今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
仕事ができない自分が嫌だ…
仕事が出来る人になりたい…
こう考える会社員の方はたくさんいます。
特に、異常に仕事ができる人は
みんなから頼られて、尊敬されます。
だからこそ、
俺/私もあんな風に仕事ができるようになりたいと考え、
仕事ができるようになるためのノウハウを血眼になって探す人が後を絶たない
しかし、
「異常に仕事ができる人」になりたい?圧倒的に損する!
今回は、このことについて語る
・仕事ができる人になるため無理しなくていい
・仕事ができないと劣等感を感じなくて良い
・さっさと定時で帰れるのでQOLが高くなる
「異常に仕事ができる人」になりたい?圧倒的に損するよw
異常に仕事ができる人を見て、
あいつに比べたら、俺なんて…と劣等感を感じる人も多いです。
それくらい仕事ができる人は特別視されるので、
リスペクトされたくて自称仕事できるアピールをしてくる同僚がうざい…
と困ってるって話もよく聞きます。
しかし、僕からすると、
どうぞどうぞできるアピールをやってください!
俺の代わりに貧乏くじを引いてくださるなんて、ありがとうございます!
と、感謝しかありません。
なぜならば
仕事ができない方がどう考えても勝ち組だからだ!
① 仕事量と責任が増えるだけで楽にならない
仕事ができる人は
常に先を見て仕事の進捗管理をし、期限に余裕をもって仕事をする
っていうのはよく言われます。
しかし、
期限に余裕をもって仕事を終わらせたら、
その浮いた時間にまた別の仕事をさせられるだけです。
それでも異常に仕事ができる人はそれすらもこなしてしまい、
あの人は仕事ができるという地位を確立していきますが、
そういうイメージが定着すると、
職場で推進責任者を決める時や新人の教育担当を決める時になると
とりあえずアイツにさせとけばいいんじゃね?
となって、いろんな責任を押し付けられます。
異常に仕事ができる人になれば、周りからとやかく言われることもないし、
効率化が出来れば楽になるだろうと思ってる人もいるでしょうが
実際は、
仕事が出来るがゆえにどんどん仕事や責任を増やされます。
これは割に合わないと思った僕は、
上司からの思い付きの指示を放置プレーしたり、
上司から残業させられそうになったときも、
「もういい!俺がやる!」
と言わせるまで、必至で抵抗しました。
こうなると当然ですが、上司からの信頼は落ちていき
「お前のスタンスはサラリーマン失格だ」
「そんなんじゃ仕事を任せることは出来ない」
と言われましたが、
知らんがなって感じで定時ダッシュして、
会社にバレないように副業を着々と伸ばして軌道に乗せ
会社を辞めることが出来ました。
君には仕事を任せられないは最高の報酬だ↓
② 仕事量は増えるのに給料は増えないから損
中には、
仕事をできないアピールは成長を妨げる!
と脅してくる人います。
どんな世界であれ成長をすればその分収入は上がるもので、
サッカー選手だって海外に行けば報酬は上がりますし、
ボクサーだったら強くなってチャンピンになればファイトマネーは何億ももらえます。
しかし、日本の会社組織はその論理はありません。
仕事ができようができなかろうが基本給はもちろん一緒ですし、
ボーナス査定の時、
僕は仕事を超適当にやって、下から2番目の評価でしたが、
仕事ができて1番高い評価もらってる同期とボーナスの差額はたったの1万円でした。
つまり、
仕事が出来るようになって圧倒的に成長したとしても、
収入は成長するどころか、むしろ1工数当たりの単価が下がっています。
仕事量は増えても給料は増えないから損だっていう何よりの証明です。
そんなバカな話があるかって感じですが、
これが日本中の会社で起きている現実です。
マジで、ビジネスマン風の輩がやたらと言ってくる「成長」って何なんですかね。
損、赤字を出すのはビジネスで一番やってはいけないことでしょ…
成長して出世をしても割に合わんぞw
③ 圧倒的に仕事が早い=良いとは限らない
仕事ができる人は仕事のスピードが圧倒的に早いです。
こんな僕でも、仕事はスピードを重視しようと思っていた時期がありました。
クソ客が「ウチに常駐できる技術スタッフを用意しろ」と無茶苦茶な要求してきた時、
どう考えても出来るわけないだろ!と思いましたが、確認して折り返しますと伝え、
速攻で上司や仲のいい本社の人に確認したら
案の定「そんなこと出来るわけねェだろ!」と一蹴されましたw
この間、わずか5分でしたが、伝えるなら早い方がいいだろと思って。
折り返して連絡すると、
「お前はホントに会社に確認したのか?」
「は?ウチに対してそんないい加減な対応で良いわけ?」
とキレられました。
もちろん、仕事は早くても雑すぎるといけないってのはわかりますが、
同じ結果なら1時間待たされるより5分で回答が来る方が間違いなく良いのに
5分でできるわけがないという思い込みから、
ちゃんとやっていないに違いないと決めつけてくる。
こういう合理的な判断が出来ない馬鹿が会社にも取引先にも多いです。
異常に仕事ができる人になっても周りはついていけないし、
仕事ができない人に対してはムカついてしょうがなくなるのです。
こういう出来事って結構多くて、
こんな経験をしてから、たとえすぐに仕事が終わっても寝かしておいて
さも期限ギリギリまで、時間いっぱいかけてやりました感を出そうと思いました。
みんなから一目置かれたいって感情に付け込まれている
ここまで話していくと、
仕事をいい加減にやるという危険な思想を蔓延させるな!
って思われるかもしれません。
そもそも、仕事できるようになりたいって話す人って
「会社を良くしたい」「事業を伸ばしたい」とかではなく、
・上司から一目置かれたい
・異常に仕事ができる人を見て劣等感を感じてしまう
・出来ないヤツっていうレッテルを張られたくない
・女性社員に素敵♪って頼られたい
みたいな感じで、
仕事ができる人になって特別視されたい、舐められたくない
ってのがあるんですよね。
もちろんそういう感情は否定しませんし、人と比べて優越感に浸りたいってのは人間の本能です。
しかし、
働きに見合った報酬を支払おうとしない会社から、
そういった感情に付け込まれているんですよ。
そこに気付いてほしいから今回は記事を書いています。
確かに、異常に仕事ができる人は
みんなから頼られて、尊敬されます。
チヤホヤされることもあるでしょう。
たったそれだけです。
人の何倍も働いても、大して給料も上がらず、
いつしか感謝されるどころか人の何倍も働くのが当たり前で、
ちょっとでもペースを落とすと、
「最近たるんでるぞ!しっかりしろ!」
と言われる始末で、
やがて馬鹿馬鹿しくてやってられなくなります。
日本ではこと仕事の話になると
仕事ができるように成長していくのがジャスティス
って風潮が非常に強いです。
そして、
仕事ができるようになると全体を俯瞰して仕事が進められるようになると言いますが、
俯瞰的に見たらこの会社で仕事をできるようになるのは損しかない
ってすぐに気づくので、
まともな人から会社を去っていくんですよ↓