勢いで退職して良かった!という体験談を探す君に現実を突きつけたい

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「勢いで退職しても大丈夫?」

「勢いで退職して良かったって話は本当?」

「前の会社の方が良かった…は避けたい」

今回はこのような悩みを解決します。

こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。

こんなクソ会社、辞めてやる!

と思っても、勢いで退職してしまうのは怖いものです。

ネットを検索すると

勢いで退職しても何ともなかったで!転職もできて良かった!

と語る人が居る一方、

啖呵切って勢いで退職したけど…前職に復帰したい。 後悔しかない…

勢いで退職したことを本当に後悔している人もいる。

僕自身、次を決めずに勢いで退職した人間で、ブランク期間も1年以上ありましたが結果的には良かったなと思っています。

参考記事→20代は次を決めずに退職する方が転職に有利だという話by経験者

だがしかし、>>転職相談 で色んな方の「次を決めずに勢いで退職て後悔…」な相談に乗ってきましたが、

それ…会社を辞める前にわからんかったかい?

20代だから何とかなると思って…

というケースや

前の会社に出戻りを打診したら…代わりがいるからもう無理だって、欠員が出たら声かけてくれるらしいけど…

マジか(代わりの人がその仕事を手放すことはないだろうな…)

という勢いで退職して後悔している人の現実を目の当たりにしました。

今回は、本当に勢いで退職してしまっても大丈夫なのか?と気になる君に、

俺が見てきた勢いで退職して後悔している人の特徴

勢いで退職して地獄に落ちた人の体験談

を解説!

勢いで退職して良かった!体験談を見て安心したい君に現実を突きつけていく

この記事を読むメリット

・勢いで退職しても大丈夫なのかが分かる

・勢いで退職しても良かった!体験談の真実がわかる

・前の会社を辞めなければよかった…を避けられる

目次

勢いで退職しても良かった!にはならない人の特徴

冒頭では偉そうに語っていましたが、

僕も新卒の会社を2年で勢いで辞めて、ブランク期間1年以上あったことがあります。

今思い返してみると、もっと出来ることはあったのではないかと思いますが、

そんな僕から見ても、勢いで退職したら後悔する人の特徴について語っていく。

① 転職に有利な20代でも職歴が短いと何とかならないことが多い

20代なら勢いで退職しても何とかなる!

こういったアドバイスがあります。

たしかに、転職活動は若い方が有利ですし、特に未経験職種への転職であれば20代じゃない難しいというレベルです。

だがしかし、若ければ若いほどいいかというとそうではない。

転職に有利な20代でも職歴が短いと何とかならないことが多い

特に、新卒の会社を1年未満で退職すると結構厳しいです。

というのも、

新卒1年未満の短期離職をした場合のように、職歴に1年未満の短期離職しかない場合

どんなに職務経歴書の実績や素晴らしい自己PRを掲げても

研修期間を除くと実動2か月…

そんなに成果出せてたのに?なんで数か月で辞めたの?

と信じてもらえません。

もちろん、1年未満の短期離職=人生終了ではありません。

仮に1年未満の短期離職した経験があるとしても、

3ヶ月→6ヶ月→2年

であれば直近の仕事についてアピールすれば内定は獲れる可能性は十分ありますし、

2年→5年→2か月

という形であれば、

〇〇という目的で転職しましたが、入社前と話が違いました。短期離職になりますが、本来の目的を果たすために転職活動をしています。

みたいな感じでいくらでもリカバリーする手段はあります。

「とりあえず3年は続けろ」なんて言葉は僕も嫌いです。

だがしかし、短すぎるのも考え物です。

僕も新卒の会社を2年で勢いで辞めて、それでもブランク期間1年以上あったことがあります。

それでも2年の職歴があったから外資系金融機関や大手メーカーに内定するなど何とかなりました。

いくら職務経歴書を工夫したとしても1年未満の職歴しかない状態だったら本当に詰んでいたと思います。

>>その時の俺の職務経歴書

そのため、多少残業があろうが上司がウザかろうが1~2年は働いた方が良いです。

その後の転職活動の難易度が大きく変わります。

当時の僕は1年以上勤めて貯金する、失業保険を貰うことしか考えておらず結果2年で辞めてしまいましたが、それでもあの時の自分を褒めてあげたいと思っています。

もし1年未満で短期離職するのなら転職先が多少ブラックであっても、1~2年は働く覚悟が必要です。

もちろん、どうしても我慢できないパワハラとかあまりにも劣悪な環境であれば、1年と待たずに辞めてしまってもいいですが、

そういったケースであれば、転職先がブラックであっても、あそこで働くよりマシという精神で1~2年は働く覚悟くらいは出来ていると思います。

>>転職後とりあえず一年続けるのは無理ゲー!と思ってる奴ちょっと来い

② 残業、休日出勤が無い会社で働いている

・毎日24時まで残業(サビ残!)

