今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。
こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。
職務経歴書の枚数を何枚にするかは、転職活動で多くの人がぶつかる悩みです。
多くのサイトでは職務経歴書の枚数は2枚にすべきであると伝えています。
僕はこれまで100社以上に応募し、50社以上の面接に行ったり
多くの人の職務経歴書を添削して内定をサポートしてきましたが、
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職務経歴書は2枚という意見には僕も賛成です、
だがしかし、
中途半端な所で2枚目に突入したり、
2枚目の途中の中途半端な所までしか書けていないなど、
見栄えが悪い状態の人が多く、職務経歴書は2枚にすべきという意見だけでは根本的な解決になりません。
今回は、
職務経歴書は2枚にすべき本当の理由
実際に内定した方の職務経歴書を公開
この記事を職務経歴書の正しい書き方を身に着けてほしい
・無駄に引き伸ばして枚数を書かなくて済む
・職務経歴書を1枚にまとめるという愚行を犯さなくなる
・職務経歴書を書くのが楽になる
そもそも職務経歴書の枚数は1枚でも3枚でもなく、何故2枚が良いのか?
僕はこれまで2回の転職活動をしてきて、
最初の転職では、職務経歴書の枚数は3枚でしたが、
その後の転職では職歴が増えたのにも関わらず2枚にしていました。
ただ、職務経歴書の枚数は2枚にするべき!と伝えたところで
・書くことが無さ過ぎて、職務経歴書の2枚目がどうしても中途半端になってしまう
・2枚目のスタートをどこから書き出したら良いのかわからない
となってしまうのがオチです。
そこまず、
どうして1枚でも3枚でもなく、2枚なのか?
について理解していただく必要があります。
① 面接官は、職務経歴書を1枚の用紙に2アップにしたくてたまらない生き物
面接では、職務経歴書の内容に基づいて質問をされることが多いです。
つまり、面接官はあなたの職務経歴書を見ながら面接しているわけです。
僕は、とある会社の役員面接を受けていた時、
役員のおっさんが、
A4用紙の職務経歴書をA3用紙1枚に2アップにして見ていました。
会社によっては経費削減のために紙1枚にしているのか、
1枚にした方が全体を把握しやすいとか理由は色々は様々です。
仮に職務経歴書が3枚あったとして、
3枚だと1枚の紙に収めようとしたら、4分割になり字が小さすぎます。
裏面に記載したとしてもめくる作業も必要になり、面倒です。
さらに担当していた転職エージェントに聞いてみると、
職務経歴書って個人情報の塊で保管期限も長く、
職務経歴書が2枚以上になる場合、2ページ分を1枚の紙に縮小コピーをする会社もあるそうです。
3枚以上になると中途半端にかさばるし、紛失するリスクも増えると管理の手間がかかる出来ればから2枚が望ましいとのこと。
これを聞いて、
それ最初の転職の時に教えてくれよwと思ったのは今でも覚えています。
最近ではコロナの影響でリモート面接も増え、PDFやワードファイルで見ている面接官もいますが、
それでも、何回もスクロールすのは手間ですからね、2枚がベストです。
② 面接官は、君の職務経歴書を5分も読む気すらない
これは特に書類選考の時にありがちなんですが、
採用担当部署にはたくさんの応募者から、応募書類が送られてきます。
残念ながら、いくら一生懸命アピールしようと4枚5枚も職務経歴書を書いたところで、
採用担当者は応募してきた全ての職務経歴書を隅から隅まで読んでくれない可能性あります。
そもそも、人間が1分間に読める文字数は600文字くらいだそうです。
職務経歴書1枚あたり1200文字程度ですから、
職務経歴書が4枚5枚もの枚数だったら、まともに読もうとすると10分近く掛かりますので、ザーッと流し読みしてしまいます。
こんなことを言うと、

って怒る人もいるかも知れませんが、
この記事の文字数は4000文字弱で、ざっくり職務経歴書3枚分くらいですが、
ぶっちゃけ、今あなたが読んでいるこの記事も流し読みしていますよね?
そう思えば、一日に何十件もの職務経歴書を読まないといけない面接官の気持ちも少しはわかるかなと思います。
当時の僕の職務経歴書は2枚でしたが、特に応募者が殺到する事務職とかだと、それでもきちんと読んでくれない可能性があるので、
ブログで培った文章を読ませるテクニックを使っていました。
しかし、
そんな工夫をしていても、4枚も5枚も書いてしまえば、まともに読んでもらえなくなるでしょう。
>>職務経歴書は必ず読んでもらえる♪は甘え、面接官は5分しか見ない
③ 職務経歴書を1枚にまとめるという愚行は即不採用やぞ!
面接官は職務経歴書をちゃんと見てないから、やたら長く書いても意味がないとお伝えしましたが、






