消せない過去…短期離職を繰り返す俺が失ったモノ【正直ノーダメ】

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仕事が長続きしない
短期離職は転職に不利になる
短期離職…もう俺の人生終わった

今回の記事ではこのような悩みを解決していきます。

こんにちは!ALLOUT(Twitter@alllout_com)です。

最近、読者さんからこんな相談が届きました。

私は24歳の男ですが、すでに2社も退職している状態です。

しかも退職理由が、

1社目→介護職として入社したが、「その手はいらないから、手を切り落とすぞ」などといった職員から利用者への言動に耐えられず退職

2社目→事務として入社後、会社が赤字になり、更に5つの支店の150人分のすべての一般事務、総務や経理などの業務量と給与などをさせられるのにもかかわらず、非常勤という待遇に納得ができず退職

といったものです。

正直言って、もうどこにも雇って貰うことができないのではと考えております。

こうしてすぐに退職してしまうこともあって、「甲斐性なし」と周囲からは言われました。(親などの周囲は「退職するな!」「すぐ辞める奴はやる気がない」といった考えのようなので)

退職理由が理由なだけに、正直に言えば面接不合格、一方で理由は必ず聞かれる、ということもあってどうしたらいいのかわからないです。

もう絶望しそうな状態です。

そういった際、ALLOUT管理人様はどんなふうに捉え、どのように行動されているのでしょうか。

僕は1社目の銀行を2年で退職、

2社目はオオテメーカーを3年半で退職

そして3社目の大学職員に至っては、たった半年で退職、

計3回も短期離職を繰り返しています。

たった半年で仕事を辞めた理由はこちら↓

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もはや消せない過去、黒歴史です。

ネットでは、

短期離職について、

・短期離職でも転職できる

・嫌な会社は今すぐ辞めてしまえばいい!

みたいなアドバイスは多いです。

まぁ、確かにそうなんですけど、

短期離職を繰り返すことで、失うものについても解説した方が親切じゃね?