・上司がパワハラ、セクハラ野郎

・休日出勤上等

といったどうしようもないクソブラック企業で追い込まれている短期離職など気にせずに退職した方が良いなんてのは、わざわざこの記事で論じるまでもないことですが、

中には、そこまで追い込まれているわけでもないのに勢いで退職してしまう人が多いです。

そもそも、次を決めずに勢いで退職するのは

残業が多かったり、休日出勤が多かったり、有給が自由に使えないブラック企業にいると、在職しながら転職活動が出来ないからです。

逆に、 残業や休日出勤が無いのであれば在職しながら転職活動をするべきなのです。

そもそも、勢いで退職すべきブラック企業ってのは、サービス残業を強要してきたりとか定時で帰ると嫌味を言ってきたりと、

ブラック企業と残業(時間外労働)はセットな所もあります。

勢いで退職を検討するくらいなので、会社に対して不満があるのはわかる。スゲーよくわかる。

だがかしかし、残業や休日出勤が無い程度のブラックさであれば勢いで退職するべきではありません。

最近では業務量が減らないのに「残業するな」という時短ハラスメントのも横行してますが、上司が「残業するな」と指示してきたなら仕事をぶん投げてでも定時で帰るべきです。

仕事をぶん投げると気まずくなるでしょうが、勢いで退職して後悔するよりよっぽどマシですし、上司としても今辞められるよりマシなはずです。

今辞めないだけありがたく思え!と思いながら定時で帰り、自分の転職活動の時間を確保するべきです。

>>仕事が終わってなくても定時で帰るを強行した俺の末路を語る

③ 貯金が無いor実家暮らしじゃない

結局、何が怖いかっていえばお金です。

勢いで会社を辞めた結果、転職先が見つかるまでに半年、1年かかるケースなんてザラです。

転職活動では全然持ち駒が増えなかったり、手応えがあった第一志望からまさかのお祈りメールを喰らったりと只でさえストレスが溜まります。

それに加え、貯金がみるみる減っていくストレスが加われば、内定ほしさに焦って変なブラック企業に転職しがちです。

仮に、強靭な精神でやる気に満ち溢れていても、お金が尽きれば強制退場にになります。

もし、お金があれば余裕を持って仕事を選ぶことが出来ますし、多少面接に落とされても動じません。

・最悪1年決まらなくても、生活費や転職活動の費用を賄えるくらいの貯金がある

・貯金はあんまりないけど実家暮らしで、失業保険が切れてしまったらバイトで食いつなげる

・奥さん(夫)がそこそこの年収を貰っている

少なくともこういった状況でない限り勢いで退職することはお勧めできません。

もし、辞めたいと思っているけど貯金も心もとない場合は、

・残業代をフル申請して今後の転職活動資金を貯める

・飲み会などを断ることで貯金を貯める

このくらいはやっておくべきです。

こんなことをすると、上司や同僚に嫌われるかもしれません。

だがしかし、勢いで退職したくなるような職場、まともな貯金も出来ないような会社に遠慮する必要は無いはずです。

勢いで退職して地獄を見た人の体験談

以前、ある女性から僕に相談がきました。

その方は25歳で、新卒の頃は地方の会社の経理職で500万円近く年収を貰っていたそうです。

その仕事には特に不満は無かったものの、仕事が単純過ぎてスキルが身につかないという漠然とした思いで転職を決意。

すぐに決まるだろと思って、次も決めずに会社を辞めてしまったそうです。

しかし中々仕事が決まらず、生活費の問題もあるので内定を取るために一旦、条件を下げて経理職に転職してしまったそうです。

その転職した会社が

・月40時間以上のサービス残業

・人間関係最悪

・パワハラが横行

・それなのに前職より年収が100万以上ダウン

という完全なるブラック企業、前の職場の完全なる下位互換で半年も経たずにで退職。

その後、短期離職が足かせになり転職活動は難航、やっとの思いで転職するもそこもまたブラック企業…という状況でした。

一応、ダメ元で前の職場の上司に出戻り出来ないかを相談したそうのですが、

もう代わりの人がいるから…もし採用することになったら声かけるね

と言われたものの、待てど暮らせど連絡なんて来ません。

そもそも、定時帰りの経理職で500万円もくれる会社は地方になんてありません。

それどころか東京や大阪といった大都市であっても経理で年収300万円台とか普通にあるくらいです。

もちろん、どこかにあるんでしょうがそういった割のいい仕事をしてたら社員はまず辞めませんよね。

さらに2回の転職活動で貯金も使い果たしてるとのことでした。

結局、メンタル壊れる前に会社を辞めて、実家に帰って非正規の仕事をしながら再起を図るのはどうかとお伝えしましたが、

これはこれでいばらの道であることに変わりはありません。

本人からすると、全てをチャラにして最初の職場のような会社に転職できる魔法のような方法があるのではと、うっすら期待していたようで納得しきっていませんでした。

正直、この状態だとできることは限られてしまいます。

もし最初の会社を辞める前に僕に相談してくれれば

早まるな!目を覚ませ!