と思う方もいるかもしれません。
だがしかし、
職務経歴書を1枚にまとめるという行為は愚行以外の何物でもありません。
不採用になる速度が上がるだけです。
そもそも、職務経歴書には
① 経歴要約
自分はどういう人間で、何が出来るのか?なんで転職したいのか?という自己紹介文
② 職務内容
具体的にどういう経験をしてきたのか、実績や工夫した点は何か?
③ 自己PR
自分が一番頑張ったことや実績や工夫したことについて、具体的なエピソードで語れているか?
という項目を書いていくのですが、
まともに書けば、1枚にまとめるのは不可能なはずです。
試しに、僕の黒歴史化したゴミみたいな職務経歴書をご紹介します。
経歴要約がないから結局何がしたいのかもわからないし、
具体的にどういう実績もないし、仕事で工夫した話の一つもない。
活かせる能力、自己PRに至っては、中学生でももっとマシな自己PRするぞ!ってレベルで、控えめに言ってゴミですね。
僕は色んな人の職務経歴書を添削してきましたが、
職務経歴書が1枚の人は、これとほとんど大差ありません。
特に経歴要約や自己PRのところが無い、あってもほんの1~2行だけって人が多いです。
本当に一瞬でわかります。
おそらく面接官も同じで、見た瞬間



と、秒でシュレッダー行きになります。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる理論で、何回応募しても意味がありません。
職務経歴書の2枚目が中途半端になる?実際に内定を獲得したものと見比べればわかる!
・ただ2枚にすればいいというわけではない
・中途半端な職務経歴書など無いに等しい
・1枚にまとめるのは、本末転倒
と伝えたところで



という気持ちはわかる。スゲーよくわかる。
百聞は一見に如かずなんて言葉がありますから、
実際に俺が添削して内定した方の職務経歴書
を参考にしていただければと!
1枚目は経歴要約と職務内容、2枚目は全て自己PRだ!
経験者数が1~2社程度であれば、
1枚目は経歴要約と職務内容、2枚目は全て自己PRにしてください。
その後の転職では職歴が増えたのにも関わらず2枚にしていました。
2枚目が中途半端になる人の中には、
資格・スキル
・Microsoft office specialist 2016
・日商簿記検定
このような箇条書きで余計なスペースを使っている人が多いです。
履歴書にも書いていることを記載して、職務経歴書の見栄えを悪くするのはダメです。
即削除してください。
内容の詳しい解説はこちらから↓
>>九州大学新卒→塾講師。就活失敗したエリートの職務経歴書を添削
3社以上と職歴が多く、どうしても2枚目が中途半端に始まる場合
1枚目は経歴要約と職務内容、2枚目からは自己PRオンリーで行け!とお伝えしましたが、
経験者数が3、4社…となると職務内容が2枚目に突入することは往々にしてあります、
その場合は、会社ごとに区切ってください
このようにすれば読みづらさはかなり軽減されます。
ただ、2枚目にまたがる場合はせめて2枚目の1/3までにしてください
職務内容の部分が間延びして自己PRが後半にちょろっと…
という状態だと残念な職務経歴書になります。
そもそも、経験者数が多くなればその分自己PRすることが多くなるはずですから、
書くネタに困るってことにはならないでしょうしね。
内容の詳しい解説はこちらから↓
2枚目が中途半端になる職務経歴書は何かがおかしい
職務経歴書はPC作成が基本かつ様式が自由なので自分で好きなようにアピールする事ができます。
しかし、自由であるがゆえに
レイアウトや文字の大きさやフォントなどの見やすさまでも全て自分で決めないといけません。
小さい頃から学校や会社で決まりを守るように育ってきた我々ジャパニーズに、
いきなりクリエイティビティを発揮しろというのも酷な話です。
ここまで、
・職務経歴書を2枚で書くべき理由
・実際に添削して内定を獲得した職務経歴書
をご紹介してきてきましたが、
2枚目が中途半端になる時点で何かがおかしい
というのはお判りいただけたはずです。
ただ、1枚目は経歴要約と職務内容、2枚目は可能な限り自己PRにしてください
とお伝えしても、






こういった方であれば、これまで僕が添削した他の職務経歴書も参考にして頂いても構いませんし、
また、これまでの職務経歴書の添削のノウハウをまとめたものをnoteにしたものもありますので、
そちらも使って頂ければ、よりよい職務経歴書や自己PRが出来るはずです。
詳しい内容は下のリンクから↓