパワハラを繰り返しており、何度も総務から注意されていました。

流石に注意された直後は大人しくなるのですが、

1ヶ月も経たないうちにまた元通りにパワハラするというのを繰り返していました。

パワハラしてくるヤツには注意しても無駄です。

>>思い通りにならないとキレる上司と向き合う必要はない!今すぐ離れろ!

第三者機関は中立ではない

企業の相談窓口では、

人事部や総務部の人間だけでなく

弁護士とか心理カウンセラー、産業医といった第三者機関と提携している所もあります。

第三者機関と聞くと公平、中立の立場で安心って感じがするけど、

残念ながら第三者機関は中立ではない

僕は大手電機メーカーで働いていましたが、長時間労働が問題となっていて、

月45時間以上残業している社員は産業医と面談しなければならないという決まりになっていました。

僕もそれで産業医面談を受けたことがあるのですが、

ぶっちゃけ総務部に相談しても当てにならないので、

外部の産業医から言ってもらえれば会社も動かざる得ないだろうと思って

・上司が付き合い残業を強要してくること

・3人分の仕事をやらされていること

・なのに仕事が増やされてどんどん酷くなっていること

など長時間労働の原因を伝えて、何とかしてもらおうと思ったのですが、

産業医からは、

「朝食は軽くでも良いのでちゃんと取りましょう」

「健康のために、キノコ類を摂取すると良いですよ」

と、予想の斜め上を行くアドバイスが返ってきました。

コイツ、ヤブ医者かよって思っていたのですが、

そもそも、産業医にお金を払っているのは会社なので、産業医は基本的に会社の味方です。

決して中立の立場ではありません。

また、僕はキャリアコンサルタント(通称キャリコン)という謎の資格を持っているのですが、

キャリアコンサルタントとは、

学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。

2016年4月に職業能力開発促進法にキャリアコンサルタントが規定され、国家資格となる。

出典:厚生労働省/キャリアコンサルタントWebサイト

このキャリアコンサルタントの仕事の中に、

企業に依頼されて社員のキャリア面談を実施するってのがあります。

社員の相談を受ける中で、

(この人は辞めて別の道に進んだ方が良いな…)

と心の中で思ったとしても、

何とかして辞めないように引き止めます。

なぜなら、

会社は社員が辞められるとまた人を育てないといけないし、

特に若手社員の離職率が上がるのは何としても避けたいと考えているのに、

キャリアコンサルタントが「You転職しちゃいなよ!」と言ってしまえば、

次からそのキャリアコンサルタントに仕事を頼まなくなるからです。

まさに忖度です。

特に大企業で社内の相談窓口だけだと

「結局、相談しても揉み消すんだろ?」

ってイメージを持たれかねないので、

弊社はなんと!第三者機関の相談窓口まで設けています!それだけ社員を大切にしている会社なんです!