と思いました。

そこで、今回は、

計3回も短期離職を繰り返した俺が失ったモノ

について語る。

この記事を読むメリット

・短期離職を気にして嫌な仕事を続けなくて良い

・次の仕事でブラック企業だったとしてもすぐに辞めれるから怖くない

・短期離職のデメリットなんて大したことがない

目次

消せない過去…短期離職を繰り返す俺が失ったモノ

もしかした、

今この記事を読んでいる人の中には、

短期離職になるけど辞めようかな

と考えている人もいるでしょう。

世の中には、

・新卒でも嫌だと思ったら1日で辞めろ

・短期離職でも大企業に転職できる

というアドバイスが多い。

たしかに僕も

「嫌な仕事なんてさっさとやめろ」

という退職推奨派なのですが、

短期離職のデメリットを把握した上で行動してもらった方が、

「こんなはずじゃなかった」

という事態を防げるのではないかと感じています。

なので、ここでは、

俺が短期離職を繰り返した代償

について語る

① サラリーマンとしてのキャリア・出世

終身雇用、年功賃金制度が崩壊した今でも、

大企業で出世すればそれなりの安定と収入は保証されております。

むしろ、

コロナウイルスの影響により不況がやってくると言われている中で、

体力がある大企業の人気はますます高まるでしょう。

しかし、

大企業に行きたいと思っても、

短期離職を繰り返して、履歴書に傷がついている状態では

大企業で出世するどころか、

そもそも大企業に入ることが至難の業です。

つまり、

短期離職を繰り返すということは、

大企業に入って出世をして高年収を得ていく

という、多くの人が思い描く

サラリーマンとしてのキャリア・出世を捨てることになります。

僕は転職で大手メーカーに入社しましたが、

正直なところ、出世には一切魅力を感じませんでした。

出世をするためには、

・嫌な飲み会にも参加

・お金が掛かるのに好きでもないゴルフで休日がなくなる

・上司に気に入られようとサービス残業をする

このように、自分のお金・体力・時間を犠牲にしなければなりません。

しかも、

出世をしたからといって、給料がそれほど増えるわけではない、

それどころか、仕事量が膨大になり、時給換算したら給料はマイナス

だから、

自分のすべてを捧げて出世を目指す生き方ってのは極めてコスパが悪い

出世のコスパの悪さはこちらの記事で詳しく解説しています↓

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② 社会的信用

ネームバリューのある会社で正社員として働いていると、

「◯△商事に勤めているんですか!凄い!」

って言われます。

こうした周りからの評判からだけではなくて、

クレジットカードやマイカーローン、住宅ローンの審査も緩いです。

当然ですが、会社を辞めてしまえばこの社会的信用を全て失います。

それどころか、

「あんな良い会社を辞めるなんてもったいない」

「会社辞めたんだ…もう連絡してこないで」

と、嫌な思いをすることでしょう。

僕は新卒で入った銀行を辞める時に、

「たった2年で辞めるなんて、根性無しだ。」

と友人から罵倒されたことがあります。

また、

短期離職をしてしまうと転職に不利になる

ってのも事実で、

僕の友人は30歳で4回も短期離職しています。

この友人は転職活動をしていて、

初対面の面接官が経歴を見た時に、

「あの大企業を短期離職しているあなたがウチみたいな中小企業を辞めずに働いてくれるとは思えない」

「あなたの何を信じて良いのか分からない」

と面と向かって言われたそうです。

考えてみれば人は

一生懸命勉強して良い大学に入ったり、

無理してでもブランド物の服や時計を買ったり、

とそれだけ社会的信用を得るために必死です。

それを失うってんだから、影響は大きいです。

正社員の肩書きには、もう価値がない↓

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③ お金・年収

短期離職を繰り返すと、その度に入社歴はリセットされます。

いわば毎回ニューゲームからのスタートです。

我々短期離職者に強くてニューゲームなど許されません。

流石に新卒と全く同じ給与条件、待遇って訳ではないですが、

それでも、

同世代で、新卒の頃から辞めずに働いている社員に比べて

給料や待遇は低いでしょう。

僕は未経験の大学職員に転職した時、契約社員で年収は300万円でした、

一方で、同僚の僕より5歳年下の女性は正社員で350万円でした。

働きぶり次第で巻き返すことは出来なくもないですが、

短期離職を繰り返し、転職して入社できても、

同世代と比べて給料や条件は悪くなる

マイナスからのリスタート

ということは覚悟した方が良いです。

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短期離職で失ったモノなんて大したことはない

短期離職でも1回であれば、第二新卒として転職するのはそこまで難しくはありません。

書類も普通に通ります。

ですが、

短期離職を繰り返すと書類選考の通過率がかなり下がってきます。

特に大企業は短期離職を露骨に嫌がります。

ですので、

短期離職を繰り返す人が、サラリーマンとして成功する確率はかなり低いでしょう。

ですが、

それがどうした?

終身雇用は崩壊して、とうとう大企業でも45歳以上のリストラを始めています。

そして、今回のコロナウイルスがもたらす不況によりその動きは加速していくことでしょう。

必死にしがみついて守っていた

「大企業のエリートサラリーマン」

という肩書は遅かれ早かれ失う可能性のほうが高い。

昔と違って、

会社に「しがみつく価値」が無くなったんです。

どうせサラリーマンとしての成功への道が閉ざされたのなら、

・最低限の生活費を稼げる仕事に就き、副業に専念する

・安月給でもストレスフリーな仕事を見つけ、生活費を下げて趣味に生きる

といった選択を取るべきなんです。

それなのに、

次こそは長く働ける職場にしないと…

やっぱり大企業で安定した仕事じゃないと…

と、動けなくなってしまっていることが問題で、

逆に短期離職繰り返しているのならば、何回辞めても同じなんだから

ガンガン面接を受けまくればいいんですよ。

そして、

気に入らない職場だったら何回でも辞めればいいんですよ。

僕は、短期離職を繰り返す負け組と言われるでしょう。

でも、こうしてブログで好き放題言いながら

楽しく生きています。

これに比べれば、

短期離職で失ったモノなんて大したことはないです。

短期離職を繰り返すことで失うモノもあるが、

それ以上に得るものが大きい。

それが今回の記事で伝えたかったことです。

とはいえ

短期離職をためらう人の中には、

辞めた後の転職活動で

面接官が納得する退職理由が思いつかないという人もいるでしょう。

そんな人を救いたい↓

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