他の会社の2年目の経理にだって別に専門性なんて無いのでは?

そもそもスキルや専門性があったとしても、
経理で500万円もくれる会社に転職できる保証がないのに転職する意味ある?

と全力で止めることは出来たでしょうが、時既に遅しです。

会社辞める前に相談してくれれば…と、これほど思ったことはありません。

いい会社だけど辞めたい→絶対辞めない方がいい!転職サイトに騙されるな!

・職場の人間関係が最悪、上司からのパワハラ

・サービス残業、仕事を押し付けられて肉体的にきつい

・成果を出しているのに不当な評価を受けている

・人が辞めまくっている

・どうしてもやりたい仕事がある

といった場合、真っ先に転職を視野に入れるべきですし、

実際に僕のもとにもそういった相談というのはよく寄せられます。

だがしかし、職場の人間関係も良く、仕事に対して大きな不満がない、いわゆるホワイト企業に勤めている人であっても、

・仕事が単調でつまらない

・将来に備えてスキルを身に着けないと

・不満がないのが不安

という感じで、漠然と不安を感じて転職を考えてる人からの相談が増えてきたと感じています。

その際にお話ししていることは、

不満が無い会社だったら辞めない方がいい!

いい会社にしがみつくのは何もダサくない!

こちらについて詳しく解説していきます。

①君が羨む友人、知人は本当にキラキラ輝いているのか?

今の仕事に大きな不安は無くとも

結婚式や同窓会、お盆や年末年始の里帰りで旧友と再開した時に、

流石に私達の世代で年収600万とか普通だよね!

さすがにボーナス夏冬で100万くらいは無いとw

とか言ってるのをを聞いて

このままで今の会社にいても良いのだろうか…

となる人は結構います。

だがしかし、仮に転職して年収が上がったとしても、

・残業が多い

・ノルマがエグい

・上司がパワハラ上等のサイコ野郎

・仕事しない同僚と給料が一緒

という職場であれば給料以上にストレスがアップします。

そういった状態になると、

自炊なんてやる体力なんて無いから食事は外食かウーバーイーツでと出費がかさみ

頑張った自分へご褒美という名目で旅行や買い物をしたり、飲みに行く回数が増えて散財します。

そして、給料は上がったものの、貯金できる金額が少なくなるというケースはあるあるです。

これじゃ何のために働いているのかわからなくなります。

ちなみに、中には本当は辞めたくてつらいのに、同級生の前で格好つけたくて嘘ついている人も少なくありません。

実際そうやって仕事充実してるアピールしてるけど

実はもうつらい…逃げ出したい…

って人から相談受けています。

また、企業名は出せませんが誰もが知っている有名企業に勤めている人から

給料は良いけど、長時間労働がしんどい

年収下がってもいいから転職したい…

って相談も非常に増えています。

こんな感じでふたを開けてみれば…ってことはよくあるので

結局、他人基準で物事を決めても良いことなんてないのですよ。

②いい会社にしがみつくのは何もダサくない

仕事に何の不満もなくても、

会社にしがみついて、ぬるま湯に浸かっている会社員ってダサいのかな…

と感じてしまう方は多いです。

だがしかし、

いい会社にしがみつくのは何もダサくない

というのが僕の持論です。

というのも、

そこまで負担がなく、不満を感じない程の給料がもらえている会社ってのはビジネスモデルがしっかりしている会社と言えるのではないでしょうか。

皆さんご存知の通り、転職サイトを見れば休みが少なく残業が多いのに給料はそれに比例しない会社ってのは世の中にはたくさんあります。

むしろ、そうじゃない会社の方が少ないくらいです。

社員がどれだけ頑張っていてもビジネスモデルがオワコンであれば給料は低いですし、潰れます。

だからこそ、大きな不満がない仕事ってのはそれだけで財産と言えます。

そういった財産を確保するってのは何もダサくないわけです。

むしろ隣の芝生は青いパターンで、後先考えずにそういった財産を自ら放棄する方がダサいです。

不満は無いけど挑戦したいから辞める→辞めなくても挑戦はできるぞ

仕事が単純過ぎてスキルが身につかないと思い、意気揚々と会社を辞めたものの、

結局、年収も下がり肝心のスキルを身に着けるどころではない

傍から見ると、この方を世間知らずだなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

いい会社だけど辞めたいと考えている人は正直大差ないと思っています。

最近では、

将来のためにスキルや専門性を身に着けろ!