と、公平、中立で良いイメージをアピールします。

しかし、いくら大企業で、第三者機関が設けてあっても、

会社からお金をもらっている以上、中立な立場なんてあり得ないし、会社が不利になるようなことはしません。

むしろ、全力で忖度です。

つまり、

会社が用意した第三者機関が、あなたの味方することは無い

という事です。

④ 会社は裏切り者を許さない

解決してくれないのなら会社を辞めると言って相談することが大切

そうじゃないと真剣に取り合ってくれない

という意見があります。

たしかに、退職をちらつかせれば、人事部も動いてくれる可能性が高くなりますし、

もしかしたら、異動願いが通ったりするかもしれません。

しかし、

実際に辞める辞めないにかかわらず、

会社を辞めると言った瞬間、会社にとってあなたは裏切り者になります。

>>辞めると決めた仕事なんてどうでもいい!どうせ円満退職できないから

相談窓口といっても相手もいち社員にしか過ぎませんので、

ゆくゆく辞めるような人を自分の立場を悪くしてまで、

庇ったりなんてしませんよ。

それに、人の口に戸は立てられないという言葉があるように。

そういうゴシップってSNSより速いスピードで拡散され、

いつの間にか職場の人全員に知られてしまうことも多いです。

そうなったら、

「コイツはいずれ辞めるから、親切にするメリットねーな」

「あぁ、アイツまた怒られてる、助けても恩を仇で返されるだけだろ」

ってなって、今まで以上に仕事がやりづらくなります。

なので、

本当に会社を辞める覚悟が無いのに

退職をチラつかせて相談するのは自殺行為です。

ちなみに、会社が言う退職の引き止めの言葉は嘘な場合が多いです。

>>退職を引き止められたら残って良かったって本当?

辞める覚悟で相談しないといけないなら、そんな会社で働き続ける意味ないだろ!

会社を辞める前に1回冷静になって、

社内窓口に相談してみましょう。

人事に異動願いを出してみましょう

なんてアドバイスがありますが、

僕に言わせれば、

社内窓口に相談する前に1回冷静になってほしい

と言いたい。

たしかに

なるべく波風立てたくないから、社内に相談して解決したいって気持ちはわかる。スゲーよく分かる。

しかし、

社内窓口に相談する時点で、会社の思うツボなんですよ。

自分で解決できる人だったら、

・労働基準監督署に通報する

・弁護士を立てて交渉する

・転職先を見つけて退職願いを出す

といった選択肢を既にとっているはずです。

それをしてこないってことは、

「コイツは強硬策を取ってこないんだな。他に頼る所がないんだな」

と思われる。

つまり、

舐められて本気で対応してくれなくなるってことです。

こういうパワハラの相談の時には

パワハラと闘うには辞める覚悟が必要だ

辞める覚悟を持って、異動願いを人事に言うのがコツだ

ってアドバイスが多いけど、

辞める覚悟を持つ時点で、そんな会社で働き続ける意味ないだろ!

そもそも相談しようかなと思うってことは、

それだけ今の上司や職場に不満があるってことです。

そして、相談しても改善するどころか悪化する可能性しかないのだったら、そんな会社で働き続ける意味は無いってことです。

そんな会社に相談するくらいであれば、

その労力を会社を辞めて新しい転職先を探すことに使った方が、絶対に良いです。

ただ、そういうパワハラが横行している会社に限って退職交渉すると、

上司や会社からのウザイ引き止めを必ずやってきます。

僕なんて、会社を辞めることを伝えたら、

それまで一度も話したことがない人事部長から

お前は一生逃げ続ける人生

お前なんかどこの会社も雇わない

と、ボロクソに言われた経験があります。

それからは、弁護士の退職代行を使っていました。

>>弁護士法人みやびの退職代行の評判?実際に使った俺の体験談を聞け!

費用は掛かりましたが、

・有給は100%消化できる

・面倒な引き継ぎは一切しなくて良い

・未払いの残業代も請求できる

・その気になれば明日から二度と出社しなくて良い

・バックレてもその後にトラブルが一切なかった

と良いことづくめした。

それに退職代行を使われるという事はいきなり退職者が出るということで、

パワハラ上司は管理者責任を問われことになります。

つまり、パワハラ上司に仕返しが出来るってことです。

クソの役にも立たない社内の相談窓口を使うより、

そんな会社は退職代行を使ってでもさっさと見切りをつけて、

自分で考える時間を作って、落ち着いて転職活動をしてしまえば、

少なくとも今パワハラで苦しんでいる状況から、確実に抜け出せます。

もちろん、勢いで退職するというのはとても不安というのはわかる。すげーよくわかる。

僕はそれまでにそういった相談をたくさん受けてきましたが、

そういった方々にいつもお話ししていることを別記事にて解説しておりますので、

会社を辞めてしまったあとに

こんなはずじゃなかった!

となる確率を大きく下げられると思います↓

>>勢いで退職して良かった!という体験談を探す君に現実を突きつけたい

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