こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
僕は、個人営業、法人営業、有形商材、無形商材と色んな営業職に就いてきましたが、
・お構いなしに振ってくるノルマ
・お笑い芸人もビックリの無茶振りなクソ客のワガママ
・何かトラブルが起きれば自分に悪くなくても、責められる
どの営業職でも、こういったストレスがたくさんありました。
こんなこと言われるたびにGoogleで
・営業 向いてない
とか調べていました 笑
今は、会社員を辞めて色んな方の >>転職相談 をして生計を立てていますが、
そういった立場になって思うことは、
営業に向いている人は10人に1人もいない
ということです。
今回はその理由について解説します。
はじめに断っておくが、この記事は
みたいな能書き垂れるチャチなキラキラ記事では断じてない!
・営業向いてなくても何も悪くないという自信
・休みの日にノルマとかクレームに怯えなくて良いメンタル
・嫌な営業の仕事を辞められる
営業に向いていない人の特徴?向いているヤツなんて10人中1人
営業に向いていない人の特徴としてよく挙げられるのが、
①コミュニケーション能力に乏しい(コミュ障)
②プライドが高い
③熱意・やる気がない
④打たれ弱い
まるで営業に向いていない=ダメ人間みたいに言っているようなサイトが多く、自己嫌悪に陥るどころか
と怒りMAXになる人も少なくありません。
だがしかし、
色んな営業職に就いた経験や様々な業界、職種方の転職相談を聞いてきた立場からすると、
営業職に限らず、社会人でこういった項目をクリアできる人間は10人に1人しかいません。
① 社会人なんてコミュニケーション能力に乏しいコミュ障だらけ
働いている人の皆がコミュニケーション能力が高いわけがありません。
むしろ、コミュ障の人の方が多いんじゃないかとすら思います。
・余計な言い方や一言で相手をイラっとさせる人
・軋轢しか生まないマウンティングにいそしむ人
・相手の言葉の裏を読まず言葉通りに受け取りドツボにハマる人
・自分の言いたいことを一方的に話す人
・絶望的に理解力が無い人
・逆に絶望的に何を言いたいかわからない人
・心にもないゴマすりをされて悦に浸る上司や先輩
皆さんの職場にもこういった人の1人や2人いるのではないでしょうか?
そして退職理由の1位は、人間関係です。
僕のもとにも
といった相談が多く寄せられます。
それだけ社会にはコミュ障が多いことを物語っているわけです。
当然ですがそんなコミュ障社会人に
自分が特に好きでもないおっさんの元へ足しげく通って、
煙たがられても笑顔を崩さず気の利いた雑談をしながら自分売り込み、
気に入ってもらい空気を読みながら商談を仕掛け、最終的にはクロージングまで持っていく。
こんな芸当が出来るわけがありません。
もちろん、人と話すことが大好きで苦じゃないって人もいるでしょうが、
僕なんかと違って、明らかに陽キャ、リア充全開だった友人、同期、後輩が営業の仕事を始めた途端、ノルマとかクレームのプレッシャーに晒され、どんどん暗くなっていき
「人と話すことが大嫌いな人間」に変わっていくのを何度も見てきました。
つまり、営業の世界は、ほんの10年ちょいの学生生活で培ったコミュ力(笑)でどうこうなる世界ではないのです。
営業やれば誰にでもコミュ障になれるチャンスがあります笑
>>内向的・人見知りの方が実は営業に向いてる?→向いてないですw
② プライドが高いから営業が出来ないんだ!という人に限ってプライドが高い
これって
と言われている気がしてムカつきますよね。
そういうお前は平気なんだろうな?と言ってやりたい気分です。
誰だってやってもいないことで責されたり、責任取らされたり、残業させられるのなんて御免なはずです。
そもそも、本気でプライドを捨てることが出来るのなら、
わざと無能扱いされるようにして仕事を振られないように、嫌味を言われても右から左に受け流して給料だけもらう。
サービス残業なんてもってのほかで、仕事は金のために割り切るという究極の働き方が可能なはずです。
だがしかし、
プライドが高いからお前がダメだという人が飛び抜けて成果を出しているかというとそうでもありません。
そして、無能なら無能らしく振舞うのはプライドが許さないという感じで、
むしろ、
といったプライドが高く、他人を見下すようなサイコパスの方が営業職に向いています。
結局、プライドが高いから営業が出来ないんだ!という連中なんてのは、善人にも悪人にも慣れない半端者なんですね。
③熱意・やる気がない→そもそも社畜に熱意・やる気なんてものは無い
顧客が今回は縁故で他社を使わないといけなくなったとか、冷夏でエアコンが全然売れないとか、担当エリアでは訪問販売できなくなったマンションが増えたとか
これを
と言う人がいますが、無理なものは無理です。
今や個人の力なんかじゃどうしようもないくらい目まぐるしく世の中が変化しています。
大企業が一瞬にしてヤバくなるのが今や当たり前になるくらいですから、
あなたが担当している個人客や法人客は推して知るべしですよね?
マーケティングやプロモーション、販売チャネルなど総合的に対応してもモノが売れるかどうかわからないのに、それすらすっ飛ばして
営業のマンパワーだけでどうにかしようという考え自体がおこがましいのです。
以前、別の記事でも話をしましたが、
僕の同期は、サービス残業!休日出勤!文字通り全てを捧げて得られたものは
半年に一度のボーナスで たったの1万円のUPだけでした
まともな人間ならこんな感情になります。
そもそも、みんな口ではやる気あります!もっと成長を!とか言っていますが、本心からそう言っているわけではありません。
実際は、そんなことどうでも良くて、金と休みにしか興味がないけど、
本音を言って上司に睨まれると面倒くさいので体裁を整えているだけなんですね。
そもそも、プライドが高いからダメと言っている一方で、熱意・やる気を出せというのは矛盾しています。
④ 打たれ弱い→粘り強さで成功した美談の裏には多くの屍がある
営業の世界ではこのような美談が多いです。
これですぐに痩せられる!っていう通販くらい聞き飽きるレベルです。
一方で、ブ男が何度断られてもアタックし続けて美女をゲット出来たという美談もよく聞きますが、これ一歩間違えば只のストーカーです。
営業は恋愛と似ていると言われますが、両方とも、めったに成功しないから美談として語られるのです。
営業でも美談として挙がっている裏には、数多くのストーカー事案(出入り禁止、取引停止、他社への乗り換え)が勃発しています。
自分が好きでもない、そして好かれてもいない相手の所に何度も行くのは苦痛でしかありません。
そして、上手くいかなかったら犯罪者扱いされるのです。
こういった話を鵜呑みにしてはいけません。
営業が向いてないのは、甘えではない!
っていう人も居ると思います。
たしかに、営業職を経験すると対人スキルは向上します。
だがしかし、どんな世界でも才能がモノを言います。
営業向いているヤツなんて10人中1人いるかいないかのレベルで、
10人に1人の才能が無いのに、向いてない営業の仕事を嫌々続けてもキャリアにはつながりません。
もしプロ棋士の藤井聡太さんが
って言いだしたら、おいおい!やめとけ!って全力で止めるでしょ?それと一緒です。
しかも、厳しいノルマを達成しても、ほとんど給料は変わらないし、ノルマももっと増やされます。
そのため、向いてないと感じたら周りが何と言ってこようが転職すれば良いし
開き直って仕事はそこそこに副業を頑張っても良いと思います。
僕はそうしてきたからこそ、今はノルマに追われないで自分のペースで仕事をお香なうことが出来れいるわけです。