「もう頑張ることに疲れた…」
「ぶっちゃけ勝ち組の人を羨ましいと思えない…」
「恥も外聞も捨てニートになるのは抵抗がある…」
今回はこのような悩みを解決します。
こんにちは!ALLOUT(自己紹介)です。
先日ネットサーフィンをしていたところ、
中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いた若者の間で、
過酷な競争社会を生き抜くことを諦める代わりに、
最低限の生活を送ることを志す「寝そべり主義」が流行している
というニュースを見ました。
彼ら「寝そべり族」に対して
アイツらはだらしない敗北者だ!
本当は結婚したいけど、負け惜しみ言っているだけなんでしょ?
という意見を持つ人もいるでしょう。
僕自身は「寝そべり族」という生き方はありなんじゃないかなと思います。
というのも、僕自身、会社組織に属さず添削や相談で日銭を稼ぎ
会社員の頃のように散財しない代わりに、上司に指図されることなく好きな時間に起きる生活を送っています。
いわば僕自身も寝そべり族であるわけです。
今回はそんな寝そべり族の俺が、
寝そべり族になりたい日本人にアドバイスする
・つらい日々が少し楽になれる
・将来どうなるか?という不安が軽くなる
・年収至上主義から脱出できる
寝そべり族になりたい日本人に寝そべり族の俺がアドバイスする
ニュースで紹介されていた寝そべり族の特徴が
・車を買わない
・結婚しない
・子どもを作らない
・消費しない
・頑張らない
というものでした。
これってワシやないかい!
まず第一に勘違いしてほしくないのは、
寝そべり族とは恥も外聞も捨てて誰かに寄生することでもなければ、
いざとなったら好き勝手して刑務所に行けばいいと自暴自棄になることでもない。
具体的な行動と計算の上に成り立つライフスタイルなのである!
①寝そべり族は1日にしてならず
僕自身、会社組織に属さず添削や相談で日銭を稼ぎ
会社員の頃のように贅沢できない代わりに、上司に指図されることなく好きな時間に起きる生活を送っています。
人それぞれ最低限の基準は違うでしょうが、いくら物欲を捨てたところで、
生活していくには最低限の食い扶持を探す必要があります。
副業を始めるとか派遣とかバイトとか何でもいいですが、今の嫌な仕事を辞める前に最低限の食い扶持の目星くらいはつけておくべきです。
こういった事を言うと、
そういう面倒くさいのが嫌だから寝そべり族になるんじゃないのか?
とおっしゃる方もいるでしょう。
だがしかし、寝そべり族と呼ばれる中国の若者は、もともと過酷な受験戦争を勝ち抜いた猛者でもあります。
どの仕事をやればストレス無く最低限の生活を送ることができるのか?
時給換算したら会社員の頃より良いw
という感じで持ち前の頭脳を生かして、どの手段が効率良いかを必ず選別しているはずです。
そもそも、勝者も敗者もひどく消耗する競争に参加するより、頑張らないで気楽に生きた方が得だという考えで寝そべり族を選んだんですからね。
>>給料安くてもいいからとにかく精神的に楽な仕事とは→テレワーク一択
②会社員やりながら寝そべり族になればいいじゃないか!
寝そべり族になるためには、消費を抑えて最低限の食い扶持を見つけよう。
とお伝えしましたが、
それが出来たら苦労しねぇよ!
という気持ちはわかる。すげーよく分かる。
僕も会社を辞めただけで今の生活を手に入れられたわけではありません。
会社員時代から半信半疑でブログを始め、その間も無職になったり何十万も掛けて国家資格を取ったりして数年…
生活できるだけの収入を得られるようになったのもつい最近ですので、万人におすすめできる仕事のやり方ではありません。
また、給料が安い仕事が必ずしも楽でストレスが無いかというとそうではなく、
・休みが全然ない
・客層が悪い
・バイトなのに社員並の責任を求められる
といった感じで、大変なのにもかかわらず割りに合わない仕事というのも世の中にはたくさんあります。
せっかく欲しい物を諦める代わりに、ハードワークから抜け出そうとしているのに、結局ハードワークをさせられてしまえば諦め損です。
そういった現実がある以上、無理してリスクを取って会社員を辞めるのではなく、
会社員で寝そべり族になればいいじゃないかと思うわけです。
というのも、
日本企業は頑張る人に厳しすぎです。
一生懸命仕事をしてる人も、大して仕事をしていない人も給料はあんまり変わりません。
たしかに残業代が出れば給料は増えるだろうし、ボーナスの査定もちょっと良くなるでしょう。
だがしかし、
有給を満足に使えなかったり、会社に気を使って残業代をフル申請出来なかったりする人がほとんどで、頑張れば頑張るほど割に合わなくなっていきます。
中には
残業代がないと暮らしていけない人もいるんです!