今の環境に甘えてチャレンジしなければ、
今は良くても将来リストラ候補!

なんて風潮が強いため、

・不満満もないけど、現状で満足したら何かいけないんじゃないか?

・何かチャレンジして成長しないと、将来大変な思いをするんじゃないか?

と感じて、いい会社だけど辞めたいと考える人も少なくありません。

仮に専門性や経験を積んでいき、わらしべ長者のようにキャリアアップすることが出来たとしても、

その中でクソ上司に遭遇したり、残業過多の人間関係最悪な職場に遭遇してまで、専門性や経験を積むべきでしょうか?

果たしてそれは幸せと言えるのでしょうか?

正直、あなたがいい会社を辞めても幸せになるのは、あなたの代わりに入ってきた人だけです。

今はクラウドソーシングサイトやブログ、YouTube、noteなど色んなプラットフォームが揃っています。

わざわざ、今の「いい会社」を失うリスクを追わなくても、仕事終わりや土日の時間を使って自分の興味や関心がある分野に挑戦できるわけです。

無理して転職して苦しむより、仕事終わりや、休みの日に好きなことができるようになればそれで良いのではないでしょうか。

僕自身もこれまでの相談で、

大きな不満は無いけど、このまま今の会社にいて大丈夫ですか?

という人に対して、間一髪で転職を止めることで事なきを得たというケースありましたし、

ホワイト企業からやりがいを求めて転職したら、やりがいどころか給料もないブラック企業でした…

という相談も来て、辞める前に相談してくれれば…と悔しい思いをしたこともあります。

正直、辞めてしまった後で出来ることは限られています。

勢い(だけ)で退職したら「前の会社の方が良かった」という後悔しか残らない

・職歴が無い

・残業が無い

・貯金が無い

この3つに該当する人は勢いで退職するべきではありません。

正直、有給すら自由に使えないクソブラック職場であっても、家に帰った後の自由時間や休日を返上して自己分析、職務経歴書の作成、企業分析などを在職中のうちに済ませて、会社を退職した後すぐに転職先を見つけるように工夫している人はいます。

なんなら、面接には行けないけど求人への応募し、書類選考に通過するかどうかチェックして、転職市場で自分に需要があるのかどうかをチェックして、

これくらい書類選考の通過率が良いなら辞めてから転職活動をしても大丈夫やね

これなら退職した後、多少ゆっくりしても大丈夫そう!

と退職する人もいます。

僕自身も次を決めずに勢いで退職した身ですが、

在職中から無駄遣いせずお金を貯めたり、求人が増えるタイミングを見計らって退職時期を設定したりと、ある程度辞めるための算段を立ててから辞めました。

それでも想定外のことばかりで苦戦しました。

今となっては勢いで退職した方が良かったと思いますし、他の人もそのぐらいの覚悟と準備をして「勢い退職」をしているものだと思っていましたが、

自己分析も不十分で、応募書類も終わっていない人が多く、勢い(だけ)で退職しようとする人が非常に多いです。

もちろん、辞める辞めないは本人の自由ですし、勢いだけで退職して良かったという人もいるでしょうが、

少なくともこの記事を読んで不安が強まったのであれば、勢いで退職しない方が良いです。

最近、転職相談に乗っていると

仕事自体に不満無かったけど、このままでいいのかって…

そんな理由でホワイト職場を辞めたいのかい?

前の職場に戻れる方法はありますか?

辞める前に相談してくれれば…

このように

会社を退職しない方が良い人

そもそも転職活動する必要が無い人

に多く遭遇するようになってきました。

勢い(だけ)で退職してしまうと「前の職場の方が良かった」になることは普通にあり得ます。

そして、辞めてしまった後で出来ることというのは本当に限られてしまいます。

特に最近は在職中に相談を受けて、間一髪で勢い退職を止めることで事なきを得たというケースも増えてきました。

そういった人の体験談をまとめたものもありますので、もし勢いで会社を退職しようか悩んでいる人は見てほしい↓

>>【前半無料&返金保証】会社を辞めるべきか?続けるべきか?な社畜を救いたい

note(ノート)
【前半無料&返金保証】会社を辞めるべきか?続けるべきか?がわかるnote|ALLOUT-10年後も使える転職ノウ... 僕は普段から、今の仕事が嫌ならさっさと転職しろと思っており、 そのサポートとして志望動機や職務経歴書などの添削を行っているのですが、 最近、 「そもそもこの人…...
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