って言う人もいるでしょうが、
残業代が無いと生活を維持できないのであれば、仕事を変えるか生活を見直すのが先です。
もちろん、頑張れば人事評価が上がって出世しやすくなるかもしれませんが、出世をしても待っているのはわずかばかりの昇給と膨大な仕事量です。
それでも収入が増えるのはいいことでは?と思いますが、
仕事の疲労やストレスが増えてしまえば散財も増えていきますし
役職が上がれば、飲み会やイベントでも多めに出さないといけないので出費がかさみます。
中には割り勘するケチな上司もいるけどな!
そもそも、多くの人は生活のために働いていると思いますが、
夜遅くまで残業してまで数万円の月収アップをしたいかと言われるとそうではないでしょうし、
上司や同僚の目は気になるが出世欲があるかというとそうではないって人が大半ではないでしょうか?
にもかかわらず、
ここで頑張らないと成長しないぞ!
(給料が増えるとは言っていない)
先輩が残業しているのにあなたは帰るの?
という感じで、一生懸命、頑張らないと怒られそうだから働いてるってのが実情です。
仮に直接的に怒る上司や先輩がいなくても同僚の目や世間体を気にして、
ちゃんとやらなきゃ…と無理をしてしまう方は少なくありません。
望んでもないもののために頑張るくらいなら、仕事はほどほどにした方が満足度は高くなるはずです。
こんなことを言うと
仕事を頑張らなかったら嫌われ者になっちゃう…
と思う人もいるでしょう。
もちろん、上司や同僚から白い目で見られる可能性もありますが、
そもそも、残業代は要らない給料は最低限で良いと言っているのだから文句を言われる筋合いはないですし、
サービス残業をしないで定時で帰るやつは迷惑という発想がおかしいです。
それに、意外とあなたが思っているほど人はあなたに興味はないです。
>>自分がいらないと感じるから辞めたい→仕事で存在感を示す必要はない!
将来どうするの?マンほど将来のこと考えてない
寝そべり族とか向上心がない人に対して、
今は良いけど将来どうするの?
という意見を持っている方が多いですが、
どの会社であっても将来的に倒産やリストラしない保証なんてどこにもありません。
それに、将来的に会社が発展していたとしても
嫌気が差して辞めてしまったり、仕事のせいでうつ病とかになったりして、将来その会社で働けなくなっている確率の方が高いです。
また、本当の意味で将来に備えるのであれば、
副業したり、資産運用を行ったり、有力なコネを築いたりして、リストラや倒産といったいざという時でも食いっぱぐれないようにする必要があります。
だがしかし、
将来どうするの?と言っている人のほとんどが、何かしているかというとそうではありません。
むしろ、いざという時、最低限の生活を送ることに抵抗がなく、その日暮らしでも生きていける寝そべり族のほうが生存能力は高いと思います。
ただ、寝そべり族的な生き方に否定的な人は
みんな頑張っている!そうやって社会は出来ているんだ!
という方もいらっしゃいますが、
寝そべり族的な生き方をしている僕から言わせてもらうと
記事を書いたり、転職相談とか応募書類の添削とかして人様の手助けをしているので、
これはこれで社会のためになんてんじゃねーの?と思っています。
そもそも、社会や誰かのせいにするわけでもなく、金を無心しているわけでもなく、
自分のことは自分でやっているわけですから、とやかく言われる筋合いはありません。
仕事が大変でいくら頑張っても報われないと言われる世の中ですから、
激しい喜びはいらない、その代わり深い絶望もない…
そんな平穏な生活を目指す寝そべり族的な生き方に憧れを持っている人もいらっしゃるでしょう。
正直、いきなり寝そべり族になるのは難しいですが、
望んでいない残業はしない、嫌な仕事は断るといった形で、自分を優先することから始めたら良いのではないでしょうか。
ただ、中には嫌な仕事をしつつも
みんながみんな、そんなにゆるい会社に入れるわけじゃない
ブラック過ぎて転職活動をする余裕すらない…
という方には、下記の記事をお勧めします。
>>多くの転職難民を救ってきた俺が転職活動中のメンタルの保ち方を語る